行きたくない
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それからというもののカフェで別れると思っていたらホリィさんから晩御飯をうちで食べないかというお誘いがあり、当然断れるもなく食べに行きました。ご飯を頂いているときはもちろん隣は承太郎で異様に近い。それをジョセフさん、ホリィさん、アヴドゥルさんが生暖かい目でみていた。ホリィさんにいたっては昔みたいだわ!と大変喜んでいた。因みにジョセフさんの呼び方がジョースターさんからジョセフさんにかわった。本人曰く昔みたいにジョセフおじいちゃんと呼んでほしいかったみたいだが流石に恥ずかしいのでジョセフさんと呼ばせていただくことにした。
次の日の朝
昨日は大変だった。まさか、あんなことになろうとは。そして、異様に承太郎が近かった。最後は椅子がくっついてた。なんでだよ。私が何をしたっていうんだと思いながら家の玄関を出ると真正面に何かがあって鼻をぶつけた。なにかを思ってみるとそこには壁あった。いやな予感がして目線を上に向けるとやはり承太郎だった。
「く、空条くん!?」
私の驚きの声を聞きつけて母がやってきた。
「あらぁ!承太郎君がうちにくるなんて昔みたいだわ!」
母よ、なぜにでてきた。
「これからも、うちの名前をよろしくね。」
「ああ、もちろんだ。」
えっ、なに言っちゃってくれてるんですか!承太郎もなにもちろんっていってるんだよ。こっちはもちろんされたくないわっ!なにうれしそうな顔をしているんだ。
「ほら、名前早くしないと遅刻しちゃうわよ!」
「分かってるよ。」
「行くぞ。」
「いってらっしゃい。」
もしかして、この流れだと承太郎と一緒に行くことになるんですか?どうしたんだよ、承太郎!なにがあったんだ。
「あ、あの空条くん。急にどうしたんですか…」
「あのくそじじいに言われたんだよ。もしかしたらDIOの刺客とやらが襲ってくるかもしれないとな、だからできるだけ一緒に行動しろといわれた。」
「あっはい」
ということは、これからは登下校一緒ってことですか?承太郎が真面目に授業に出るということですか?…あっははははっは…嘘だろ承太郎っ!誰か嘘だと言ってくれ私の心休まる時間がないじゃないか。あれ、まてよ。一緒に登下校していたら取り巻きのお姉さま方やほかの女子たちに嫉妬の目で見られてI☆ZI☆ME☆られるかもしれん。どうしよう、上履き隠されたり、画鋲仕込ませたりされたら。私、不登校になってもよろしいですか。
「おい。」
「はいなんでしょう。空条くん。」
「それだ。その敬語と呼び方が気に食わねえ。やめろ。昔みたいにしろ。」
えっ、なに?、急に?突然の出来事で理解がすぐにできないのだが。昔はじょうくんとか承太郎くんとか呼んでたけど今さら呼べるわけもないしじょうくんとか呼ばれるキャラしてないでしょ!
ぐぬぬぬぬ。名前で呼び始めたら取り巻きのお姉さま方に目を付けられるかもしれないし。不機嫌になられるのも困る。
「は、「あ?」う、うん。わかったよ。JOJO。」
「……ああ。」
なんだよなんで不満そうなんだよこれでも結構譲歩した方だぞ。私は平穏なスクールライフを送りたいんだよ。
そうこうしているうちにいつもの通学路にでた。私は、気づかれないように承太郎から距離をとった。ほら、きた。いやあ、いつものことながら素晴らしいモテっぷりだ。ん?なんか見慣れない生徒がいた。ヘンテコな前髪だがなかなかのイケメンである。承太郎はわたしが近くにいないことに気が付いてこっちにきた。おいおい、こっちにくるんじゃあない。
「おい、名前勝手に離れるんじゃあないぜ。」
「JOJO!わたしよりあの子のほうがいいの!?」
ほら、きました。
「JOJOはあんたよりあの子のほうがいいみたいね。」
「何よブス。」
「うるさいわね。ペチャパイ。」
承太郎の後ろで言い合いがはじまった。やばいくるぞ…待って心の準備が。
「やかましいっ!うっとしいぞォ!」
ひいいいいいいい!何度きいてもなれません。そして、盛大にビビっているところを承太郎にみられた。
「……」
「すまん…」
えっ!承太郎が謝った。今日は厄日か?明日は槍でも降ってくるのか?
