なんでもない、ただの愛
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カカシ様との出会いは突然だった。
暗部として仕事を引き受け、カカシ様を守りながら任務をこなすのはやりがいがあった。
でも、それだけじゃない。
カカシ様の声色はすごく優しくて、素顔は見えないけど仕草は落ち着いていて、なんだか温かい気持ちになった。
みんなに慕われて、強くて、寛大で、火影に抜擢されたのも頷ける。
またカカシ様と任務を受けたいと思ったけど、今回はほんとにたまたまのイレギュラーで、普通はカカシ様が通常の任務に赴くことは無い。
少し寂しいなと思ったら、シカマル君との修行に付き添ってくれると聞いてなんだか嬉しくなった。
またカカシ様に会える。カカシ様とお話ができる。
それだけでこんなにも胸が高鳴る。
そう、私はカカシ様に恋をしてしまったのだ。
でも火影…カカシ様と恋愛に展開することなんてきっと無理だ。立場が違いすぎる。しかもカカシ様は32歳。わたしなんて良くて妹的な立場でいられるかどうかも怪しい。
これは一ノ瀬蒼単独の極秘任務である。
あと、カカシ様の素顔がみたい。
そういう関係になれば、見せてくれるんだろうか…
キャー!破廉恥!
今日はシカマル君との演習。
とりあえず演習場へ行こう。
「蒼、今日シカマル非番だから、演習は無し」
カカシ様自ら演習場へ来てくれて伝言を伝えに来てくれた。
「カカシ様!わざわざありがとうございます!では今日はおやすみですね!」
「うん。それでさー、昼、食べに行かない?」
「カカシ様と一緒にですか?!」
「近くに美味い魚料理の店があるんだ」
「行きたいです!」
「じゃ、行こっか」
これはランチデート?!デートなの?!
お化粧しっかりしとけばよかった!
街に出て数分歩くと暖簾が掛かった店に着いた。
「いらっしゃいませ…あら!火影様!」
「また来ちゃいました」
どうやらここではカカシ様は常連認定されてる店らしい。
「焼き魚も煮付けも美味いよ。好きなの食べな」
「んー、私は鯖の味噌煮にします!」
「俺はサンマの塩焼き。店員さーん」
カカシ様が注文してくれて、料理が来るまでしばらく沈黙が続いた。いてもたってもいられないので、話しかけてみた。
「あの…突然ですがカカシ様。私、またカカシ様と仕事がしたいです。カカシ様をお守りする仕事を」
ふむ…とカカシ様は考え事をしだした。
「…うーん、俺に任務があるとすれば、五影や大名との会合、文書のやりとり、各種書類確認、たまーにアカデミーに赴いて子供たちに会ったり、って感じかなぁ…何かやれることあるかな」
「…護衛!会合の際護衛をいたします!」
「なるほどね…まぁ付いていてもおかしくないし、助かるっちゃ助かるかな」
「!!では、暗部にも報告しておきます!カカシ様とお仕事できるの嬉しいです!」
おっと、これ以上喜びを露わにすると内情がバレてしまう。クールに行こう。クールに。
「蒼ってもしかして…」
ドキー!バレてしまった?バレてしまう?!
「火影になりたいとか?」
「あ…そういうつもりじゃありません!まぁ、憧れはありますが…」
「ふーん、それで俺と仕事がしたいねぇ…」
「ほ、火影様をお守りする仕事以上に名誉なことはありません!」
「なるほどねぇ…」
「おまたせしましたー、サンマの塩焼きと鯖の味噌煮です」
歯切れの悪いタイミングで料理が来た。いや、ナイスタイミングだ。料理に集中できる。
「もぐもぐ…!美味しいです!」
「だろ?俺も食おうっと」
…!!カカシ様がマスクを外す…!!!!
ゴソッ
………え、えろ〜〜!!セクシー!!口元にホクロがある!!えっろ!!!!!
「あ、マスク外してるとこ久しぶりに人に見られたな」
「カカシ様ってイケメンだったんですね…」
「20代の子に言われると照れるなぁ」
「カカシ様は、その…お付き合いしてる人とかいるんですか?」
「…残念ながらそういう機会に全く恵まれなくてね」
「!!じゃあフリーなんですね!!」
「なんか嬉しそうだね」
「いえ…ただの好奇心です」
ダメだダメだ、クールに。
「…護衛の仕事、真剣に頑張りますね」
「そうね。頼むよ」
食事を終え、それぞれの持ち場にもどることに。
「カカシ様、今日はありがとうございました。ご馳走にもなって」
「気にしないで。じゃ、俺は火影室に戻るから。蒼は暗部に報告だろ?」
「はい!護衛の件を話してきます!では、また!」
やった!やった!またカカシ様と仕事が出来る!
