なんでもない、ただの愛
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今日はカカシ様の護衛任務だ。土の国まで向かう。
カカシ様はお強いので、「俺一人でもいいのに」とボヤいていたけど、そういうわけにもいかない。火影を一人になんかさせられない。
カカシ様は渋々駕籠に乗り、運ばれながらはぁ、 とため息をついた。
「カカシ様、何がご不満なんですか?」
「偉くなると自分のしたいようにできなくなることが多いもんだなとね」
「そうですか?まぁ、仕事は多そうですけど、この里をしたいように出来るのが里長の特権じゃないですか?」
「簡単に言うけどね…圧力、派閥、民衆の声、忍の声、全て同じ意見が揃うとは限らないんだ。むしろ逆の方が多いね。それを考えて、考えて、答えをだすのが火影の仕事。自分の思い通りになんてならないよ」
そんなものなのか、と思いながら駕籠に合わせて歩いていると、「蒼も駕籠に入りなよ」とカカシ様に言われた。
「ただ歩いてるわけじゃないですよ。任務中なので、お断りします」
そう答えると、カカシ様はまたはぁ、とため息をついた。自分で動けないのがつまらないのだろう。
「……タツ朗を口寄せしましょうか?」
「…!その手があったな」
「じゃ、運び屋の皆様、里に戻られて結構です。ここから先は口寄せした龍でカカシ様と移動します」
始めは戸惑っていた運び屋も、私が口寄せしたタツ朗を見て理解したようで帰って行った。
「タツ朗、コーラだよ」
「ぷはーっ!うめぇー!で、またその男と一緒か!」
「火影様だよ。口の利き方に気をつけなさい」
「で、またその火影様と一緒か!」
「……まぁいいでしょう。土の国まで送ってほしいの。よろしくね」
「任せろ!超特急で行くぜ!!」
駕籠なんか使わなくても、最初からタツ朗に頼んでおけばもっと早く土の国まで行けたのに。私の思考が至らなかったな。
「カカシ様、予定より早く着きますがどうされますか?観光とかします?(私も何度も来たことがあるけど観光したことは無い…)」
「岩隠れの里は結構来てるから今更観光してもなぁ…」
「そうですか…」
しょんぼりする私を見て察したのか、「名物の岩煎餅があるらしいから茶屋へ行こう」と誘ってくれた。
「タツ朗、ありがとう」
「またな〜!」
岩隠れの里に着いて、早速茶屋へ向かった。
「岩煎餅二つと、抹茶二つ」
届いた岩煎餅は顔よりも大きくて、パリッとしていて美味しかった。
「カカシ様は今日、なんの用事で来たんですか?」
「先日岩隠れで大きな地震があってね。その復興の手伝いをするために土影に会いに来たってわけ」
「なるほど…そういえばニュースになってましたね」
「それ。何が必要でどれくらいの寄付をするか、この目で見て決めようと思ってね。この通り、いつもと変わらない店や地域もあるし」
「物資の流通は滞りなく行けそうですか?」
「それを確かめるためにも俺が直接向かおうとしたのよ。駕籠で運ばれるのは嫌だったから、蒼の口寄せがあって助かったけど」
「なんで駕籠が嫌だったんですか?動かなくていいから楽なのに」
「動けないから嫌なんだよ。俺も忍だからさ、自分で走って行けるじゃん。駕籠なんて不要でしょ」
「でも火影様なので自ら移動させるわけにもいきません」
「ほんとに微妙なラインで行動が制限されるよね。ストレス溜まっちゃう」
「カカシ様が夜元気なのってストレス発散のためじゃ…」
「ん?」
「いえ、なんでもないです」
「蒼がエロい身体してるから俺も元気になるんだよ」
「聞こえてるじゃないですか!」
「今日、里に泊まる?どうする?」
「泊まりません!しっかり送ります!」
めちゃくちゃな会話をしていたら時間になったので、土影室へ向かった。
「火影殿、此度は来訪感謝いたします。見てのとおり、震災で一部地域は復興作業中です…回復の目処がまだたっておりません」
土影室から見える里の北側が、家や店などが崩壊状態になっていた。
「これは…時間がかかりそうですね。ウチからも復興部隊を送ります。それから寄付ですが、これくらいで…」
コソコソと話すカカシ様。私が聞いちゃ不味いのだろうか。
