世界名作劇場について
世界名作劇場 個人的涙腺崩壊ランキング
2024/10/05 01:32※これも昔書いたやつです。あくまで個人的な感想ですので悪しからず。
◇◇◇
私は世界名作劇場大好き人間なのです( ー`дー´)キリッ。
『家なき子レミ』,『アルプスの少女ハイジ』,『フランダースの犬』,『ロミオの青い空』(※好きな作品順)。
もれなく全部泣きましたが、ここで特に泣いた1シーン(フランダースの犬だけは丸1話)を作品別個人的涙腺崩壊ランキングでご紹介したいと思います。
NO.1★『フランダースの犬』最終回・天使たちの絵。いや、パトラッシュの忠犬ぶりよ。吹雪の中ネロを探すために老体に鞭打ってアロアの家を飛び出して行くなんて。そして登場人物勢揃い。ネロが風車小屋に放火したとかふざけたことの言い出しっぺ意地悪&コゼツの腰巾着のハンス。それを信じた愚かなコゼツ(アロアのおとんで村一番の金持ち)。前回でコゼツが落とした全財産2000フランをネロが届けてくれたことを知ったコゼツは、今まで自分がネロにとってきた態度が間違っていたと、やっとその愚かさに気づく。そしてルーベンスの絵のコンクールでネロがあと一歩で一等を取っていたと、ネロの絵の才能を見込んだ画家が自分のもとで勉強されてあげたいとネロの家を訪れる。しかしネロはその時には家にはおらず手紙を残して去った後だった。「ネロがルーベンスの跡継ぎとなりうる才能を持っている」という画家のことばに唖然とする一同。吹雪の中、アントワープの教会に辿り着いたネロ(今はアントウェルペンといって、聖母大聖堂というらしい。調べた。いつか必ず行きたい)。いつもはカーテンが閉まっているルーベンスの2枚の絵が、この日は何故か開いていた(恐らくはクリスマスイブだからではないかと推測する。キリスト降架という絵らしい。見た。凄かった)。ネロがお金がなくて見られなかった、ずっと見たいと切望していた絵だ。その時、ネロを探して走ってきたパトラッシュがついに教会に辿り着き現れる。「パトラッシュ……お前、僕を追いかけてきてくれたのかい?」「ありがとう。お前はいつも僕と一緒だって、そう言ってくれてるんだね?」「パトラッシュ……僕は見たんだよ。ルーべンスの2枚の絵を。だから僕は今、すっごく幸せなんだよ?」「パトラッシュ……疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとっても、眠いんだ。パトラッシュ……」。アロアのアップ。「ハッ!」。ネロの死を虫の知らせで察したのだろう。ネロの家から飛び出し泣きながらネロの名前を絶叫。教会のろうそくが消える。号泣。ネロとパトラッシュ、死亡。天使たちが舞い降りてきて、天国へと連れて行く。ナレーション。「ネロとパトラッシュは、お母さんとおじいさんのいる、遠いお国へいきました。そこではもう、辛いことも、苦しいことも、お腹が空くこともなく、いつまでも幸せに暮らすのでしょう」。感動をありがとうございます。凄すぎる名作です。流石。脱帽です。脱帽過ぎて寧ろ禿げます。ありがとうございます。ありがとう……。
ちょっと適当な紹介になってしまいました。すみません(;^ω^)次!
