Love to you
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今日は憧れていた黒尾さんと初めてのデートだ。
髪は黒尾さんが褒めてくれたポニーテール!
ファッションは歩きやすいようにスポーツMIXで!
寒いから、アウターはノースフェイスのパーカーダウン!準備万端で上野駅へ向かう。
ただ電車で見つめていただけの関係から、名前を知り、デートをする距離まで一気に縮んだ。
神様が存在し、神様の施しだとするならば、私は神様を崇高し続けようと思う。ありがとうございます。ありがとうございます。
そして黒尾さん、私なんかとデートしてくれて、本当に嬉しい限りです。夢でも見ている気分です。
そんなことを考えながら上野駅に着くと、もう既に心臓がドキドキして、緊張せずにはいられなかった。
待ち合わせ時間より少し早めに、改札へ向かう。
「おーい、蒼ー!」
改札の出口から手を振る黒尾さんの姿が見えた。
黒尾さんだ!黒尾さんだ!
ーーーー私服!!!
私の目の前に現れた黒尾さんは、通勤でみかけるスーツ姿(もかっこいいけど)ではなく、黒いアウターに中は白のパーカー、黒いスキニーにマーチンのブーツを履いていた。上から下まで目に焼き付けたい。
「おはよー」
「おはようございます!」
「寒いね。つか、アウターのブランド被っててウケる」
ホントだ!黒尾さんもノースフェイス着てる!
「お揃いみたいですね...!」
「また顔真っ赤にしちゃって」
私服姿の黒尾さんが新鮮すぎて、しばらく見蕩れていた。
「何見蕩れてんの」
「私服姿の黒尾さんが目の前にいて...緊張してます」
「まだデートはこれからだぞ!ほら、手繋ぐ!」
ピッと手を出してくれた黒尾さんにそのまま自分の手を預けて、いよいよデートらしくなってきた。
心臓、止まれ...!
動物園に着いた。
土曜日だからかなりの人だかり。
真冬でもこんなに人がいるんだなぁ。
「蒼、見たい動物とかいるの?」
「やっぱりパンダですかね...」
「そしたら、最初に見に行こう。人集りもできてるし、雪降ったら地面がやべーから見たい動物から優先して見に行こう」
黒尾さんがリードしてくれる。
彼女さんがいたときもこんなに優しくしてくれてたのかな。いいなぁ。
束の間、パンダがいるエリアに着いた。
「パンダだ!黒尾さん、パンダがいますよ!」
「ははっ、はしゃいじゃって。もしかして見るの初めて?」
「はい!ここの動物園自体初めて来ました!」
「蒼、出身どこなの?」
「宮城です!今は家族で東京です!」
「へぇ...こりゃまた何かの縁なのかねぇ...」
「何か言いましたか?」
「いや、なんでもないよ。パンダ堪能しよう」
しばらくパンダと清掃員さんのやりとりを見ては笑い、まだ来たばかりだけどかなり満喫できた。
次はライオン!そのあとはゾウ!と繋いだ手をひっぱると、黒尾さんはニヤニヤしながら先陣を切る私を眺めていた。
「な、なんですか」
「いや、はしゃいじゃって可愛いなぁって」
プシューッと赤くなる私を見てまた黒尾さんはニヤついていた。
「く、黒尾さんはわたしのことからかいすぎです!」
「なんで?本音なのに。蒼は可愛いよ」
今度はピーッとお湯が沸騰したかのように赤面してしまう。私の顔、今熱い。
「黒尾さんはなんでそんなに余裕なんですかっ!やっぱり経験人数豊富なんですか!」
思わず思ってもないことを言ってしまった。
黒尾さんはまた菩薩のような顔で「全然豊富じゃないです...」と答えてくれた。
「でもな、蒼があんまりにも素直だから、いたずら心が疼くのよ。この心理は男にしかわからないだろうな」
「そんなの理由になりません!からかうの禁止です!」
「わかったわかった。ほら、次ライオン見に行くんでしょ、行くよ」
繋いだ手は離れないまま、人混みを避けて道を進んで行く。
段々、黒尾鉄朗という人物が見えてきた気がする。
「黒尾さんは友人関係はどんな感じなんですか」
「俺はバレーやってた奴らばっかだなー。みんなバレー。社会に出てもバレーバレー。」
「黒尾さんはバレーやってないんですか?」
「一応やってるよ。あとは慈善活動で小学生に教えたりしてる」
「ほあぁあ!黒尾さんは子供に教える才があるんですね!素敵です!」
「子供なんてすぐ飽きて辞めちゃう子も多いし、教え損になったりすることもあるけど、才能あってすぐに覚えちゃう子もいたりして、まぁ、面白いよ」
「コーチする黒尾さん...かっこいい...」
その後色んな動物を見て周り、お腹が空いたので黒尾さんが予約していたカフェに行くことになった。
手は繋いだまま、離れない。
髪は黒尾さんが褒めてくれたポニーテール!
