なんでもない、ただの愛 /カカシ落ち
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抜け忍の暗殺任務の依頼を受けた。
依頼したのはもちろん火影であるカカシ様。
今回はスリーマンセルで行う任務なので、
カカシ様がついてくるという心配もなかった。
のだが……
「俺も内務ばかりじゃ退屈でさ~。散歩がてら着いていかせてよ」
「何故待ち合わせした門にカカシ様がいるんですか!」
「六代目様……わざわざ暗殺任務に来られなくても…」
「日車先輩!もっと言ってやってください!」
「いや〜、俺のことは気にしないで。ね?」
「ね?じゃないですから!スリーマンセルで計画してることとかもあるんですよ!」
「そこ、フォーマンセルに置き換えられる?」
「はぁ…無理では無いですが…」
「日車先輩!火影の圧に負けないで!!」
「暗殺任務ってんだから、俺の血も騒いじゃうわけよ」
「暗殺任務だからカカシ様を巻き込むわけにはいかないんですよ!」
なんなんだこの人のマイペースっぷりは!いや、今に始まったことではない。むしろ今回待ち合わせに遅刻してこなかった奇跡がおこってるのが余計に腹立だしい。いつもの仕事で奇跡おこせよ!
「カカシ様がいるだけで護衛までしなきゃいけないんですよ!」
「ははっ。俺は自分の身くらい自分で守れるよ」
「そういうの名目上無理なんですよ!」
なんて…なんて身勝手だ。散歩がてら?暗殺任務をなんだと思ってるんだ。これは完全に舐められている。
「別にいいじゃないの。一人戦力が増えたと思えば」
「むしろお荷物です。暗殺は少数精鋭に超したことはありません」
「日車、お願い。ね?」
「だから、ね?じゃないですから!日車先輩も計画練り直ししない!!!」
「まぁまぁ蒼、旅は道連れ世は情けって言うだろ?」
「人情とかいらないですから!」
「蒼、六代目様に失礼だぞ」
「〜~!!もう!勝手にしてください!」
カカシ様の満足そうな顔が腹立つ。この人、自分の特権をこんな形で扱うなんて、きっと日頃からそういうことばかりしてる人なんだろう。仕事しろ。
結局、四人で任務を遂行することに。
狙うは勢力をあげてきている抜け忍による山賊一派。
村で窃盗だけでなく女子供を無惨に殺めるという外道な奴らだ。
四人で森を走りながらカカシ様がめんどくさいことを言い出す。
「だいたい暗殺なんて、蒼の秘術を使えばすぐに終わるだろ?」
簡単に言ってくれる……!敵の位置情報が分からないと発動させられないっての!あと距離に制限がある!あと一般人まで巻き込んでしまう!
