感光

――写真も記憶も感光するのなら、ぼくらの存在は。

 空はあおい。海はしろい? 白にさらにもやが滲むような、そんな気がするような。
 僕はこの空の見える窓際で、いつもあの人の帰りを待って、一緒にご飯を食べて、眠って、それから、それから――なんだっけ。

 あたたかかったり、そうでもなかったりする短編集。

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