ファッションは歩きやすいようにスポーツMIXで!
寒いから、アウターはノースフェイスのパーカーダウン!準備万端で上野駅へ向かう。
ただ電車で見つめていただけの関係から、名前を知り、デートをする距離まで一気に縮んだ。
神様が存在し、神様の施しだとするならば、私は神様を崇高し続けようと思う。ありがとうございます。ありがとうございます。
そして黒尾さん、私なんかとデートしてくれて、本当に嬉しい限りです。夢でも見ている気分です。
そんなことを考えながら上野駅に着くと、もう既に心臓がドキドキして、緊張せずにはいられなかった。
待ち合わせ時間より少し早めに、改札へ向かう。
「おーい、蒼ー!」
改札の出口から手を振る黒尾さんの姿が見えた。
黒尾さんだ!黒尾さんだ!
ーーーー私服!!!
私の目の前に現れた黒尾さんは、通勤でみかけるスーツ姿(もかっこいいけど)ではなく、黒いアウターに中は白のパーカー、黒いスキニーにマーチンのブーツを履いていた。上から下まで目に焼き付けたい。
「おはよー」
「おはようございます!」
「寒いね。つか、アウターのブランド被っててウケる」
ホントだ!黒尾さんもノースフェイス着てる!
「お揃いみたいですね...!」
「また顔真っ赤にしちゃって」
私服姿の黒尾さんが新鮮すぎて、しばらく見蕩れていた。
「何見蕩れてんの」
「私服姿の黒尾さんが目の前にいて...緊張してます」
「まだデートはこれからだぞ!ほら、手繋ぐ!」
ピッと手を出してくれた黒尾さんにそのまま自分の手を預けて、いよいよデートらしくなってきた。
心臓、止まれ...!
動物園に着いた。
土曜日だからかなりの人だかり。
真冬でもこんなに人がいるんだなぁ。
「蒼、見たい動物とかいるの?」
「やっぱりパンダですかね...」
「そしたら、最初に見に行こう。人集りもできてるし、雪降ったら地面がやべーから見たい動物から優先して見に行こう」
黒尾さんがリードしてくれる。
彼女さんがいたときもこんなに優しくしてくれてたのかな。いいなぁ。
束の間、パンダがいるエリアに着いた。
「パンダだ!黒尾さん、パンダがいますよ!」
「ははっ、はしゃいじゃって。もしかして見るの初めて?」
「はい!ここの動物園自体初めて来ました!」
「蒼、出身どこなの?」
「宮城です!今は家族で東京です!」
「へぇ...こりゃまた何かの縁なのかねぇ...」
「何か言いましたか?」
「いや、なんでもないよ。パンダ堪能しよう」
しばらくパンダと清掃員さんのやりとりを見ては笑い、まだ来たばかりだけどかなり満喫できた。
次はライオン!そのあとはゾウ!と繋いだ手をひっぱると、黒尾さんはニヤニヤしながら先陣を切る私を眺めていた。
「な、なんですか」
「いや、はしゃいじゃって可愛いなぁって」
プシューッと赤くなる私を見てまた黒尾さんはニヤついていた。
「く、黒尾さんはわたしのことからかいすぎです!」
「なんで?本音なのに。蒼は可愛いよ」
今度はピーッとお湯が沸騰したかのように赤面してしまう。私の顔、今熱い。
「黒尾さんはなんでそんなに余裕なんですかっ!やっぱり経験人数豊富なんですか!」
思わず思ってもないことを言ってしまった。
黒尾さんはまた菩薩のような顔で「全然豊富じゃないです...」と答えてくれた。
「でもな、蒼があんまりにも素直だから、いたずら心が疼くのよ。この心理は男にしかわからないだろうな」
「そんなの理由になりません!からかうの禁止です!」
「わかったわかった。ほら、次ライオン見に行くんでしょ、行くよ」
繋いだ手は離れないまま、人混みを避けて道を進んで行く。
段々、黒尾鉄朗という人物が見えてきた気がする。
「黒尾さんは友人関係はどんな感じなんですか」
「俺はバレーやってた奴らばっかだなー。みんなバレー。社会に出てもバレーバレー。」
「黒尾さんはバレーやってないんですか?」
「一応やってるよ。あとは慈善活動で小学生に教えたりしてる」
「ほあぁあ!黒尾さんは子供に教える才があるんですね!素敵です!」
「子供なんてすぐ飽きて辞めちゃう子も多いし、教え損になったりすることもあるけど、才能あってすぐに覚えちゃう子もいたりして、まぁ、面白いよ」
「コーチする黒尾さん...かっこいい...」
その後色んな動物を見て周り、お腹が空いたので黒尾さんが予約していたカフェに行くことになった。
手は繋いだまま、離れない。