なんでもない、ただの愛 /カカシ落ち
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今日は様々な里で無差別殺人を繰り返す風野スズランの捕獲任務だ。今回の任務は暗殺では無いので殺してはいけない、しかし尋問の後始末する予定だと聞いている。なので私は任務を引き受けた。
「あるのは写真だけ。敵の消息は不明、か……」
シロを口寄せするか……いや、広範囲となると……。
「龍の神よ、天の御加護を賜り大地に出でよ!」
「蒼か……」
「龍神様……いえ、お父様……!」
「…フン、火影から聞いたようだな」
「はい!……私、嬉しくて泣いてしまいました」
「龍の血を受け継いでいることは他言するな。お前の身が危険になる」
「!!…心配してくださってありがとうございます、お父様……!それで、今回封印を解いたのは、この人物を見つけていただきたいのです」
写真を龍神様に見せる。
龍神様は360度数100km先まで人や物の探知ができる能力がある。近い能力をもつシロは、範囲がもっと狭い。
「よかろう……龍黒眼!!」
龍神様の目が金色から黒色に変わる。
「…………この者は今草隠れの里に潜んでおる」
草隠れの里は火の国の北西に位置する小国の隠れ里だ。
思ったより近くにいた。
「ワシが運んでやろう」
「お父様…!ありがとうございます!」
龍神様のおかげで一気に草隠れの里まで到着した。
「……1km先にある小屋の中におる。…ワシが彼奴を捕らえよう」
「そんな…!お父様の手を汚すことなどできません!」
「たまの息抜きだ。そしてワシの手は汚れぬ。遠慮するでない」
「……では、お願いします!」
龍神様自身が戦うところは滅多に拝めない。勉強させてもらおう。
「生々流転」
「……?!」
龍神様がみるみる小さくなって青年くらいの人の姿に変わっていく…金色の長い髪、金色の目、白い肌。初めて見る術だ。これがカカシ様が言っていた人に変化する術か…?
龍神様は小屋がある所まで飛び回る。私も後を追う。
残り10mほどになったところで龍神様が立ち止まる。
「廻天之力」
何かを掴んだような手の動きで、そのまま引いていく。
すると小屋の扉がメリメリと砕け草野ズスランと思わしき人物が浮きながら姿を現した。
「なっ、なんだ!!どうなっている?!」
「捉えたぞ」
何かを掴んだのは草野スズランで、引っ張っていたのは小屋の外まで移動させていたんだ。
「廻天之力は他人には見えない龍をこの腕で操り捕まえる、締め付ける、移動する、噛みつき負傷させるなど思うがままにできる秘術だ」
「なんてすごい術……」
「龍の血を受け継ぐお前にも出来るはずだ」
「わ、私がですか?!どうすれば……」
「ワシが今度見てやる」
「お父様が……」
「呆けてる場合か。早く縛り上げろ」
「あ!はい!」
私は急いで草野スズランの両手両足を縛り、目と耳を塞ぎ、無事捕獲に成功した。
龍の姿に戻った龍神様が木ノ葉隠れの里まで送ってくれる。
「お父様……訓練を手伝ってくださるのですか」
「お前はまだ強くなれる。何かのきっかけで龍神の娘だと知られた時、狙われるのはお前だ。一人でも立ち向かえる力を身につけろ」
「は、はい!!頑張ります!!」
「お前はワシの娘だ。誰よりも強くあれ。火影にならぬとも、火影以上の強さを持て」
「火影様より強くあることが補佐としての努めですよね!!」
「フン……どう捉えても良い。お前はお前の道をゆけ」
「はい!ありがとうございます!お父様!」
あっという間に里に戻った。
「お父様……今日は本当にありがとうございました。予定よりも早く任務が終わりました。感謝いたします。それから、もっと強くなってお父様に認められるよう精進いたします!」
「秘術は必ず使える。時間はかかるが、諦めることのないよう努めろ」
「はい!!」
龍神様は消えるようにいなくなった。
回天之力……使えるようになれば更に術の組み合わせと任務の幅が広がる……。
カカシ様には言った方がいいのかな。……でもシカマルとの訓練を中止して行うし、カカシ様とシカマルだけには話しておこう。
……
……
コンコン
「失礼します」
「蒼か」
「カカシ様…と、ちょうど良かった。シカマル。二人に話したいことがあって来ました」
「そういえば蒼、龍神とのことについて、シカマルも調査していたから彼にだけは話したよ。このことを知っているのは蒼と、俺と、シカマルだけ。極秘にするつもりだ」
「ありがとうございます。今日の任務についてですが、龍神様に手伝っていただきました。それから……龍神様の人の姿を確認できました」
「やっぱり本当なんだな……」
「噂通りってことッスね」
「はい……それから、しばらくの間龍神様と秘術の訓練をします」
「秘術?まだあったのか?」
「はい。私も初めて見ましたが、とても強力な術でした」
「完成したら見せてくれ」
「はい!では、報告だけしたかったので…失礼します」
私は火影室を後にした。
「龍神の人間の姿、見てみたいよな」
「見せてって言えば見せてくれそうですけどね」
「ていうか、父親と訓練するって……龍神も蒼に甘いところあるんだなぁ…」
「もしかして似た者親子かもしれませんね」
「蒼と同じように金髪金眼なんだろうかね(当たり)」
「さぁ…会ってみないと…俺も一目見てみたいですね」
「今度訓練覗きに行ってみる?」
「龍神を怒らせたくないので、蒼に直接聞いてみます」
