なんでもない、ただの愛
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蒼との修行が始まって半月が経った。
廻天之力は龍神の場合10m離れていれば届かないこと、龍金眼は目を合わせなければ影響を受けないことがわかった。が……
「龍遁・氷龍舞華!」
これを避けたところで
「龍遁・雷龍舞華!」
これが待っている。変わり身の術でなんとか避けてるがこちらからアプローチを仕掛けられない。
「雷遁・影分身」
俺に触れさせないように雷遁影分身を使う。
「龍遁・龍炎爆破!」
あっという間に影分身は消えていった。つくづく中遠距離型だよなぁ……。龍神もそうなのだろうか。
とりあえず、接近戦に持ち込む。
瞬身の術!!
蒼に瞬時に接近する。
「螺旋丸…!」
「廻天之力」
どうやら見えない龍が蒼を守っている。術が当たらない。
「龍遁・麟鳳亀龍」
巨大な麒麟、鳳凰、亀、龍が俺を襲う。
が、これはおそらく幻術だ。
「解!!」
幻術は解けたが、蒼に距離をとられてしまった。
「龍遁・雲蒸龍変」
龍の形をしたチャクラが空に昇っていく。
空は段々と曇天になっていき……
「龍神の名のもとに、雷(いかづち)となせ」
「……!」
「カカシ様!目を覚まされましたか!」
「雷で気絶してたのか……」
「はい。なかなか加減が難しく全力になってしまいすみません」
「いや、それくらいしないと龍神とは戦えないからね。助かってるよ。それより蒼、新しい術を覚えたみたいだね。あれだけの範囲の雲の下にいたら雷を避けようもないよ」
「はい。龍遁の術はまだまだありますから……お父様に教わっています」
と、いうことは龍神もこれらの術を使うわけか。うまく対策しないとな……。
「今日はこれくらいにしよう。何か食べたいものある?」
「お肉で!!!」
「ホント肉好きだね……じゃあ寿司屋に行こう」
「お肉って言ったのに……!!」
と、いうわけでとある寿司屋にて。
「ローストビーフ寿司がある!これと、牛カルビ寿司と、豚のねぎ塩寿司を二貫ずつ!」
「肉ネタばっかりじゃないか……魚も食べなさい」
「じゃあネギトロで!」
もっと鯵とか鯛とかさ、蒼はお子様口なのか?
「俺は炙り秋刀魚とサーモン、鯵にうにといくら二貫ずつで」
「はいよ!」
「カカシさん、もうすぐお父様と初戦闘ですけど心境はいかがですか?」
「ま……間違いなく負けるだろうね」
「そんな……」
「でも、認めてもらうまでは何度も挑むよ」
「そうですか……あの、私も戦いの場にいてもいいですか?」
「いいけど…なんで?」
「治癒とか必要かもしれないからです…」
「そういうことね。大ケガしないように気をつけるよ」
「…気をつけてくださいね」
蒼は相当心配しているようだ。それだけの相手なのだろう。
そもそも蒼に五分かそれ以上に負けているのに龍神に勝てるわけがない。
蒼が龍神より強いということはないだろうし、術も龍神から教わっていると言った。おそらく蒼のレベルに合わせて徐々に教えているのだろう。
「蒼はさ、龍神の弱点とか知らないの?」
「お父様の弱点ですか……そうですね……元が龍なので、弱点というか、顎の下……逆鱗に触れると大暴れします」
「それは人間化したときも一緒なのかな?」
「一緒だと思います。訓練のとき私の蹴りを執拗に避けてましたから。だからカカシさんは逆にお父様を怒らせないために顎には注意してください」
「龍の逆鱗に触れるな、か……参考にするよ、ありがとう」
「また明日も修行しますか?」
「うん。よろしく頼むね」
「はい!!」
二人で寿司を食べ、家に帰り、対龍神に向けての作戦を練ったりした。蒼いわく、やはり接近戦は中遠距離戦より劣るらしく、狙うならそこだと言われた。
俺の忍術がどこまで通用するか、期日は迫っていた。
廻天之力は龍神の場合10m離れていれば届かないこと、龍金眼は目を合わせなければ影響を受けないことがわかった。が……
「龍遁・氷龍舞華!」
これを避けたところで
「龍遁・雷龍舞華!」
これが待っている。変わり身の術でなんとか避けてるがこちらからアプローチを仕掛けられない。
「雷遁・影分身」
俺に触れさせないように雷遁影分身を使う。
「龍遁・龍炎爆破!」
あっという間に影分身は消えていった。つくづく中遠距離型だよなぁ……。龍神もそうなのだろうか。
とりあえず、接近戦に持ち込む。
瞬身の術!!