浮かれて走っていたら、犬のフンを踏んでしまった。
「ついてない…」
浮かれすぎるなって暗示だろうか。
暗部に戻る前に泣く泣く洗いに行くことになった。
暗部として仕事を引き受け、カカシ様を守りながら任務をこなすのはやりがいがあった。
でも、それだけじゃない。
カカシ様の声色はすごく優しくて、素顔は見えないけど仕草は落ち着いていて、なんだか温かい気持ちになった。
みんなに慕われて、強くて、寛大で、火影に抜擢されたのも頷ける。
またカカシ様と任務を受けたいと思ったけど、今回はほんとにたまたまのイレギュラーで、普通はカカシ様が通常の任務に赴くことは無い。
少し寂しいなと思ったら、シカマル君との修行に付き添ってくれると聞いてなんだか嬉しくなった。
またカカシ様に会える。カカシ様とお話ができる。
それだけでこんなにも胸が高鳴る。
そう、私はカカシ様に恋をしてしまったのだ。
でも火影…カカシ様と恋愛に展開することなんてきっと無理だ。立場が違いすぎる。しかもカカシ様は32歳。わたしなんて良くて妹的な立場でいられるかどうかも怪しい。
これは一ノ瀬蒼単独の極秘任務である。
あと、カカシ様の素顔がみたい。
そういう関係になれば、見せてくれるんだろうか…
キャー!破廉恥!
今日はシカマル君との演習。
とりあえず演習場へ行こう。
「蒼、今日シカマル非番だから、演習は無し」
カカシ様自ら演習場へ来てくれて伝言を伝えに来てくれた。
「カカシ様!わざわざありがとうございます!では今日はおやすみですね!」
「うん。それでさー、昼、食べに行かない?」
「カカシ様と一緒にですか?!」
「近くに美味い魚料理の店があるんだ」
「行きたいです!」
「じゃ、行こっか」
これはランチデート?!デートなの?!
お化粧しっかりしとけばよかった!
街に出て数分歩くと暖簾が掛かった店に着いた。
「いらっしゃいませ…あら!火影様!」
「また来ちゃいました」
どうやらここではカカシ様は常連認定されてる店らしい。
「焼き魚も煮付けも美味いよ。好きなの食べな」
「んー、私は鯖の味噌煮にします!」
「俺はサンマの塩焼き。店員さーん」
カカシ様が注文してくれて、料理が来るまでしばらく沈黙が続いた。いてもたってもいられないので、話しかけてみた。
「あの…突然ですがカカシ様。私、またカカシ様と仕事がしたいです。カカシ様をお守りする仕事を」
ふむ…とカカシ様は考え事をしだした。
「…うーん、俺に任務があるとすれば、五影や大名との会合、文書のやりとり、各種書類確認、たまーにアカデミーに赴いて子供たちに会ったり、って感じかなぁ…何かやれることあるかな」
「…護衛!会合の際護衛をいたします!」
「なるほどね…まぁ付いていてもおかしくないし、助かるっちゃ助かるかな」
「!!では、暗部にも報告しておきます!カカシ様とお仕事できるの嬉しいです!」
おっと、これ以上喜びを露わにすると内情がバレてしまう。クールに行こう。クールに。
「蒼ってもしかして…」
ドキー!バレてしまった?バレてしまう?!
「火影になりたいとか?」
「あ…そういうつもりじゃありません!まぁ、憧れはありますが…」
「ふーん、それで俺と仕事がしたいねぇ…」
「ほ、火影様をお守りする仕事以上に名誉なことはありません!」
「なるほどねぇ…」
「おまたせしましたー、サンマの塩焼きと鯖の味噌煮です」
歯切れの悪いタイミングで料理が来た。いや、ナイスタイミングだ。料理に集中できる。
「もぐもぐ…!美味しいです!」
「だろ?俺も食おうっと」
…!!カカシ様がマスクを外す…!!!!
ゴソッ
………え、えろ〜〜!!セクシー!!口元にホクロがある!!えっろ!!!!!
「あ、マスク外してるとこ久しぶりに人に見られたな」
「カカシ様ってイケメンだったんですね…」
「20代の子に言われると照れるなぁ」
「カカシ様は、その…お付き合いしてる人とかいるんですか?」
「…残念ながらそういう機会に全く恵まれなくてね」
「!!じゃあフリーなんですね!!」
「なんか嬉しそうだね」
「いえ…ただの好奇心です」
ダメだダメだ、クールに。
「…護衛の仕事、真剣に頑張りますね」
「そうね。頼むよ」
食事を終え、それぞれの持ち場にもどることに。
「カカシ様、今日はありがとうございました。ご馳走にもなって」
「気にしないで。じゃ、俺は火影室に戻るから。蒼は暗部に報告だろ?」
「はい!護衛の件を話してきます!では、また!」
やった!やった!またカカシ様と仕事が出来る!
浮かれて走っていたら、犬のフンを踏んでしまった。
「ついてない…」
浮かれすぎるなって暗示だろうか。
暗部に戻る前に泣く泣く洗いに行くことになった。