Love to you
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ん...体がめちゃくちゃ重い...なんで...?体調悪い?
うっすらと目を開けると、
そこにはジャスミンのドアップが映っていました。朝5時。
「〜〜〜!!!」
にゃーん
「黒尾さん!鉄!鉄!」
「...ん、どした...?」
「これ!これ!」
私の上半身に伸し掛るジャスミンを全力で指さす。
「おお、なんか知らんけど、すげーな」
「写真撮って!しゃーしーん!」
「んー、撮るぞー」
カシャ
「これなんなのかな?なんの意味があるのかな?!」
「ネットで調べてやんよ...なんか、安心してるとか、何かを欲してる時にやるみたいよ」
「欲して...あ...餌ね...なるほどね...私が餌係だからね...」
「ははっ!でも良かったじゃん、信頼されてる証拠だってよ」
「泣きそう〜」
にゃーん
「わかったわかった、ご飯だね、今用意するからね〜」
ジャスミンがキッチンまで着いてきてくれた。
感涙です。
そーいえば!
「鉄!今日抜糸の日じゃない?!」
「おー、そういや3週間経ったなぁ」
「自力で起きれそう?大丈夫?」
「よっと……おう、問題なさそうだよ」
「祝!鉄のひとり立ち〜!」
「言い方ね。この期間昼飯とかありがとね。すげー助かったよ」
「毎日2人分お弁当作ってるからなんも変わらないよ!」
「それもそうだ。でもなんか、改めて感謝するよ。ありがとう」
「恥ずかしいからやめて!照れる!」
「はは、蒼お得意の茹でダコだわ」
「私自分のお弁当作るけど、鉄の分も作ろうか?それとも外で食べる?」
「蒼のメシがいい。唐揚げ食べたい」
「わかった!作っとくね!早く起こしてごめんね、寝てていいよ〜」
「目覚めたし、ランニングしてくるわ」
「へ?!やめてやめて、ちゃんと医師から許可もらって運動して!」
「体がなまってんのよ」
「じゃあ、ウォーキングにしな!負荷かかんないし、あとはストレッチとか、バレーボールいじったりとか!」
「ストレッチしてバレーボールで遊んでるわ...」
「そうして!心配だから!」
ちゃっちゃとお昼ご飯を作って、大学院へ向かった。
大学院で由利香に会って、なんであんまり院に来なかったのか心配されたので、あった出来事を話したらびっくりしていた。そりゃそーだ。身近で物騒なことがあれば誰だって驚くし気になる。
予後は良い状態、と伝えたら由利香も安心してくれた。
けど、黒尾さんが生きててくれてほんとにほんとに良かった。
良くなるまでずっと気を張ってたから、緊張の糸が切れてなんだか泣けてきた。由利香がよしよしと私の頭を撫でてくれる。さらに泣ける。
「黒尾さん今日病院だから、私途中で授業抜けるね」
「うんうん!行ってきな!安心しておいで!」
黒尾さんにもうすぐ向かいますとLINEしたら、
車で迎えに来ると返事が来た。
なんか、病院に行くのにデートみたい...。
ドキドキしてきた。
ふぁー、外は寒いのに顔が火照る。門のところで顔をパタパタ仰いでいると黒尾さんの車が見えたので大きく手を振った。
「仰いじゃって、何してたの」
「鉄と出かけるの久しぶりだから緊張して...」
「ははっ。それで茹でダコか。行くっつっても病院だけどな笑」
「そうよ、そうなのよ。運動OKの許可出るといいね」
黒尾さんは体がなまって朝から悶々としていた。
早くバレーやりたいんだろうな。
「まーなー、蒼の介護がなくなると思うと寂しいなー」
「またそんなこと言う...会社はいつから出勤するの?」
「明日から行くよ。動けるしな」
「そっかぁ。じゃあ2人分のお弁当作り再開だね!はりきるよ!」
「弁当見てて思うんだけど、蒼全部手作りしてねぇ?冷食入れても俺は気にしないよ」
黒尾さん、よく見てる!なんだか嬉しい!
