第八話 無限列車
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衝撃にひっくり返った炭治郎の前に、突如煉獄が現れた。
「竈門少年!」
「煉󠄁獄さん!」
「ここに来るまでにかなり細かく斬撃を入れてきたので、鬼側も再生に時間がかかると思うが余裕はない!手短に話す!」
「はいっ」
炭治郎は身を起こし、その場へ正座する。
煉獄は的確な指示を出し、炭治郎はそれを傾聴する。
「君と猪頭少年と有須はその三両の状態に注意しつつ鬼の頸を探せ!!」
「頸!?でも今この鬼は」
「どのような形になろうとも鬼である限り頸はある!!」
動揺する炭治郎の言葉を遮るように、ズイッと煉獄が至近距離に迫る。
ち、近い……。
「俺も急所を探りながら戦う。君も気合を入れろ!」
言うなり煉獄は凄まじい脚力でその場を去った。
その速力に圧倒される炭治郎。それだけではない。分析力、判断力、そして圧倒的な強さは、さすが柱と言うべきか。
関心してる場合じゃないぞ馬鹿!やるべき事をやれ!
鬼の匂いがどんどん強力になってる。急げ!!
すぐさま自分を窘め、車両の扉をぶち破り炭治郎は先を急いだ。
「伊之助!!沙羅どこだ!!」
「うるせぇ、ぶち殺すぞ!!」
必死の呼びかけに、答えは頭上から降ってきた。
「上か!!」
車両の屋根を疾走する伊之助が、悔しげに喚く。
「ギョロギョロ目ん玉に指図された!!でも、なんか……なんか……なんか凄かった。腹立つぅぅう!!」
「伊之助!!前方の三両に注意しながら」
「わかってるわァァァ!!そして俺は見つけてるからな既にな!!全力の漆のノ型で!!」
包帯が夜空を舞い、ギザギザとした独特な形状の刃が現れ月灯りを弾いてギラリと光る。
「この“主”の急所!!」
伊之助の言葉に、炭治郎も即座に反応する。
「!!、そうか!!やっぱり……前方だな!?」
「そうだ、前だ!!とにかく前のほうが気色悪いぜ!!」
強い風で匂いがわかりづらかったが、伊之助が言うならきっと間違いない。
「石炭が積まれてる辺りだな!?」
「そうだ!」
「わかった!よし、行こう!!前へ!!」
煉󠄁獄さんは五両もの客車を守ってくれている。
伊之助は敵の急所を見つけた。
善逸も禰󠄀豆子も戦っている。
俺も役にたたなければ。皆を守らなければ!!
炭治郎は自らを奮い立たせた。