「いや、だ大丈夫だよ。ほら、行こう。」
大丈夫じゃないです。
鳥居をくぐり石段を下りていたら突然承太郎が
落ちた。
本当に急だったのでキーブレードを使えなかったが、承太郎はスタンドを使い無事に助かったみたいだった。私のスタンドで傷を治そうと思い急いで向おうとしたら我先にと女の子たちが承太郎のところへ行き心配をして声をかけていた。そこへ颯爽とさっきのヘンテコ前髪イケメン君が承太郎にハンカチを渡していた。
「君…左足を切ったようだが…このハンカチで応急手当てをするといい…大丈夫かい?」
「…………ああ…かすり傷だ」
あの傷をかすり傷ってなかなか言えないぞ。めっちゃ血でてたじゃん。あっ、ヘンテコ前髪イケメン君が去ろうとしている。
「待て。ありがとうよ。見ない顔だが……うちの学校か?」
「花京院典明。昨日転校してきたばかりです。よろしく。」
名前は、花京院か。お金持ちにいそうな名前だ。そう、思って彼のことを見ていた。承太郎の周りにいた女の子たちが花京院くんがなかなかいいことを話していたが、結局は承太郎が好きということになったみたいだ。
「名前。いつまであいつのこと見ていやがる。俺たちも行くぞ。」
それから、承太郎の機嫌がすごく悪くなった。なんか、したか。石段から落ちた時助けなかったから?あの時は突然過ぎて頭が回らなかったんだよ。ほんと、ごめんなさい。だから、機嫌治してください。
学校についたら教室に向かわずに保健室に向かった。私は教室に行こうと思ったんだが承太郎に襟首つかまれて連れてこられた。何をするんだと勇気をもってにらみつけたがなぜだか顔を帽子でかくした。よく見ると耳が赤い。
保健室に到着すると先生と先客がいた。先客といっても不良だ。めっちゃ怖いです。
「JOJO!まさかまた喧嘩したんじゃないでしょうね!帽子をとりなさい。帽子を。態度悪いわよ。」
「先生~喧嘩してJOJOが怪我したことあるゥ?ンなわけないっつーの。」
「そうそう。」
承太郎、強すぎだぞ。負けなしとは聞いていたが怪我もしたことないなんて恐ろしい奴だ。承太郎には絶対喧嘩は売らないことにしよう。一生ないと思うが。その前に売れない。
不良Aと不良Bの話を聞いて転んだということにしてくれた。治療の前にズボンを切ろうとしたみたいだが、承太郎が嫌がった。ズボンを脱ぐことになったみたいだがレディの前でズボン脱ぐんじゃないよ。わたしがいるんだぞ。ガラス細工のような思春期の少女がいるんだぞ。お前のパンツみたくない。
「名前さん。あなたが保健室に来るなんて珍しいわね。JOJOと一緒にいたみたいだけどあなたたちそういう関係なの?」
先生っ!何言ってるんですか!どんな爆弾いや核爆弾を落としてくれたんですか!決してそういう関係ではないですから!疎遠になった幼馴染ですから!ほら、承太郎何か言ってよ。おおおおおおおい!否定しろよ。なにまたまんざらでもない顔してるんだよ。
「先生。俺こいつらが朝一緒にくるとこみたぜ。」
不良Aまで、なにいってくれとるんじゃい!ああ、今日は厄日だわ。私のスクールライフ終わりそうです。
「ほほほ。ついにJOJOにも春が来たのね。さあ、君たちの体温計って仮病だってことを証明したあげるわ。名前さんは、ジョジョが心配なのはわかるけどそろそろ教室に戻りなさい。」
もう無理だ。弁解の余地はなくなってしまった。承太郎が否定しなっかてせいで勘違いをされてしまったではないか。なに、驚いた顔でハンカチを見てるんだよ。あ、そのハンカチってさっきもらったやつだ。
