本棚
短編小説
時には母のない子のように
完結夏休みの部活から帰ると、家には母の男だけがいた。男にからかわれ家を飛び出す慎一。
行く当てのない慎一に声をかけたのは、母と同じスナックに勤めるユウという女性だった。
二人で晩ご飯を食べ、家族のように布団を並べて眠りにつく。
夜中に目を覚ました慎一は、ユウから「いつでもおいで」と合い鍵を渡される。
NOVEL DAYS × tree長編文学賞「青春小説」佳作 2021年3月続きを読む
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おねえちゃんのカレシ
小鳥は五歳年上のお姉ちゃんがうらやましくってしょうがない。
だって、小鳥はおさがりばっかりなんだもん。
そんな小鳥ちゃん。ある日、お姉ちゃんのカレシまでも羨ましくなってしまい!?
原稿用紙二十枚程度の短編です。
2017年作品 表紙/モトノ続きを読む
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孤独
完結雪深い集落で叔父のもとに引き取られ、高校までを過ごした輝幸。
大学は、幼いころ両親と過ごした関東圏の学校へと進学した。そこで同じ中学出身の女と知り合い籍を入れる。
五人の子供をもうけ、幸せな日々を過ごす輝幸だったが、中学時代の友人の結婚式への出席を機に、妻への疑惑が頭をもたげ始める。
いったい自分の妻は『誰』なのか?
現代版雪女/大人向けファンタジー/2015年5月作品続きを読む
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