Love to you /黒尾落ち
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蒼は不思議な力を持っている。共感覚といって、人にオーラが見えるらしい。動物やモノも然り。
街を歩くと色々な色のオーラが見えるらしく、たまに酔う事があると言っていた。
何だかな、トクベツな感覚なのに、絶対有利じゃないんだなと思い知らされる。
蒼のことだから、我慢してるはずなのにそれを俺に見せないようにしている。
「蒼、通学してる時酔ったりしないか?大丈夫?」
「んー、もう慣れたなぁ。オーラを見ないようにずっと下向いたりして工夫してる」
それはそれでキツイのじゃ…。
「蒼さ、サングラス着けてみたら?」
「サングラスって、あはは。芸能人じゃあるまいし」
「いや、割とガチで。余計なもんが見えなくなると思うぞ」
「じゃあ試してみようかなぁ」
というわけで、休日サングラスを見に行った。
「ブルガリに行こう、どうせなら良い物がいい」
と言うので、無事ブルガリに到着。
蒼がブルガリの服を着ていくというので、俺もブランド物の服を着て来た。
「いらっしゃいませ」
客が自ブランドの服を着てるだけあって、担当の接客モードもフルスロットルだ。
「サングラス見に来ました。可愛いのありますか」
「はい!それはもう!こちらのフレームがピンクゴールドになっている新作が人気ですね」
「かけてみていいですか?」
「はい、是非!」
サングラスをかけると蒼は、おお!と興奮していた。
「これがいい、これください」
「お買い上げありがとうございますー!」
「蒼、どうだった?」
「鉄の言う通り、オーラが見えにくくなった!これは使える!」
「そうか!良かったな」
あっという間に買い物は終わり、食事をして家に帰った。
「鉄〜、名案ありがとう。通学も楽になると思う」
「蒼が困ってんじゃないかなと思ってね。なんか漫画で色んなものが見えすぎてサングラスかけるキャラとかでてるの読んだことあって」
「ふーん、面白そう。読みたい」
「俺のタブレットにあるから、読んでいいよ」
「鉄、タブレットしょっちゅう触ってるから仕事してるのかなと思ってたけど漫画読んでたのか!」
「家に仕事は持ち込みませーん。それが俺のいい所デース」
「あははっ。偉いじゃん」
ヨシヨシと蒼に頭を撫でられて犬になった気分だ。音駒(ネコ)なのに。
「蒼も毎日学校行って偉い、ヨシヨシ」
わしゃわしゃと髪をくちゃくちゃにしたら怒られた。
「思ったんだけど、冬にサングラスって変じゃないかな?」
「……大丈夫っしょ」
「何が?!何が大丈夫なの?!」
「人目を気にしない蒼にとっては問題ないってこと」
「それ褒めてんの?貶してんの?」
「褒めてるよ。ヨシヨシ」
今度は軽く蒼の頭を撫でると、顔を赤らめていてちょっと可愛かった。いやかなり可愛い。写真に収めたい。アルバムとか作りたい。
「蒼、今度さ、プリントカメラ買いに行こうぜ」
「プリントカメラ?」
「チェキだよ。チェキ会とかよくするじゃん。アレ」
「いきなりどうしたの?」
「いやー、毎日の蒼をカメラに収めたいと思ってね」
「スマホでいいじゃん」
「チェキってのがミソなの。エモく撮れるよ」
「…わかった。良いのないかアマゾンで探してみよう」
「タブレットあるし、一緒に探そう」
こうして2人であれがいいこれがいいと言い争いながらやっとこさ一つの商品に目星がついた。
「じゃあこれポチるよ?いい?」
「おっけーい」
…
…
…
翌日、置き配でアマゾンから商品が届いていた。
「鉄〜!届いたよ!開けよ!開けよ!」
「おーう、ご開封〜」
開けると同時に、蒼のテンションが爆上がりしていた。
「きゃー!かわいい!ねぇ、撮ろ!撮ろ!」
「待って待って、準備があるから」
操作方法を読んで、蒼にカメラを向ける。
「え、私単体?!」
パシャッ
ウィーーン
試し撮りしてみると、うまくプリントされて写真が出てきた。
「クッ、蒼の顔、かなりびっくりしてる」
「ねぇー!笑わないでよ!初プリントがこれって嫌すぎる!2人の撮ろうー!」
「わかったよ。いちたすいちは?」
「にー!」
カシャ
ウィーーン
「わ!上手く撮れてる!いい感じ!」
「これを、一緒に買ったコルクボードに画鋲で貼り付けて…毎日1枚は撮って、これで思い出作りしていきたいなって」
蒼を見ると、ダバダバ涙を流していた。
「鉄がそんなこというなんて…意外でっ…」
「俺だってまだ若いし、こういうことしていきたいわけですよ」
「うん、うん、していこう。でも最初の1枚は2人で撮ったやつ貼ってよねっ」
「ははっ。わかったよ。お姫様の言う通りにしマース」
「う〜なんか感動。付き合えて良かった〜」
「急にどうしたのさ。俺も付き合えて嬉しいよ」
「鉄〜、好きぃ〜」
ぎゅう、と抱きしめられたもんで、お返しに抱き返したら「苦しい」と一蹴された。ちょっと寂しい。
「優しく抱きしめて」
というもんで、今度は軽く力を抜いて抱きしめた。
「鉄、思い出いっぱい作ろうね」
「おう。任せなさい」
「…好きだよ」
「…俺も。大好きです」
サッと俺の腕を解いてキャー!と叫びながら寝室へ逃げていった。
寝室…もしかして誘われている?(←勘違い)
「蒼ちゃーん、俺シャワー浴びてくるから待っててねー」
