Love to you /黒尾落ち
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元旦。蒼の家族と俺の家族で食事会が行われた。
「鉄朗くん、だいぶ前の話だけどあの時蒼の危機を救ってくれて本当にありがとう。改めてお礼を言うよ」
「いえ、俺に出来ることなんか限られてましたから。蒼さんの生命力のおかげですよ」
「蒼もちゃんとお礼言うんだぞ」
「うん。鉄朗くん、本当にいつもありがとう」
「蒼さんこそ、鉄朗のために家事や料理してくれてありがとう」
「鉄朗くんのお義父さんも、今年もよろしくお願いします」
「蒼さんのお父さんお母さん、昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。蒼さん、今年もよろしくね」
鉄のお義父さんが優しく微笑みかけてくれる。
「鉄朗くんには助けられてばかりですよ。鉄朗くんのお義父さんが、手塩にかけて育ててくれたおかげだと思います」
「うっ…涙腺が…すまないね、歳で」
「鉄朗くんのお父さん、僕たちも分かります…自分の子供の成長はいくつになってもキますよね…」
大人たちはそんな会話をしながら、私と鉄は黙々とおせちを食べていた。
「このおせち、蒼さんの手作りですか?」
「な、なんでそれを…!」
「ふふふ、俺くらいになると蒼の味を熟知してるもんよ」
純粋にキモ、と思ったがめんどうなので口にはださないことにした。(怒るし傷つくから)
「鉄朗くんのお義父さんも召し上がってください」
「ありがたくいただきます。…!おいしい!」
「お口にあってよかったです」
しばらく家族同士の会話が続いたので、私と鉄は初詣に行くと言って家を出た。
「今年の冬は暖冬だね」
「確かに。そこまで寒くねぇな」
「風がないからよかった」
ん、と言って鉄が手を差し出す。
「?」
飴が欲しいのかなと思って手渡すと、「ここは手を繋ぐところでしょ!」と怒られたので飴は回収した。でも鉄もちょっと欲しそうだった。
手を繋いで神社まで歩く。私も冬休みに入ったし、こうやってゆっくりするのも久しぶりかもしれない。
「あ、着いたよ。神社」
かなりの人が並んでいる。
「鉄、待てる?」
「俺は全然大丈夫」
「じゃあ並ぼうか」
…
…
20分ほど並んで、やっとお参りできた。
私は去年の感謝を伝えた。お願い事は自分で叶えるものだし、欲張らない。
二礼二拍手一礼を終え、鉄も同じタイミングでお参りを終えた。
「何お願いしたの?」
「ん?去年の感謝の気持ちだよ」
「お願いごとしなかったの?」
「そういうのは自分で叶えるもんでしょ」
全く同じことを考えていたので、鉄にそれを伝えると「さすが俺たち」と笑っていた。
「さて、おみくじ引きますか」
「蒼の目利きに任せた…!」
鉄と同じオーラをもつ、気のいいおみくじを引く。
私の分も気のいいおみくじを引く。
「せーのっ」
「大吉だ~!さすが蒼様仏様!」
「ここは神社ですよ」
あ、私も大吉だ。そう言うと鉄が「毎年大吉引くってわかってると面白くないな」
などと、わがまま且つ元も子もないことを言うので来年からは自分で引きなさい、と言うと来年も一緒に行こうな!と満面の笑みで返された。調子狂うなぁ。
「お守り買って帰ろうか」
「交通安全だなー」
両親と鉄のお義父さんのそれぞれのオーラのお守りを買って帰宅した。
「ただいまー」
鉄のお義父さんとうちのお父さんが酔っぱらっていてお母さんが苦笑いしていた。
こんな大人にはならないよう気をつけよう、と思った。
「鉄朗くん、だいぶ前の話だけどあの時蒼の危機を救ってくれて本当にありがとう。改めてお礼を言うよ」
「いえ、俺に出来ることなんか限られてましたから。蒼さんの生命力のおかげですよ」
「蒼もちゃんとお礼言うんだぞ」
「うん。鉄朗くん、本当にいつもありがとう」
「蒼さんこそ、鉄朗のために家事や料理してくれてありがとう」
「鉄朗くんのお義父さんも、今年もよろしくお願いします」
「蒼さんのお父さんお母さん、昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。蒼さん、今年もよろしくね」
鉄のお義父さんが優しく微笑みかけてくれる。
「鉄朗くんには助けられてばかりですよ。鉄朗くんのお義父さんが、手塩にかけて育ててくれたおかげだと思います」
「うっ…涙腺が…すまないね、歳で」
「鉄朗くんのお父さん、僕たちも分かります…自分の子供の成長はいくつになってもキますよね…」
大人たちはそんな会話をしながら、私と鉄は黙々とおせちを食べていた。
「このおせち、蒼さんの手作りですか?」
「な、なんでそれを…!」
「ふふふ、俺くらいになると蒼の味を熟知してるもんよ」
純粋にキモ、と思ったがめんどうなので口にはださないことにした。(怒るし傷つくから)
「鉄朗くんのお義父さんも召し上がってください」
「ありがたくいただきます。…!おいしい!」
「お口にあってよかったです」
しばらく家族同士の会話が続いたので、私と鉄は初詣に行くと言って家を出た。
「今年の冬は暖冬だね」
「確かに。そこまで寒くねぇな」
「風がないからよかった」
ん、と言って鉄が手を差し出す。
「?」
飴が欲しいのかなと思って手渡すと、「ここは手を繋ぐところでしょ!」と怒られたので飴は回収した。でも鉄もちょっと欲しそうだった。
手を繋いで神社まで歩く。私も冬休みに入ったし、こうやってゆっくりするのも久しぶりかもしれない。
「あ、着いたよ。神社」
かなりの人が並んでいる。
「鉄、待てる?」
「俺は全然大丈夫」
「じゃあ並ぼうか」
…
…
20分ほど並んで、やっとお参りできた。
私は去年の感謝を伝えた。お願い事は自分で叶えるものだし、欲張らない。
二礼二拍手一礼を終え、鉄も同じタイミングでお参りを終えた。
「何お願いしたの?」
「ん?去年の感謝の気持ちだよ」
「お願いごとしなかったの?」
「そういうのは自分で叶えるもんでしょ」
全く同じことを考えていたので、鉄にそれを伝えると「さすが俺たち」と笑っていた。
「さて、おみくじ引きますか」
「蒼の目利きに任せた…!」
鉄と同じオーラをもつ、気のいいおみくじを引く。
私の分も気のいいおみくじを引く。
「せーのっ」
「大吉だ~!さすが蒼様仏様!」
「ここは神社ですよ」
あ、私も大吉だ。そう言うと鉄が「毎年大吉引くってわかってると面白くないな」
などと、わがまま且つ元も子もないことを言うので来年からは自分で引きなさい、と言うと来年も一緒に行こうな!と満面の笑みで返された。調子狂うなぁ。
「お守り買って帰ろうか」
「交通安全だなー」
両親と鉄のお義父さんのそれぞれのオーラのお守りを買って帰宅した。
「ただいまー」
鉄のお義父さんとうちのお父さんが酔っぱらっていてお母さんが苦笑いしていた。
こんな大人にはならないよう気をつけよう、と思った。