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1週間程経って、警察から連絡が来て犯人が梨花であることが証明された。ニュースにもなった。
やっぱりな…という感じではあったが、
刺された相手が蒼だったらと思うとゾクッとしてしまう。
今はベッド生活。仕事もベッド上でやっている。
「蒼、遊びに行ったりして帰りが遅くなる時はタクシー使えよ。絶対に、約束してくれ」
今日は土曜日。学校も仕事も休みだ。
蒼は「鉄の介護があるからどこにも行かないよ〜」と笑いながらちゃかしてきた。
「俺が自力で歩けるようになったらその余裕ぶち破ってやるから覚悟しとけよ」
「はいはい、鉄おじいちゃん、体拭くから服脱がすよ〜」
「お前...楽しんでんな?」
「医師の卵として当たり前のことをしてるまで!」
「ほーん、じゃあ下の世話もしてもらいてぇなぁ」
「下って...医師はそんなことしません!」
「はは、怒ると敬語になるやつ」
「服脱がすよ、痛いと思うけど我慢してね」
「おー」
「抜歯するまではシャワーNGだから、しばらくは私が体拭くね」
「ありがとな」
「にしても...やっぱりすごい鍛えてるねー」
「この数週間で衰えると思うけどな。筋肉なんてあっという間になくなる」
「まぁ寝たきり食べたきりだと太っちゃうかもね」
いそいそと蒼が体を拭いてくれる。
「包帯も巻き直すね。コルセットも一旦外すよ」
慣れた手つきでさすが医師って感じ。
「頭も洗いたいよね?上手くやるからお風呂場いこうか」
風呂場に行って、イスに座る。
蒼が頭だけ下げて、と言うのでその通りにした。
ザーーーーー
あー気持ちい。久しぶりのシャワー。
「シャンプーで洗うねー」
ゴシゴシと洗って、軽く頭のマッサージもしてくれた。気持ちい。
「よし、鉄、洗い流したから立つよ。大丈夫?」
「下半身は問題なく使えるから余裕。逆にベッドに寝る時がきちーかな」
「そっか、そのときは支えるから言ってね」
蒼が心配そうにするもんだから、つい甘えたくなってしまう。
にゃーーー
髪を拭いてもらってると、ジャスミンが風呂場までやってきた。
「どうした?お前も心配してくれてんのか?」
ジャスミンが俺の足にすりすりする。
ついでに、と言った感じで蒼にもスリっと。
「鉄、見た?!今私にもすりすりしたよ!」
「おー、やったじゃん。一歩距離が近づいたな」
「ジャスミーン!」
蒼がジャスミンを抱いたら、ドタバタして嫌そうだったので俺にバトンタッチされた。大人しくなるジャスミン。
「少しずつは近づいて行ってるな」
「そうだよね。ちょっとずつだけどね」
風呂場を出て、蒼に髪を乾かしてもらう。
正直、申し訳なさより甘えられる嬉しさの方が大きい。「横腹が痛いから」と言えば蒼はなんでもしてくれる。可愛いとさえ思う。
ーーー日曜日ーーー
「鉄、私月曜日から普通に学校始まるから、無理に動こうとしないでね。サイドテーブルに飲み物と、お昼ご飯は置いとくから。」
「おー、わかった。学校忙しいのにごめんな」
「実習みたいなもんだから勉強になるよ。私のことは気にしないで」
「何回も言うけど、帰り遅くなる時は絶対タクシー使えよ!」
「今日もどこにも行かないよ。明日から気をつけるね。連絡するから」
「そだな...そうしてくれると安心する」
「鉄、夜道がトラウマにならないといいけど...」
「俺もそれは懸念してる。後ろに人いないかとか、何回も確認しちまうと思う」
「抜糸できたら、まずは2人で夜道を散歩してみようか」