ベットのほうから不良ABの悲鳴が聞こえてきた。先生なにやってるんですか!それ、体温計じゃなくて万年筆を不良Aの目にさしていた。先生が何かに憑りつかれたように狂い出した。
今度は承太郎に万年筆を刺そうとしてきたが止めた。流石負けなしの不良だ。だけど、じわじわ押されて顔に少し刺さった。
「なんだ!この腕力っ!女の力じゃあねえ!」
「そのとおり…」
窓から誰かの声がしたので見てみるとそこにはヘンテコ前髪花京院君がいた。どうやら彼はスタンド使いでDIOに忠誠を誓ったらしい。やばい、承太郎が先生に押されてさっきより万年筆が刺さっている。なんとかしたいが戦いの渦中には行きたくありません。薄情なやつだと思うけど自分の命が大切です。
ここからがすごかった。承太郎が先生とちゅ、ちゅうをして、実は先生の体に隠れていたスタンドを引っ張り出すためだったり、花京院君のスタンドハイエロファントグリーンからエメラルドが飛び足したり圧巻だった。
その頃のわたしは不良ABと先生を安全なところに連れていきもちろんあの魔法をつかって怪我を治した。
みんなを治して戻ってみると戦いは終わっていて承太郎が花京院君を担いでいた。
「名前。さわぎが大きくなった。今日は学校をふけるぜ。こいつにはDIOについていろいろしゃべってもらわなくてはな…。お前もこい。」
私もいくの?えっ、いやだよ。学校さぼりたくない。…すいません。二度と反抗的な態度はとらないので許してください。
承太郎の家に着くとホリィさんが承太郎と心が通じあったといっていてとてもかわいかった。
ジョセフさんとアヴドゥルさんがいる部屋について花京院君を見せると
「だめだなこりゃあ。手遅れじゃ。こいつはもうたすからん。あと数日のうちに死ぬ。」
えっ、死んじゃうの。承太郎何やったんだよ。どんだけ殴ったんだよ。
「承太郎…おまえのせいではない…見ろ…この男がなぜDIOに忠誠を誓いおまえを殺しにきたのか…?理由が…ここにあるっ!」
承太郎のせいではないみたいだ。でも花京院君の額にはクモのような形をした肉片、肉の芽と呼ばれるものがあった。その肉の芽は花京院君の精神に影響がを与えるように脳に打ち込まれているらしい。どうやらこれは手術をしてもとりだせないしろものらしい。
どうやら、アヴドゥルさんは4か月ぐらい前にDIOに出会って肉の芽を打ち込まれそうになったらしい。DIOっていうやつすごい怖いです。日本に生まれてよかった。
承太郎は肉の芽を抜きにかかったが、抜こうとする人の脳にも侵入しようとするみたいだ。承太郎ここは私の出番のようだな。私は勇気をもってキーブレードをだし承太郎に近づいた。
「名前なんのまねだ。俺にさわるなとさっき言っただろう」
「じょ、承太郎。一回ここは手を放して私にまかせて。」
「なにをやるつもりだ。」
「ああ、そうか!その手があったか!JOJO一回手を放して名前ちゃんにまかせろ。」
アヴドゥルさんは私のやろうとしていることがわかったらしい。承太郎がしぶしぶ手を離したところで花京院君が目を覚ました。
「お…まえは…」
「ちょっと、じっとしてて。ストップ。」
「なるほどそういうことがなら話がはやえ。」
私はストップで肉の芽動きをとめて承太郎にバトンタッチした。肉の芽の動きを止めてあるので脳を気づ付けることはないし、抜こうとする人の脳に侵入することはない。
承太郎のスタンドが無事に肉の芽を抜いたらジョセフさんがすかさず波紋疾走といってチョップをしたら肉の芽が消えた。いまのどうやったの?教えてください!