「そんな…!ご支援感謝いたします…!」
土影様の反応を見るに、結構な額を寄付するのだろう。
ま、お金の動きは大っぴらに話すものではない。
一忍として知っちゃいけないこともある。
カカシ様と土影様が固い握手をし、土影室を後にした。
「口寄せの術!」
タツ朗を再び口寄せし、木ノ葉隠れの里に帰ることに。
「はぁ…帰ったらやることが山積みだな」
「それなのに岩隠れの里に泊まろうとか言ってたんですか?」
「現実逃避したくてね…」
思わず私もはぁ、とため息を漏らす。
「そんなことしたら、私までシカマルに怒られますよ。巻き込まないでください」
「シカマルね…怒ると怖いよね…」
経験済なら、尚更しっかりしていただきたい。おそらくは遅刻癖のことでシカマルに色々言われてるのだろう。自己責任だ。そういえば一緒に住んでいて何度「寝坊した」というセリフを聞いただろうか。割と重要な会議でも平気で遅刻する。この人のマイペースっぷりには甚だ呆れるものがある。
「わかってるなら、しっかりしてくださいね」
「うん……」
どんよりした空気が流れる。気まずい。
「今日……」
あまり使いたくない手段ではあるが、言うしかない。
「今日、仕事が終わったら一緒にお風呂に入りましょう」
カカシ様の表情がみるみる明るくなる。それはもう太陽のように。
「いいの?普段は断るのに…」
「今日は特別です。出血大サービスです」
「…!俺、仕事頑張るよ。早く終わらせて、早く帰ってくる」
「待ってるので、頑張ってください」
一時解散。
19時頃、帰宅して夕食の準備をしていたらカカシ様が帰ってきた。本当に仕事を早く終わらせてきたらしい。
さて、自分から口にしたから約束を破るわけにはいかない。
食後のお風呂タイムだ。
二人で服を脱ぎ出す。
あ~恥ずかしい。脱いでる姿なんか見られたくない。
「蒼……」
裸の私を抱きしめるカカシ様。
そしてみるみる元気になっていくカカシ様のソレ。
「まだお風呂入る前なのに……」
「裸の蒼みたらこうなっちゃうよ」
「へんたい……」
「さ、入ろ入ろ」
頭と体を洗い流してから入浴する。
ピチャン
ピチャン
カカシ様が、カカシ様から見て後ろを向いている私の首筋にキスをする。
「…ッ いたっ」
ズキっとした痛みを感じた。どうやら噛み付かれたようだ。
「カカシ様…何したんですか」
「んー?マーキング?」
恐らく跡になっているだろう首筋に、再びキスをし、今度は吸いつかれたような刺激を感じた。
「ほんと何してるんですか…」
「マーキング」
「そんなことしなくても、誰も私のことなんか気にもとめませんって」
「蒼は自分の魅力をわかっちゃいない」
ただでさえ露出の多い格好してるのに…とおじさんみたいなことを言うカカシ様。
「言ってることがおじさんみたいですよ」
後ろを向いてるから、顔は見えないけど多分がっくりしている。
「んっ…」
背後から急に胸を撫でられた。
再び首に唇を這わせながら、両手はツンと尖り立った蕾を弄ぶ。
「はぁ…あ…カカシ様…何するんですか…」
「今日は風呂場でしようよ」
「お風呂、は、体を洗う…あっ…神聖な場所でっ…んっ」
「蒼、すごい感じてるね」
「それは…カカシ様が……あっ」
「プライベートで様呼びはダメって言ったよね?」
「カカシ、さんっ…ぁ、ん」
耳を嬲られ、手は徐々に下半身へと移動し、人差し指は私の花芽を、中指は花峰に入れ、優しく弄る。
「ぁっ……はぁ……ん…あっ…」
「蒼、エロいな」
「あっ…ん…ぁっ…あ…」
「のぼせちゃ大変だし、上がろうか」
お風呂から上がり、「壁に手をついて」と言われるがままにすると、突然腰を突き出す体勢にされ、カカシ様の陽根が私の中に入り込んできた。
「あっ……」
「蒼…エロい体して、エロい声出して、俺より変態なんじゃないの?」
「ちがっ…カカシさんがっ…あっ…ぁっ…んっ…」
「俺が、何?」
「カカシさんがっ…変なことするからっ…あっ」
「変なこと?変なことって何?」
「ずるい……んぁっ…あっ…はぁっ…」
「何がずるいの?」
「いつ、も…カカシさんが…主導権握ってて…ぁっ…あ…」
「じゃあ、蒼が主導権握れればいいの?」
