なんでもない、ただの愛
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「カカシさん…そこはっ…んっ…」
「気持ちよさそうだね?」
「だって気持ちいところばかり攻めるから…」
「蒼のことならなんでもわかるからね」
「んっ………」
「どう?俺の肩もみ」
「さいこーです……」
私は今、カカシ様に肩もみしてもらっている。
最近肩が凝っていると言ったら俺マッサージ得意だよ、というので最初は変なことされないか心配だったけど普通にやってくれた。
「カカシさんって普通のことができるんですね」
「それどういう意味?」
「カカシさんのすることにはいつも裏があるから……」
「そんな目で俺のこと見てたの?心外だなぁ」
自分の行動を振り返ってくださいよ……とは言えず。
「失礼しました。訂正します」
「ま、いいんだけどね」
いいんですか!わざわざ詫びた意味!
「そんなことより蒼さー」
そんなことよりって言われた……!
「その服、どうにかなんないの?」
「服…ですか?」
「そ。胸元ガッツリあいちゃって、谷間見えてるし。お腹も見えてるし。他の男が見ちゃうでしょ」
※よろしけれぱギャラリーに主人公モチーフが描かれています
「私はこの服を気に入ってるんです!変えたりしません!」
「え〜。蒼ってば、そんなにエロいんだ〜」
「そういう問題じゃないです!」
「他にも服持ってるよね?見せてよ」
「他のはもっと露出高いので見せられません」
「なんでそんな服ばっかり選ぶの?」
「服が肌に触れるのあんまり好きじゃないんですよね。なので生地にも拘ってます」
「繊細なんだね。可愛いね」
果たして、今のどこに可愛さがあったのだろうか。
でもカカシ様から可愛いと言われて悪い気はしない。
「そういや龍神も人間の姿になった時の服装、前がパッカリ開いてたな」
お父様はたしかに、着物のようなものをかなり緩く着こなしていた。胸板と腹筋が良く見えていた。
「似た者親子だな」
「え…へへ…」
「喜んじゃって」
「だって嬉しいじゃないですか、親子って言われるの」
私は今まで孤独で、拠り所がお父様しかいなくて、
そしたら本物の親子だってわかって、訓練をしたときに独りじゃないんだって実感がわいた。血の繋がりがあるだけで、こんなにも頼もしい人がそばに居るんだって嬉しくなった。
「カカシさんのご家族はどうされてるんですか?」
「……死んだよ」
「っ……すみません……」
「いや、蒼が謝ることじゃないよ。まぁ、色々あって俺は独り身だったんだ。でも、蒼と出会えて、俺の人生は大きく変わった。パートナーがいるだけで人って変わるんだなぁってね」
「私も…カカシさんと出会えて毎日が楽しいです…」
「だから、蒼……」
あれ、この流れって…………。
「これからも俺のそばにいてください。俺と、結婚してください」
溢れる涙が止まらない。
カカシ様は私の左手の薬指にそっと指輪をはめた。
「うっ……わたしでっ、いいんでしょうか……」
「蒼がいいんだよ」
「よろしく、お願いします」
「良かった」
カカシ様がにこりと笑って抱きしめてくれた。
「そういえば、お父様に言わなければいけません」
「え……やっぱり?」
「はい、大事なことなので」
そう言って私はお父様を呼び出した。
「何用だ」
「お父様…私、カカシさんと結婚します」
お父様がカカシ様をギロりと睨む。
「お義父さん、よろしくお願いします」
「ならぬ」
「「えっ」」
「カカシとの結婚は認めない。ワシが見込みがあると決めた者以外結婚は許されぬ」
「お父様…!」
「……ま、そうだろうと思ったよ」
「カカシさん?」
「蒼、今すぐの結婚は無理のようだ。申し訳ないけど、待っててくれるかな?」
「は、はい!私は大丈夫です!」
「それでお 義 父 さ ん、俺は何をしたら認めてもらえるんですか?」
「力じゃ。蒼を守る力のある者以外認めん。ヌシの口から父親と呼ばれる筋合いはない」
「力は、どうやって証明すればいい?」
「月に一度、ワシと闘え。そこで判断する」
私の口を挟む余裕もなくトントン拍子で話が進む。ホントにこれでいいのだろうか?
「わかった。今は月初だから、毎月月末に頼みますよ、龍 神 さ ま」
「フン…手は抜かんぞ」
「こちらこそ」
お父様は消えていった。
「カカシさん!無理ですよ!相手は龍神です!龍の!神です!」
「大丈夫だよ。これは勝ち負けじゃないと俺は読んでる」
「どういうことですか?」
「龍神は勝てば結婚を許すとは言っていない。蒼を守ることができる実力かどうかを計りたいんだ。俺も修行しないとなぁ……しばらく家を空けるけど、いい?」
「……私もその修行付き合います!!」
「……確かに、龍神の技をもってる蒼は修行相手に最適かもな」
「一緒にがんばりましょう!」
「ありがとね。龍神は月一って言ってたから、三年くらいは様子見かなぁ……」
「三年で、強くなりましょう!」
「うん、よろしくね、蒼」
「はい!!」
こうしてカカシ様と私の打倒お父様修行が始まった。
「気持ちよさそうだね?」
「だって気持ちいところばかり攻めるから…」
「蒼のことならなんでもわかるからね」
「んっ………」
「どう?俺の肩もみ」
「さいこーです……」
私は今、カカシ様に肩もみしてもらっている。
最近肩が凝っていると言ったら俺マッサージ得意だよ、というので最初は変なことされないか心配だったけど普通にやってくれた。
「カカシさんって普通のことができるんですね」
「それどういう意味?」
「カカシさんのすることにはいつも裏があるから……」
「そんな目で俺のこと見てたの?心外だなぁ」
自分の行動を振り返ってくださいよ……とは言えず。
「失礼しました。訂正します」
「ま、いいんだけどね」
いいんですか!わざわざ詫びた意味!