「あーでも、敵を探知しないとできないし、村人にまで術がかかっちゃうのかー」
「わかってるなら言わないでください!あと、膨大なチャクラを使うのであまりやりたくないです」
「蒼の医療忍術でチャクラ回復できるって言ってなかった?」
「時間があれば、ですよ。戦闘中にそんなことする余裕があるかどうかわかりませんからね」
「んー探知なら、俺の忍犬口寄せするよ。多勢に無勢だろ」
「今回は匂いを辿れません。なので…口寄せの術!」
「蒼~、ひさしぶり〜」
「シロ。久しぶり」
「会ったことがない龍だな」
「シロは探知能力…というか、透視能力に長けています」
「白眼のようなものか…」
「はい。相手のチャクラを見極めたりもできます」
「白眼そのものだな」
「で、今回やることは二つ。敵は10人で動いている集団です。ハクに敵を見つけてもらって日車先輩と桃木先輩、カカシ様は敵を村から出し、100m離れた私の元へ揺動してもらいます。殺しても構いません。
私の元へおびき寄せたら、皆さんは私から100m以上離れていてください」
「秘術は使うのね」
「一発で全員仕留めます」
「りょーかい」
「蒼〜!敵が見えたよ~」
「ナイス、ハク」
「敵は1km先の村で暴れてるみたい」
「わかった!引き続きよろしく、ハク!」
1kmも先ならすぐだ。抜け忍が殺人とか窃盗とか、村荒らしとか、ほんと呆れる。許せない。
「もうすぐ目的地に着きます!皆さん準備を!」
「りょーかい。蒼、よろしくね」
「カカシ様もご無事で!」
「…一般人の山賊ってなら余裕で捕まえられるけど、抜け忍となると話は別だな」
「六代目様、蒼の秘術をご覧になったことがありますか?私たちはまだで…」
「ん?ある、というか体感したかな。結界内にいる人間を呼吸不全にする。ありゃチートだな。でも、味方も巻き込んじゃうから使い方に気をつけないといけない。敵をあぶりだしたら蒼から離れるよ」
「はっ!」
山賊一派の前に現れる。
「な、なんだぁお前たちは?!その面…暗部か!!」
面を被った忍(カカシ様含む)が、山賊たちを一蹴する。
「紫電!!」
「ぐわぁあああっ!」
「蒼は殺していいって言ってたな」
「はい!六代目様、くれぐれもバレないようにお願いします!」
「くそっ!風遁・突破!」
「火遁・豪火球の術!!」
カカシ様が前線にでている。気が気じゃない。
他の先輩たちも敵の攻撃に対抗している。
人数は少ないけど、力量ある暗部を選出したため10人相手でも負けていない。
「螺旋丸!!」
カカシ様…やっぱり強いな…。
敵三人の死亡が確認できた。
「私は南へ離れます!日車先輩は北・西側の敵を、桃木先輩は南・東側の敵を私がいる半径100m以内に誘導してください!5分後に合流します!」
「蒼、俺は?」
「カカシ様は計算外です!先に私から離れていてください!」
「あ…うん…」
先輩たちが敵を私がいる陣へ誘導する。
「……三人とも離れてったよ~!」
「ハク、ありがとう!」
龍神様と自分のチャクラを切り離す。
「……龍心眼!!」
龍神様のチャクラが敵を囲んでいく。
「なぜ奴らはいなくなった?!」
「どこに行った?!」
「逃げやがったの……か……」
「呼吸が……うぐ……」
「なん……こ……ぐっ……」
「お前らどう……し……」
バサリバサリと山賊達は倒れていく。
「……………………」
最後の一人の死亡を確認した。
……
「蒼!」
「カカシ様!ご無事でしたか!」
「蒼、今日はお前のおかげで素早く敵を全滅させられたよ」
「日車先輩…!」
「秘術を見れなかったのは残念だな。いつか見せてくれよ」
「桃木先輩、死なせない程度に頑張ります」
「蒼、チャクラの消耗は大丈夫か?」
「カカシ様…問題ありません。自分のチャクラは満杯です」
「ならいいけど…お姫様抱っこでもして送ってやろうか?」
「断固拒否します」
ガクーっとするカカシ様を見て先輩たちがあたふたしている。
