Love to you /黒尾落ち
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あっという間に年末だ。師走と言うだけあって毎日がすぐに過ぎ去っていく。
もう俺は年末年始休暇が始まっていて、蒼も冬休みだ。
そんなわけで、2人で昼飯を作っている。
「鉄、鶏肉を塩コショウして、小麦粉、たまご、パン粉の順につけてフライヤーに投入するんだよ」
フライヤーなんて買った覚えがない。
いつの間にかキッチンは蒼のテリトリーになっていた。まぁいいんだけど。
「きつね色に変わったら裏返してね」
そう言って蒼はキッチンから離れていった。
え、ちょっと待って。きつね色って何色?茶色?
焦がさないようにすることは確かだ。
えいっと鶏肉を裏返す。
「ごめん、電話で席離してた。大丈夫そう?」
「きつね色がわからなかったデス…」
「うん、ちょっと薄いけど焦げるよりはマシだよ。上手だね」
蒼に料理を褒められるのが楽しみの一つである。
「あっという間にお正月くるよねー」
あ、お餅を買わなきゃ。と言って買い物リストにもち、と書いていた。
「蒼サーン、これでいいですかー」
「はーい、はいっと。うん。ちょうどいいね。あとは余熱で火を通そう」
ケチャップとマヨネーズを混ぜてオーロラソースの完成。
簡単でしょ?と蒼は言うが、やっぱり揚げ物は怖い。
「さて、鉄の特製チキンカツの出来上がりだね」
「うっ…美味しくなかったらごめんな」
もぐもぐ…
「うん!美味しいよ!鉄!」
「マジか。俺も……!!美味い!」
「良かったねー!なんか感動しちゃうよ」
「子供が初めて料理手伝う感じのアレか」
「そうそう!そんな感じ笑」
こんにゃろ、と言って蒼にデコピンする。
「蒼…今年1年アリガトな。いろいろしてくれて…感謝してる」
「私も鉄と入れた1年とても楽しかったよ。ありがとう」
2人で手を握りながらしみじみとこの1年を思い出す。
「蒼が救急車で運ばれた時、俺手術室の前でめちゃくちゃ泣いてた。生きて帰ってこなかったらどうしようって。
それで、蒼が今ここに一緒に居てくれてるのは当たり前じゃないんだなって思えた。生きててくれて本当にありがとう」
スっと頭を下げる俺の頭に、ツンっと指を指してきた。
「?」
「下痢ツボ~」
「!!蒼このやろ!人が真面目に話してるのに!」
「ははは!今こうして笑っていられるだけで嬉しいよ!鉄!ありがとう」
ちゅっと蒼が俺の唇に触れると、次はぎゅっと抱きしめてくれた。
「辛い思いさせてごめんね。生きて帰ってこれたのも鉄のおかげだよ。ありがとう」
今年はありがとうがいっぱいの年だったなと2人で談笑する。
ほんわかにぎやか、それが蒼と鉄の温度感。
「来年の2月さー、1.2って土日休みなんだわ。近場の温泉旅行とか行く?」
「えっ!行きたい!休みなんだね!」
「おー、じゃあいい感じの場所いくつかピックアップしとくから、その中から蒼が選んでちょーだい」
「わかった!楽しみにしてるー!」
2人の目標が出来た。
蒼も楽しそうだ。
さて、どこに行こうかな。
もう俺は年末年始休暇が始まっていて、蒼も冬休みだ。
そんなわけで、2人で昼飯を作っている。
「鉄、鶏肉を塩コショウして、小麦粉、たまご、パン粉の順につけてフライヤーに投入するんだよ」
フライヤーなんて買った覚えがない。
いつの間にかキッチンは蒼のテリトリーになっていた。まぁいいんだけど。
「きつね色に変わったら裏返してね」
そう言って蒼はキッチンから離れていった。
え、ちょっと待って。きつね色って何色?茶色?
焦がさないようにすることは確かだ。
えいっと鶏肉を裏返す。
「ごめん、電話で席離してた。大丈夫そう?」
「きつね色がわからなかったデス…」
「うん、ちょっと薄いけど焦げるよりはマシだよ。上手だね」
蒼に料理を褒められるのが楽しみの一つである。
「あっという間にお正月くるよねー」
あ、お餅を買わなきゃ。と言って買い物リストにもち、と書いていた。
「蒼サーン、これでいいですかー」
「はーい、はいっと。うん。ちょうどいいね。あとは余熱で火を通そう」
ケチャップとマヨネーズを混ぜてオーロラソースの完成。
簡単でしょ?と蒼は言うが、やっぱり揚げ物は怖い。
「さて、鉄の特製チキンカツの出来上がりだね」
「うっ…美味しくなかったらごめんな」
もぐもぐ…
「うん!美味しいよ!鉄!」
「マジか。俺も……!!美味い!」
「良かったねー!なんか感動しちゃうよ」
「子供が初めて料理手伝う感じのアレか」
「そうそう!そんな感じ笑」
こんにゃろ、と言って蒼にデコピンする。
「蒼…今年1年アリガトな。いろいろしてくれて…感謝してる」
「私も鉄と入れた1年とても楽しかったよ。ありがとう」
2人で手を握りながらしみじみとこの1年を思い出す。
「蒼が救急車で運ばれた時、俺手術室の前でめちゃくちゃ泣いてた。生きて帰ってこなかったらどうしようって。
それで、蒼が今ここに一緒に居てくれてるのは当たり前じゃないんだなって思えた。生きててくれて本当にありがとう」
スっと頭を下げる俺の頭に、ツンっと指を指してきた。
「?」
「下痢ツボ~」
「!!蒼このやろ!人が真面目に話してるのに!」
「ははは!今こうして笑っていられるだけで嬉しいよ!鉄!ありがとう」
ちゅっと蒼が俺の唇に触れると、次はぎゅっと抱きしめてくれた。
「辛い思いさせてごめんね。生きて帰ってこれたのも鉄のおかげだよ。ありがとう」
今年はありがとうがいっぱいの年だったなと2人で談笑する。
ほんわかにぎやか、それが蒼と鉄の温度感。
「来年の2月さー、1.2って土日休みなんだわ。近場の温泉旅行とか行く?」
「えっ!行きたい!休みなんだね!」
「おー、じゃあいい感じの場所いくつかピックアップしとくから、その中から蒼が選んでちょーだい」
「わかった!楽しみにしてるー!」
2人の目標が出来た。
蒼も楽しそうだ。
さて、どこに行こうかな。