Love to you
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
黒尾さんのバレーボールクラブにまたやってきた。
梨花さんのことや黒尾さんのこの3週間のことで話は持ち切りだった。
そんな中、体育館の入口でボーッと立ってる子が目に留まった。
「鉄、鉄、あの子誰?」
「んー?んお、研磨ァ!!」
研磨?どこかで聞いたことがある...
「研磨じゃん!すげー久しぶり!」
「格好的にバレーボールしに来たって感じじゃねーな」
「研磨もたまには参加しろよー」
「クロが刺されて泣いてるって聞いたから...」
「泣いてないけどどこ情報だよ。この通り、完全復活してるぜ」
「これ、退院祝い」
「おー。ありがとねー。なにこれ、ヘッドフォン?」
「俺がメーカーとタイアップした商品で、非売品のレア物だから大切に使ってね」
「おー。サンキュー。そーだ、蒼!」
「は、はいい!」
「こいつ、孤爪研磨。前話してた俺の幼馴染。」
そうだ!カフェに行った時聞いた話だ!
「自分で会社設立されたってすごいですね...あ、一ノ瀬蒼と申します」
「俺の婚約者ね」
「よろしく...」
「ごめんねー。この子人見知りだからさ。徐々に仲良くなってね」
「えぺとかやってますか?」
「うん...配信とかでよくやってる」
「実は私もやってて...ディスコのフレコ交換しません?今度一緒にやりましょう」
「いいよ...でもあんまり下手だと置いていっちゃうかも」
「安心してください、プラチナです」
「えー、2人で何の話してるの?急に距離縮んでるし。全然わかんないよ〜」
黒尾さんがついていけないよ〜と拗ねている。
「ゲームの話ですよ」
「クロも前に誘ったけど、全然やってくれないから」
クロって呼ばれてるんだ...猫みたいでかわいい。
「あー、ごめんなさい...ゲームには疎くてね」
「一ノ瀬さん、だっけ。配信の時呼んだりしても大丈夫?」
「全然大丈夫!むしろ楽しみ!」
「じゃあフレコ申請送っとくから...またね」
「研磨、今日練習してかないの?」
「クロの様子見に来ただけだから大丈夫」
「孤爪さん、またチャットで会いましょう」
「研磨でいいよ、タメ口でいいし。あ、でもネットではコヅケンって呼んで」
「研磨!わかった!待ってるね!」
じゃ。と言って研磨は帰って行った。
「さぁ。じゃあ試合やりますかー!」
Aグループの試合が開催される。
黒尾さんがサーバーだ!
ヒュッ
タタタッ
ビュンッ
ドスッ
すごい!走りながらジャンプして打ってる!
相手も威力をいなして上手くレシーブした!
セッターがトスをあげて...スパイク!
リベロが拾った!
こっちの、セッターもトスを上げて...黒尾さんがバックアタック!
決まった!
「黒尾さん、すごーい!」パチパチと手を叩くと、「俺の凄さはこんなもんじゃないよ」とウインクされた。はわー。あんにもカッコよくウインク決めちゃうなんて、世の女性はどれほどイチコロになったのだろう。
サーブを打って、
黒尾さんが前衛に来た。
相手がレシーブしてトスを上げる。
パシィ『ズドッ』
何?一瞬で相手のアタックが塞がれた!黒尾さんのブロックで!
「黒尾ナイスドシャット!」
「ドシャット?」
「相手のアタックを手のひらで相手コートに叩き落とす時に使う言葉だね。黒尾はブロッカーとして全国区で有名だったんだよ」
知らない人が教えてくれた。
「なんだかわからないけど、黒尾さん凄い!」
「そ。これが俺の凄さ。相手アタックを叩き落とーす」
「かっこいい!」
その後も攻防は続き黒尾さんは何度もブロックを成功させていた。カッコよすぎる...!