「2人でか...それならいける気がする」
「梨花さん...犯人は捕まったわけだし、いつも通りの日はやってくるよ。大丈夫」
「蒼、ありがとな、何から何まで」
「ふふ、弱ってる鉄もかわいくて中々良きですなぁ」
「なんだって?」
「こういうときくらい、甘えたっていいんだよって話」
「……ふーん」
「鉄、久しぶりのニヤニヤモード...」
「キスしてくれよ」
「…やっぱりそうくるのね」
ギシ…
蒼が俺の横に座る。俺を見つめて、手を添えて、ゆっくりとキスしてきた。10秒ほどの、長いキス。
「これで足りる?」
「全然足りねぇ」
蒼の後頭部に手を当て、さっきの蒼よりも雑で荒々しいキスをする。
何回も何回も舌を絡ませ、時には吸い付き、歯をなぞり、荒くてむちゃくちゃにしたくなるキス。
ダメだ、自制が効かねぇ。
蒼の手を俺のソレに当てる。
蒼はびっくりして一度唇を離したが、火照った俺の顔を見て再びキスを返してくれた。
「はぁ...はぁ...蒼...手でシて」
蒼が俺の言う通りに手を上下に動かす。
下着を脱いで顕になったソレに蒼は唾液をたっぷりつけて口で裏筋を伝うように舐め始めた。
「はぁ...あー気持ちい」
何度も何度もストロークを続けたと思ったら、手で弄ばれ、また口に含んで舌と共に上下に動かす。
「んっ...」
蒼の頭を押さえつけ、さらに奥まで口に含ませ動かす。
「...ダメだ、イク」
ドクンドクンと脈打つと、蒼の口内は俺の精液で一杯になってしまい口から溢れそうにしていた。すかさずティッシュを渡す。
「はぁ...はぁ...黒尾さん...ずるいですよ」
「なんか黒尾さん呼びになってるし」
「鉄には理性や自制という言葉を頭に叩き込まないといけないね」
「だって蒼がキスしてくれたから」
「キスとさっきのは別問題でしょ!」
「あれー怒っちゃった?」
「なんでニヤニヤしてるんですか!」
「蒼も満更でもなさそうだったから」
「!!次からは自分の手で私が居ない時にやってください!」
「手でしようとしても上半身動いちゃって痛くなっちまう」
だから蒼先生、今後もお世話お願いします♡
「ほんとに腰痛いの?!」
蒼がバシッと腰を叩くのであまりの痛さで声がでなかった。
「っ……...」
「そんなに痛いんだ」
「そんなに痛いんだよ...」
「まーいーや。今日の夕飯何がいい?」
まーいーやで終わった俺への配慮、悲しすぎる。
「最近肉ばっかり食ってるから魚かなー」
「うーん。鯛の塩焼きと鯛めし作ろうか」
「おお、美味そう。それがいい」
「じゃあ暗くなる前に買い出し行ってくるね」
正直暗くなくても蒼が外を歩くのが心配になる。スーパーが近くてまだ良かったけど、俺の不安感は増すばかりだった。
……
……
ガチャ
「帰ってきたよー」
「蒼!」
「はいはい、何事」
「トイレ行きたいから起き上がるの手伝って」
「OK。私が起こすから片方の腕首に回して、チカラ入れないようにね。はい、よっと……。……?鉄〜?」
「しばらくこうしてたい」
「...あはは、私は無事だよ」
「無事に帰ってきてくれて良かった。帰ってくることが当たり前になりすぎて、でも今回のことがあって、こうやってるだけで蒼への愛は増すばかりだよ」
「うん。私も同じこと思ってたよ。なんてことない日常が、一日一日が、すごく大事だってこと。とにもかくにも、ご飯を食べよう。準備してくるね。トイレ終わったらまたベッドに寝かすから呼んでね」
「はーい」