「先輩方、気にしないでください。この人はこういう人です。とりあえず帰りましょう。報告書を書きます。カカシ様も火影室に帰って仕事してください」
更にガクーっとするカカシ様。
「……カカシ様、帰ったら夕飯食べに行きましょう。だから早く仕事終わらせてください」
「…!わかった。日車たちも来るか?」
「いいんですか?」
「先輩たちもぜひ。カカシ様の奢りです」
「蒼…今日待遇冷ややかじゃない?」
「重要任務に散歩がてらで参加する人がいますか!私は怒っています!」
「火影に怒れる蒼……すげぇな」
「日車…俺たちも蒼の前では余計なことしないようにしよう…」
「そうだな…」
里へ戻ってから、各々の仕事を速やかに終わらせ四人で飲みに行った。
帰宅後はカカシ様を正座させ小一時間叱った。
依頼したのはもちろん火影であるカカシ様。
今回はスリーマンセルで行う任務なので、
カカシ様がついてくるという心配もなかった。
のだが……
「俺も内務ばかりじゃ退屈でさ~。散歩がてら着いていかせてよ」
「何故待ち合わせした門にカカシ様がいるんですか!」
「六代目様……わざわざ暗殺任務に来られなくても…」
「日車先輩!もっと言ってやってください!」
「いや〜、俺のことは気にしないで。ね?」
「ね?じゃないですから!スリーマンセルで計画してることとかもあるんですよ!」
「そこ、フォーマンセルに置き換えられる?」
「はぁ…無理では無いですが…」
「日車先輩!火影の圧に負けないで!!」
「暗殺任務ってんだから、俺の血も騒いじゃうわけよ」
「暗殺任務だからカカシ様を巻き込むわけにはいかないんですよ!」
なんなんだこの人のマイペースっぷりは!いや、今に始まったことではない。むしろ今回待ち合わせに遅刻してこなかった奇跡がおこってるのが余計に腹立だしい。いつもの仕事で奇跡おこせよ!
「カカシ様がいるだけで護衛までしなきゃいけないんですよ!」
「ははっ。俺は自分の身くらい自分で守れるよ」
「そういうの名目上無理なんですよ!」
なんて…なんて身勝手だ。散歩がてら?暗殺任務をなんだと思ってるんだ。これは完全に舐められている。
「別にいいじゃないの。一人戦力が増えたと思えば」
「むしろお荷物です。暗殺は少数精鋭に超したことはありません」
「日車、お願い。ね?」
「だから、ね?じゃないですから!日車先輩も計画練り直ししない!!!」
「まぁまぁ蒼、旅は道連れ世は情けって言うだろ?」
「人情とかいらないですから!」
「蒼、六代目様に失礼だぞ」
「〜~!!もう!勝手にしてください!」
カカシ様の満足そうな顔が腹立つ。この人、自分の特権をこんな形で扱うなんて、きっと日頃からそういうことばかりしてる人なんだろう。仕事しろ。
結局、四人で任務を遂行することに。
狙うは勢力をあげてきている抜け忍による山賊一派。
村で窃盗だけでなく女子供を無惨に殺めるという外道な奴らだ。
四人で森を走りながらカカシ様がめんどくさいことを言い出す。
「だいたい暗殺なんて、蒼の秘術を使えばすぐに終わるだろ?」
簡単に言ってくれる……!敵の位置情報が分からないと発動させられないっての!あと距離に制限がある!あと一般人まで巻き込んでしまう!
「あーでも、敵を探知しないとできないし、村人にまで術がかかっちゃうのかー」
「わかってるなら言わないでください!あと、膨大なチャクラを使うのであまりやりたくないです」
「蒼の医療忍術でチャクラ回復できるって言ってなかった?」
「時間があれば、ですよ。戦闘中にそんなことする余裕があるかどうかわかりませんからね」
「んー探知なら、俺の忍犬口寄せするよ。多勢に無勢だろ」
「今回は匂いを辿れません。なので…口寄せの術!」
「蒼~、ひさしぶり〜」
「シロ。久しぶり」
「会ったことがない龍だな」
「シロは探知能力…というか、透視能力に長けています」
「白眼のようなものか…」
「はい。相手のチャクラを見極めたりもできます」
「白眼そのものだな」