「楽しいからいいの!映えるお弁当作るのが趣味みたいなもんなの!」
「確かにいつも彩り豊かだったな...」
「ほら!お弁当のインスタアカウントもあるんだよ!」
「おー、フォロワー1万人もいるのすごいな」
「あとは医学のアカウントとプライベートアカウントがある」
「忙しいやつだな」
「鉄はインスタやってないの?」
「やってるよ」
「えっ、じゃあ交換しようよ!」
「病院ついたらね、運転中は危ないでしょ」
「わーい」
ドライブ気分でいたら病院に着いた。
医師に呼ばれるのを待つ。
その間にインスタを交換した。
「これ写ってる人たち、みんなバレー仲間?」
「殆どそうだな。休みの日は専らバレーしかしてなかったからな」
「黒尾さーん、黒尾鉄朗さーん」
呼ばれた...!
「こんにちは。今日は抜糸する日だね。傷口見せてくれるかな」
黒尾さんがコルセットと包帯を取って医師に横腹を見せる。
「うん、もう塞がってるね。今日から入浴、運動していいよ」
「!!運動もですか?!」
「鍛えてるし何か運動してるんだろうなと思ってたよ。いいよ、運動」
「!!」
2人でハイタッチする。
「にしても、包帯の巻き方すごく上手だね。自分でやったの?」
「彼女が医学部生で、毎日交換してもらってました」
「医学部生!そりゃまたいい縁があったねぇ」
「療養中かなり助けられました」
「彼女に感謝しないとね」
「仰る通りです」
「じゃ、念の為鎮痛剤は出しとくから、痛みとかあったらまた来てね」
「「ありがとうございました!」」
無事抜糸も終え、
2人で先生に深々とお辞儀をして病院を後にした。
「運動できるって!良かったね!」
「うん、ほんと良かった。明日からバレーの方も顔出す」
「あ!私も行きたい!試合してる鉄を見たいんだ!」
「別にいいけど、大して面白くないぞ?」
「真剣な鉄を見たいの!」
キラキラのキラッキラの眼差しで鉄を見る。
「圧がすごいのね...」
「行きたい!お願い!」
「行くのはいいよ。あんま期待しないでね」
「やった!」
黒尾さんのバレー姿が見れる!楽しみだ!
うっすらと目を開けると、
そこにはジャスミンのドアップが映っていました。朝5時。
「〜〜〜!!!」
にゃーん
「黒尾さん!鉄!鉄!」
「...ん、どした...?」
「これ!これ!」
私の上半身に伸し掛るジャスミンを全力で指さす。
「おお、なんか知らんけど、すげーな」
「写真撮って!しゃーしーん!」
「んー、撮るぞー」
カシャ
「これなんなのかな?なんの意味があるのかな?!」
「ネットで調べてやんよ...なんか、安心してるとか、何かを欲してる時にやるみたいよ」
「欲して...あ...餌ね...なるほどね...私が餌係だからね...」
「ははっ!でも良かったじゃん、信頼されてる証拠だってよ」
「泣きそう〜」
にゃーん
「わかったわかった、ご飯だね、今用意するからね〜」
ジャスミンがキッチンまで着いてきてくれた。
感涙です。
そーいえば!