黒尾さんサイドの勝利となった。
「鉄、かっこよかった!ブロッカーっていうの?鉄はブロックが上手なんだね!」
「エースのスパイクを叩き落としたときの快感と言ったらもう...たまらんよ」
「あはは、ドS発動してるよ」
「まーいーや、蒼は今日練習しないの?」
「鉄の試合も見れたし、今から行ってくる!」
「おう、いってらー」
バレーって凄く楽しいな!ルールはまだ詳しく覚えてないけど、見てるだけでもハラハラして楽しい!やってる時はもっと楽しい!
「鉄、私にバレーボール教えてくれてありがとう!」
「ははっ、研磨と同じこと言ってるし」
この日は2時間ほど練習して解散した。
「バレーってすごく楽しいね!攻めて、守って、また攻めて、私はリベロを極めたいと思った!」
「リベロは攻撃に参加できないポジションってのは知ってるよな?」
「うん!でも、相手のスパイクをうまく返したり、落ちかけたボールを拾ったりするのがすごく会場が沸くと思うの!いや、テレビに映りたいわけじゃないけどさ」
「蒼は背があるから、ミドルブロッカーも向いてると思ったけどな、そっち側になっちゃったか」
「今日は一日中ワクワクしてた!楽しかった!」
「俺も久しぶりに練習できて良かったわ。やっぱ体なまってたな」
「あんなにブロック決めてたのに?」
「体が重く感じた。まぁ、筋トレ再開するし1ヶ月もあれば元に戻れるだろ」
「今日は鉄の退院祝いに外食しよう!」
「蒼が外食したいだけだろ」
「あ、バレた?焼肉食べたいなって思ってたの」
「美味い店知ってるから連れて行ってやんよ。このままそこの店行くか」
「うん!楽しみ!」
黒尾さんと外食するのも久しぶりだな。あんな事件があったから暗くなったりしないように色々考えてたけど、黒尾さん自身が元気そうだったから心配いらないみたい。仕事終わりの夜、家にも普通に帰ってこれたし。バレーが黒尾さんを支えてくれてるんだ。私も黒尾さんを支えられるように頑張ろう。
とにかく焼肉!いっぱい食べてチカラつけるぞー!
梨花さんのことや黒尾さんのこの3週間のことで話は持ち切りだった。
そんな中、体育館の入口でボーッと立ってる子が目に留まった。
「鉄、鉄、あの子誰?」
「んー?んお、研磨ァ!!」
研磨?どこかで聞いたことがある...
「研磨じゃん!すげー久しぶり!」
「格好的にバレーボールしに来たって感じじゃねーな」
「研磨もたまには参加しろよー」
「クロが刺されて泣いてるって聞いたから...」
「泣いてないけどどこ情報だよ。この通り、完全復活してるぜ」
「これ、退院祝い」
「おー。ありがとねー。なにこれ、ヘッドフォン?」
「俺がメーカーとタイアップした商品で、非売品のレア物だから大切に使ってね」
「おー。サンキュー。そーだ、蒼!」
「は、はいい!」
「こいつ、孤爪研磨。前話してた俺の幼馴染。」
そうだ!カフェに行った時聞いた話だ!
「自分で会社設立されたってすごいですね...あ、一ノ瀬蒼と申します」
「俺の婚約者ね」
「よろしく...」
「ごめんねー。この子人見知りだからさ。徐々に仲良くなってね」
「えぺとかやってますか?」
「うん...配信とかでよくやってる」
「実は私もやってて...ディスコのフレコ交換しません?今度一緒にやりましょう」
「いいよ...でもあんまり下手だと置いていっちゃうかも」
「安心してください、プラチナです」
「えー、2人で何の話してるの?急に距離縮んでるし。全然わかんないよ〜」
黒尾さんがついていけないよ〜と拗ねている。
「ゲームの話ですよ」
「クロも前に誘ったけど、全然やってくれないから」
クロって呼ばれてるんだ...猫みたいでかわいい。
「あー、ごめんなさい...ゲームには疎くてね」
「一ノ瀬さん、だっけ。配信の時呼んだりしても大丈夫?」
「全然大丈夫!むしろ楽しみ!」
「じゃあフレコ申請送っとくから...またね」
「研磨、今日練習してかないの?」
「クロの様子見に来ただけだから大丈夫」
「孤爪さん、またチャットで会いましょう」
「研磨でいいよ、タメ口でいいし。あ、でもネットではコヅケンって呼んで」
「研磨!わかった!待ってるね!」
じゃ。と言って研磨は帰って行った。
「さぁ。じゃあ試合やりますかー!」
Aグループの試合が開催される。
黒尾さんがサーバーだ!