蒼が先にジャスミンの餌を用意していると、ジャスミンが蒼の足に張り付いてよじ登っていた。感激している蒼を見て、写真を撮ってあげた。超喜んでた。
やっぱりな…という感じではあったが、
刺された相手が蒼だったらと思うとゾクッとしてしまう。
今はベッド生活。仕事もベッド上でやっている。
「蒼、遊びに行ったりして帰りが遅くなる時はタクシー使えよ。絶対に、約束してくれ」
今日は土曜日。学校も仕事も休みだ。
蒼は「鉄の介護があるからどこにも行かないよ〜」と笑いながらちゃかしてきた。
「俺が自力で歩けるようになったらその余裕ぶち破ってやるから覚悟しとけよ」
「はいはい、鉄おじいちゃん、体拭くから服脱がすよ〜」
「お前...楽しんでんな?」
「医師の卵として当たり前のことをしてるまで!」
「ほーん、じゃあ下の世話もしてもらいてぇなぁ」
「下って...医師はそんなことしません!」
「はは、怒ると敬語になるやつ」
「服脱がすよ、痛いと思うけど我慢してね」
「おー」
「抜歯するまではシャワーNGだから、しばらくは私が体拭くね」
「ありがとな」
「にしても...やっぱりすごい鍛えてるねー」
「この数週間で衰えると思うけどな。筋肉なんてあっという間になくなる」
「まぁ寝たきり食べたきりだと太っちゃうかもね」
いそいそと蒼が体を拭いてくれる。
「包帯も巻き直すね。コルセットも一旦外すよ」
慣れた手つきでさすが医師って感じ。
「頭も洗いたいよね?上手くやるからお風呂場いこうか」
風呂場に行って、イスに座る。
蒼が頭だけ下げて、と言うのでその通りにした。
ザーーーーー
あー気持ちい。久しぶりのシャワー。
「シャンプーで洗うねー」
ゴシゴシと洗って、軽く頭のマッサージもしてくれた。気持ちい。
「よし、鉄、洗い流したから立つよ。大丈夫?」
「下半身は問題なく使えるから余裕。逆にベッドに寝る時がきちーかな」
「そっか、そのときは支えるから言ってね」
蒼が心配そうにするもんだから、つい甘えたくなってしまう。
にゃーーー
髪を拭いてもらってると、ジャスミンが風呂場までやってきた。
「どうした?お前も心配してくれてんのか?」
ジャスミンが俺の足にすりすりする。
ついでに、と言った感じで蒼にもスリっと。
「鉄、見た?!今私にもすりすりしたよ!」
「おー、やったじゃん。一歩距離が近づいたな」
「ジャスミーン!」
蒼がジャスミンを抱いたら、ドタバタして嫌そうだったので俺にバトンタッチされた。大人しくなるジャスミン。
「少しずつは近づいて行ってるな」
「そうだよね。ちょっとずつだけどね」
風呂場を出て、蒼に髪を乾かしてもらう。
正直、申し訳なさより甘えられる嬉しさの方が大きい。「横腹が痛いから」と言えば蒼はなんでもしてくれる。可愛いとさえ思う。
ーーー日曜日ーーー
「鉄、私月曜日から普通に学校始まるから、無理に動こうとしないでね。サイドテーブルに飲み物と、お昼ご飯は置いとくから。」
「おー、わかった。学校忙しいのにごめんな」
「実習みたいなもんだから勉強になるよ。私のことは気にしないで」
「何回も言うけど、帰り遅くなる時は絶対タクシー使えよ!」
「今日もどこにも行かないよ。明日から気をつけるね。連絡するから」
「そだな...そうしてくれると安心する」
「鉄、夜道がトラウマにならないといいけど...」
「俺もそれは懸念してる。後ろに人いないかとか、何回も確認しちまうと思う」
「抜糸できたら、まずは2人で夜道を散歩してみようか」
「2人でか...それならいける気がする」