「鉄!今日抜糸の日じゃない?!」
「おー、そういや3週間経ったなぁ」
「自力で起きれそう?大丈夫?」
「よっと……おう、問題なさそうだよ」
「祝!鉄のひとり立ち〜!」
「言い方ね。この期間昼飯とかありがとね。すげー助かったよ」
「毎日2人分お弁当作ってるからなんも変わらないよ!」
「それもそうだ。でもなんか、改めて感謝するよ。ありがとう」
「恥ずかしいからやめて!照れる!」
「はは、蒼お得意の茹でダコだわ」
「私自分のお弁当作るけど、鉄の分も作ろうか?それとも外で食べる?」
「蒼のメシがいい。唐揚げ食べたい」
「わかった!作っとくね!早く起こしてごめんね、寝てていいよ〜」
「目覚めたし、ランニングしてくるわ」
「へ?!やめてやめて、ちゃんと医師から許可もらって運動して!」
「体がなまってんのよ」
「じゃあ、ウォーキングにしな!負荷かかんないし、あとはストレッチとか、バレーボールいじったりとか!」
「ストレッチしてバレーボールで遊んでるわ...」
「そうして!心配だから!」
ちゃっちゃとお昼ご飯を作って、大学院へ向かった。
大学院で由利香に会って、なんであんまり院に来なかったのか心配されたので、あった出来事を話したらびっくりしていた。そりゃそーだ。身近で物騒なことがあれば誰だって驚くし気になる。
予後は良い状態、と伝えたら由利香も安心してくれた。
けど、黒尾さんが生きててくれてほんとにほんとに良かった。
良くなるまでずっと気を張ってたから、緊張の糸が切れてなんだか泣けてきた。由利香がよしよしと私の頭を撫でてくれる。さらに泣ける。
「黒尾さん今日病院だから、私途中で授業抜けるね」
「うんうん!行ってきな!安心しておいで!」
黒尾さんにもうすぐ向かいますとLINEしたら、
車で迎えに来ると返事が来た。
なんか、病院に行くのにデートみたい...。
ドキドキしてきた。
ふぁー、外は寒いのに顔が火照る。門のところで顔をパタパタ仰いでいると黒尾さんの車が見えたので大きく手を振った。
「仰いじゃって、何してたの」
「鉄と出かけるの久しぶりだから緊張して...」
「ははっ。それで茹でダコか。行くっつっても病院だけどな笑」
「そうよ、そうなのよ。運動OKの許可出るといいね」
黒尾さんは体がなまって朝から悶々としていた。
早くバレーやりたいんだろうな。
「まーなー、蒼の介護がなくなると思うと寂しいなー」
「またそんなこと言う...会社はいつから出勤するの?」
「明日から行くよ。動けるしな」
「そっかぁ。じゃあ2人分のお弁当作り再開だね!はりきるよ!」
「弁当見てて思うんだけど、蒼全部手作りしてねぇ?冷食入れても俺は気にしないよ」
黒尾さん、よく見てる!なんだか嬉しい!
「楽しいからいいの!映えるお弁当作るのが趣味みたいなもんなの!」
「確かにいつも彩り豊かだったな...」
「ほら!お弁当のインスタアカウントもあるんだよ!」
「おー、フォロワー1万人もいるのすごいな」
「あとは医学のアカウントとプライベートアカウントがある」
「忙しいやつだな」
「鉄はインスタやってないの?」
「やってるよ」
「えっ、じゃあ交換しようよ!」
「病院ついたらね、運転中は危ないでしょ」
「わーい」
ドライブ気分でいたら病院に着いた。
医師に呼ばれるのを待つ。
その間にインスタを交換した。
「これ写ってる人たち、みんなバレー仲間?」
「殆どそうだな。休みの日は専らバレーしかしてなかったからな」
「黒尾さーん、黒尾鉄朗さーん」
呼ばれた...!
「こんにちは。今日は抜糸する日だね。傷口見せてくれるかな」
黒尾さんがコルセットと包帯を取って医師に横腹を見せる。
「うん、もう塞がってるね。今日から入浴、運動していいよ」
「!!運動もですか?!」
「鍛えてるし何か運動してるんだろうなと思ってたよ。いいよ、運動」
「!!」
2人でハイタッチする。
「にしても、包帯の巻き方すごく上手だね。自分でやったの?」
「彼女が医学部生で、毎日交換してもらってました」
「医学部生!そりゃまたいい縁があったねぇ」
「療養中かなり助けられました」
「彼女に感謝しないとね」
「仰る通りです」
「じゃ、念の為鎮痛剤は出しとくから、痛みとかあったらまた来てね」
「「ありがとうございました!」」
無事抜糸も終え、
2人で先生に深々とお辞儀をして病院を後にした。
「運動できるって!良かったね!」
「うん、ほんと良かった。明日からバレーの方も顔出す」
「あ!私も行きたい!試合してる鉄を見たいんだ!」
「別にいいけど、大して面白くないぞ?」
「真剣な鉄を見たいの!」
キラキラのキラッキラの眼差しで鉄を見る。
「圧がすごいのね...」
「行きたい!お願い!」
「行くのはいいよ。あんま期待しないでね」
「やった!」
黒尾さんのバレー姿が見れる!楽しみだ!