そう言うとカカシ様は私の中から抜き、私を正面に振り向かせ頭を下にさげさせた。
「蒼が主導権握るってのは、こういうことだよ」
「どういうことですか?」
「咥えて、ストロークして」
何となく理解し、陽根を咥え、溢れ出る唾液をまとわりつかせ、吸い付くように前後に動かす。
「…蒼、上手だね…手も使って」
言われるがまま口と手で優しく刺激する。
カカシ様の表情が恍惚なものに変わる。
なんて唆る顔をしているのだろう、と考える私はやはり変態なのかもしれない。
「……今日はここまで」
再びカカシ様に背を向ける体勢でソレを挿入される。
「あっ…ぁっ……ん…はぁ……あっ……」
初めてしたときよりも痛みはなく、むしろより快感に変わっていく。
「ぁ…ん…あっ、あっ、んぁっ…」
「はぁ…はぁ…」
浴室で温度も高いからか、カカシ様の呼吸も乱れている。
「あっ……んぁ……あっ…ぁ、ん」
「蒼……」
「は、い……ん…あっ…あ……」
「可愛いね」
「あっ、ん…はぁ…ぁあ、ぁっ…ん」
「もっと声聞かせて」
「ぁっあっあっ、ん…ぁっ」
「蒼、エロいなぁ」
「んぁ、はぁ…あっぁ、ん…あっ…」
「……ダメだ、もうイく……」
私の腰に濁液を吐き出し、果てたカカシ様はぎゅっと私を抱きしめた。
「はぁ…先にイッちゃってごめん……」
「いえ…はぁ…はぁ…」
二人で息を整えて体を洗い流し、脱衣所に出た。
「あっつい……」
「ははっ。蒼、顔真っ赤」
「カカシ様こそ体が真っ赤ですよ」
「また様付けになってる」
顎をクイッと動かされ、
ちゅ、と唇を重ねる。
「さん付けもしなくていいのに」
「それはさすがにまだ無理です」
ガクリとするカカシ様を他所に、早々とパジャマに着替える。
「蒼、着替えてもまた脱がすよ」
「えっ」と言いかけた途端、お姫様抱っこをされベッドイン。
着たばかりのパジャマはあっという間に剥がされ、再び唇を重ねるとこから始まり、二回目へ突入した。
何度も何度も体を重ね、明日が休暇で良かったと思いつつ、カカシ様はまた寝坊するんじゃないかと不安が過ぎったので早めに目覚まし時計をかけておいた。
カカシ様はお強いので、「俺一人でもいいのに」とボヤいていたけど、そういうわけにもいかない。火影を一人になんかさせられない。
カカシ様は渋々駕籠に乗り、運ばれながらはぁ、 とため息をついた。
「カカシ様、何がご不満なんですか?」
「偉くなると自分のしたいようにできなくなることが多いもんだなとね」
「そうですか?まぁ、仕事は多そうですけど、この里をしたいように出来るのが里長の特権じゃないですか?」
「簡単に言うけどね…圧力、派閥、民衆の声、忍の声、全て同じ意見が揃うとは限らないんだ。むしろ逆の方が多いね。それを考えて、考えて、答えをだすのが火影の仕事。自分の思い通りになんてならないよ」
そんなものなのか、と思いながら駕籠に合わせて歩いていると、「蒼も駕籠に入りなよ」とカカシ様に言われた。
「ただ歩いてるわけじゃないですよ。任務中なので、お断りします」
そう答えると、カカシ様はまたはぁ、とため息をついた。自分で動けないのがつまらないのだろう。
「……タツ朗を口寄せしましょうか?」
「…!その手があったな」
「じゃ、運び屋の皆様、里に戻られて結構です。ここから先は口寄せした龍でカカシ様と移動します」
始めは戸惑っていた運び屋も、私が口寄せしたタツ朗を見て理解したようで帰って行った。
「タツ朗、コーラだよ」
「ぷはーっ!うめぇー!で、またその男と一緒か!」
「火影様だよ。口の利き方に気をつけなさい」
「で、またその火影様と一緒か!」
「……まぁいいでしょう。土の国まで送ってほしいの。よろしくね」
「任せろ!超特急で行くぜ!!」
駕籠なんか使わなくても、最初からタツ朗に頼んでおけばもっと早く土の国まで行けたのに。私の思考が至らなかったな。
「カカシ様、予定より早く着きますがどうされますか?観光とかします?(私も何度も来たことがあるけど観光したことは無い…)」
「岩隠れの里は結構来てるから今更観光してもなぁ…」
「そうですか…」
しょんぼりする私を見て察したのか、「名物の岩煎餅があるらしいから茶屋へ行こう」と誘ってくれた。
