Love to you
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ジャスミンが、私たちの家に来て3週間が経った。
猫の成長とはとても早いもので、見る見る育っていった。
最近は「ジャスミン」と呼ぶと鳴いて返事をくれるようになった。
黒尾さんの前では!!
私のことはまだ餌をくれる優しい人どまりって感じ。早く意思疎通できるようになりたいよー。
「鉄ばっかり、いいなぁ」
「蒼が言う共感覚のオーラってやつが一緒なんだろ?だからじゃないの」
「うん...だけどさぁ。でも最近は触ってもシャーされなくなったなぁ」
「徐々に懐くと思うよ〜」
「だといいんだけどさ〜」
あ、そういえば。
「3人で写真撮りたいんだった!」
鉄がジャスミンをだっこしてね!
「おーいいぞー」
「じゃ、撮るよー」
カシャ
「わっ見て見て」
「?うお、ジャスミン、バッチリカメラ向いてんじゃん」
「はぁ〜可愛い!癒される〜。これスマホの壁紙にしよーっと」
「俺にもちょーだい」
「おけ!送るね!」
ピコ
「サンキュー、俺も壁紙にするわ」
「へへ、お揃いだね」
まさか黒尾さんも壁紙にしてくれるとは思ってもなくて舞い上がってしまった。
「蒼と写真撮るの初めてじゃね?」
「言われてみれば、そんなような...」
「これから沢山思い出作りしていこうな」
「...!うん!!」
ジャスミンだけじゃない。
黒尾さんともだいぶ打ち解けたと思う。
黒尾さんが私のためにしてくれること全部、私も黒尾さんに何かしたい。何ができるかな。
とりあえず、バレーボールの知識を覚えようかな。それから一緒に体育館行ってバレーして...なんか楽しみになってきた!
一ノ瀬蒼、バレーボール始めます!
まずはこっそりボールを買いに行かねば。
大学でもサークルに頼んでこっそり練習混ぜてもらおう。
ー大学にてー
「一ノ瀬さん、バレー習いたいんだっけ?」
「そう!水林さん、基礎からお願いします!」
「まずはルールからだね」
水林さんが紙にコートの絵を描いてくれる。
「基本的なルールは、対面コートに6人ずつ配置されて、床にボールがついた時点で相手のポイントになる。
1試合につき3セットか5セットあって、どちらかさきに2セットか3セット取った方が勝ち。
25点先取で1セットゲット。もし24-24 でポイントが並んだ場合は、2点差がつくまで試合を続けます」
「ふむふむ、ポジションとかありますよね?」
「ポジションはね..…….」
……
……
……
「はぁー!覚えることが多い!まぁとにかく、ボールを床に着けたら負けってことですね!」
「そういうこと。次はトスとレシーブやってみようか」
「はい!水林さん!トスもレシーブもですが、スパイクも覚えたいです!」
「あはは、いいよ、3つとも覚えちゃお。まずはトスね。トスの場合、足は肩幅程度に開いて、片方の足を前に出します。 おでこ付近で両手を構え、正三角形にしボールを親指から薬指の四本で包み込むように持つ。その状態から、ボールを真上に投げて、つかんで、投げてを繰り返すとトスの練習になるよ」
「こ、こういうこと?」
「そうそう、よくできてる。合ってるよ」
「次はレシーブね。レシーブの姿勢で大切なのは腰を低くする、重心は前に、かかとを浮かせるの3つです。 レシーブの際は肘をしっかりと伸ばし、ボールに対して並行になるようなイメージで身体を使うことで上手くボールを返すことができるよ」
「こうかっ、あれ、ボールどっか行っちゃう」
「肘が曲がってるね。もっともーっと伸ばして」
「もっーと!」
「そうそう、その調子。一ノ瀬さん、センスあるよ。サークル入らない?笑」
「こんな不純な動機で始めた私が入ってもいいのでしょうか?!」
「彼氏がバレーやってるからやりたいんでしょ!共通の趣味ができるっていい事だと思うよ」
「第一に勉学があるので、保留でお願いします!」
「そーだ、一ノ瀬さん医学部だもんね。忙しそう」
「研修とかもあるし、バイトもあるからなかなか難しくて…」
「まぁ無理にとは言わないよ。最後、スパイクいこうか!スパイクは手の中(中指の付け根)で自分自身とボールがしっかり会い、確実に受ける動作を意識して、手のひら全体でボールを包み込むようにすること。まぁ、やってみよか。 私がトスあげるね」
助走をつけて...床を蹴って思いっきりボールを叩く!