「で、今回やることは二つ。敵は10人で動いている集団です。ハクに敵を見つけてもらって日車先輩と桃木先輩、カカシ様は敵を村から出し、100m離れた私の元へ揺動してもらいます。殺しても構いません。
私の元へおびき寄せたら、皆さんは私から100m以上離れていてください」
「秘術は使うのね」
「一発で全員仕留めます」
「りょーかい」
「蒼〜!敵が見えたよ~」
「ナイス、ハク」
「敵は1km先の村で暴れてるみたい」
「わかった!引き続きよろしく、ハク!」
1kmも先ならすぐだ。抜け忍が殺人とか窃盗とか、村荒らしとか、ほんと呆れる。許せない。
「もうすぐ目的地に着きます!皆さん準備を!」
「りょーかい。蒼、よろしくね」
「カカシ様もご無事で!」
「…一般人の山賊ってなら余裕で捕まえられるけど、抜け忍となると話は別だな」
「六代目様、蒼の秘術をご覧になったことがありますか?私たちはまだで…」
「ん?ある、というか体感したかな。結界内にいる人間を呼吸不全にする。ありゃチートだな。でも、味方も巻き込んじゃうから使い方に気をつけないといけない。敵をあぶりだしたら蒼から離れるよ」
「はっ!」
山賊一派の前に現れる。
「な、なんだぁお前たちは?!その面…暗部か!!」
面を被った忍(カカシ様含む)が、山賊たちを一蹴する。
「紫電!!」
「ぐわぁあああっ!」
「蒼は殺していいって言ってたな」
「はい!六代目様、くれぐれもバレないようにお願いします!」
「くそっ!風遁・突破!」
「火遁・豪火球の術!!」
カカシ様が前線にでている。気が気じゃない。
他の先輩たちも敵の攻撃に対抗している。
人数は少ないけど、力量ある暗部を選出したため10人相手でも負けていない。
「螺旋丸!!」
カカシ様…やっぱり強いな…。
敵三人の死亡が確認できた。
「私は南へ離れます!日車先輩は北・西側の敵を、桃木先輩は南・東側の敵を私がいる半径100m以内に誘導してください!5分後に合流します!」
「蒼、俺は?」
「カカシ様は計算外です!先に私から離れていてください!」
「あ…うん…」
先輩たちが敵を私がいる陣へ誘導する。
「……三人とも離れてったよ~!」
「ハク、ありがとう!」
龍神様と自分のチャクラを切り離す。
「……龍心眼!!」
龍神様のチャクラが敵を囲んでいく。
「なぜ奴らはいなくなった?!」
「どこに行った?!」
「逃げやがったの……か……」
「呼吸が……うぐ……」
「なん……こ……ぐっ……」
「お前らどう……し……」
バサリバサリと山賊達は倒れていく。
「……………………」
最後の一人の死亡を確認した。
……
「蒼!」
「カカシ様!ご無事でしたか!」
「蒼、今日はお前のおかげで素早く敵を全滅させられたよ」
「日車先輩…!」
「秘術を見れなかったのは残念だな。いつか見せてくれよ」
「桃木先輩、死なせない程度に頑張ります」
「蒼、チャクラの消耗は大丈夫か?」
「カカシ様…問題ありません。自分のチャクラは満杯です」
「ならいいけど…お姫様抱っこでもして送ってやろうか?」
「断固拒否します」
ガクーっとするカカシ様を見て先輩たちがあたふたしている。
「先輩方、気にしないでください。この人はこういう人です。とりあえず帰りましょう。報告書を書きます。カカシ様も火影室に帰って仕事してください」
更にガクーっとするカカシ様。
「……カカシ様、帰ったら夕飯食べに行きましょう。だから早く仕事終わらせてください」
「…!わかった。日車たちも来るか?」
「いいんですか?」
「先輩たちもぜひ。カカシ様の奢りです」
「蒼…今日待遇冷ややかじゃない?」
「重要任務に散歩がてらで参加する人がいますか!私は怒っています!」
「火影に怒れる蒼……すげぇな」
「日車…俺たちも蒼の前では余計なことしないようにしよう…」
「そうだな…」
里へ戻ってから、各々の仕事を速やかに終わらせ四人で飲みに行った。
帰宅後はカカシ様を正座させ小一時間叱った。