NO.2★『家なき子レミ』。ヴィタリスさん死亡シーン。レミぃいい!(号泣)またもや吹雪の中。寄りかかった時計台の側で。作画が美しいです。現代のアニメみたい。「ヴィタリスさん……目を開けて。私を見て。死んじゃ、死んじゃ、いやあぁああああ!」。親(本当の親ではない)に売られたレミをヴィタリス一座に迎え入れ、ずっと暮らしてきたレミの保護者的存在、格好いいイケオジのヴィタリスさん(大好きです。昔は本気でレミになりたかった)。小学4年生の頃に初見した時はそんなに泣いた記憶はありませんでしたが、大人になってから観ると最高に泣けました。それでもフランダースの犬がNO.1ではあります。やはり不朽の名作と言われているだけあります。
NO.3★『アルプスの少女ハイジ』。おじいさん(アルムおんじ)との再会シーン。(主にロッテンマイヤーさんのせいで)辛かったフランクフルト編を越え、やっと大好きなおじいさんとヨーゼフとペーターのいるアルムに帰ってきたハイジ。「おじいさーん!」全力で山の上の家に駆けていき、「ヨーゼフー!」とまずはヨーゼフと熱い抱擁。表が騒がしいな……と出てきたおじいさんは、ハイジの姿を見て息をのむ。おじいさんに気づくハイジ。ハイジがおじいさんの胸に飛び込み「ただいまー!!!」と泣きながら熱い抱擁。ヨーゼフが2人を囲うようにして走りまわる……。感動。いやもうね、ハイジとおじいさんの絆は誰にも引き裂けませんよ。おじいさんは昔傭兵で、人殺しをしたという噂もあって(真相は不明)極度の人嫌いで、村人に恐れられ変わり者だと忌み嫌われ、ハイジが来るまでは1人で孤独(おじいさんが自称するには自分は鷹であり孤高だ)に過ごしてきたという設定がもう泣けるのよ。作中で牧師さんに「神を恨み人を憎み、これは一体なんという生活ですか!」「あなたが神様とも人とも仲直りをして──」と言われてるように、若い頃にかなり闇深な経験をしてきたことが窺えるのよ……。それがハイジにだけはあんなに優しくて、心を許して、孫として可愛がって。そして幼いハイジもまた、村人に嫌われているおじいさんを心配してるんだよ……。誰かがおじいさんを悪く言う度に「おじいさんは良い人よ! とっても良い人よ!」「おじいさんの悪口を言ってるのね!」と怒るのよ。最高のおじいさんと孫の絆。私も私生活で祖父大好き人間やからめちゃくちゃおじいさんに弱いところがあって、刺さりましたね……。アルプスの少女ハイジは、鬱展開もありますが世界名作劇場では珍しく誰も死なないみんなが幸せになる超ハッピーエンドなので、希望に満ち溢れてますね。フランダースの犬とは大違いです。家なき子レミもバッドエンドではないですが、ヴィタリスさんとか一座の犬とか死んでるし、マチアという素敵な男の子を見つけて結婚の約束をするという最終回、ヴィタリスさんの座右の銘『前へ進め、明日を見つめて』という終わり方なので、誰も死んでいないアルプスの少女ハイジはやはり後味が良過ぎですね。子どもに観せるには良いかもしれない(小4の頃にレミを観て親のいない子どもたちがその日の食事をもらうかわりに盗みを働くように強制され、それでもノルマの金額に達せなかった子が大人に折檻されるシーンを見てトラウマで眠れなくなった)。
だいぶ話が逸れましたが、次は3回くらいしか通して観てないロミ空です!!!
NO.4★『ロミオの青い空』。アルフレド死亡シーン。教会にてアルフレド死亡。美しい。美し過ぎるぜ。美少年の死の瞬間が見られるなんて! ありがとうございますありがとうございます(死)✞。そしてここ、重要なのは妹のビアンカでもなく親戚でもない、少し前に友達になったばかりのロミオが看取るってことですよ。え? ロミ空ってBL? いやいや、これは男同士の熱い友情を描いたブロマンスですぞよ(^ム^)。腐海の住人の私はどうもそっちに考えてしまう傾向がありいけません。正しくは、いかにロミオがアルフレドにとって大事な友達であったかということです。最初の方で放火の疑いをかけられ貴族の証を川に捨てられた時に(この時のアルフレドは悪党共のせいで疑心暗鬼気味で荒んでいましたね)、冷たい態度をとったにも関わらず迷いもせずロミオがその貴族の証を川に飛び込んで渡してくれた時から、アルフレドはロミオのことが大好きだったのですね。それ以降もアルフレドとビアンカが貴族だということを証明するために、ロミオが尽力して協力してくれたりとか。ロミオもアルフレドが好きだけど、アルフレド→→→→←ロミオの割合で、この二人は想い合ってるんじゃないかなという気がしています。はい素敵。はい最高。男の友情最高過ぎるぜ!!! 最高の瞬間をありがとうございました。いやもう、片方が死ぬってほんとブロマンスの極みですよね。しかもロミオが大人になった時にビアンカと結婚してるのもまた良き。天国のアルフレドも喜んでいることでしょう。ロミ空は世界名作劇場の中ではあまり繰り返し観てないのですが、とりあえずこんな感じの感想です。
『世界名作劇場個人的涙腺崩壊ランキング』以上です!!
