なんでもない、ただの愛
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「ーーー以上、天気予報でした。続いて、なんと、ビッグニュースです。六代目火影のはたけカカシ様が、婚約発表されました」
ラーメン屋でぼーっとテレビを見ていたら、カカシ様と私の写真がアップで映された。
「!!」
やばい。バレる。こんな呑気にラーメン食べてる場合じゃない。はやく身を潜めて「テレビに映ってるの、嬢ちゃんじゃないか??」
「「「?!」」」
ザワッ
「は、はいぃ〜......」
店主だけじゃなく、お客さんみんなが祝ってくれた。目立ちたくないのに、でも、祝福してくれて純粋に嬉しかった。
「めでたいな!これ!ラーメン無料券だよ!」
六代目と一緒に来な!と、二枚くれた。
店をあとにし、仕事に戻る。
「蒼」
「日車先輩...」
「テレビ見たぞ。おめでとう」
「あ、ありがとうございます...」
「お祝いムードの中申し訳ないが、任務だ」
日車先輩も私も、打って変わって真剣な表情になる。
「山賊が本格的に動き始めている。どこのどいつかわからないが、うちの忍と繋がってるみたいだ。ま、裏切り者ってやつだな。目的はおそらく、六代目だ」
「!!カカシ様が...」
「通じてる忍がわかればいいんだが...如何せん情報が筒抜けの状態だ。よってこれは、超極秘任務とする。知ってるのは俺とおまえと暗部最高顧問のカゲ様だけだ」
「......私に出来ることは」
「山賊を一人残らず始末しろ。それだけだ」
「わかりました。アジトの可能性がある場所を教えてください」
日車先輩に敵の特徴と大体の場所を教えてもらい、早速任務を遂行する。カカシ様が狙われているなんて、あってはならないことだ。
通じてる忍を探すよりも山賊を狙った方が早い。
山賊のアジトは北西の森...。
「...龍黒眼!!」
森の奥まで透けるように見える。
「...いた」
20kmほど先、小さな小屋に、八人。黒いキャップを被っているのがおそらくボスだ。
もしかしてだけど、龍黒眼で見えたから、視野に入ったことになる...。龍光一閃が使えるのではないか。
「龍遁・龍光一閃!」
物凄い速さで、敵のアジトに侵入できた。クナイをボスの首に当て、周りの敵らを脅す。
「今すぐ降参しろ。しなければ、コイツを殺す」
何故だろう。敵が全く驚く様子がない。
ボスはこいつじゃないのか?
「ふ、ははっ。お前が来ることはほんの5分前にわかっていたよ」
ドロドロと溶けていくボスの体。
「...土遁か」
「まぁそう残念がるな。うちは鼻が効くヤツが多くてな」
「火の忍と繋がっていると聞いた。どいつのことか吐け。吐けば生きたまま捕らえてやる」
ハハハハハ!
八人全員が笑い出す。なんだ、何がおかしい。
「嬢ちゃん、俺らは元忍だ。そこらへんの山賊とは違う」
「...なるほどな」
戦闘態勢になる敵たち。超近距離だ。居場所も前後にいる。カプセルや龍金眼が使えない。そして全員殺す訳にはいかない。
「いくぜ!野郎ども!」
八人全員が私に飛びかかってくる。
体術に持ち込まれる。
前後から拳が向けられ上に飛ぶ。さらに上から蹴りを入れる別の敵。両手で受けたところをさらに別の敵から腹部目掛けて再び拳が向けられる。
「カハッ」
クナイが顔目掛けて向けられ瞬時に避ける。
流れるように顎下を殴られる。
「...ペッ」
舌を噛んでしまった。血の塊を吐き出す。
「嬢ちゃん、チームワークって言葉を知っているか?俺らはただの山賊じゃねぇ。一人じゃねえ、八人で戦う。これが俺らのやりかただ」
「...よく喋るな...お前がボスということはわかった」
「ハハッ、分かったところでどうするんだ」
「お前も含め全員殺してもいいと言われている。手加減せず殺す」
「どうやって?これだけ囲まれているのに」
「影分身の術」
七人分、分身をつくる。
「龍遁・心炎龍爆」
七人の心臓部分をえぐるように掴み、チャクラを植え付け離れる。
「なんだ?空振りか?」
ハハハと笑いに包まれる。
「解」
瞬間、七人全員が爆発により瞬殺された。
「なっ......」
「八人中八人が自信過剰なのも考えものだな」
「お前..ッ...」
「通じている忍の名を明かせ」
「ハッ、そんな簡単に言えるかよ。火遁・灰積焼!」
「龍金眼」
術が発動する前に龍金眼を発動する。
「なんだ...なぜ動けない...」
「お前はもう自由に動けない。大人しく忍の名を明かせ」
「......カゲだ」
「!!!」
...最高顧問のカゲ様?!
「嘘をつくな。殺すぞ」
「嘘じゃねぇ。お前が来ることを知っていたのも、カゲから事前に伝えられていた」
「...何が目的だ」
「...お前だよ、一ノ瀬蒼」
私?どうして?
