なんでもない、ただの愛
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「シカマル連絡とか来てない?まったく、遅いな」
「遅刻魔のあなたが言える立場ですか」
火影じゃなかったら拳奮ってたっつーの。
「はは、そんなことより、どんな子なんだろうねぇ、新しい補佐官」
「そんなことなんて無いですよ」
今日は新補佐がやってくる日。どんな奴が来るのかと少し楽しみにしていた。
コンコン、「失礼しまーす」
?…聞き覚えがある声が…。
ガチャ
「カカシ様!」
「蒼?!どうしてここに?」
「えへへ…カカシ様の補佐に選ばれました…これから一緒ですね!」
は?こいつ…付き合ってるからイチャつくために補佐になったよーなもんじゃねーか。クソめんどくせー。
「うえー。任務中にイチャつくのはやめてくださいよ」
「そんなぁ、いちゃつくなんて」
「さすがにしないよ、シカマル」
「2人して照れちまって…それがもうイチャついてるってーの」
「すまんすまん、気が緩んだ。まさか蒼が補佐になるとはな」
「志願しました!私とカカシ様が付き合ってるのはシカマルくんくらいしか知らないし、いいかなと思って!」
「いや…あんたらこのあいだふたりで歩いてたっしょ。見られてんだよ。察してるやつもいる」
「シカマルの耳に届いてるってことはそういうことなのか…」
「火影様も気をつけてくださいよ。恋人ってバレて弱み握られるかもしれないし」
「そうだな…気をつけるよ…でも2人で出かけるくらいいいだろう?」
「そんなに2人ででかけたいなら変装してください!」
「その手があったか」
まったく、なんで俺がこんなこと言わなきゃいけないのか…。
「補佐になった以上、カカシ様を全力でお守りします!」
「俺も蒼のこと守るよ」
でれでれしやがって、めんどくせー。
「それじゃ俺は任務があるんで、失礼します」
くれぐれもこの部屋でイチャついたりするなよ、と釘を指しておいた。
「蒼、こっちおいで」
「?」
トントン、と膝の上に座るよう催促する。
「こんな所に座らせて…恥ずかしいです。私がカカシ様を見下ろしてるかたちになるし」
「蒼はかわいいなぁ…」
ボフッと顔を赤くする蒼に思わず笑みが溢れる。
「カカシ様…からかってるでしょう」
「そんなことないよ、本音だよ」
蒼の胸に顔を埋める。
「あー、仕事中も蒼と居られるなんて」
「私も仕事でカカシ様と居られてうれしいです」
「シカマルに怒られるから変なことは出来ないけど…」
マスクを下げ、蒼の唇に触れる。
またすぐにマスクをつける。
「これくらいならいいでしょ」
ガチャ
「火影様ー、忘れ物が……」
「シカマル…」
しまった。膝の上に蒼を乗せている。
どうみてもイチャついている。
蒼もすぐさま立ち上がる。
「…マジでやめてくださいよ。きまじーのなんのって」
「はは、ごめんごめん、忘れ物って?」
「すぐ話逸らす…この巻物に印を欲しかったんです」
「印ね、はいはい」
「中身の確認もお願いしますね」
「うん、よし、これでいいかな」
「ありがとうございます。くれぐれもいちゃつかないように。他に誰が入ってくるかわからないんですから。じゃ」
「シカマルくんの言う通りですね…へへ」
「俺はイチャついてるところ見られてもいいんだけどなぁ」
「ダメですよ!一国を担う火影様とあろうものが、一人の女にうつつを抜かすのは!」
「じゃあ、たまにでいいからキスさせてよ」
「うっ……はい」
でも気をつけてくださいね!と蒼は念を押して言ってきた。
そこもまたかわいいんだけど。
「ところでさっそく頼みたいことがあるんだけど」
「はい!どうされましたか?」
「霧隠れの里に向かおうと思う」
「それって…カカシ様を拉致した…」
「うん、調べてみたら正確には抜け忍だったんだけどね」
「…水影様と会うんですか?」
「察しがいいね。報告に向かおうと思う。だから蒼には護衛を頼みたい」
「わかりました!誠心誠意心を込めてお守りします!」
心は込めなくても…ふっ、笑ってしまう。
「どうかされました?」
「いや、蒼、期待してるよ」
「はい!お任せ下さい!」
2人での試練、再開!