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私は世界名作劇場大好き人間なのです( ー`дー´)キリッ。
『家なき子レミ』,『アルプスの少女ハイジ』,『フランダースの犬』,『ロミオの青い空』(※好きな作品順)。
もれなく全部泣きましたが、ここで特に泣いた1シーン(フランダースの犬だけは丸1話)を作品別個人的涙腺崩壊ランキングでご紹介したいと思います。
NO.1★『フランダースの犬』最終回・天使たちの絵。いや、パトラッシュの忠犬ぶりよ。吹雪の中ネロを探すために老体に鞭打ってアロアの家を飛び出して行くなんて。そして登場人物勢揃い。ネロが風車小屋に放火したとかふざけたことの言い出しっぺ意地悪&コゼツの腰巾着のハンス。それを信じた愚かなコゼツ(アロアのおとんで村一番の金持ち)。前回でコゼツが落とした全財産2000フランをネロが届けてくれたことを知ったコゼツは、今まで自分がネロにとってきた態度が間違っていたと、やっとその愚かさに気づく。そしてルーベンスの絵のコンクールでネロがあと一歩で一等を取っていたと、ネロの絵の才能を見込んだ画家が自分のもとで勉強されてあげたいとネロの家を訪れる。しかしネロはその時には家にはおらず手紙を残して去った後だった。「ネロがルーベンスの跡継ぎとなりうる才能を持っている」という画家のことばに唖然とする一同。吹雪の中、アントワープの教会に辿り着いたネロ(今はアントウェルペンといって、聖母大聖堂というらしい。調べた。いつか必ず行きたい)。いつもはカーテンが閉まっているルーベンスの2枚の絵が、この日は何故か開いていた(恐らくはクリスマスイブだからではないかと推測する。キリスト降架という絵らしい。見た。凄かった)。ネロがお金がなくて見られなかった、ずっと見たいと切望していた絵だ。その時、ネロを探して走ってきたパトラッシュがついに教会に辿り着き現れる。「パトラッシュ……お前、僕を追いかけてきてくれたのかい?」「ありがとう。お前はいつも僕と一緒だって、そう言ってくれてるんだね?」「パトラッシュ……僕は見たんだよ。ルーべンスの2枚の絵を。だから僕は今、すっごく幸せなんだよ?」「パトラッシュ……疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとっても、眠いんだ。パトラッシュ……」。アロアのアップ。「ハッ!」。ネロの死を虫の知らせで察したのだろう。ネロの家から飛び出し泣きながらネロの名前を絶叫。教会のろうそくが消える。号泣。ネロとパトラッシュ、死亡。天使たちが舞い降りてきて、天国へと連れて行く。ナレーション。「ネロとパトラッシュは、お母さんとおじいさんのいる、遠いお国へいきました。そこではもう、辛いことも、苦しいことも、お腹が空くこともなく、いつまでも幸せに暮らすのでしょう」。感動をありがとうございます。凄すぎる名作です。流石。脱帽です。脱帽過ぎて寧ろ禿げます。ありがとうございます。ありがとう……。
ちょっと適当な紹介になってしまいました。すみません(;^ω^)次!
