Love to you
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マンガ本を読んでいたら、3時間も経過していた。
私も黒尾さんも夢中だったみたい。
時間は夕方5時。ネットカフェを出て、何をしようかと考えていたら、黒尾さんの口からとんでもない発言が。
「蒼さ、このあと俺ん家こない?」
く、黒尾さんの家ーーーー?!
それってつまり、それってつまりそういうことですか?いや私、経験もなければ今日の下着上下バラバラなんですけど、人に見せられるようなもんじゃあないんですけど。心の準備が全然出来てない。断ろうか...。
「大丈夫、手は出さないから安心して、今日は」
1人でごちゃごちゃ考えていたけど、ほっと胸を撫で下ろす。...ん?今日は?
「次デートする時は蒼とキスの続きをしたいなぁ」
ニヤニヤしながら私の頭を撫でる黒尾さん。
なんだか、ずるい。
「黒尾さんのおうちに興味はあります」
「じゃ、行こか」
こうして弾丸黒尾さんハウスツアーが始まった。
「電車めんどくさいし、タクシーで行こっか」
黒尾さんがタクシーを呼んで、2人で乗車する。
「蒼はなんで彼氏作らなかったの?」
いきなりとんでもない質問を投げてくる黒尾さん。
「...勉強ばっかりして、恋愛に興味もてなかったんです」
「でも蒼可愛いし、オシャレだし、声かけてくれる男子はいたんじゃないの?」
「別に可愛くはないですけど...まぁ、数える程度にはいましたね。でも連絡先聞かれて、LINE教えても会話が楽しいと感じないし、ピコピコなる度に勉強の邪魔になるから通知OFFにして未読が増えたりとか...とにかく勉強一筋だったんです」
「やっぱモテてんじゃん。みんな蒼の可愛さの虜になっちゃったんだよ」
「黒尾さんは私の顔が好きなんですか?」
暫く黙り込む黒尾さん。
「んー、うーん、そうだなぁ、今はもちろん内面も好きだけど、初めは見た目からだったなぁ」
「言われてみれば私も黒尾さんのこと、外見から惚れてました」
「お互い好みのタイプでよかったねー」
ニッコリと笑う黒尾さん。この表情はレアかもしれない。いつもニヤニヤしてるから。
他愛のない話を繰り広げていると、黒尾さんがタクシーを停めた。
「さて、着きましたよ、黒尾邸」
新築のような外観に、エントランスは木の柵やオブジェなど和風であしらわれていて、高級ホテルに来たような感覚だった。
「すご...」
「新築だからねー。雰囲気落ち着くし見学して即契約した」
エレベーターに乗って10階まで上がる。
「ここが俺の部屋、どうぞ」
黒尾さんの部屋へはいる。
通路を歩き、恐らくリビングに繋がるであろう扉を開けてもらう。
「すごい...」
そこには全面ガラス張りの空間に、色を黒系で統一させた大きなテレビやローテーブル、ソファが置いてあり、L字型のカウンターキッチンにお花なんかも飾られていた。
東京の一面を見ることが出来て、夕日が沈んでいくのが見える。
「キレイ...」
「悪くないっしょ?」
「はい!とても素敵なお部屋です!」
「ここに連れてきた女の子は、蒼ちゃんが初めてだなぁ」
ドキッとしてしまう。黒尾さんはきっとモテるから、引く手数多だと思っていたのに。
「初めてが私でいいんですか...?」
「何その質問。いいに決まってるじゃん」
「はは、変な質問しちゃいましたね」
「それより蒼って料理とかできるの?」
「料理は好きですよ!大学もお弁当作って行きますし」
「へぇ...。じゃあ今日なにか作って貰おうかな」
「!!作ります作ります!何が食べたいですか?」
「んー、肉が食べたいな」
「分かりました!荷物置いて、買い出し行きましょ!」
「そうだね。近くにスーパーあるから行こう」
「あの、黒尾さんのキッチンに調味料が増えるのは構わないですか?」
「全然大丈夫だよ。冷蔵庫も好きに使って」
「ありがとうございます!」
その前に、と言って黒尾さんは私を抱きしめた。
「く、黒尾さん...?」
「充電中ー」
恥ずかしい、恥ずかしいけど、私も黒尾の背中に手を回す。
「あー、理性第一、理性第一」
謎の呪文を唱えながら黒尾さんの腕から開放された。なんだか私の腕が寂しく感じる。
「じゃ、行こっか」
こうして2人でスーパーに向かうことになった。
私も黒尾さんも夢中だったみたい。
時間は夕方5時。ネットカフェを出て、何をしようかと考えていたら、黒尾さんの口からとんでもない発言が。
「蒼さ、このあと俺ん家こない?」
く、黒尾さんの家ーーーー?!
