アイデアメモ
キャラクター・エピソード・世界観についてのアイデア帳です。
イラストや小説のネタ帳とも。
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イグナツ副隊長さんは、家から王宮に通っているのか、王宮住まいなのか?
20251214(日)23:41「近衛兵隊の副隊長・イグナツさんは、自宅から王宮に出勤しているのか、それとも王宮内の自室に住んでいるのか?」
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答えは多分、半々。
隊長・副隊長クラスの兵士たちは皆、王宮内の使用人棟に個室を与えられています。(一般的な隊員たちは大部屋で相部屋)
なので、イグナツさんも王宮に個室があります。
(短編小説『鏡よ、鏡』で、イグナツさんの自室について言及しておりますので、よろしければそちらもご覧ください^^)
任務であまりにも疲れた日は王宮内の自室で寝る。
でも実家にも週に何度かは帰る…という感じでしょうか。
王宮から実家の距離はそんなに遠くないので、徒歩もしくは馬で帰ります。
本当は母や父に会いたくないのですが、「精神を病んでいる母親と、知能に遅れがある弟の様子を見る・面倒を看る為にたびたび帰ってくる献身的な長男」という世間的評価、同情を得る為に帰ってきています。
弟のセレムのことは憎みきれていないので、こういった打算的な行動に巻き込んでしまっていることに少し罪悪感を抱いているイグナツさんです。Mさんの髪飾りの宝石
20251210(水)01:00Mさん途中絵
20251210(水)00:59イグナツさんの「ママ」と「弟」について
20251208(月)20:50今回は、イグナツ副隊長さんの家族について少し語りたいと思います。
・イグナツママの名前は「シルヴィア」。愛称は「シルヴィー」。
夫(トリスタ)のDVのせいで、精神を病んでいる。
元々はとても愛らしい女性で、社交界の華と呼ばれていた。
・イグナツの弟、名前は「セレム」。アイネスベルン王国の言葉で「天使」を意味する。
兄のイグナツとは5歳差の、18歳。
知的な障害があり、7歳ほどの知能しかない。
↓
シルヴィアさんとセレムは共依存関係にあります。
セレムの為ならママは色々できるし、セレムはママの精神安定剤になれる。
二人の間には強固な絆があり、そこにイグナツは決して入ることができません。
兄弟仲は複雑です。
セレムは、兄のことを「強くて格好いいお兄ちゃん」と慕っていますが、イグナツにとってセレムは「母親の愛情を一心に受けて育った無垢な存在」で、疎ましくもあり、妬ましくもあり、羨ましくもあり…それでも自分を慕ってくれる可愛い弟でもあります。
せめてママだけでも兄弟を平等に愛してくれれば、イグナツもここまでの孤独は感じていないと思うのですが……、憎い夫(トリスタ)とそっくりなイグナツを愛することは、ママには無理でした。
機能不全家族をギリギリのところで繋ぎとめているのは、優しく無垢な心を持つセレムです。
しかし、その天使の未来に待つのは不幸な結末。
いずれ短編小説で書く予定ですが、セレムはシルヴィアママの為にお薬を買いに行った際、事故で亡くなってしまいます。
そこから、イグナツとシルヴィアママの悲劇が加速していきます。
元凶であるトリスタお父様は、全くもって涼しい顔です。腹立たしいこと、この上ありません。セオドール王子の近衛兵隊のミヒャエル隊長について
20251130(日)18:022025年11月7日(金)にアップした小説「芽生えた、恋」で初登場した、ミヒャエル隊長。
今回は、隊長について少し語りたいと思います。
ミヒャエル隊長の見た目のイメージは、ハリウッド俳優のジェイソン・ステイサムさんや、ロック様(ドウェイン・ジョンソンさん)のような感じです!!
筋肉モリモリの、40代の屈強な兵士です。
ちなみに、妻子持ち。
元々は第一王子ヴィルヘイム様の近衛兵隊にいたのですが、「ある秘密」が周りにバレてしまい、兵団から追い出されそうになったところを、セオドール王子に拾ってもらったという過去があります。
「ある秘密」を知っても、セオドール王子は全く気にせず、むしろその内容でミヒャエル隊長と話が盛り上がったほどです。
隊長にとって、セオドール王子は「恩人」です。
ミヒャエル隊長の「秘密」とやらは、またいずれどこかで!
イグナツ副隊長とミヒャエル隊長は、仲は悪くはないと思います(良くもないですが)。
隊長は、イグナツさんのハングリー精神や兵士としての実力を高く評価しています。
ただ、徐々に垣間見えてくるイグナツの「王子への執着心」に関しては、危ういと感じています。アナログで、眠り姫ちゃんのドレス案を考える
20251114(金)23:43眠り姫(ラウラ)ちゃんの、結婚式衣装デザイン案
20251108(土)21:47イグナツ副隊長さんが恋に落ちる話、まもなく完成!
20251106(木)23:39Mさん途中絵
20251105(水)20:38アイデアメモ(物理)
20251105(水)00:21文化的背景:「色」に関して
20251029(水)23:23創作「眠り姫」の世界における文化について、少し語ろうと思います。
王子様の国(アイネスベルン王国)では、「白」が最も高貴な色とされています。
「何物にも染まらないという、強い意志」
「美しい白色を保ち続ける為の労力・財力を誇示するため」
等、耳障りの良い理由や見栄の為の理由がいろいろとあります。
そして、「真っ白な純白の衣装」は、王族のみが着ることを許されています。
一方の、眠り姫の国(ベラクワ王国)では、「青」が最も高貴かつ人気の色となっております。
ベラクワ王国は水源が豊かで、川や湖が多く、その為「水の色」である青が人気の色なのです。
「ベラクワ」という名前も、イタリア語の「bella(美しい)」と「acqua(水)」を掛け合わせたものになっています。トリスタさんの名前の由来について
20251016(木)22:25イグナツ副隊長さんのお父様である、トリスタさんの名前の由来について少し語ろうと思います。
英語の「Trickster(トリックスター)」を省略して、「トリスタ」という名前をつけました。
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引用文章
「トリックスターとは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者である。往々にしていたずら好きとして描かれる。
善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴である」
"トリックスター", ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC
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トリスタさんの場合の二面性は、表面上の顔である「社交的で機知に富み、大変魅力的であること」と、裏の顔である「暴力的で残酷、性への奔放さ」等が挙げられるかと思います。
イグナツさんが、父親であるトリスタさんとは真逆の性質を持ったセオドール王子に惹かれたのも、ある意味当然のことかと思います。「note」に、セオドール王子の紹介文を書きました!