「何故かという顔をしているな...恐れられた人物と言えば通じるか」
...なるほど。龍神の娘であり、火影様の婚約者であり、実績を積み上げてきた結果、自分より立場が上になると恐れられたのか。
「...お前を捕らえて帰る」
手足を縛り、タツ朗を口寄せして本部へ向かった。
ラーメン屋でぼーっとテレビを見ていたら、カカシ様と私の写真がアップで映された。
「!!」
やばい。バレる。こんな呑気にラーメン食べてる場合じゃない。はやく身を潜めて「テレビに映ってるの、嬢ちゃんじゃないか??」
「「「?!」」」
ザワッ
「は、はいぃ〜......」
店主だけじゃなく、お客さんみんなが祝ってくれた。目立ちたくないのに、でも、祝福してくれて純粋に嬉しかった。
「めでたいな!これ!ラーメン無料券だよ!」
六代目と一緒に来な!と、二枚くれた。
店をあとにし、仕事に戻る。
「蒼」
「日車先輩...」
「テレビ見たぞ。おめでとう」
「あ、ありがとうございます...」
「お祝いムードの中申し訳ないが、任務だ」
日車先輩も私も、打って変わって真剣な表情になる。
「山賊が本格的に動き始めている。どこのどいつかわからないが、うちの忍と繋がってるみたいだ。ま、裏切り者ってやつだな。目的はおそらく、六代目だ」
「!!カカシ様が...」
「通じてる忍がわかればいいんだが...如何せん情報が筒抜けの状態だ。よってこれは、超極秘任務とする。知ってるのは俺とおまえと暗部最高顧問のカゲ様だけだ」
「......私に出来ることは」
「山賊を一人残らず始末しろ。それだけだ」
「わかりました。アジトの可能性がある場所を教えてください」
日車先輩に敵の特徴と大体の場所を教えてもらい、早速任務を遂行する。カカシ様が狙われているなんて、あってはならないことだ。
通じてる忍を探すよりも山賊を狙った方が早い。
山賊のアジトは北西の森...。
「...龍黒眼!!」
森の奥まで透けるように見える。
「...いた」
20kmほど先、小さな小屋に、八人。黒いキャップを被っているのがおそらくボスだ。
もしかしてだけど、龍黒眼で見えたから、視野に入ったことになる...。龍光一閃が使えるのではないか。
「龍遁・龍光一閃!」
物凄い速さで、敵のアジトに侵入できた。クナイをボスの首に当て、周りの敵らを脅す。
「今すぐ降参しろ。しなければ、コイツを殺す」
何故だろう。敵が全く驚く様子がない。
ボスはこいつじゃないのか?
「ふ、ははっ。お前が来ることはほんの5分前にわかっていたよ」
ドロドロと溶けていくボスの体。
「...土遁か」
「まぁそう残念がるな。うちは鼻が効くヤツが多くてな」
「火の忍と繋がっていると聞いた。どいつのことか吐け。吐けば生きたまま捕らえてやる」
ハハハハハ!
八人全員が笑い出す。なんだ、何がおかしい。
「嬢ちゃん、俺らは元忍だ。そこらへんの山賊とは違う」
「...なるほどな」
戦闘態勢になる敵たち。超近距離だ。居場所も前後にいる。カプセルや龍金眼が使えない。そして全員殺す訳にはいかない。
「いくぜ!野郎ども!」
八人全員が私に飛びかかってくる。
体術に持ち込まれる。
前後から拳が向けられ上に飛ぶ。さらに上から蹴りを入れる別の敵。両手で受けたところをさらに別の敵から腹部目掛けて再び拳が向けられる。
「カハッ」
クナイが顔目掛けて向けられ瞬時に避ける。
流れるように顎下を殴られる。
「...ペッ」
舌を噛んでしまった。血の塊を吐き出す。
「嬢ちゃん、チームワークって言葉を知っているか?俺らはただの山賊じゃねぇ。一人じゃねえ、八人で戦う。これが俺らのやりかただ」
「...よく喋るな...お前がボスということはわかった」
「ハハッ、分かったところでどうするんだ」
「お前も含め全員殺してもいいと言われている。手加減せず殺す」
「どうやって?これだけ囲まれているのに」
「影分身の術」
七人分、分身をつくる。
「龍遁・心炎龍爆」
七人の心臓部分をえぐるように掴み、チャクラを植え付け離れる。
「なんだ?空振りか?」
ハハハと笑いに包まれる。
「解」
瞬間、七人全員が爆発により瞬殺された。
「なっ......」
「八人中八人が自信過剰なのも考えものだな」
「お前..ッ...」
「通じている忍の名を明かせ」
「ハッ、そんな簡単に言えるかよ。火遁・灰積焼!」
「龍金眼」
術が発動する前に龍金眼を発動する。
「なんだ...なぜ動けない...」
「お前はもう自由に動けない。大人しく忍の名を明かせ」
「......カゲだ」
「!!!」
...最高顧問のカゲ様?!
「嘘をつくな。殺すぞ」
「嘘じゃねぇ。お前が来ることを知っていたのも、カゲから事前に伝えられていた」
「...何が目的だ」
「...お前だよ、一ノ瀬蒼」
私?どうして?
「何故かという顔をしているな...恐れられた人物と言えば通じるか」
...なるほど。龍神の娘であり、火影様の婚約者であり、実績を積み上げてきた結果、自分より立場が上になると恐れられたのか。
「...お前を捕らえて帰る」
手足を縛り、タツ朗を口寄せして本部へ向かった。