それってつまり、それってつまりそういうことですか?いや私、経験もなければ今日の下着上下バラバラなんですけど、人に見せられるようなもんじゃあないんですけど。心の準備が全然出来てない。断ろうか...。
「大丈夫、手は出さないから安心して、今日は」
1人でごちゃごちゃ考えていたけど、ほっと胸を撫で下ろす。...ん?今日は?
「次デートする時は蒼とキスの続きをしたいなぁ」
ニヤニヤしながら私の頭を撫でる黒尾さん。
なんだか、ずるい。
「黒尾さんのおうちに興味はあります」
「じゃ、行こか」
こうして弾丸黒尾さんハウスツアーが始まった。
「電車めんどくさいし、タクシーで行こっか」
黒尾さんがタクシーを呼んで、2人で乗車する。
「蒼はなんで彼氏作らなかったの?」
いきなりとんでもない質問を投げてくる黒尾さん。
「...勉強ばっかりして、恋愛に興味もてなかったんです」
「でも蒼可愛いし、オシャレだし、声かけてくれる男子はいたんじゃないの?」
「別に可愛くはないですけど...まぁ、数える程度にはいましたね。でも連絡先聞かれて、LINE教えても会話が楽しいと感じないし、ピコピコなる度に勉強の邪魔になるから通知OFFにして未読が増えたりとか...とにかく勉強一筋だったんです」
「やっぱモテてんじゃん。みんな蒼の可愛さの虜になっちゃったんだよ」
「黒尾さんは私の顔が好きなんですか?」
暫く黙り込む黒尾さん。
「んー、うーん、そうだなぁ、今はもちろん内面も好きだけど、初めは見た目からだったなぁ」
「言われてみれば私も黒尾さんのこと、外見から惚れてました」
「お互い好みのタイプでよかったねー」
ニッコリと笑う黒尾さん。この表情はレアかもしれない。いつもニヤニヤしてるから。
他愛のない話を繰り広げていると、黒尾さんがタクシーを停めた。
「さて、着きましたよ、黒尾邸」
新築のような外観に、エントランスは木の柵やオブジェなど和風であしらわれていて、高級ホテルに来たような感覚だった。
「すご...」
「新築だからねー。雰囲気落ち着くし見学して即契約した」
エレベーターに乗って10階まで上がる。
「ここが俺の部屋、どうぞ」
黒尾さんの部屋へはいる。
通路を歩き、恐らくリビングに繋がるであろう扉を開けてもらう。
「すごい...」
そこには全面ガラス張りの空間に、色を黒系で統一させた大きなテレビやローテーブル、ソファが置いてあり、L字型のカウンターキッチンにお花なんかも飾られていた。
東京の一面を見ることが出来て、夕日が沈んでいくのが見える。
「キレイ...」
「悪くないっしょ?」
「はい!とても素敵なお部屋です!」
「ここに連れてきた女の子は、蒼ちゃんが初めてだなぁ」
ドキッとしてしまう。黒尾さんはきっとモテるから、引く手数多だと思っていたのに。
「初めてが私でいいんですか...?」
「何その質問。いいに決まってるじゃん」
「はは、変な質問しちゃいましたね」
「それより蒼って料理とかできるの?」
「料理は好きですよ!大学もお弁当作って行きますし」
「へぇ...。じゃあ今日なにか作って貰おうかな」
「!!作ります作ります!何が食べたいですか?」
「んー、肉が食べたいな」
「分かりました!荷物置いて、買い出し行きましょ!」
「そうだね。近くにスーパーあるから行こう」
「あの、黒尾さんのキッチンに調味料が増えるのは構わないですか?」
「全然大丈夫だよ。冷蔵庫も好きに使って」
「ありがとうございます!」
その前に、と言って黒尾さんは私を抱きしめた。
「く、黒尾さん...?」
「充電中ー」
恥ずかしい、恥ずかしいけど、私も黒尾の背中に手を回す。
「あー、理性第一、理性第一」
謎の呪文を唱えながら黒尾さんの腕から開放された。なんだか私の腕が寂しく感じる。
「じゃ、行こっか」
こうして2人でスーパーに向かうことになった。