「タツ朗、ありがとう」
「またな〜!」
岩隠れの里に着いて、早速茶屋へ向かった。
「岩煎餅二つと、抹茶二つ」
届いた岩煎餅は顔よりも大きくて、パリッとしていて美味しかった。
「カカシ様は今日、なんの用事で来たんですか?」
「先日岩隠れで大きな地震があってね。その復興の手伝いをするために土影に会いに来たってわけ」
「なるほど…そういえばニュースになってましたね」
「それ。何が必要でどれくらいの寄付をするか、この目で見て決めようと思ってね。この通り、いつもと変わらない店や地域もあるし」
「物資の流通は滞りなく行けそうですか?」
「それを確かめるためにも俺が直接向かおうとしたのよ。駕籠で運ばれるのは嫌だったから、蒼の口寄せがあって助かったけど」
「なんで駕籠が嫌だったんですか?動かなくていいから楽なのに」
「動けないから嫌なんだよ。俺も忍だからさ、自分で走って行けるじゃん。駕籠なんて不要でしょ」
「でも火影様なので自ら移動させるわけにもいきません」
「ほんとに微妙なラインで行動が制限されるよね。ストレス溜まっちゃう」
「カカシ様が夜元気なのってストレス発散のためじゃ…」
「ん?」
「いえ、なんでもないです」
「蒼がエロい身体してるから俺も元気になるんだよ」
「聞こえてるじゃないですか!」
「今日、里に泊まる?どうする?」
「泊まりません!しっかり送ります!」
めちゃくちゃな会話をしていたら時間になったので、土影室へ向かった。
「火影殿、此度は来訪感謝いたします。見てのとおり、震災で一部地域は復興作業中です…回復の目処がまだたっておりません」
土影室から見える里の北側が、家や店などが崩壊状態になっていた。
「これは…時間がかかりそうですね。ウチからも復興部隊を送ります。それから寄付ですが、これくらいで…」
コソコソと話すカカシ様。私が聞いちゃ不味いのだろうか。
「そんな…!ご支援感謝いたします…!」
土影様の反応を見るに、結構な額を寄付するのだろう。
ま、お金の動きは大っぴらに話すものではない。
一忍として知っちゃいけないこともある。
カカシ様と土影様が固い握手をし、土影室を後にした。
「口寄せの術!」
タツ朗を再び口寄せし、木ノ葉隠れの里に帰ることに。
「はぁ…帰ったらやることが山積みだな」
「それなのに岩隠れの里に泊まろうとか言ってたんですか?」
「現実逃避したくてね…」
思わず私もはぁ、とため息を漏らす。
「そんなことしたら、私までシカマルに怒られますよ。巻き込まないでください」
「シカマルね…怒ると怖いよね…」
経験済なら、尚更しっかりしていただきたい。おそらくは遅刻癖のことでシカマルに色々言われてるのだろう。自己責任だ。そういえば一緒に住んでいて何度「寝坊した」というセリフを聞いただろうか。割と重要な会議でも平気で遅刻する。この人のマイペースっぷりには甚だ呆れるものがある。
「わかってるなら、しっかりしてくださいね」
「うん……」
どんよりした空気が流れる。気まずい。
「今日……」
あまり使いたくない手段ではあるが、言うしかない。
「今日、仕事が終わったら一緒にお風呂に入りましょう」
カカシ様の表情がみるみる明るくなる。それはもう太陽のように。
「いいの?普段は断るのに…」
「今日は特別です。出血大サービスです」
「…!俺、仕事頑張るよ。早く終わらせて、早く帰ってくる」
「待ってるので、頑張ってください」
一時解散。
19時頃、帰宅して夕食の準備をしていたらカカシ様が帰ってきた。本当に仕事を早く終わらせてきたらしい。
さて、自分から口にしたから約束を破るわけにはいかない。
食後のお風呂タイムだ。
二人で服を脱ぎ出す。
あ~恥ずかしい。脱いでる姿なんか見られたくない。
「蒼……」
裸の私を抱きしめるカカシ様。
そしてみるみる元気になっていくカカシ様のソレ。
「まだお風呂入る前なのに……」
「裸の蒼みたらこうなっちゃうよ」
「へんたい……」
「さ、入ろ入ろ」
頭と体を洗い流してから入浴する。
ピチャン
ピチャン
カカシ様が、カカシ様から見て後ろを向いている私の首筋にキスをする。
「…ッ いたっ」