花京院君が起き上がった。
「なぜ、おまえは自分の命を冒してまで私のことを助けた…?」
「さあな…そこんとこだが俺にもようわからん。だがな、おまえの命を助けたのは俺だじゃないぜ。」
私を指をさしたが私は動きを止めただけで何もやっていません。
「君はJOJOと一緒にいた…」
『どうも、初めまして名前です。』
「僕は花京院典明だ。よろしく。」
「こちらこそ。花京院君ちょっといいかな。」
ケアルだと弱すぎるのでそのうえのケアルラを使ったが効果は十分みたいだった。
「こっこれは…!?」
「これは私のスタンドの能力だよ。学校で承太郎にけっこうやられたみたいだったから。」
初対面のなので愛想よく笑ったら花京院君が急に顔を真っ赤にした。なんだか後ろのほうでジョセフさんが承太郎にライバル登場かのとかいっていたが何の意味だが分からなかった。
「花京院君まだ悪いところでもあるの?顔赤いけど熱でもある?」
「えっ!あっ、大丈夫ですっ!ありがとう。」
「なら、べつにいいけど。むりしないでね。」
「っつ!///」
花京院君はさっきより顔を赤くしたが本当に大丈夫なのだろうか。
「こりゃあもうライバル確定じゃの。」
「そうですね。」
ジョセフさんとアヴドゥルさんがなにか話していたが声が小さすぎて聞き取れなかった。
ホリィさんがこっちにきた。
「あなたが花京院?今日は泊まっていって。怪我していたみたいだしね。あっ、そうだわ。名前ちゃんもとまっていきなさい。」
「えっ、でも二日連続お邪魔するのはっちょっと…」
「あらそう?残念だわ。でもごはんは食べって。」
「はい。ヨロコンデ。」
よし!よくやった私お泊りは回避できたぞ!目の端で承太郎が肩を落としていたのは気のせいだと思いたい。最近変だ。
昔は承太郎の家によく泊まりにいっていた。親の仕事が忙しくてよくお邪魔していた。お風呂も一緒に入っていたし、同じ布団で寝ていたりもしたな。あの時の自分はお泊りすることが楽しみで仕方がなかったが今はしても全然楽しくない。おうちにかえりたいです。
「ふふふ。本当に昔みたいで楽しいわ。いつでも遊びにきたり泊まりにきてちょうだいね。承太郎、名前ちゃんと花京院君を客間に案内して頂戴ね。」
(承太郎に案内させるの?ホリィさんのほがいいんじゃないの。)
(今日のご飯は腕によりをかけるわよ~!)
(・・・だめだった。)
(部屋はこっちだ。)
《なに、がっかりしてるんだろう。花京院君、立てる?肩かすよ。》
(えっ!?いや…お、願いします。)
次の日の朝
昨日は大変だった。まさか、あんなことになろうとは。そして、異様に承太郎が近かった。最後は椅子がくっついてた。なんでだよ。私が何をしたっていうんだと思いながら家の玄関を出ると真正面に何かがあって鼻をぶつけた。なにかを思ってみるとそこには壁あった。いやな予感がして目線を上に向けるとやはり承太郎だった。
「く、空条くん!?」
私の驚きの声を聞きつけて母がやってきた。
「あらぁ!承太郎君がうちにくるなんて昔みたいだわ!」
母よ、なぜにでてきた。
「これからも、うちの名前をよろしくね。」
「ああ、もちろんだ。」
えっ、なに言っちゃってくれてるんですか!承太郎もなにもちろんっていってるんだよ。こっちはもちろんされたくないわっ!なにうれしそうな顔をしているんだ。
「ほら、名前早くしないと遅刻しちゃうわよ!」
「分かってるよ。」
「行くぞ。」
「いってらっしゃい。」
もしかして、この流れだと承太郎と一緒に行くことになるんですか?どうしたんだよ、承太郎!なにがあったんだ。
「あ、あの空条くん。急にどうしたんですか…」
「あのくそじじいに言われたんだよ。もしかしたらDIOの刺客とやらが襲ってくるかもしれないとな、だからできるだけ一緒に行動しろといわれた。」
「あっはい」
ということは、これからは登下校一緒ってことですか?承太郎が真面目に授業に出るということですか?…あっははははっは…嘘だろ承太郎っ!誰か嘘だと言ってくれ私の心休まる時間がないじゃないか。あれ、まてよ。一緒に登下校していたら取り巻きのお姉さま方やほかの女子たちに嫉妬の目で見られてI☆ZI☆ME☆られるかもしれん。どうしよう、上履き隠されたり、画鋲仕込ませたりされたら。私、不登校になってもよろしいですか。
「おい。」
「はいなんでしょう。空条くん。」
「それだ。その敬語と呼び方が気に食わねえ。やめろ。昔みたいにしろ。」
えっ、なに?、急に?突然の出来事で理解がすぐにできないのだが。昔はじょうくんとか承太郎くんとか呼んでたけど今さら呼べるわけもないしじょうくんとか呼ばれるキャラしてないでしょ!