蒼に瞬時に接近する。
「螺旋丸…!」
「廻天之力」
どうやら見えない龍が蒼を守っている。術が当たらない。
「龍遁・麟鳳亀龍」
巨大な麒麟、鳳凰、亀、龍が俺を襲う。
が、これはおそらく幻術だ。
「解!!」
幻術は解けたが、蒼に距離をとられてしまった。
「龍遁・雲蒸龍変」
龍の形をしたチャクラが空に昇っていく。
空は段々と曇天になっていき……
「龍神の名のもとに、雷(いかづち)となせ」
「……!」
「カカシ様!目を覚まされましたか!」
「雷で気絶してたのか……」
「はい。なかなか加減が難しく全力になってしまいすみません」
「いや、それくらいしないと龍神とは戦えないからね。助かってるよ。それより蒼、新しい術を覚えたみたいだね。あれだけの範囲の雲の下にいたら雷を避けようもないよ」
「はい。龍遁の術はまだまだありますから……お父様に教わっています」
と、いうことは龍神もこれらの術を使うわけか。うまく対策しないとな……。
「今日はこれくらいにしよう。何か食べたいものある?」
「お肉で!!!」
「ホント肉好きだね……じゃあ寿司屋に行こう」
「お肉って言ったのに……!!」
と、いうわけでとある寿司屋にて。
「ローストビーフ寿司がある!これと、牛カルビ寿司と、豚のねぎ塩寿司を二貫ずつ!」
「肉ネタばっかりじゃないか……魚も食べなさい」
「じゃあネギトロで!」
もっと鯵とか鯛とかさ、蒼はお子様口なのか?
「俺は炙り秋刀魚とサーモン、鯵にうにといくら二貫ずつで」
「はいよ!」
「カカシさん、もうすぐお父様と初戦闘ですけど心境はいかがですか?」
「ま……間違いなく負けるだろうね」
「そんな……」
「でも、認めてもらうまでは何度も挑むよ」
「そうですか……あの、私も戦いの場にいてもいいですか?」
「いいけど…なんで?」
「治癒とか必要かもしれないからです…」
「そういうことね。大ケガしないように気をつけるよ」
「…気をつけてくださいね」
蒼は相当心配しているようだ。それだけの相手なのだろう。
そもそも蒼に五分かそれ以上に負けているのに龍神に勝てるわけがない。
蒼が龍神より強いということはないだろうし、術も龍神から教わっていると言った。おそらく蒼のレベルに合わせて徐々に教えているのだろう。
「蒼はさ、龍神の弱点とか知らないの?」
「お父様の弱点ですか……そうですね……元が龍なので、弱点というか、顎の下……逆鱗に触れると大暴れします」
「それは人間化したときも一緒なのかな?」
「一緒だと思います。訓練のとき私の蹴りを執拗に避けてましたから。だからカカシさんは逆にお父様を怒らせないために顎には注意してください」
「龍の逆鱗に触れるな、か……参考にするよ、ありがとう」
「また明日も修行しますか?」
「うん。よろしく頼むね」
「はい!!」
二人で寿司を食べ、家に帰り、対龍神に向けての作戦を練ったりした。蒼いわく、やはり接近戦は中遠距離戦より劣るらしく、狙うならそこだと言われた。
俺の忍術がどこまで通用するか、期日は迫っていた。