Love to you /黒尾落ち
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蒼と付き合ってもうすぐ2年目。あっという間だ。
ふと立ち寄った花屋で、特に理由もないのだがバラの花束を買った。
「ただいまー」
「おかえりー!ジャスミンもほら!」
「にゃーん」
ジャスミンを抱き抱えながら迎えてくれる、なんだかほんとに夫婦みたいだ。
フッと笑うと、蒼が不思議そうに顔を覗き込んできた。
「どーしたの?」
「これ」
背中で隠してたバラの花束を蒼に渡す。
「えっ。なにこれ!今日なんかの日だっけ?」
「いや、たまたま通った花屋で売ってたから、買っただけ」
「やだ〜鉄ってばロマンチスト〜」
「照れるからやめて」
「ありがとうね!さっそく花瓶に飾ろう」
枯れかけてきたら、バラ風呂にしよう!と蒼が楽しそうにするもんだから、俺も自然と笑みがこぼれた。
蒼はいつも元気ハツラツだな。
「…蒼の元気の源ってなんなの?」
突拍子もないことを聞いたからか、蒼の動きが止まった。そしてピッと俺を指さす。
「黒尾鉄朗くん、あなたのおかげで私は毎日が楽しいんだよ」
そっか。そうなのか。俺が蒼を元気にしてるのか。
「でも俺、なんもしてないけどな」
「おバカさん!あなたが存在して、隣にいてくれて、たくさん話してくれて、それだけで私は幸せなの!」
おバカさんって…。でも、なんだか俺も力が漲ってきた。
「俺も蒼のおかげで仕事がんばれるわ」
「ふっふーん!運命共同体ってこういうことを言うのよ!」
「ありがとう。なんか、蒼ってすごいな。人をひっぱる力があるというか…リーダータイプだな」
「あー、グループ課題とかあるとき、大体リーダー任されるね」
「ははっ!やっぱりそうか。向いてるよ、リーダー」
「今日からわたしのことリーダーって呼んでもいいからね?」
「お姫様をそんな呼び方しませんよ」
ボッと蒼の顔が赤くなり、久しぶりに茹でダコを見た。
「今茹でダコって思ったでしょー!」
「思ってないない。ちょっとしか」
「ちょっとってなんじゃーい!」
俺たちの日常会話はこんな感じ。
他愛もなく、感動的なことはなくても平和で、幸せで、毎日が最高の日常。幸せがアップデートされていく。
蒼のおかげで俺、本当に幸せだよ。
なんてことを言ったら、照れて抱きついてくれるんだろうな。それか照れ隠しでひっぱたかれるか。
「この先何があっても、私は鉄を信じるし、大事にするし、愛していくよ!」
俺の未来の奥さんは、その辺の男よりかなり男前。
ふと立ち寄った花屋で、特に理由もないのだがバラの花束を買った。
「ただいまー」
「おかえりー!ジャスミンもほら!」
「にゃーん」
ジャスミンを抱き抱えながら迎えてくれる、なんだかほんとに夫婦みたいだ。
フッと笑うと、蒼が不思議そうに顔を覗き込んできた。
「どーしたの?」
「これ」
背中で隠してたバラの花束を蒼に渡す。
「えっ。なにこれ!今日なんかの日だっけ?」
「いや、たまたま通った花屋で売ってたから、買っただけ」
「やだ〜鉄ってばロマンチスト〜」
「照れるからやめて」
「ありがとうね!さっそく花瓶に飾ろう」
枯れかけてきたら、バラ風呂にしよう!と蒼が楽しそうにするもんだから、俺も自然と笑みがこぼれた。
蒼はいつも元気ハツラツだな。
「…蒼の元気の源ってなんなの?」
突拍子もないことを聞いたからか、蒼の動きが止まった。そしてピッと俺を指さす。
「黒尾鉄朗くん、あなたのおかげで私は毎日が楽しいんだよ」
そっか。そうなのか。俺が蒼を元気にしてるのか。
「でも俺、なんもしてないけどな」
「おバカさん!あなたが存在して、隣にいてくれて、たくさん話してくれて、それだけで私は幸せなの!」
おバカさんって…。でも、なんだか俺も力が漲ってきた。
「俺も蒼のおかげで仕事がんばれるわ」
「ふっふーん!運命共同体ってこういうことを言うのよ!」
「ありがとう。なんか、蒼ってすごいな。人をひっぱる力があるというか…リーダータイプだな」
「あー、グループ課題とかあるとき、大体リーダー任されるね」
「ははっ!やっぱりそうか。向いてるよ、リーダー」
「今日からわたしのことリーダーって呼んでもいいからね?」
「お姫様をそんな呼び方しませんよ」
ボッと蒼の顔が赤くなり、久しぶりに茹でダコを見た。
「今茹でダコって思ったでしょー!」
「思ってないない。ちょっとしか」
「ちょっとってなんじゃーい!」
俺たちの日常会話はこんな感じ。
他愛もなく、感動的なことはなくても平和で、幸せで、毎日が最高の日常。幸せがアップデートされていく。
蒼のおかげで俺、本当に幸せだよ。
なんてことを言ったら、照れて抱きついてくれるんだろうな。それか照れ隠しでひっぱたかれるか。
「この先何があっても、私は鉄を信じるし、大事にするし、愛していくよ!」
俺の未来の奥さんは、その辺の男よりかなり男前。