ぐぬぬぬぬ。名前で呼び始めたら取り巻きのお姉さま方に目を付けられるかもしれないし。不機嫌になられるのも困る。
「は、「あ?」う、うん。わかったよ。JOJO。」
「……ああ。」
なんだよなんで不満そうなんだよこれでも結構譲歩した方だぞ。私は平穏なスクールライフを送りたいんだよ。
そうこうしているうちにいつもの通学路にでた。私は、気づかれないように承太郎から距離をとった。ほら、きた。いやあ、いつものことながら素晴らしいモテっぷりだ。ん?なんか見慣れない生徒がいた。ヘンテコな前髪だがなかなかのイケメンである。承太郎はわたしが近くにいないことに気が付いてこっちにきた。おいおい、こっちにくるんじゃあない。
「おい、名前勝手に離れるんじゃあないぜ。」
「JOJO!わたしよりあの子のほうがいいの!?」
ほら、きました。
「JOJOはあんたよりあの子のほうがいいみたいね。」
「何よブス。」
「うるさいわね。ペチャパイ。」
承太郎の後ろで言い合いがはじまった。やばいくるぞ…待って心の準備が。
「やかましいっ!うっとしいぞォ!」
ひいいいいいいい!何度きいてもなれません。そして、盛大にビビっているところを承太郎にみられた。
「……」
「すまん…」
えっ!承太郎が謝った。今日は厄日か?明日は槍でも降ってくるのか?
「いや、だ大丈夫だよ。ほら、行こう。」
大丈夫じゃないです。
鳥居をくぐり石段を下りていたら突然承太郎が
落ちた。
本当に急だったのでキーブレードを使えなかったが、承太郎はスタンドを使い無事に助かったみたいだった。私のスタンドで傷を治そうと思い急いで向おうとしたら我先にと女の子たちが承太郎のところへ行き心配をして声をかけていた。そこへ颯爽とさっきのヘンテコ前髪イケメン君が承太郎にハンカチを渡していた。
「君…左足を切ったようだが…このハンカチで応急手当てをするといい…大丈夫かい?」
「…………ああ…かすり傷だ」
あの傷をかすり傷ってなかなか言えないぞ。めっちゃ血でてたじゃん。あっ、ヘンテコ前髪イケメン君が去ろうとしている。
「待て。ありがとうよ。見ない顔だが……うちの学校か?」
「花京院典明。昨日転校してきたばかりです。よろしく。」
名前は、花京院か。お金持ちにいそうな名前だ。そう、思って彼のことを見ていた。承太郎の周りにいた女の子たちが花京院くんがなかなかいいことを話していたが、結局は承太郎が好きということになったみたいだ。
「名前。いつまであいつのこと見ていやがる。俺たちも行くぞ。」
それから、承太郎の機嫌がすごく悪くなった。なんか、したか。石段から落ちた時助けなかったから?あの時は突然過ぎて頭が回らなかったんだよ。ほんと、ごめんなさい。だから、機嫌治してください。
学校についたら教室に向かわずに保健室に向かった。私は教室に行こうと思ったんだが承太郎に襟首つかまれて連れてこられた。何をするんだと勇気をもってにらみつけたがなぜだか顔を帽子でかくした。よく見ると耳が赤い。
保健室に到着すると先生と先客がいた。先客といっても不良だ。めっちゃ怖いです。
「JOJO!まさかまた喧嘩したんじゃないでしょうね!帽子をとりなさい。帽子を。態度悪いわよ。」
「先生~喧嘩してJOJOが怪我したことあるゥ?ンなわけないっつーの。」
「そうそう。」
承太郎、強すぎだぞ。負けなしとは聞いていたが怪我もしたことないなんて恐ろしい奴だ。承太郎には絶対喧嘩は売らないことにしよう。一生ないと思うが。その前に売れない。
