世界名作劇場について
家なき子レミ
2024/10/05 01:00※2022年の暮れにふせったーの方にも書きました。家なき子レミについて。
◇◇◇
まず、私が大好きなヴィタリスさんの存在について。ヴィタリスさんっていうのはですね、親(本当の親ではない)に売られそうになったレミを助けて、そのまま自分の一座に加えることにしたイケオジです。ヴァイオリンが得意で、レミや一座の犬たちとの旅の途中で、レミに文字を教える為に自分の大切な楽譜を売って、封筒と便箋を買い、レミに物語を贈ったりするんですね。そしてそれだけではなく、レミの不注意で一座のみんなが稼いだお金を子どもに盗まれた際にも、決してレミを叱ることはないんです(事情があるのですが)。もう何回彼にガチ惚れたかわかりません。
次に、レミとマチアの関係性について。やっぱり! 恋愛ですよね〜〜〜。もうね、マチアはね、一言で言うならば「かっこよすぎか!?!?!?」です。初登場の時観てください。すごくかっこいいから。かっこつけてるのかわからんが多分素でかっこいい。マチアの他にも、ガスパールというクソ男に養われている(というと聞こえはいいが)子どもはたくさんいてですね、この子どもたちには親がいないのです。毎日毎日その日のノルマの金額を、盗みなどをして稼いでこないと、ガスパールに折檻されてしまうという。ちっちゃい子が観るとトラウマになるんじゃないかなってくらい、可哀想なんですよね。で、マチアにはリーズっていうかなりおてんばな可愛い妹がいるんですけど、そのリーズが、レミに「盗みは駄目なこと」と教えられるんです。それによって、リーズは盗みを働かず、ノルマの金額を稼げなかった時があったんです。で、リーズが折檻される!? となったときに、マチアが自分の稼いだお金をそっとリーズの持っているバッグに入れるんですよ。酷くぶっきらぼうに。そのせいでマチアがガスパールに折檻されてしまいます。夜、レミとマチアの二人っきりシーンで、「ごめんなさい……私のせいでぶたれたのね。でも、やっぱり盗みは、」「やりたくてやってるんじゃねぇよ! でもここじゃ、それをしなくちゃ生きていけねぇ。金を持って帰らなきゃこのザマなんだよ!」キレるマチア。その顔は腫れ上がっています。「マチア、私……」「行けよ」。からの! ここでエンディング! Youcaさん(現・うちやえゆかさん)の『しあわせの予感』が流れるんです!!! 『もっと、自分を愛してごらんなさい〜♪』です!!! す、すれ違い〜〜!!!(泣)めっちゃすれ違ってるー!!! 悲しい…………! でも、このエンディングに入るタイミングとか神がかってる。凄いです。
そしてまあ、色々な方法で(※少し省きます、ごめんなさい)ガスパールの家で仲間たちと暮らすレミですが、ある日、悪ガキたちに、レミの本当の親であるミリガン夫人(めっちゃ金持ち)に貰ったペンダント──レミが赤ちゃんの頃に、おくるみの中に入れられていた、唯一の家族とのつながりであるペンダントを盗まれるんです。それをマチアが取り返してくれるんですね(感涙)。美しい夕日が差す橋の上でレミが「マチア。私ね、マチアに嫌われてると思ってた」「嫌ってなんかねぇや(ボソッ)」「え? なんか言った?」「なんにも言ってねぇーよ!」マチア走り出す。「あっ、待って! 待ってったら〜!」レミ追いかける。みたいな流れの回があるんですが、またこれね、エンディングが流れるんです。Youcaさんの「しあわせの予感」が。数話前のあの夜のエンディングとは全然違う!!! 二人の心が通い始めるんですね。めちゃくちゃ後味良いこの回……最高……。
そしてこれは完全に書き忘れてたんですが、この、夜のすれ違いと美しい夕日の心の通い始めの間に、レミとマチアとリーズとリカルド(ガスパールの家の子どものうちの一人の男の子)で、地下迷路に迷い込んでしまう話があるんです。そこでも、またひとつ萌え死にポイントがあって。みんなでなんとか地下迷路を脱出しようと、出口を探すんですが、やっと見つかったと思った出口が出られない場所で。リカルドが「もう、だめだ……」と落胆するんです。それを見たマチアが、
マチア「他の出口を探そう。さあ、行くぞ!」と偉そうに言うんです。
リカルド「いちいち命令しないでくれ! 散々歩き回らせたくせに!」
マチア「ウロチョロ歩き回ったお前が悪いんだ!」
リカルド「迷ったのはオレのせいだって言うのか!?」(マチアの胸ぐらを掴む)
レミ「やめて! 喧嘩なんかしている場合じゃないわ」
リカルド「わ、わかった……(マチアの胸ぐらから手を引く)いいか、レミが言うからやめるんだぞ!」
マチア「ハッ、お前はレミが好きだからな」(薄ら笑いを浮かべて)←かっこいいー!!!!!!!
