リレー小説
続き
2024/11/26 11:31杏子作 『HUNTERXHUNTER』
「覚えてねーのか、ゴン
俺達四人で大海原へ船旅してた途中だったじゃん
それでいきなり、船が嵐に飲み込まれたって感じ」
「…あぁ!
ちなみにクラピカやレオリオは一緒じゃないの?」
「…自分の事より仲間の心配が先ってお前らしーよ
多分別々に流されたんだと思うぜ、探しに行くか?」
キルアの手を借り、重い腰を上げ立つゴン
「うん!…でもその前に…お腹減らないキルア?」
ニカッと歯を出しながら笑うゴンに釣られるキルア
「俺も、同じ事思ってた
お前が寝てる間に集めた果物あんだ、食べよーぜ!」
「わーい!食べよ食べよ!」
「ほら、美味そうだろ」
大きなバナナの葉の上に、果物の山
南国の果物らしき物が賑やかに並ぶ
「んじゃ俺、大っきなパパイヤもーらい!」
「あ、ずりぃぞゴン!それ一番採るのに苦労したやつなんだぞ、よこせって…!」
「いーじゃん別に、キルアが今手に持ってるドリアンだって市場じゃかなり高い果物でしょ!」
「高い果物は全て俺のもんなの、ゴンはバナナとかのが似合うって…!」
「何その変な理由!」
ギャーギャー
…ギラギラと光り輝く太陽の下、楽しそうな二人の声が静かな無人島に響き渡る
一方、反対岸に辿り着いたと思われるレオリオ達
…白く美しい砂浜に、大きな紺色の物体が暴れている
どうやら上半身が砂に埋まり出れないレオリオらしい
「ふがーっ!!ふごごごっ!!(誰ぁれかー!助けてえぇーっ!!)」」
「覚えてねーのか、ゴン
俺達四人で大海原へ船旅してた途中だったじゃん
それでいきなり、船が嵐に飲み込まれたって感じ」
「…あぁ!
ちなみにクラピカやレオリオは一緒じゃないの?」
「…自分の事より仲間の心配が先ってお前らしーよ
多分別々に流されたんだと思うぜ、探しに行くか?」
キルアの手を借り、重い腰を上げ立つゴン
「うん!…でもその前に…お腹減らないキルア?」
ニカッと歯を出しながら笑うゴンに釣られるキルア
「俺も、同じ事思ってた
お前が寝てる間に集めた果物あんだ、食べよーぜ!」
「わーい!食べよ食べよ!」
「ほら、美味そうだろ」
大きなバナナの葉の上に、果物の山
南国の果物らしき物が賑やかに並ぶ
「んじゃ俺、大っきなパパイヤもーらい!」
「あ、ずりぃぞゴン!それ一番採るのに苦労したやつなんだぞ、よこせって…!」
「いーじゃん別に、キルアが今手に持ってるドリアンだって市場じゃかなり高い果物でしょ!」
「高い果物は全て俺のもんなの、ゴンはバナナとかのが似合うって…!」
「何その変な理由!」
ギャーギャー
…ギラギラと光り輝く太陽の下、楽しそうな二人の声が静かな無人島に響き渡る
一方、反対岸に辿り着いたと思われるレオリオ達
…白く美しい砂浜に、大きな紺色の物体が暴れている
どうやら上半身が砂に埋まり出れないレオリオらしい
「ふがーっ!!ふごごごっ!!(誰ぁれかー!助けてえぇーっ!!)」」