不良Aと不良Bの話を聞いて転んだということにしてくれた。治療の前にズボンを切ろうとしたみたいだが、承太郎が嫌がった。ズボンを脱ぐことになったみたいだがレディの前でズボン脱ぐんじゃないよ。わたしがいるんだぞ。ガラス細工のような思春期の少女がいるんだぞ。お前のパンツみたくない。
「名前さん。あなたが保健室に来るなんて珍しいわね。JOJOと一緒にいたみたいだけどあなたたちそういう関係なの?」
先生っ!何言ってるんですか!どんな爆弾いや核爆弾を落としてくれたんですか!決してそういう関係ではないですから!疎遠になった幼馴染ですから!ほら、承太郎何か言ってよ。おおおおおおおい!否定しろよ。なにまたまんざらでもない顔してるんだよ。
「先生。俺こいつらが朝一緒にくるとこみたぜ。」
不良Aまで、なにいってくれとるんじゃい!ああ、今日は厄日だわ。私のスクールライフ終わりそうです。
「ほほほ。ついにJOJOにも春が来たのね。さあ、君たちの体温計って仮病だってことを証明したあげるわ。名前さんは、ジョジョが心配なのはわかるけどそろそろ教室に戻りなさい。」
もう無理だ。弁解の余地はなくなってしまった。承太郎が否定しなっかてせいで勘違いをされてしまったではないか。なに、驚いた顔でハンカチを見てるんだよ。あ、そのハンカチってさっきもらったやつだ。
ベットのほうから不良ABの悲鳴が聞こえてきた。先生なにやってるんですか!それ、体温計じゃなくて万年筆を不良Aの目にさしていた。先生が何かに憑りつかれたように狂い出した。
今度は承太郎に万年筆を刺そうとしてきたが止めた。流石負けなしの不良だ。だけど、じわじわ押されて顔に少し刺さった。
「なんだ!この腕力っ!女の力じゃあねえ!」
「そのとおり…」
窓から誰かの声がしたので見てみるとそこにはヘンテコ前髪花京院君がいた。どうやら彼はスタンド使いでDIOに忠誠を誓ったらしい。やばい、承太郎が先生に押されてさっきより万年筆が刺さっている。なんとかしたいが戦いの渦中には行きたくありません。薄情なやつだと思うけど自分の命が大切です。
ここからがすごかった。承太郎が先生とちゅ、ちゅうをして、実は先生の体に隠れていたスタンドを引っ張り出すためだったり、花京院君のスタンドハイエロファントグリーンからエメラルドが飛び足したり圧巻だった。
その頃のわたしは不良ABと先生を安全なところに連れていきもちろんあの魔法をつかって怪我を治した。
みんなを治して戻ってみると戦いは終わっていて承太郎が花京院君を担いでいた。
「名前。さわぎが大きくなった。今日は学校をふけるぜ。こいつにはDIOについていろいろしゃべってもらわなくてはな…。お前もこい。」
私もいくの?えっ、いやだよ。学校さぼりたくない。…すいません。二度と反抗的な態度はとらないので許してください。
承太郎の家に着くとホリィさんが承太郎と心が通じあったといっていてとてもかわいかった。
ジョセフさんとアヴドゥルさんがいる部屋について花京院君を見せると
「だめだなこりゃあ。手遅れじゃ。こいつはもうたすからん。あと数日のうちに死ぬ。」
えっ、死んじゃうの。承太郎何やったんだよ。どんだけ殴ったんだよ。
「承太郎…おまえのせいではない…見ろ…この男がなぜDIOに忠誠を誓いおまえを殺しにきたのか…?理由が…ここにあるっ!」
承太郎のせいではないみたいだ。でも花京院君の額にはクモのような形をした肉片、肉の芽と呼ばれるものがあった。その肉の芽は花京院君の精神に影響がを与えるように脳に打ち込まれているらしい。どうやらこれは手術をしてもとりだせないしろものらしい。
どうやら、アヴドゥルさんは4か月ぐらい前にDIOに出会って肉の芽を打ち込まれそうになったらしい。DIOっていうやつすごい怖いです。日本に生まれてよかった。