みたいなやり取りがあるんですね。
かっこいいー!!! マチアくんかっこいい!
って、当時小四の私は一人悶えておりました(死)。
さて、話は戻って、美しい夕日のあとの話です。実はこの夕日の、レミとマチアのめちゃくちゃ近くを、ミリガン夫人が通ってるんですよ。馬車に乗って。この回のタイトルが確か『すれちがう母と子』なんですけど、まさにそのとおりで。Oh……すれちがってる……見事にすれちがってるやん……っていうくらい、あと一歩のところですれちがってます。
そして!
ついにあの(私の中での)伝説回。
色々省きますが、レミとマチアは教会にいます。二人で並んで立つ後ろから、リーズが花束を抱えてやってきて、
「あれぇ? 結婚式みたい」と一言。
「「え?」」全く同じタイミングで、リーズにきづく二人。
「レミとマチアの結婚式ーっ!」
「「あっ!」」全く同じタイミングで、離れる二人。
リーズが、花束をばっ! と投げます。
レミは照れていて、マチアは自分の中にある何かの気持ちに気づいたような、びっくりした表情。
「こら! リーズ!」
マチアがリーズを追いかけて走っていくのを、レミは嬉しいような、恥ずかしいような表情で見つめる……。
(私の中の)伝説回です。もう好き!!! めちゃくちゃ好き!!! 世界名作劇場は、家なき子レミの他には、アルプスの少女ハイジとフランダースの犬とロミオの青い空を履修していますが(全話取得済)、やっぱりこのシーン、ここに来るまで経てきたシーンがあるから、家なき子レミが一番好きです。という話でした。
そのあとは、「またか?」と正直少し思いましたが、レミが地下に閉じ込められた時、マチアと無事に再会した際には抱き合ったりして(ここはね〜なぜか当時そんなに良いと思わなかったシーンなんですよね)、最終回へと向かって行きます。
レミがミリガン家の長女だという衝撃の事実が発覚します。ガスパールはクソ野郎なので、レミを人質?にして、ミリガン家に多額の金を要求するんですね。そこで、マチアたち仲間がレミを守ろうと頑張るんです。レミとマチア、二人で小屋の中に閉じ込められた際には、レミがマチアの背後から抱きつく? すがる? シーンがあるのですよ。小屋の薄暗い感じといいなんといい、完全に性癖を歪められました。はい。
最終的に、レミはクソ野郎(ガスパール)から無事に逃れることができ、ミリガン夫人──本当のお母さんと感動の再会(ヴィタリス一座で旅をしていた時に、レミと夫人は一度会っている)を果たすのです。
その後は、「私だけ幸せになんかなれない」とのレミの意向を汲んで、ミリガン家が子どもたちを多分全員引き取ったんじゃないかな……(すごい)。
このあとはTwitterの方に呟いたんですが、レミはマチアに「レミを……レミを迎えに行く」とプロポーズとも取れるセリフを言われて、ヴィタリスさんの座右の銘「前へ進め。明日を見つめて」という終わり方なんです。なんでこんなに素敵な物語を創れるのか教えて欲しいです。スタッフさんが全員神。ありがとうございますありがとうございますありがとうございます……
という話でした。また語るかも。
◇◇◇
まず、私が大好きなヴィタリスさんの存在について。ヴィタリスさんっていうのはですね、親(本当の親ではない)に売られそうになったレミを助けて、そのまま自分の一座に加えることにしたイケオジです。ヴァイオリンが得意で、レミや一座の犬たちとの旅の途中で、レミに文字を教える為に自分の大切な楽譜を売って、封筒と便箋を買い、レミに物語を贈ったりするんですね。そしてそれだけではなく、レミの不注意で一座のみんなが稼いだお金を子どもに盗まれた際にも、決してレミを叱ることはないんです(事情があるのですが)。もう何回彼にガチ惚れたかわかりません。
