Love to you
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レンタカーで熊本市外のさらに南の南、天草市にやってきた。
蒼のナビ通り飲食店に着くと、かなりの行列ができていた。大量のバイクもある。どうやらツーリング仲間同士で来てるようだ。
「2時間くらい待つかもしれないけど、待てるよねぇ?!」
蒼から圧が。
「仰せのままに」
「明日朝の便で帰るけどさ、鉄、この数日運転してくれてありがとうね」
「全然苦じゃなかったよ。蒼がスケジュール組んでくれて、俺にできたことってこれくらいだし」
「お互い様ってやつだね!それぞれ役割分担できていい旅だったよ」
「次旅行できる時あったら、海外行こうぜ」
「いいねぇ!台湾行きたい!台湾!」
「いいな。夜市とか楽しそうだよな」
「あー。なんかもう楽しみになってきた。決まり!次は台湾!大学の休み中に行こう!」
「俺もまだ有休残ってるから余裕あるよ。絶対行こうな」
「行ける時に行っとかないとね!」
まだ先の話だけど、すっかり気分は台湾。蒼曰く、台北には長くて大きな地下街があって、かなりの人がいるらしい。それはそれは楽しみだ。
……
……
……
将来の旅行話に花咲かせていたら、入店の順番が来た。
案内されたのは壁片側がガラス張りになっている景色も望めるテーブル席。メニューは海鮮系がメインで、蒼は真鯛の漬け丼、俺は天草ご膳を頼んだ。
「漬け丼美味しい~!!私、鯛好きなんだよね。お刺身も、お寿司も、出汁茶漬けも大好き」
「そうだったの?初耳だねぇ。俺の方は、寿司に刺身に天ぷらに小鉢に、豪華絢爛って感じ。」
寿司からいただく。
「しおのときもそうだったけど、臭みがなくてうめぇ。熊本の海鮮ってほんと新鮮なんだな」
「ここ天草は漁業が盛んだからね」
次は天ぷら。
「衣がくどくなくて美味いな。塩振って食べたら素材の味が引き立つ」
蒼の店選びは間違いがなくてすごいな。観光地はもちろん、ローカルな場所まで知っててGoogleで調べただけでそんな簡単に絞れるものだろうか。もしかして熊本来たことある?
「次はイルカウォッチングに行くよ!」
「イルカウォッチング?」
「船に乗って間近でイルカに会えるの!」
「そりゃすごいな」
天草といえばこれでしょ!と言って会計を済まし、案内所まで向かった。
「16:00の便でお願いします!」
「はい。事前説明がありますのでそのまま船の前でお待ちください」
「……海鮮食べたあとに魚見に行くってなかなかのサイコだよねぇ」
「そんなこと言う鉄の思考がサイコだよ」
ガックリしたので大袈裟にへこんでみた。
「あ、ほら。運転手さんらしき人が来たよ。しょげてないで顔上げて」
半ば無理矢理起き上がらせたので俺のガッカリ作戦は失敗に終わった。
「ーーーでは、船に乗りましょう」
注意事項を聞いて、ライフジャケットを着て船に乗った。
「あと10分ほどでポイントに着きますよ」
「うぉー!楽しみになってきたァ!」
「蒼、イルカショーとか見るタイプ?」
「見る見る!超見る!イルカって超頭良いじゃん!」
どういう基準だろうか……。
頭が良くていろんな芸を覚えるから……か?
たまに蒼は語彙力がなくなる。
テンション上がってるときとか。
「見えてきましたよ〜」
「きゃーーーー!鉄!見て!イルカ!近い!」
「おお、すごいな。めちゃくちゃ近いな」
「しかもたくさんいる!やばい!鼻血出そう!」
鼻血…?興奮してるってことか?
「蒼、体調悪いの?」
「え?すこぶる調子いいよ!こんな体験初めて!」
喜び方が子供みたいだな…。
しばらくして船から戻り、それでも蒼はキラキラしていた。
「これはなかなか見られない光景だったね!」
「そーだね。蒼テンション高いなぁ」
「こういう体験型イベント好きなんだよね!新しいことを知れる!」
いつかガラス陶芸とかボルタリングとか行こうよー!と蒼が俺の知らない世界へ導いてくれる。
「どこでもついて行くよ」
「言ったね…?もう夕方だね!明日朝早いし、宿に帰ろうか!」
こうして熊本ツアーが幕を閉じた。
明日は東京に帰るだけ。なんだか急に現実に引き戻された気分だ。もう終わるんだな……。
宿で食事を終え、最後の温泉を堪能し、布団に入る。
「蒼…俺、記念日に何あげようってばっかり思ってたけど、旅行ってのもいい思い出になるな。この3日間すげー楽しかった。計画してくれてありがとう」
「記念日といえば!プレゼントと言えば!プレゼントがあるんですよ!」
えっ?