「遅刻魔のあなたが言える立場ですか」
火影じゃなかったら拳奮ってたっつーの。
「はは、そんなことより、どんな子なんだろうねぇ、新しい補佐官」
「そんなことなんて無いですよ」
今日は新補佐がやってくる日。どんな奴が来るのかと少し楽しみにしていた。
コンコン、「失礼しまーす」
?…聞き覚えがある声が…。
ガチャ
「カカシ様!」
「蒼?!どうしてここに?」
「えへへ…カカシ様の補佐に選ばれました…これから一緒ですね!」
は?こいつ…付き合ってるからイチャつくために補佐になったよーなもんじゃねーか。クソめんどくせー。
「うえー。任務中にイチャつくのはやめてくださいよ」
「そんなぁ、いちゃつくなんて」
「さすがにしないよ、シカマル」
「2人して照れちまって…それがもうイチャついてるってーの」
「すまんすまん、気が緩んだ。まさか蒼が補佐になるとはな」
「志願しました!私とカカシ様が付き合ってるのはシカマルくんくらいしか知らないし、いいかなと思って!」
「いや…あんたらこのあいだふたりで歩いてたっしょ。見られてんだよ。察してるやつもいる」
「シカマルの耳に届いてるってことはそういうことなのか…」
「火影様も気をつけてくださいよ。恋人ってバレて弱み握られるかもしれないし」
「そうだな…気をつけるよ…でも2人で出かけるくらいいいだろう?」
「そんなに2人ででかけたいなら変装してください!」
「その手があったか」
まったく、なんで俺がこんなこと言わなきゃいけないのか…。
「補佐になった以上、カカシ様を全力でお守りします!」
「俺も蒼のこと守るよ」
でれでれしやがって、めんどくせー。
「それじゃ俺は任務があるんで、失礼します」
くれぐれもこの部屋でイチャついたりするなよ、と釘を指しておいた。
「蒼、こっちおいで」
「?」
トントン、と膝の上に座るよう催促する。
「こんな所に座らせて…恥ずかしいです。私がカカシ様を見下ろしてるかたちになるし」
「蒼はかわいいなぁ…」
ボフッと顔を赤くする蒼に思わず笑みが溢れる。
「カカシ様…からかってるでしょう」
「そんなことないよ、本音だよ」
蒼の胸に顔を埋める。
「あー、仕事中も蒼と居られるなんて」
「私も仕事でカカシ様と居られてうれしいです」
「シカマルに怒られるから変なことは出来ないけど…」
マスクを下げ、蒼の唇に触れる。
またすぐにマスクをつける。
「これくらいならいいでしょ」
ガチャ
「火影様ー、忘れ物が……」
「シカマル…」
しまった。膝の上に蒼を乗せている。
どうみてもイチャついている。
蒼もすぐさま立ち上がる。
「…マジでやめてくださいよ。きまじーのなんのって」
「はは、ごめんごめん、忘れ物って?」
「すぐ話逸らす…この巻物に印を欲しかったんです」
「印ね、はいはい」
「中身の確認もお願いしますね」
「うん、よし、これでいいかな」
「ありがとうございます。くれぐれもいちゃつかないように。他に誰が入ってくるかわからないんですから。じゃ」
「シカマルくんの言う通りですね…へへ」
「俺はイチャついてるところ見られてもいいんだけどなぁ」
「ダメですよ!一国を担う火影様とあろうものが、一人の女にうつつを抜かすのは!」
「じゃあ、たまにでいいからキスさせてよ」
「うっ……はい」
でも気をつけてくださいね!と蒼は念を押して言ってきた。
そこもまたかわいいんだけど。
「ところでさっそく頼みたいことがあるんだけど」
「はい!どうされましたか?」
「霧隠れの里に向かおうと思う」
「それって…カカシ様を拉致した…」
「うん、調べてみたら正確には抜け忍だったんだけどね」
「…水影様と会うんですか?」
「察しがいいね。報告に向かおうと思う。だから蒼には護衛を頼みたい」
「わかりました!誠心誠意心を込めてお守りします!」
心は込めなくても…ふっ、笑ってしまう。
「どうかされました?」
「いや、蒼、期待してるよ」
「はい!お任せ下さい!」
2人での試練、再開!