パァンッ
「一ノ瀬さん、うまいうまい!その調子!」
「トスください!」
「はいよー!」
……
……
……
「はぁ、はぁ、トスとレシーブとスパイク、モノにしてみせます!」
「いやホント、上達早かったよ!また遊びにおいで!彼氏も連れてきていいよ!みんなでバレーしよ!」
「み、水林さーん(感涙)早速今日彼氏に見てもらいます!トスだけでも!」
「彼氏喜ぶと思うよ!ガンバ!」
ありがとうございました〜と言って、
ダッシュで電車乗ってダッシュで家に帰った。
黒尾さんの靴がある...先に帰ってきたんだ!
「鉄ーー!!」
バーンと扉を開けると、そこにはジャスミンと黒尾さんが戯れるオアシスがありました...。
「その画角、ナイス」
「蒼それ、バレーボールか?」
「うん!見てて!」
そう言って水林さんが教えてくれた通りにトスをする。掴んで、上げて、掴んで、上げて。
「どうよ?!」
「どうよって...今日遅かったのってそれやってたの?」
「うん!鉄とバレーやりたくてサークルの人に基礎を教えてもらった!」
「おま...そんなことして...うりゃうりゃ」
黒尾さんが私の髪をぐしゃぐしゃにする。
「水林さんて子が、練習に彼氏連れておいでよって言ってた!」
「そうなん?でも俺平日仕事だからなー」
「そか、土日もやってるか聞いてみるね!」
「サンキュー。今日は飯どうする?今から作ると遅いし、ウーバーでも頼むか」
「ウーバーマスターの鉄に任せる!」
「俺的にお好み焼き食べたいからそれでいい?」
「いいね!届くまで一緒にトス練習しよ!」
「1人ですんのと2人ですんのとではまた違うぞ?できっか?」
「やってみるー!」
ポンッ
ポンッ
ポンッ
「ふつーにうまいじゃん」
「才能あるかな?!」
「レシーブしてみるか」
「家が広い特権だね...」
「ほい」
ヒュッ
ポーン
ヒュッ
ポーン
「上手い上手い、上達はええな」
「スパイクも教わったよ!でも家の中じゃ危ないから、今度体育館借りてやろ!」
「俺が行ってるクラブに参加するか?」
「えっいいの?超初心者だよ」
「初心者も多いから大丈夫、気にすんな」
「じゃあ、お邪魔しようかな!」
黒尾さんのバレークラブに参加することになった!楽しみだ!
猫の成長とはとても早いもので、見る見る育っていった。
最近は「ジャスミン」と呼ぶと鳴いて返事をくれるようになった。
黒尾さんの前では!!
私のことはまだ餌をくれる優しい人どまりって感じ。早く意思疎通できるようになりたいよー。
「鉄ばっかり、いいなぁ」
「蒼が言う共感覚のオーラってやつが一緒なんだろ?だからじゃないの」
「うん...だけどさぁ。でも最近は触ってもシャーされなくなったなぁ」
「徐々に懐くと思うよ〜」
「だといいんだけどさ〜」
あ、そういえば。
「3人で写真撮りたいんだった!」
鉄がジャスミンをだっこしてね!
「おーいいぞー」
「じゃ、撮るよー」
カシャ
「わっ見て見て」
「?うお、ジャスミン、バッチリカメラ向いてんじゃん」
「はぁ〜可愛い!癒される〜。これスマホの壁紙にしよーっと」
「俺にもちょーだい」
「おけ!送るね!」
ピコ
「サンキュー、俺も壁紙にするわ」
「へへ、お揃いだね」
まさか黒尾さんも壁紙にしてくれるとは思ってもなくて舞い上がってしまった。
「蒼と写真撮るの初めてじゃね?」
「言われてみれば、そんなような...」
「これから沢山思い出作りしていこうな」
「...!うん!!」
ジャスミンだけじゃない。
黒尾さんともだいぶ打ち解けたと思う。
黒尾さんが私のためにしてくれること全部、私も黒尾さんに何かしたい。何ができるかな。
とりあえず、バレーボールの知識を覚えようかな。それから一緒に体育館行ってバレーして...なんか楽しみになってきた!
一ノ瀬蒼、バレーボール始めます!