ズキっとした痛みを感じた。どうやら噛み付かれたようだ。
「カカシ様…何したんですか」
「んー?マーキング?」
恐らく跡になっているだろう首筋に、再びキスをし、今度は吸いつかれたような刺激を感じた。
「ほんと何してるんですか…」
「マーキング」
「そんなことしなくても、誰も私のことなんか気にもとめませんって」
「蒼は自分の魅力をわかっちゃいない」
ただでさえ露出の多い格好してるのに…とおじさんみたいなことを言うカカシ様。
「言ってることがおじさんみたいですよ」
後ろを向いてるから、顔は見えないけど多分がっくりしている。
「んっ…」
背後から急に胸を撫でられた。
再び首に唇を這わせながら、両手はツンと尖り立った蕾を弄ぶ。
「はぁ…あ…カカシ様…何するんですか…」
「今日は風呂場でしようよ」
「お風呂、は、体を洗う…あっ…神聖な場所でっ…んっ」
「蒼、すごい感じてるね」
「それは…カカシ様が……あっ」
「プライベートで様呼びはダメって言ったよね?」
「カカシ、さんっ…ぁ、ん」
耳を嬲られ、手は徐々に下半身へと移動し、人差し指は私の花芽を、中指は花峰に入れ、優しく弄る。
「ぁっ……はぁ……ん…あっ…」
「蒼、エロいな」
「あっ…ん…ぁっ…あ…」
「のぼせちゃ大変だし、上がろうか」
お風呂から上がり、「壁に手をついて」と言われるがままにすると、突然腰を突き出す体勢にされ、カカシ様の陽根が私の中に入り込んできた。
「あっ……」
「蒼…エロい体して、エロい声出して、俺より変態なんじゃないの?」
「ちがっ…カカシさんがっ…あっ…ぁっ…んっ…」
「俺が、何?」
「カカシさんがっ…変なことするからっ…あっ」
「変なこと?変なことって何?」
「ずるい……んぁっ…あっ…はぁっ…」
「何がずるいの?」
「いつ、も…カカシさんが…主導権握ってて…ぁっ…あ…」
「じゃあ、蒼が主導権握れればいいの?」
そう言うとカカシ様は私の中から抜き、私を正面に振り向かせ頭を下にさげさせた。
「蒼が主導権握るってのは、こういうことだよ」
「どういうことですか?」
「咥えて、ストロークして」
何となく理解し、陽根を咥え、溢れ出る唾液をまとわりつかせ、吸い付くように前後に動かす。
「…蒼、上手だね…手も使って」
言われるがまま口と手で優しく刺激する。
カカシ様の表情が恍惚なものに変わる。
なんて唆る顔をしているのだろう、と考える私はやはり変態なのかもしれない。
「……今日はここまで」
再びカカシ様に背を向ける体勢でソレを挿入される。
「あっ…ぁっ……ん…はぁ……あっ……」
初めてしたときよりも痛みはなく、むしろより快感に変わっていく。
「ぁ…ん…あっ、あっ、んぁっ…」
「はぁ…はぁ…」
浴室で温度も高いからか、カカシ様の呼吸も乱れている。
「あっ……んぁ……あっ…ぁ、ん」
「蒼……」
「は、い……ん…あっ…あ……」
「可愛いね」
「あっ、ん…はぁ…ぁあ、ぁっ…ん」
「もっと声聞かせて」
「ぁっあっあっ、ん…ぁっ」
「蒼、エロいなぁ」
「んぁ、はぁ…あっぁ、ん…あっ…」
「……ダメだ、もうイく……」
私の腰に濁液を吐き出し、果てたカカシ様はぎゅっと私を抱きしめた。
「はぁ…先にイッちゃってごめん……」
「いえ…はぁ…はぁ…」
二人で息を整えて体を洗い流し、脱衣所に出た。
「あっつい……」
「ははっ。蒼、顔真っ赤」
「カカシ様こそ体が真っ赤ですよ」
「また様付けになってる」
顎をクイッと動かされ、
ちゅ、と唇を重ねる。
「さん付けもしなくていいのに」
「それはさすがにまだ無理です」
ガクリとするカカシ様を他所に、早々とパジャマに着替える。
「蒼、着替えてもまた脱がすよ」
「えっ」と言いかけた途端、お姫様抱っこをされベッドイン。
着たばかりのパジャマはあっという間に剥がされ、再び唇を重ねるとこから始まり、二回目へ突入した。
何度も何度も体を重ね、明日が休暇で良かったと思いつつ、カカシ様はまた寝坊するんじゃないかと不安が過ぎったので早めに目覚まし時計をかけておいた。
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