20250921(日)17:04最近になって、「note」を始めたのですが、そちらにセオドール王子の紹介記事を投稿しました!
note【創作眠り姫】キャラクター紹介①セオドール王子
改めて、この作品の主人公である王子様のこと・作品そのもののコンセプトについて言語化することができて良かったです。
よろしければ、上記の記事もチェックしていただけると嬉しいです!イラストのラフ
20250821(木)00:53登場人物、増えてきました
20250725(金)21:34セオドール第二王子が主人公である、わたしの創作「眠り姫」ですが、手書きの創作アイデアメモを見直すと……登場人物が20人以上いる!
「キャラクター紹介」ページには、まだ6人しかいないのに。(苦笑)
トリスタさんの従者・Mさんみたいに、一旦ここで紹介して、順次「キャラクター紹介」ページで再度設定画などを公開できたらと思います。
このサイトで物語が完結するのに何年かかるんでしょうね。(笑)
でも一生をかけて うちの子達を愛していきますし、創作し続けます!光の主従・闇の主従
20250718(金)21:14本作の主人公であるセオドール王子と側近のティモさんは、光の主従関係。
先述したトリスタさんとMさんは、闇の主従関係。
セオドール様とティモさんは、歴然とした身分の差はあれど、お互いに本音で語り合える幼なじみであり、親友。
お互いがお互いを想い合う、光の主従関係なのです。
一方で、トリスタさんとMさんの主従関係には精神的に明確な序列が存在し、Mさんの偏愛が、倒錯的で歪んだ関係に拍車をかけています。
異常な、闇の主従関係なのです。
その明暗が、わたしとしては面白いと思います。
(「面白い」というと、ちょっと語弊があるかもしれませんが…)トリスタさんのしもべ、「M」という人について
20250718(金)20:53一つ下↓の記事に書いた、トリスタさんの従者・Mさんについてもっと詳しく。
※性的な内容を含みます!
・トリスタとは10代からの付き合いで、かれこれ25年は共にいる。(二人とも、40代前半)
・トリスタの「人ならざる者」のような魅力に、早くから憑りつかれてしまった信奉者のひとり。
・Mは男性機能が不能という障害を抱えているが、そのお陰でトリスタの情事中の護衛ができる唯一の人物として重宝されている。(トリスタは多くの人間を魅了する一方で、命を狙われることも多く、それは情事中でも例外ではない)
・Mはトリスタと相手の性行為中、部屋の隅で椅子に座り、じっとその様子を監視している。相手がトリスタに害をなそうとした瞬間に即対応できるように。
・Mは男性機能の不能を治せないかと、治療方法を密かに探し続けている。
しかし本当にそれが治ってしまったら、トリスタを抱くことはできても、自分の「特別な時の護衛」という唯一の立場を失うのではないかと危惧している。
仮に不能が治ったとして、トリスタと他人の性行為を冷静に見られる自信は無かった。
そうなれば、自分は今の立場を追われてしまう。トリスタに捨てられてしまう…、でも、できることなら…男として、最愛のトリスタを抱きたい…
といった葛藤を常に抱えている。
トリスタの気分が良い時などは、キスをしたり愛撫をしたりすることが許されているが故に、心の葛藤はより根深い。トリスタ様のしもべ
20250715(火)01:14王子様方のお仕事について
20250223(日)23:19物語の主人公であるセオドール第二王子には、兄がいます。
第一王子である兄・ヴィルヘイムは、父親である国王の補佐として(また、次期国王として)、「政治面」「軍事面」の執務を行っています。
そして、セオドール王子は「文化面」で国の発展に尽力しています。
具体的には、教育者や職人・芸術家・研究家たちの支援、後継者育成の支援など。
文化面は、政治や軍事よりも軽視されがちで、そのため「第二王子様は道楽者」と批判する人たちもいます。
しかし、当の職人・芸術家の人たちからは、セオドール王子は絶大な支持を得ています。
「自分たちの仕事に敬意を払ってくれる王子様」として。イグナツ副隊長さんは、「精一杯虚勢を張っている子ども」のイメージ
20250213(木)00:05イグナツ副隊長さんは頭の切れる、大変優秀な人物ですが、その本質は「精一杯、虚勢を張っている子ども」「愛情に飢えている子ども」だと、わたしは思っています。
親の愛情が一番必要な幼少期から、母親には疎まれ、父親からは道具のように扱われ。
生き抜くために処世術や剣術、その他諸々のことを必死に学んだけれども、心は満たされないまま成人になってしまい、常に「何かが足りない」「もっと上を目指さないと」という焦りを抱えているイメージです。
(表向きは、そうは見えないようにクールに、落ち着いた姿を装っていますが…)
そして、そこで出会ってしまったのが…人を包みこむような慈しみの心を持ったセオドール王子様な訳で…。
王子様の優しさと、澄んだ瞳、美しい魂に、「救済」を求めるかのように溺れていくイグナツ。









