第八話 無限列車
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
走行する汽車の中それぞれが深い眠りに入り込んでいく。
ーー夢に落ちる。
善逸は禰󠄀豆子との甘い逢瀬を、伊之助は子分(炭治郎達)を引き連れて冒険を、炭治郎と煉獄は家族の夢を。
さて、私はどんな夢になるのか……冷めた心持ちで沙羅もまた夢へ沈んでいく。
最初は優しい夢のはずだから、時透無一郎が生存した未来でも見せてくれるのだろうか。
それはそれでいいイメージトレーニングになるのかもしれない……そう思っていた。
ふと気がつくと沙羅は室内にいた。
だが、様子がおかしい。
そこは沙羅の生家や霞柱邸のような純和風の建造物ではない。
そこは典型的なベッドタウンの建売住宅といった具合で。
狭い敷地の高い建物。通路としか呼びようのない手狭な廊下。
やたらに物のひしめいた室内は、ぬいぐるみや小物が置かれ、色彩を溢れさせている。
懐かしさすら感じる見覚えのある風景。遠い昔の風景。
さらに玄関の鏡を見て、そこに映る自身の姿に愕然とした。
そこに映っていたのは、間違いなく生前の自身の姿だった。
凝然と立ち尽くす沙羅の背後で声がする。
「夕莉子姉ちゃん」
反射的に振り返った沙羅の瞳に、さらに衝撃的なものが映る。
「夕莉子姉ちゃん、私、高校卒業したら結婚するの」
はにかんだ笑顔でそう言ったのは、遠い昔に亡くしたはずの……
「
かつての妹だった。