アイデアメモ

【短いお話】剛腕の秘密

2023/12/29 14:03
セオドール王子の側近であるティモは、体力の鬼で、とっても力持ち。
重い物を難なく運ぶ彼の姿に、王子は尊敬のまなざしを向けている。

「ティモは本当に力持ちで格好いいなぁ…。何故そんなに力が強いんだい?」

「お褒めに預かり、光栄です。そうですねぇ…。読書に夢中になりすぎて、寝落ちしてしまった殿下を何十回、何百回と寝床までお運びしたお陰でしょうかねぇ」

「…うう。すまない…」

(ちなみに、運び方はお姫様抱っこではなく、荷物のように肩にかつぐスタイル)

コメント

コメントを受け付けていません。