承太郎は肉の芽を抜きにかかったが、抜こうとする人の脳にも侵入しようとするみたいだ。承太郎ここは私の出番のようだな。私は勇気をもってキーブレードをだし承太郎に近づいた。
「名前なんのまねだ。俺にさわるなとさっき言っただろう」
「じょ、承太郎。一回ここは手を放して私にまかせて。」
「なにをやるつもりだ。」
「ああ、そうか!その手があったか!JOJO一回手を放して名前ちゃんにまかせろ。」
アヴドゥルさんは私のやろうとしていることがわかったらしい。承太郎がしぶしぶ手を離したところで花京院君が目を覚ました。
「お…まえは…」
「ちょっと、じっとしてて。ストップ。」
「なるほどそういうことがなら話がはやえ。」
私はストップで肉の芽動きをとめて承太郎にバトンタッチした。肉の芽の動きを止めてあるので脳を気づ付けることはないし、抜こうとする人の脳に侵入することはない。
承太郎のスタンドが無事に肉の芽を抜いたらジョセフさんがすかさず波紋疾走といってチョップをしたら肉の芽が消えた。いまのどうやったの?教えてください!
花京院君が起き上がった。
「なぜ、おまえは自分の命を冒してまで私のことを助けた…?」
「さあな…そこんとこだが俺にもようわからん。だがな、おまえの命を助けたのは俺だじゃないぜ。」
私を指をさしたが私は動きを止めただけで何もやっていません。
「君はJOJOと一緒にいた…」
『どうも、初めまして名前です。』
「僕は花京院典明だ。よろしく。」
「こちらこそ。花京院君ちょっといいかな。」
ケアルだと弱すぎるのでそのうえのケアルラを使ったが効果は十分みたいだった。
「こっこれは…!?」
「これは私のスタンドの能力だよ。学校で承太郎にけっこうやられたみたいだったから。」
初対面のなので愛想よく笑ったら花京院君が急に顔を真っ赤にした。なんだか後ろのほうでジョセフさんが承太郎にライバル登場かのとかいっていたが何の意味だが分からなかった。
「花京院君まだ悪いところでもあるの?顔赤いけど熱でもある?」
「えっ!あっ、大丈夫ですっ!ありがとう。」
「なら、べつにいいけど。むりしないでね。」
「っつ!///」
花京院君はさっきより顔を赤くしたが本当に大丈夫なのだろうか。
「こりゃあもうライバル確定じゃの。」
「そうですね。」
ジョセフさんとアヴドゥルさんがなにか話していたが声が小さすぎて聞き取れなかった。
ホリィさんがこっちにきた。
「あなたが花京院?今日は泊まっていって。怪我していたみたいだしね。あっ、そうだわ。名前ちゃんもとまっていきなさい。」
「えっ、でも二日連続お邪魔するのはっちょっと…」
「あらそう?残念だわ。でもごはんは食べって。」
「はい。ヨロコンデ。」
よし!よくやった私お泊りは回避できたぞ!目の端で承太郎が肩を落としていたのは気のせいだと思いたい。最近変だ。
昔は承太郎の家によく泊まりにいっていた。親の仕事が忙しくてよくお邪魔していた。お風呂も一緒に入っていたし、同じ布団で寝ていたりもしたな。あの時の自分はお泊りすることが楽しみで仕方がなかったが今はしても全然楽しくない。おうちにかえりたいです。
「ふふふ。本当に昔みたいで楽しいわ。いつでも遊びにきたり泊まりにきてちょうだいね。承太郎、名前ちゃんと花京院君を客間に案内して頂戴ね。」
(承太郎に案内させるの?ホリィさんのほがいいんじゃないの。)
(今日のご飯は腕によりをかけるわよ~!)
(・・・だめだった。)
(部屋はこっちだ。)
《なに、がっかりしてるんだろう。花京院君、立てる?肩かすよ。》
(えっ!?いや…お、願いします。)