まずはこっそりボールを買いに行かねば。
大学でもサークルに頼んでこっそり練習混ぜてもらおう。
ー大学にてー
「一ノ瀬さん、バレー習いたいんだっけ?」
「そう!水林さん、基礎からお願いします!」
「まずはルールからだね」
水林さんが紙にコートの絵を描いてくれる。
「基本的なルールは、対面コートに6人ずつ配置されて、床にボールがついた時点で相手のポイントになる。
1試合につき3セットか5セットあって、どちらかさきに2セットか3セット取った方が勝ち。
25点先取で1セットゲット。もし24-24 でポイントが並んだ場合は、2点差がつくまで試合を続けます」
「ふむふむ、ポジションとかありますよね?」
「ポジションはね..…….」
……
……
……
「はぁー!覚えることが多い!まぁとにかく、ボールを床に着けたら負けってことですね!」
「そういうこと。次はトスとレシーブやってみようか」
「はい!水林さん!トスもレシーブもですが、スパイクも覚えたいです!」
「あはは、いいよ、3つとも覚えちゃお。まずはトスね。トスの場合、足は肩幅程度に開いて、片方の足を前に出します。 おでこ付近で両手を構え、正三角形にしボールを親指から薬指の四本で包み込むように持つ。その状態から、ボールを真上に投げて、つかんで、投げてを繰り返すとトスの練習になるよ」
「こ、こういうこと?」
「そうそう、よくできてる。合ってるよ」
「次はレシーブね。レシーブの姿勢で大切なのは腰を低くする、重心は前に、かかとを浮かせるの3つです。 レシーブの際は肘をしっかりと伸ばし、ボールに対して並行になるようなイメージで身体を使うことで上手くボールを返すことができるよ」
「こうかっ、あれ、ボールどっか行っちゃう」
「肘が曲がってるね。もっともーっと伸ばして」
「もっーと!」
「そうそう、その調子。一ノ瀬さん、センスあるよ。サークル入らない?笑」
「こんな不純な動機で始めた私が入ってもいいのでしょうか?!」
「彼氏がバレーやってるからやりたいんでしょ!共通の趣味ができるっていい事だと思うよ」
「第一に勉学があるので、保留でお願いします!」
「そーだ、一ノ瀬さん医学部だもんね。忙しそう」
「研修とかもあるし、バイトもあるからなかなか難しくて…」
「まぁ無理にとは言わないよ。最後、スパイクいこうか!スパイクは手の中(中指の付け根)で自分自身とボールがしっかり会い、確実に受ける動作を意識して、手のひら全体でボールを包み込むようにすること。まぁ、やってみよか。 私がトスあげるね」
助走をつけて...床を蹴って思いっきりボールを叩く!
パァンッ
「一ノ瀬さん、うまいうまい!その調子!」
「トスください!」
「はいよー!」
……
……
……
「はぁ、はぁ、トスとレシーブとスパイク、モノにしてみせます!」
「いやホント、上達早かったよ!また遊びにおいで!彼氏も連れてきていいよ!みんなでバレーしよ!」
「み、水林さーん(感涙)早速今日彼氏に見てもらいます!トスだけでも!」
「彼氏喜ぶと思うよ!ガンバ!」
ありがとうございました〜と言って、
ダッシュで電車乗ってダッシュで家に帰った。
黒尾さんの靴がある...先に帰ってきたんだ!
「鉄ーー!!」
バーンと扉を開けると、そこにはジャスミンと黒尾さんが戯れるオアシスがありました...。
「その画角、ナイス」
「蒼それ、バレーボールか?」
「うん!見てて!」
そう言って水林さんが教えてくれた通りにトスをする。掴んで、上げて、掴んで、上げて。
「どうよ?!」
「どうよって...今日遅かったのってそれやってたの?」
「うん!鉄とバレーやりたくてサークルの人に基礎を教えてもらった!」
「おま...そんなことして...うりゃうりゃ」
黒尾さんが私の髪をぐしゃぐしゃにする。
「水林さんて子が、練習に彼氏連れておいでよって言ってた!」
「そうなん?でも俺平日仕事だからなー」
「そか、土日もやってるか聞いてみるね!」
「サンキュー。今日は飯どうする?今から作ると遅いし、ウーバーでも頼むか」
「ウーバーマスターの鉄に任せる!」
「俺的にお好み焼き食べたいからそれでいい?」
「いいね!届くまで一緒にトス練習しよ!」
「1人ですんのと2人ですんのとではまた違うぞ?できっか?」
「やってみるー!」
ポンッ
ポンッ
ポンッ
「ふつーにうまいじゃん」
「才能あるかな?!」
「レシーブしてみるか」
「家が広い特権だね...」
「ほい」
ヒュッ
ポーン
ヒュッ
ポーン
「上手い上手い、上達はええな」
「スパイクも教わったよ!でも家の中じゃ危ないから、今度体育館借りてやろ!」
「俺が行ってるクラブに参加するか?」
「えっいいの?超初心者だよ」
「初心者も多いから大丈夫、気にすんな」
「じゃあ、お邪魔しようかな!」
黒尾さんのバレークラブに参加することになった!楽しみだ!