「そんなことより蒼さー」
そんなことよりって言われた……!
「その服、どうにかなんないの?」
「服…ですか?」
「そ。胸元ガッツリあいちゃって、谷間見えてるし。お腹も見えてるし。他の男が見ちゃうでしょ」
※よろしけれぱギャラリーに主人公モチーフが描かれています
「私はこの服を気に入ってるんです!変えたりしません!」
「え〜。蒼ってば、そんなにエロいんだ〜」
「そういう問題じゃないです!」
「他にも服持ってるよね?見せてよ」
「他のはもっと露出高いので見せられません」
「なんでそんな服ばっかり選ぶの?」
「服が肌に触れるのあんまり好きじゃないんですよね。なので生地にも拘ってます」
「繊細なんだね。可愛いね」
果たして、今のどこに可愛さがあったのだろうか。
でもカカシ様から可愛いと言われて悪い気はしない。
「そういや龍神も人間の姿になった時の服装、前がパッカリ開いてたな」
お父様はたしかに、着物のようなものをかなり緩く着こなしていた。胸板と腹筋が良く見えていた。
「似た者親子だな」
「え…へへ…」
「喜んじゃって」
「だって嬉しいじゃないですか、親子って言われるの」
私は今まで孤独で、拠り所がお父様しかいなくて、
そしたら本物の親子だってわかって、訓練をしたときに独りじゃないんだって実感がわいた。血の繋がりがあるだけで、こんなにも頼もしい人がそばに居るんだって嬉しくなった。
「カカシさんのご家族はどうされてるんですか?」
「……死んだよ」
「っ……すみません……」
「いや、蒼が謝ることじゃないよ。まぁ、色々あって俺は独り身だったんだ。でも、蒼と出会えて、俺の人生は大きく変わった。パートナーがいるだけで人って変わるんだなぁってね」
「私も…カカシさんと出会えて毎日が楽しいです…」
「だから、蒼……」
あれ、この流れって…………。
「これからも俺のそばにいてください。俺と、結婚してください」
溢れる涙が止まらない。
カカシ様は私の左手の薬指にそっと指輪をはめた。
「うっ……わたしでっ、いいんでしょうか……」
「蒼がいいんだよ」
「よろしく、お願いします」
「良かった」
カカシ様がにこりと笑って抱きしめてくれた。
「そういえば、お父様に言わなければいけません」
「え……やっぱり?」
「はい、大事なことなので」
そう言って私はお父様を呼び出した。
「何用だ」
「お父様…私、カカシさんと結婚します」
お父様がカカシ様をギロりと睨む。
「お義父さん、よろしくお願いします」
「ならぬ」
「「えっ」」
「カカシとの結婚は認めない。ワシが見込みがあると決めた者以外結婚は許されぬ」
「お父様…!」
「……ま、そうだろうと思ったよ」
「カカシさん?」
「蒼、今すぐの結婚は無理のようだ。申し訳ないけど、待っててくれるかな?」
「は、はい!私は大丈夫です!」
「それでお 義 父 さ ん、俺は何をしたら認めてもらえるんですか?」
「力じゃ。蒼を守る力のある者以外認めん。ヌシの口から父親と呼ばれる筋合いはない」
「力は、どうやって証明すればいい?」
「月に一度、ワシと闘え。そこで判断する」
私の口を挟む余裕もなくトントン拍子で話が進む。ホントにこれでいいのだろうか?
「わかった。今は月初だから、毎月月末に頼みますよ、龍 神 さ ま」
「フン…手は抜かんぞ」
「こちらこそ」
お父様は消えていった。
「カカシさん!無理ですよ!相手は龍神です!龍の!神です!」
「大丈夫だよ。これは勝ち負けじゃないと俺は読んでる」
「どういうことですか?」
「龍神は勝てば結婚を許すとは言っていない。蒼を守ることができる実力かどうかを計りたいんだ。俺も修行しないとなぁ……しばらく家を空けるけど、いい?」
「……私もその修行付き合います!!」
「……確かに、龍神の技をもってる蒼は修行相手に最適かもな」
「一緒にがんばりましょう!」
「ありがとね。龍神は月一って言ってたから、三年くらいは様子見かなぁ……」
「三年で、強くなりましょう!」
「うん、よろしくね、蒼」
「はい!!」
こうしてカカシ様と私の打倒お父様修行が始まった。