Love to you
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朝だ。昨日は夜遅くまで黒尾さんとLINEのやりとりをしていた。どんなファッションが好きとか、食べ物は何が好きとか、そんな他愛も無い話をしていたらあっという間に0時を超えていた。
ちょっと寝坊したので今日の髪型はシンプルにポニーテール。黒尾さんを待たせちゃ行けない。急がなきゃ。
走って最寄り駅まで向かう。
「ハァ、ハァ、黒尾さんお待たせしました」
黒尾さんが何でそんなに急いでるの?と聞かれたので、黒尾さんを待たせちゃいけないと思いました。と答えた。
「そんなに慌てなくていいよ。つーか今日、ポニーテールなんだね」
黒尾さんがわたしの髪を優しく撫でる。
「萌えるな」
「萌え?!」
「似合ってんよ」
「あ、ありがとうございます!!」
いつもは巻いてるのにポニーテールにしてよかったー!
「昨日は遅くまでやりとりしちゃってごめんね」
「いえ、黒尾さんのことが知れて嬉しかったです!あ、電車来たし乗りましょう」
「俺のこと知りたがるなんて、物好きだなぁ」
「黒尾さんみたいにかっこいい人...モテませんか?」
黒尾さんはまた菩薩みたいな顔をして「モテませんけど...」と答えた。
閑話休題
「蒼は何で産婦人科で働きたいの?」
「(呼び捨て...!)あ、うち実家が産婦人科なんです。それで親に憧れて、ゆくゆくは実家を継ぐと思うので目指してます」
「はー!いいとこのお嬢さんじゃん。俺なんかと遊んで大丈夫?親御さん怒らない?」
「うちは結構放任主義なところあるので大丈夫だと思います」
「なるほどなー。いいねぇ、夢があるって。大学卒業したら院にいくの?」
「その予定です!博士号がほしいので、勉強がんばってます!」
「えらいえらい」
黒尾さんが私の頭を撫でてくれた...!
「黒尾さんといると心臓が鳴りやみません...」
「あはは、蒼はいつもすぐ顔真っ赤にするからなー。なんつーか、反応見るのが面白くてついな」
「もー、からかわないでくださいよ...」
「そーいうとこ可愛いと思うよ」
またこの人は...!
「黒尾さん、人たらしって言われません?」
「言われないよ。俺はホントのことしか言わない」
あぁ、この人は天然人たらしだ。自覚がない。
「デートまであと2日だね」
「は、はい!」
「俺、すげー楽しみにしてんだよ。蒼のこともっと知りたいし、カフェも予約したからゆっくり話そう」
「予約ありがとうございます!楽しみにしてます!」
「俺も楽しみにしてるよ。蒼のプライベートも気になるし」
また顔が真っ赤になる。
「はは、もっと顔真っ赤!ホントおもしれー」
「黒尾さんの前だと緊張しちゃうんです!」
「俺と一緒にいても緊張しなくなるくらいたくさん話そうね」
ニヤリと笑う黒尾さんを見て、この人もしかしなくても私のことからかってるなと思った。絶対そうだ。
「蒼って女子にしては背高いよな。何センチ?」
「あ...168cmです。ちょっとコンプレックスです」
「なんで?いいじゃん。背高い子俺は好きだよ」
ひぇえ、また赤面することをサラッと言う。
「天然人たらし!」
「ええ、俺?そんなつもりはないけどなぁ」
「ポニテが似合ってるよって言って髪なでたり、私のこと知りたいって言ってくれたり、背高い子好きって言ったり、それが本音なのが天然人たらしなんです!」
「それは褒めてるの?」
「こっちが照れちゃうんですよ!」
「俺、蒼の赤面する顔、好きだけどなぁ」
ニヤニヤ笑う黒尾さん。
「そ、そういうところですよ!」
「まぁまぁ、褒めてるのは事実だし、もっと喜んでよ」
「う...」
言葉に詰まっていると、駅についてしまった。
「続きはLINEでねー!」
と、黒尾さんは手を振ってくれた。
わたしも大きく手を振って大学へ向かった。
黒尾さんの発言ってどこまでがホントでどこまでが冗談なんだろう...からかわれてるのは間違いないし、私で遊ばれてる気がする...。もうっ!黒尾さんのバカ!でも、もっともっと黒尾さんを知りたい。
好きなタイプとかあるのかな。気になるな。その前に授業だっ。
次に会った時何を聞こうか考えながら、軽い足取りで大学へ向かった。
ちょっと寝坊したので今日の髪型はシンプルにポニーテール。黒尾さんを待たせちゃ行けない。急がなきゃ。
走って最寄り駅まで向かう。
「ハァ、ハァ、黒尾さんお待たせしました」
黒尾さんが何でそんなに急いでるの?と聞かれたので、黒尾さんを待たせちゃいけないと思いました。と答えた。
「そんなに慌てなくていいよ。つーか今日、ポニーテールなんだね」
黒尾さんがわたしの髪を優しく撫でる。
「萌えるな」
「萌え?!」
「似合ってんよ」
「あ、ありがとうございます!!」
いつもは巻いてるのにポニーテールにしてよかったー!