NO.2★『家なき子レミ』。ヴィタリスさん死亡シーン。レミぃいい!(号泣)またもや吹雪の中。寄りかかった時計台の側で。作画が美しいです。現代のアニメみたい。「ヴィタリスさん……目を開けて。私を見て。死んじゃ、死んじゃ、いやあぁああああ!」。親(本当の親ではない)に売られたレミをヴィタリス一座に迎え入れ、ずっと暮らしてきたレミの保護者的存在、格好いいイケオジのヴィタリスさん(大好きです。昔は本気でレミになりたかった)。小学4年生の頃に初見した時はそんなに泣いた記憶はありませんでしたが、大人になってから観ると最高に泣けました。それでもフランダースの犬がNO.1ではあります。やはり不朽の名作と言われているだけあります。
NO.3★『アルプスの少女ハイジ』。おじいさん(アルムおんじ)との再会シーン。(主にロッテンマイヤーさんのせいで)辛かったフランクフルト編を越え、やっと大好きなおじいさんとヨーゼフとペーターのいるアルムに帰ってきたハイジ。「おじいさーん!」全力で山の上の家に駆けていき、「ヨーゼフー!」とまずはヨーゼフと熱い抱擁。表が騒がしいな……と出てきたおじいさんは、ハイジの姿を見て息をのむ。おじいさんに気づくハイジ。ハイジがおじいさんの胸に飛び込み「ただいまー!!!」と泣きながら熱い抱擁。ヨーゼフが2人を囲うようにして走りまわる……。感動。いやもうね、ハイジとおじいさんの絆は誰にも引き裂けませんよ。おじいさんは昔傭兵で、人殺しをしたという噂もあって(真相は不明)極度の人嫌いで、村人に恐れられ変わり者だと忌み嫌われ、ハイジが来るまでは1人で孤独(おじいさんが自称するには自分は鷹であり孤高だ)に過ごしてきたという設定がもう泣けるのよ。作中で牧師さんに「神を恨み人を憎み、これは一体なんという生活ですか!」「あなたが神様とも人とも仲直りをして──」と言われてるように、若い頃にかなり闇深な経験をしてきたことが窺えるのよ……。それがハイジにだけはあんなに優しくて、心を許して、孫として可愛がって。そして幼いハイジもまた、村人に嫌われているおじいさんを心配してるんだよ……。誰かがおじいさんを悪く言う度に「おじいさんは良い人よ! とっても良い人よ!」「おじいさんの悪口を言ってるのね!」と怒るのよ。最高のおじいさんと孫の絆。私も私生活で祖父大好き人間やからめちゃくちゃおじいさんに弱いところがあって、刺さりましたね……。アルプスの少女ハイジは、鬱展開もありますが世界名作劇場では珍しく誰も死なないみんなが幸せになる超ハッピーエンドなので、希望に満ち溢れてますね。フランダースの犬とは大違いです。家なき子レミもバッドエンドではないですが、ヴィタリスさんとか一座の犬とか死んでるし、マチアという素敵な男の子を見つけて結婚の約束をするという最終回、ヴィタリスさんの座右の銘『前へ進め、明日を見つめて』という終わり方なので、誰も死んでいないアルプスの少女ハイジはやはり後味が良過ぎですね。子どもに観せるには良いかもしれない(小4の頃にレミを観て親のいない子どもたちがその日の食事をもらうかわりに盗みを働くように強制され、それでもノルマの金額に達せなかった子が大人に折檻されるシーンを見てトラウマで眠れなくなった)。
だいぶ話が逸れましたが、次は3回くらいしか通して観てないロミ空です!!!
NO.4★『ロミオの青い空』。アルフレド死亡シーン。教会にてアルフレド死亡。美しい。美し過ぎるぜ。美少年の死の瞬間が見られるなんて! ありがとうございますありがとうございます(死)✞。そしてここ、重要なのは妹のビアンカでもなく親戚でもない、少し前に友達になったばかりのロミオが看取るってことですよ。え? ロミ空ってBL? いやいや、これは男同士の熱い友情を描いたブロマンスですぞよ(^ム^)。腐海の住人の私はどうもそっちに考えてしまう傾向がありいけません。正しくは、いかにロミオがアルフレドにとって大事な友達であったかということです。最初の方で放火の疑いをかけられ貴族の証を川に捨てられた時に(この時のアルフレドは悪党共のせいで疑心暗鬼気味で荒んでいましたね)、冷たい態度をとったにも関わらず迷いもせずロミオがその貴族の証を川に飛び込んで渡してくれた時から、アルフレドはロミオのことが大好きだったのですね。それ以降もアルフレドとビアンカが貴族だということを証明するために、ロミオが尽力して協力してくれたりとか。ロミオもアルフレドが好きだけど、アルフレド→→→→←ロミオの割合で、この二人は想い合ってるんじゃないかなという気がしています。はい素敵。はい最高。男の友情最高過ぎるぜ!!! 最高の瞬間をありがとうございました。いやもう、片方が死ぬってほんとブロマンスの極みですよね。しかもロミオが大人になった時にビアンカと結婚してるのもまた良き。天国のアルフレドも喜んでいることでしょう。ロミ空は世界名作劇場の中ではあまり繰り返し観てないのですが、とりあえずこんな感じの感想です。
『世界名作劇場個人的涙腺崩壊ランキング』以上です!!