「梨花さん...犯人は捕まったわけだし、いつも通りの日はやってくるよ。大丈夫」
「蒼、ありがとな、何から何まで」
「ふふ、弱ってる鉄もかわいくて中々良きですなぁ」
「なんだって?」
「こういうときくらい、甘えたっていいんだよって話」
「……ふーん」
「鉄、久しぶりのニヤニヤモード...」
「キスしてくれよ」
「…やっぱりそうくるのね」
ギシ…
蒼が俺の横に座る。俺を見つめて、手を添えて、ゆっくりとキスしてきた。10秒ほどの、長いキス。
「これで足りる?」
「全然足りねぇ」
蒼の後頭部に手を当て、さっきの蒼よりも雑で荒々しいキスをする。
何回も何回も舌を絡ませ、時には吸い付き、歯をなぞり、荒くてむちゃくちゃにしたくなるキス。
ダメだ、自制が効かねぇ。
蒼の手を俺のソレに当てる。
蒼はびっくりして一度唇を離したが、火照った俺の顔を見て再びキスを返してくれた。
「はぁ...はぁ...蒼...手でシて」
蒼が俺の言う通りに手を上下に動かす。
下着を脱いで顕になったソレに蒼は唾液をたっぷりつけて口で裏筋を伝うように舐め始めた。
「はぁ...あー気持ちい」
何度も何度もストロークを続けたと思ったら、手で弄ばれ、また口に含んで舌と共に上下に動かす。
「んっ...」
蒼の頭を押さえつけ、さらに奥まで口に含ませ動かす。
「...ダメだ、イク」
ドクンドクンと脈打つと、蒼の口内は俺の精液で一杯になってしまい口から溢れそうにしていた。すかさずティッシュを渡す。
「はぁ...はぁ...黒尾さん...ずるいですよ」
「なんか黒尾さん呼びになってるし」
「鉄には理性や自制という言葉を頭に叩き込まないといけないね」
「だって蒼がキスしてくれたから」
「キスとさっきのは別問題でしょ!」
「あれー怒っちゃった?」
「なんでニヤニヤしてるんですか!」
「蒼も満更でもなさそうだったから」
「!!次からは自分の手で私が居ない時にやってください!」
「手でしようとしても上半身動いちゃって痛くなっちまう」
だから蒼先生、今後もお世話お願いします♡
「ほんとに腰痛いの?!」
蒼がバシッと腰を叩くのであまりの痛さで声がでなかった。
「っ……...」
「そんなに痛いんだ」
「そんなに痛いんだよ...」
「まーいーや。今日の夕飯何がいい?」
まーいーやで終わった俺への配慮、悲しすぎる。
「最近肉ばっかり食ってるから魚かなー」
「うーん。鯛の塩焼きと鯛めし作ろうか」
「おお、美味そう。それがいい」
「じゃあ暗くなる前に買い出し行ってくるね」
正直暗くなくても蒼が外を歩くのが心配になる。スーパーが近くてまだ良かったけど、俺の不安感は増すばかりだった。
……
……
ガチャ
「帰ってきたよー」
「蒼!」
「はいはい、何事」
「トイレ行きたいから起き上がるの手伝って」
「OK。私が起こすから片方の腕首に回して、チカラ入れないようにね。はい、よっと……。……?鉄〜?」
「しばらくこうしてたい」
「...あはは、私は無事だよ」
「無事に帰ってきてくれて良かった。帰ってくることが当たり前になりすぎて、でも今回のことがあって、こうやってるだけで蒼への愛は増すばかりだよ」
「うん。私も同じこと思ってたよ。なんてことない日常が、一日一日が、すごく大事だってこと。とにもかくにも、ご飯を食べよう。準備してくるね。トイレ終わったらまたベッドに寝かすから呼んでね」
「はーい」
蒼が先にジャスミンの餌を用意していると、ジャスミンが蒼の足に張り付いてよじ登っていた。感激している蒼を見て、写真を撮ってあげた。超喜んでた。