ヒュッ
タタタッ
ビュンッ
ドスッ
すごい!走りながらジャンプして打ってる!
相手も威力をいなして上手くレシーブした!
セッターがトスをあげて...スパイク!
リベロが拾った!
こっちの、セッターもトスを上げて...黒尾さんがバックアタック!
決まった!
「黒尾さん、すごーい!」パチパチと手を叩くと、「俺の凄さはこんなもんじゃないよ」とウインクされた。はわー。あんにもカッコよくウインク決めちゃうなんて、世の女性はどれほどイチコロになったのだろう。
サーブを打って、
黒尾さんが前衛に来た。
相手がレシーブしてトスを上げる。
パシィ『ズドッ』
何?一瞬で相手のアタックが塞がれた!黒尾さんのブロックで!
「黒尾ナイスドシャット!」
「ドシャット?」
「相手のアタックを手のひらで相手コートに叩き落とす時に使う言葉だね。黒尾はブロッカーとして全国区で有名だったんだよ」
知らない人が教えてくれた。
「なんだかわからないけど、黒尾さん凄い!」
「そ。これが俺の凄さ。相手アタックを叩き落とーす」
「かっこいい!」
その後も攻防は続き黒尾さんは何度もブロックを成功させていた。カッコよすぎる...!
黒尾さんサイドの勝利となった。
「鉄、かっこよかった!ブロッカーっていうの?鉄はブロックが上手なんだね!」
「エースのスパイクを叩き落としたときの快感と言ったらもう...たまらんよ」
「あはは、ドS発動してるよ」
「まーいーや、蒼は今日練習しないの?」
「鉄の試合も見れたし、今から行ってくる!」
「おう、いってらー」
バレーって凄く楽しいな!ルールはまだ詳しく覚えてないけど、見てるだけでもハラハラして楽しい!やってる時はもっと楽しい!
「鉄、私にバレーボール教えてくれてありがとう!」
「ははっ、研磨と同じこと言ってるし」
この日は2時間ほど練習して解散した。
「バレーってすごく楽しいね!攻めて、守って、また攻めて、私はリベロを極めたいと思った!」
「リベロは攻撃に参加できないポジションってのは知ってるよな?」
「うん!でも、相手のスパイクをうまく返したり、落ちかけたボールを拾ったりするのがすごく会場が沸くと思うの!いや、テレビに映りたいわけじゃないけどさ」
「蒼は背があるから、ミドルブロッカーも向いてると思ったけどな、そっち側になっちゃったか」
「今日は一日中ワクワクしてた!楽しかった!」
「俺も久しぶりに練習できて良かったわ。やっぱ体なまってたな」
「あんなにブロック決めてたのに?」
「体が重く感じた。まぁ、筋トレ再開するし1ヶ月もあれば元に戻れるだろ」
「今日は鉄の退院祝いに外食しよう!」
「蒼が外食したいだけだろ」
「あ、バレた?焼肉食べたいなって思ってたの」
「美味い店知ってるから連れて行ってやんよ。このままそこの店行くか」
「うん!楽しみ!」
黒尾さんと外食するのも久しぶりだな。あんな事件があったから暗くなったりしないように色々考えてたけど、黒尾さん自身が元気そうだったから心配いらないみたい。仕事終わりの夜、家にも普通に帰ってこれたし。バレーが黒尾さんを支えてくれてるんだ。私も黒尾さんを支えられるように頑張ろう。
とにかく焼肉!いっぱい食べてチカラつけるぞー!