「え、何が?!何を待つの?!」
その後蒼にそんなつもりじゃない!とまた一蹴された。でも抱いた。
街を歩くと色々な色のオーラが見えるらしく、たまに酔う事があると言っていた。
何だかな、トクベツな感覚なのに、絶対有利じゃないんだなと思い知らされる。
蒼のことだから、我慢してるはずなのにそれを俺に見せないようにしている。
「蒼、通学してる時酔ったりしないか?大丈夫?」
「んー、もう慣れたなぁ。オーラを見ないようにずっと下向いたりして工夫してる」
それはそれでキツイのじゃ…。
「蒼さ、サングラス着けてみたら?」
「サングラスって、あはは。芸能人じゃあるまいし」
「いや、割とガチで。余計なもんが見えなくなると思うぞ」
「じゃあ試してみようかなぁ」
というわけで、休日サングラスを見に行った。
「ブルガリに行こう、どうせなら良い物がいい」
と言うので、無事ブルガリに到着。
蒼がブルガリの服を着ていくというので、俺もブランド物の服を着て来た。
「いらっしゃいませ」
客が自ブランドの服を着てるだけあって、担当の接客モードもフルスロットルだ。
「サングラス見に来ました。可愛いのありますか」
「はい!それはもう!こちらのフレームがピンクゴールドになっている新作が人気ですね」
「かけてみていいですか?」
「はい、是非!」
サングラスをかけると蒼は、おお!と興奮していた。
「これがいい、これください」
「お買い上げありがとうございますー!」
「蒼、どうだった?」
「鉄の言う通り、オーラが見えにくくなった!これは使える!」
「そうか!良かったな」
あっという間に買い物は終わり、食事をして家に帰った。
「鉄〜、名案ありがとう。通学も楽になると思う」
「蒼が困ってんじゃないかなと思ってね。なんか漫画で色んなものが見えすぎてサングラスかけるキャラとかでてるの読んだことあって」
「ふーん、面白そう。読みたい」
「俺のタブレットにあるから、読んでいいよ」
「鉄、タブレットしょっちゅう触ってるから仕事してるのかなと思ってたけど漫画読んでたのか!」
「家に仕事は持ち込みませーん。それが俺のいい所デース」
「あははっ。偉いじゃん」
ヨシヨシと蒼に頭を撫でられて犬になった気分だ。音駒(ネコ)なのに。
「蒼も毎日学校行って偉い、ヨシヨシ」
わしゃわしゃと髪をくちゃくちゃにしたら怒られた。
「思ったんだけど、冬にサングラスって変じゃないかな?」
「……大丈夫っしょ」
「何が?!何が大丈夫なの?!」
「人目を気にしない蒼にとっては問題ないってこと」
「それ褒めてんの?貶してんの?」
「褒めてるよ。ヨシヨシ」
今度は軽く蒼の頭を撫でると、顔を赤らめていてちょっと可愛かった。いやかなり可愛い。写真に収めたい。アルバムとか作りたい。
「蒼、今度さ、プリントカメラ買いに行こうぜ」
「プリントカメラ?」
「チェキだよ。チェキ会とかよくするじゃん。アレ」
「いきなりどうしたの?」
「いやー、毎日の蒼をカメラに収めたいと思ってね」
「スマホでいいじゃん」
「チェキってのがミソなの。エモく撮れるよ」
「…わかった。良いのないかアマゾンで探してみよう」
「タブレットあるし、一緒に探そう」
こうして2人であれがいいこれがいいと言い争いながらやっとこさ一つの商品に目星がついた。
「じゃあこれポチるよ?いい?」
「おっけーい」
…
…
…
翌日、置き配でアマゾンから商品が届いていた。
「鉄〜!届いたよ!開けよ!開けよ!」
「おーう、ご開封〜」
開けると同時に、蒼のテンションが爆上がりしていた。
「きゃー!かわいい!ねぇ、撮ろ!撮ろ!」
「待って待って、準備があるから」
操作方法を読んで、蒼にカメラを向ける。
「え、私単体?!」
パシャッ
ウィーーン
試し撮りしてみると、うまくプリントされて写真が出てきた。
「クッ、蒼の顔、かなりびっくりしてる」
「ねぇー!笑わないでよ!初プリントがこれって嫌すぎる!2人の撮ろうー!」
「わかったよ。いちたすいちは?」
「にー!」
カシャ
ウィーーン
「わ!上手く撮れてる!いい感じ!」
「これを、一緒に買ったコルクボードに画鋲で貼り付けて…毎日1枚は撮って、これで思い出作りしていきたいなって」
蒼を見ると、ダバダバ涙を流していた。
「鉄がそんなこというなんて…意外でっ…」
「俺だってまだ若いし、こういうことしていきたいわけですよ」
「うん、うん、していこう。でも最初の1枚は2人で撮ったやつ貼ってよねっ」
「ははっ。わかったよ。お姫様の言う通りにしマース」
「う〜なんか感動。付き合えて良かった〜」
「急にどうしたのさ。俺も付き合えて嬉しいよ」
「鉄〜、好きぃ〜」
ぎゅう、と抱きしめられたもんで、お返しに抱き返したら「苦しい」と一蹴された。ちょっと寂しい。
「優しく抱きしめて」
というもんで、今度は軽く力を抜いて抱きしめた。
「鉄、思い出いっぱい作ろうね」
「おう。任せなさい」
「…好きだよ」
「…俺も。大好きです」
サッと俺の腕を解いてキャー!と叫びながら寝室へ逃げていった。
寝室…もしかして誘われている?(←勘違い)
「蒼ちゃーん、俺シャワー浴びてくるから待っててねー」
「え、何が?!何を待つの?!」
その後蒼にそんなつもりじゃない!とまた一蹴された。でも抱いた。