次に、レミとマチアの関係性について。やっぱり! 恋愛ですよね〜〜〜。もうね、マチアはね、一言で言うならば「かっこよすぎか!?!?!?」です。初登場の時観てください。すごくかっこいいから。かっこつけてるのかわからんが多分素でかっこいい。マチアの他にも、ガスパールというクソ男に養われている(というと聞こえはいいが)子どもはたくさんいてですね、この子どもたちには親がいないのです。毎日毎日その日のノルマの金額を、盗みなどをして稼いでこないと、ガスパールに折檻されてしまうという。ちっちゃい子が観るとトラウマになるんじゃないかなってくらい、可哀想なんですよね。で、マチアにはリーズっていうかなりおてんばな可愛い妹がいるんですけど、そのリーズが、レミに「盗みは駄目なこと」と教えられるんです。それによって、リーズは盗みを働かず、ノルマの金額を稼げなかった時があったんです。で、リーズが折檻される!? となったときに、マチアが自分の稼いだお金をそっとリーズの持っているバッグに入れるんですよ。酷くぶっきらぼうに。そのせいでマチアがガスパールに折檻されてしまいます。夜、レミとマチアの二人っきりシーンで、「ごめんなさい……私のせいでぶたれたのね。でも、やっぱり盗みは、」「やりたくてやってるんじゃねぇよ! でもここじゃ、それをしなくちゃ生きていけねぇ。金を持って帰らなきゃこのザマなんだよ!」キレるマチア。その顔は腫れ上がっています。「マチア、私……」「行けよ」。からの! ここでエンディング! Youcaさん(現・うちやえゆかさん)の『しあわせの予感』が流れるんです!!! 『もっと、自分を愛してごらんなさい〜♪』です!!! す、すれ違い〜〜!!!(泣)めっちゃすれ違ってるー!!! 悲しい…………! でも、このエンディングに入るタイミングとか神がかってる。凄いです。
そしてまあ、色々な方法で(※少し省きます、ごめんなさい)ガスパールの家で仲間たちと暮らすレミですが、ある日、悪ガキたちに、レミの本当の親であるミリガン夫人(めっちゃ金持ち)に貰ったペンダント──レミが赤ちゃんの頃に、おくるみの中に入れられていた、唯一の家族とのつながりであるペンダントを盗まれるんです。それをマチアが取り返してくれるんですね(感涙)。美しい夕日が差す橋の上でレミが「マチア。私ね、マチアに嫌われてると思ってた」「嫌ってなんかねぇや(ボソッ)」「え? なんか言った?」「なんにも言ってねぇーよ!」マチア走り出す。「あっ、待って! 待ってったら〜!」レミ追いかける。みたいな流れの回があるんですが、またこれね、エンディングが流れるんです。Youcaさんの「しあわせの予感」が。数話前のあの夜のエンディングとは全然違う!!! 二人の心が通い始めるんですね。めちゃくちゃ後味良いこの回……最高……。
そしてこれは完全に書き忘れてたんですが、この、夜のすれ違いと美しい夕日の心の通い始めの間に、レミとマチアとリーズとリカルド(ガスパールの家の子どものうちの一人の男の子)で、地下迷路に迷い込んでしまう話があるんです。そこでも、またひとつ萌え死にポイントがあって。みんなでなんとか地下迷路を脱出しようと、出口を探すんですが、やっと見つかったと思った出口が出られない場所で。リカルドが「もう、だめだ……」と落胆するんです。それを見たマチアが、
マチア「他の出口を探そう。さあ、行くぞ!」と偉そうに言うんです。
リカルド「いちいち命令しないでくれ! 散々歩き回らせたくせに!」
マチア「ウロチョロ歩き回ったお前が悪いんだ!」
リカルド「迷ったのはオレのせいだって言うのか!?」(マチアの胸ぐらを掴む)
レミ「やめて! 喧嘩なんかしている場合じゃないわ」
リカルド「わ、わかった……(マチアの胸ぐらから手を引く)いいか、レミが言うからやめるんだぞ!」
マチア「ハッ、お前はレミが好きだからな」(薄ら笑いを浮かべて)←かっこいいー!!!!!!!