「昨日は遅くまでやりとりしちゃってごめんね」
「いえ、黒尾さんのことが知れて嬉しかったです!あ、電車来たし乗りましょう」
「俺のこと知りたがるなんて、物好きだなぁ」
「黒尾さんみたいにかっこいい人...モテませんか?」
黒尾さんはまた菩薩みたいな顔をして「モテませんけど...」と答えた。
閑話休題
「蒼は何で産婦人科で働きたいの?」
「(呼び捨て...!)あ、うち実家が産婦人科なんです。それで親に憧れて、ゆくゆくは実家を継ぐと思うので目指してます」
「はー!いいとこのお嬢さんじゃん。俺なんかと遊んで大丈夫?親御さん怒らない?」
「うちは結構放任主義なところあるので大丈夫だと思います」
「なるほどなー。いいねぇ、夢があるって。大学卒業したら院にいくの?」
「その予定です!博士号がほしいので、勉強がんばってます!」
「えらいえらい」
黒尾さんが私の頭を撫でてくれた...!
「黒尾さんといると心臓が鳴りやみません...」
「あはは、蒼はいつもすぐ顔真っ赤にするからなー。なんつーか、反応見るのが面白くてついな」
「もー、からかわないでくださいよ...」
「そーいうとこ可愛いと思うよ」
またこの人は...!
「黒尾さん、人たらしって言われません?」
「言われないよ。俺はホントのことしか言わない」
あぁ、この人は天然人たらしだ。自覚がない。
「デートまであと2日だね」
「は、はい!」
「俺、すげー楽しみにしてんだよ。蒼のこともっと知りたいし、カフェも予約したからゆっくり話そう」
「予約ありがとうございます!楽しみにしてます!」
「俺も楽しみにしてるよ。蒼のプライベートも気になるし」
また顔が真っ赤になる。
「はは、もっと顔真っ赤!ホントおもしれー」
「黒尾さんの前だと緊張しちゃうんです!」
「俺と一緒にいても緊張しなくなるくらいたくさん話そうね」
ニヤリと笑う黒尾さんを見て、この人もしかしなくても私のことからかってるなと思った。絶対そうだ。
「蒼って女子にしては背高いよな。何センチ?」
「あ...168cmです。ちょっとコンプレックスです」
「なんで?いいじゃん。背高い子俺は好きだよ」
ひぇえ、また赤面することをサラッと言う。
「天然人たらし!」
「ええ、俺?そんなつもりはないけどなぁ」
「ポニテが似合ってるよって言って髪なでたり、私のこと知りたいって言ってくれたり、背高い子好きって言ったり、それが本音なのが天然人たらしなんです!」
「それは褒めてるの?」
「こっちが照れちゃうんですよ!」
「俺、蒼の赤面する顔、好きだけどなぁ」
ニヤニヤ笑う黒尾さん。
「そ、そういうところですよ!」
「まぁまぁ、褒めてるのは事実だし、もっと喜んでよ」
「う...」
言葉に詰まっていると、駅についてしまった。
「続きはLINEでねー!」
と、黒尾さんは手を振ってくれた。
わたしも大きく手を振って大学へ向かった。
黒尾さんの発言ってどこまでがホントでどこまでが冗談なんだろう...からかわれてるのは間違いないし、私で遊ばれてる気がする...。もうっ!黒尾さんのバカ!でも、もっともっと黒尾さんを知りたい。
好きなタイプとかあるのかな。気になるな。その前に授業だっ。
次に会った時何を聞こうか考えながら、軽い足取りで大学へ向かった。