Love to you
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「ハッピーバースデー!鉄〜!」
時間は11月17日0時。
いつ寝るのかな、と思っていたけどこのために蒼は起きていたのか。
「ありがとう、蒼」
「へへ...プレゼントだよー」
クローゼットを開けてとりだしたのはビッグサイズのラッピングされた袋。いったい何が入ってるんだろうか。
「開けていい?」
「もちろん!」
袋を開けると、ギフトボックスが。
それもまた開けると、またちょっと小さくなったギフトボックスが。
開ける、ギフトボックス、開ける、ギフトボックス...。
「蒼チャン...これは一体...」
「マトリョーシカだよ!知らないの?」
「いや...わかるけど...そういうことじゃなくてだね」
「ほらほら、開けて開けて!」
開ける、ギフトボックス、開ける、ギフトボックスを続けると、本格的にラッピングされた箱にたどり着いた。
やっとか...。
ちょっと緊張...。唾を飲んで開けると...
「指輪...?」
「うん。指輪だし、私の答え」
瞬間、ハッとした。
「...鉄。私と、結婚してください」
所謂、ある意味、逆プロポーズ。
「鉄の言う通り、私だって生活リズムが崩れたところで鉄のこと嫌いになるわけないし、むしろ支えたいし...仕事も応援してるし、大好きだし、ちょっとやそっとじゃ私の気持ちは変わらないよ。だから、結婚早めるの、オッケー」
少し顔を赤らめながら、俺と目を合わすのが恥ずかしいのだろうか、俯いたままの蒼。
「その指輪は、左手の中指にはめるものなの。意味は協調性。私も、同じの付けた」
「蒼...」
「鉄にも、同じもの付けててくれたら嬉しい...」
「蒼」
「ちなみに右手なら行動力。仕事の時はそっちにつけたらいいかも」
「蒼」
「重いかなと思ったけど...色々なやん「蒼!」」
俯いたままの蒼を抱き寄せる。
「蒼、ありがとう。でも、俺の顔みて話して欲しい」
「あ、ごめ...恥ずかしくて...」
「俺、嬉しいんだ。プレゼントは勿論だけど、大切な人に一番におめでとうって言われたことがすごい嬉しい。あと、答えをくれたのも、内心めちゃくちゃテンション上がってる」
今度は俺が恥ずかしくなってきた...。
「蒼、いつ籍入れたい?」
「うーん、私の誕生日かな」
「いいね、そうしよう。そしたらさ、結婚指輪、買いに行こう」
「おお...確かにそういうイベントがある...」
「フルオーダーで、頼もう。一緒にデザイン考えてさ」
「楽しみになってきた」
「俺も。あと...」
誕生日ってことは、よりいちゃいちゃしたいもんです。
そう伝えると、蒼は仕方ないなぁ、と言って自分からキスしてくれた。それはそれは、蒼もへばるくらい濃い夜を過ごした。
ーーーーーーー翌日。
「蒼、今日休みだよね。指輪のデザインしよ」
「おはよ...とりあえず服が着たい」
先に服を着ていた俺を見て、自分だけ裸なのが恥ずかしいらしい。かわいい。
「実は昨日夢で、見たんだよね」
そう言って蒼はチラシの裏にサラサラと絵を描き出した。
「ツタのように一周ぐるっと繋がって...ここだけゴールドにして、他はプラチナにしよう」
「なんだ...考えなくても出来上がっちゃったね」
「え、これはあくまで夢にでてきたデザインだから、一緒に考えようよ」
「いや、蒼のアイディア、いいと思う」
シンプルすぎず派手すぎず...俺も好きなデザインだ。
「しかも夢に出てきたってのが、なんか縁起がいい」
「そ?鉄がこれでいいなら、これにしよっか」
トントン拍子で話は進んだ。ついでにジュエリーショップを巡ることになった。
時間は11月17日0時。
いつ寝るのかな、と思っていたけどこのために蒼は起きていたのか。
「ありがとう、蒼」
「へへ...プレゼントだよー」
クローゼットを開けてとりだしたのはビッグサイズのラッピングされた袋。いったい何が入ってるんだろうか。
「開けていい?」
「もちろん!」
袋を開けると、ギフトボックスが。
それもまた開けると、またちょっと小さくなったギフトボックスが。
開ける、ギフトボックス、開ける、ギフトボックス...。
「蒼チャン...これは一体...」
「マトリョーシカだよ!知らないの?」
「いや...わかるけど...そういうことじゃなくてだね」
「ほらほら、開けて開けて!」
開ける、ギフトボックス、開ける、ギフトボックスを続けると、本格的にラッピングされた箱にたどり着いた。
やっとか...。
ちょっと緊張...。唾を飲んで開けると...
「指輪...?」
「うん。指輪だし、私の答え」
瞬間、ハッとした。
「...鉄。私と、結婚してください」
所謂、ある意味、逆プロポーズ。
「鉄の言う通り、私だって生活リズムが崩れたところで鉄のこと嫌いになるわけないし、むしろ支えたいし...仕事も応援してるし、大好きだし、ちょっとやそっとじゃ私の気持ちは変わらないよ。だから、結婚早めるの、オッケー」
少し顔を赤らめながら、俺と目を合わすのが恥ずかしいのだろうか、俯いたままの蒼。
「その指輪は、左手の中指にはめるものなの。意味は協調性。私も、同じの付けた」
「蒼...」
「鉄にも、同じもの付けててくれたら嬉しい...」
「蒼」
「ちなみに右手なら行動力。仕事の時はそっちにつけたらいいかも」
「蒼」
「重いかなと思ったけど...色々なやん「蒼!」」
俯いたままの蒼を抱き寄せる。
「蒼、ありがとう。でも、俺の顔みて話して欲しい」
「あ、ごめ...恥ずかしくて...」
「俺、嬉しいんだ。プレゼントは勿論だけど、大切な人に一番におめでとうって言われたことがすごい嬉しい。あと、答えをくれたのも、内心めちゃくちゃテンション上がってる」
今度は俺が恥ずかしくなってきた...。
「蒼、いつ籍入れたい?」
「うーん、私の誕生日かな」
「いいね、そうしよう。そしたらさ、結婚指輪、買いに行こう」
「おお...確かにそういうイベントがある...」
「フルオーダーで、頼もう。一緒にデザイン考えてさ」
「楽しみになってきた」
「俺も。あと...」
誕生日ってことは、よりいちゃいちゃしたいもんです。
そう伝えると、蒼は仕方ないなぁ、と言って自分からキスしてくれた。それはそれは、蒼もへばるくらい濃い夜を過ごした。
ーーーーーーー翌日。
「蒼、今日休みだよね。指輪のデザインしよ」
「おはよ...とりあえず服が着たい」
先に服を着ていた俺を見て、自分だけ裸なのが恥ずかしいらしい。かわいい。
「実は昨日夢で、見たんだよね」
そう言って蒼はチラシの裏にサラサラと絵を描き出した。
「ツタのように一周ぐるっと繋がって...ここだけゴールドにして、他はプラチナにしよう」
「なんだ...考えなくても出来上がっちゃったね」
「え、これはあくまで夢にでてきたデザインだから、一緒に考えようよ」
「いや、蒼のアイディア、いいと思う」
シンプルすぎず派手すぎず...俺も好きなデザインだ。
「しかも夢に出てきたってのが、なんか縁起がいい」
「そ?鉄がこれでいいなら、これにしよっか」
トントン拍子で話は進んだ。ついでにジュエリーショップを巡ることになった。