みたいなやり取りがあるんですね。
かっこいいー!!! マチアくんかっこいい!
って、当時小四の私は一人悶えておりました(死)。
さて、話は戻って、美しい夕日のあとの話です。実はこの夕日の、レミとマチアのめちゃくちゃ近くを、ミリガン夫人が通ってるんですよ。馬車に乗って。この回のタイトルが確か『すれちがう母と子』なんですけど、まさにそのとおりで。Oh……すれちがってる……見事にすれちがってるやん……っていうくらい、あと一歩のところですれちがってます。
そして!
ついにあの(私の中での)伝説回。
色々省きますが、レミとマチアは教会にいます。二人で並んで立つ後ろから、リーズが花束を抱えてやってきて、
「あれぇ? 結婚式みたい」と一言。
「「え?」」全く同じタイミングで、リーズにきづく二人。
「レミとマチアの結婚式ーっ!」
「「あっ!」」全く同じタイミングで、離れる二人。
リーズが、花束をばっ! と投げます。
レミは照れていて、マチアは自分の中にある何かの気持ちに気づいたような、びっくりした表情。
「こら! リーズ!」
マチアがリーズを追いかけて走っていくのを、レミは嬉しいような、恥ずかしいような表情で見つめる……。
(私の中の)伝説回です。もう好き!!! めちゃくちゃ好き!!! 世界名作劇場は、家なき子レミの他には、アルプスの少女ハイジとフランダースの犬とロミオの青い空を履修していますが(全話取得済)、やっぱりこのシーン、ここに来るまで経てきたシーンがあるから、家なき子レミが一番好きです。という話でした。
そのあとは、「またか?」と正直少し思いましたが、レミが地下に閉じ込められた時、マチアと無事に再会した際には抱き合ったりして(ここはね〜なぜか当時そんなに良いと思わなかったシーンなんですよね)、最終回へと向かって行きます。
レミがミリガン家の長女だという衝撃の事実が発覚します。ガスパールはクソ野郎なので、レミを人質?にして、ミリガン家に多額の金を要求するんですね。そこで、マチアたち仲間がレミを守ろうと頑張るんです。レミとマチア、二人で小屋の中に閉じ込められた際には、レミがマチアの背後から抱きつく? すがる? シーンがあるのですよ。小屋の薄暗い感じといいなんといい、完全に性癖を歪められました。はい。
最終的に、レミはクソ野郎(ガスパール)から無事に逃れることができ、ミリガン夫人──本当のお母さんと感動の再会(ヴィタリス一座で旅をしていた時に、レミと夫人は一度会っている)を果たすのです。
その後は、「私だけ幸せになんかなれない」とのレミの意向を汲んで、ミリガン家が子どもたちを多分全員引き取ったんじゃないかな……(すごい)。
このあとはTwitterの方に呟いたんですが、レミはマチアに「レミを……レミを迎えに行く」とプロポーズとも取れるセリフを言われて、ヴィタリスさんの座右の銘「前へ進め。明日を見つめて」という終わり方なんです。なんでこんなに素敵な物語を創れるのか教えて欲しいです。スタッフさんが全員神。ありがとうございますありがとうございますありがとうございます……
という話でした。また語るかも。
コメント
- hdskdemoms (非ログイン)2024/11/01 15:44
世界名作劇場について [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス
[url=http://www.gm1f48o75cx4nhd8o0i15yd71y59x97cs.org/]uhdskdemoms[/url]
<a href="http://www.gm1f48o75cx4nhd8o0i15yd71y59x97cs.org/">ahdskdemoms</a>
hdskdemoms http://www.gm1f48o75cx4nhd8o0i15yd71y59x97cs.org/
[ 返信する ] このコメントは削除されました。