「蒼…何言って…」
「はい!鉄朗くんにプレゼント!」
蒼は小さな四角い箱を渡して開けてみて!と催促してきた。
蓋を開けると……
「指輪……?」
「オシャレ用指輪だよ!ダイヤが入ってるけどごつくないし、スマートに着けられると思う!」
「蒼…俺なんも用意してない…」
「いいよ別に!私がしたくてしたことだし!」
「いや、このままじゃ俺の気が済まない。後日何かプレゼントさせてくれ」
「ははっ!わかったよ!楽しみにしてるね」
「蒼、ありがとな」
「どういたしまして!」
最終日、泥のように眠り3日に無事東京に帰れた。
「東京だーー!!!都会だなぁ!!!」
「んな3泊4日で懐かしんじゃって」
「熊本楽しかったよね!また行こうね!」
「おう。また行こうな」
家に帰宅し、蒼は仮眠をとると言って寝室へ向かった。
その間俺は蒼に何をプレゼントするか計画していた。
蒼のナビ通り飲食店に着くと、かなりの行列ができていた。大量のバイクもある。どうやらツーリング仲間同士で来てるようだ。
「2時間くらい待つかもしれないけど、待てるよねぇ?!」
蒼から圧が。
「仰せのままに」
「明日朝の便で帰るけどさ、鉄、この数日運転してくれてありがとうね」
「全然苦じゃなかったよ。蒼がスケジュール組んでくれて、俺にできたことってこれくらいだし」
「お互い様ってやつだね!それぞれ役割分担できていい旅だったよ」
「次旅行できる時あったら、海外行こうぜ」
「いいねぇ!台湾行きたい!台湾!」
「いいな。夜市とか楽しそうだよな」
「あー。なんかもう楽しみになってきた。決まり!次は台湾!大学の休み中に行こう!」
「俺もまだ有休残ってるから余裕あるよ。絶対行こうな」
「行ける時に行っとかないとね!」
まだ先の話だけど、すっかり気分は台湾。蒼曰く、台北には長くて大きな地下街があって、かなりの人がいるらしい。それはそれは楽しみだ。
……
……
……
将来の旅行話に花咲かせていたら、入店の順番が来た。
案内されたのは壁片側がガラス張りになっている景色も望めるテーブル席。メニューは海鮮系がメインで、蒼は真鯛の漬け丼、俺は天草ご膳を頼んだ。
「漬け丼美味しい~!!私、鯛好きなんだよね。お刺身も、お寿司も、出汁茶漬けも大好き」
「そうだったの?初耳だねぇ。俺の方は、寿司に刺身に天ぷらに小鉢に、豪華絢爛って感じ。」
寿司からいただく。
「しおのときもそうだったけど、臭みがなくてうめぇ。熊本の海鮮ってほんと新鮮なんだな」
「ここ天草は漁業が盛んだからね」
次は天ぷら。
「衣がくどくなくて美味いな。塩振って食べたら素材の味が引き立つ」
蒼の店選びは間違いがなくてすごいな。観光地はもちろん、ローカルな場所まで知っててGoogleで調べただけでそんな簡単に絞れるものだろうか。もしかして熊本来たことある?
「次はイルカウォッチングに行くよ!」
「イルカウォッチング?」
「船に乗って間近でイルカに会えるの!」
「そりゃすごいな」
天草といえばこれでしょ!と言って会計を済まし、案内所まで向かった。
「16:00の便でお願いします!」
「はい。事前説明がありますのでそのまま船の前でお待ちください」
「……海鮮食べたあとに魚見に行くってなかなかのサイコだよねぇ」
「そんなこと言う鉄の思考がサイコだよ」
ガックリしたので大袈裟にへこんでみた。
「あ、ほら。運転手さんらしき人が来たよ。しょげてないで顔上げて」
半ば無理矢理起き上がらせたので俺のガッカリ作戦は失敗に終わった。
「ーーーでは、船に乗りましょう」
注意事項を聞いて、ライフジャケットを着て船に乗った。
「あと10分ほどでポイントに着きますよ」
「うぉー!楽しみになってきたァ!」
「蒼、イルカショーとか見るタイプ?」
「見る見る!超見る!イルカって超頭良いじゃん!」
どういう基準だろうか……。
頭が良くていろんな芸を覚えるから……か?
たまに蒼は語彙力がなくなる。
テンション上がってるときとか。
「見えてきましたよ〜」
「きゃーーーー!鉄!見て!イルカ!近い!」
「おお、すごいな。めちゃくちゃ近いな」
「しかもたくさんいる!やばい!鼻血出そう!」
鼻血…?興奮してるってことか?
「蒼、体調悪いの?」
「え?すこぶる調子いいよ!こんな体験初めて!」
喜び方が子供みたいだな…。
しばらくして船から戻り、それでも蒼はキラキラしていた。
「これはなかなか見られない光景だったね!」
「そーだね。蒼テンション高いなぁ」
「こういう体験型イベント好きなんだよね!新しいことを知れる!」
いつかガラス陶芸とかボルタリングとか行こうよー!と蒼が俺の知らない世界へ導いてくれる。
「どこでもついて行くよ」
「言ったね…?もう夕方だね!明日朝早いし、宿に帰ろうか!」
こうして熊本ツアーが幕を閉じた。
明日は東京に帰るだけ。なんだか急に現実に引き戻された気分だ。もう終わるんだな……。
宿で食事を終え、最後の温泉を堪能し、布団に入る。
「蒼…俺、記念日に何あげようってばっかり思ってたけど、旅行ってのもいい思い出になるな。この3日間すげー楽しかった。計画してくれてありがとう」
「記念日といえば!プレゼントと言えば!プレゼントがあるんですよ!」
えっ?
「蒼…何言って…」
「はい!鉄朗くんにプレゼント!」
蒼は小さな四角い箱を渡して開けてみて!と催促してきた。
蓋を開けると……
「指輪……?」
「オシャレ用指輪だよ!ダイヤが入ってるけどごつくないし、スマートに着けられると思う!」
「蒼…俺なんも用意してない…」
「いいよ別に!私がしたくてしたことだし!」
「いや、このままじゃ俺の気が済まない。後日何かプレゼントさせてくれ」
「ははっ!わかったよ!楽しみにしてるね」
「蒼、ありがとな」
「どういたしまして!」
最終日、泥のように眠り3日に無事東京に帰れた。
「東京だーー!!!都会だなぁ!!!」
「んな3泊4日で懐かしんじゃって」
「熊本楽しかったよね!また行こうね!」
「おう。また行こうな」
家に帰宅し、蒼は仮眠をとると言って寝室へ向かった。
その間俺は蒼に何をプレゼントするか計画していた。