「俺も一緒にって言っといて!」
「はぁ…わかりました。仕事に戻りましょう」
そんな話をしているなんてつゆ知らず、私は次の任務へ向かった。
「あるのは写真だけ。敵の消息は不明、か……」
シロを口寄せするか……いや、広範囲となると……。
「龍の神よ、天の御加護を賜り大地に出でよ!」
「蒼か……」
「龍神様……いえ、お父様……!」
「…フン、火影から聞いたようだな」
「はい!……私、嬉しくて泣いてしまいました」
「龍の血を受け継いでいることは他言するな。お前の身が危険になる」
「!!…心配してくださってありがとうございます、お父様……!それで、今回封印を解いたのは、この人物を見つけていただきたいのです」
写真を龍神様に見せる。
龍神様は360度数100km先まで人や物の探知ができる能力がある。近い能力をもつシロは、範囲がもっと狭い。
「よかろう……龍黒眼!!」
龍神様の目が金色から黒色に変わる。
「…………この者は今草隠れの里に潜んでおる」
草隠れの里は火の国の北西に位置する小国の隠れ里だ。
思ったより近くにいた。
「ワシが運んでやろう」
「お父様…!ありがとうございます!」
龍神様のおかげで一気に草隠れの里まで到着した。
「……1km先にある小屋の中におる。…ワシが彼奴を捕らえよう」
「そんな…!お父様の手を汚すことなどできません!」
「たまの息抜きだ。そしてワシの手は汚れぬ。遠慮するでない」
「……では、お願いします!」
龍神様自身が戦うところは滅多に拝めない。勉強させてもらおう。
「生々流転」
「……?!」
龍神様がみるみる小さくなって青年くらいの人の姿に変わっていく…金色の長い髪、金色の目、白い肌。初めて見る術だ。これがカカシ様が言っていた人に変化する術か…?
龍神様は小屋がある所まで飛び回る。私も後を追う。
残り10mほどになったところで龍神様が立ち止まる。
「廻天之力」
何かを掴んだような手の動きで、そのまま引いていく。
すると小屋の扉がメリメリと砕け草野ズスランと思わしき人物が浮きながら姿を現した。
「なっ、なんだ!!どうなっている?!」
「捉えたぞ」
何かを掴んだのは草野スズランで、引っ張っていたのは小屋の外まで移動させていたんだ。
「廻天之力は他人には見えない龍をこの腕で操り捕まえる、締め付ける、移動する、噛みつき負傷させるなど思うがままにできる秘術だ」
「なんてすごい術……」
「龍の血を受け継ぐお前にも出来るはずだ」
「わ、私がですか?!どうすれば……」
「ワシが今度見てやる」
「お父様が……」
「呆けてる場合か。早く縛り上げろ」
「あ!はい!」
私は急いで草野スズランの両手両足を縛り、目と耳を塞ぎ、無事捕獲に成功した。
龍の姿に戻った龍神様が木ノ葉隠れの里まで送ってくれる。
「お父様……訓練を手伝ってくださるのですか」
「お前はまだ強くなれる。何かのきっかけで龍神の娘だと知られた時、狙われるのはお前だ。一人でも立ち向かえる力を身につけろ」
「は、はい!!頑張ります!!」
「お前はワシの娘だ。誰よりも強くあれ。火影にならぬとも、火影以上の強さを持て」
「火影様より強くあることが補佐としての努めですよね!!」
「フン……どう捉えても良い。お前はお前の道をゆけ」
「はい!ありがとうございます!お父様!」
あっという間に里に戻った。
「お父様……今日は本当にありがとうございました。予定よりも早く任務が終わりました。感謝いたします。それから、もっと強くなってお父様に認められるよう精進いたします!」
「秘術は必ず使える。時間はかかるが、諦めることのないよう努めろ」
「はい!!」
龍神様は消えるようにいなくなった。
回天之力……使えるようになれば更に術の組み合わせと任務の幅が広がる……。
カカシ様には言った方がいいのかな。……でもシカマルとの訓練を中止して行うし、カカシ様とシカマルだけには話しておこう。
……
……
コンコン
「失礼します」
「蒼か」
「カカシ様…と、ちょうど良かった。シカマル。二人に話したいことがあって来ました」
「そういえば蒼、龍神とのことについて、シカマルも調査していたから彼にだけは話したよ。このことを知っているのは蒼と、俺と、シカマルだけ。極秘にするつもりだ」
「ありがとうございます。今日の任務についてですが、龍神様に手伝っていただきました。それから……龍神様の人の姿を確認できました」
「やっぱり本当なんだな……」
「噂通りってことッスね」
「はい……それから、しばらくの間龍神様と秘術の訓練をします」
「秘術?まだあったのか?」
「はい。私も初めて見ましたが、とても強力な術でした」
「完成したら見せてくれ」
「はい!では、報告だけしたかったので…失礼します」
私は火影室を後にした。
「龍神の人間の姿、見てみたいよな」
「見せてって言えば見せてくれそうですけどね」
「ていうか、父親と訓練するって……龍神も蒼に甘いところあるんだなぁ…」
「もしかして似た者親子かもしれませんね」
「蒼と同じように金髪金眼なんだろうかね(当たり)」
「さぁ…会ってみないと…俺も一目見てみたいですね」
「今度訓練覗きに行ってみる?」
「龍神を怒らせたくないので、蒼に直接聞いてみます」
「俺も一緒にって言っといて!」
「はぁ…わかりました。仕事に戻りましょう」
そんな話をしているなんてつゆ知らず、私は次の任務へ向かった。