運命の人となら
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今日は蒼の方からデートに誘ってくれた。
俺の私服はダサくないだろうか
髪型は整っているだろうか
そんな事を考えてソワソワしていたら
目の前に蒼がやってきた。
白いオーバーサイズのシャツワンピ。
モコモコのアウター。
「私服...かわいい!蒼!」
あまりにもかわいい彼女をぎゅっと抱きしめる。
「はいはい。モトキもかっこいいよ」
「ほんとか?センターパートが流行ってるらしくてやってみた!」
「よく似合ってるよ」
「嬉しい!会ったばっかなのにもう満足!」
「ふふっ」
「あ、笑った!」
「モトキが面白いから」
「もっと笑え!」
今日は蒼もご機嫌そうだ。
俺も嬉しくなる。
「手、つなぐ?」
蒼から言ってくれるなんて。
もちろんつなぐに決まっている。
「モトキは見たい映画ある?」
今日は映画を見てカフェに行く予定だ。
「うーん、あんま詳しくねぇけど、ファンタジーものがいいなぁ」
「あ、そんな感じのがちょうどやってるね。」
スマホを見ながら2人でどの映画にするか決める。
「俺は1番最初にみたやつがいいな」
「そっか、じゃあそれにしよう。スマホで席予約するね」
なんか今日の蒼は妙にスマートだ。
デート慣れしているというか。
まぁ、元カレがいたなら当たり前か...。
なんだかちょっと残念な気持ちになる。
いやでも、今は俺が彼氏だし、
亡くなった人に対して嫉妬するのも
失礼な話だ。
「おー映画館着いた。」
「私久しぶりかも」
「俺も何年ぶりってレベル」
「楽しみだね」
定番のキャラメルポップコーンとドリンクを買って劇場へ入る。
色々なCMが流れて、ついに始まった。
小さな子供がドラゴンに育てられ、
人間の存在を知った時に自分が何者なのか
混乱し、葛藤し、最後は人として生きることを決めドラゴンに別れを告げる話だった。
「終わったね。感想カフェで話そ」
そう言って次はアンティーク調のテーブルや椅子、インテリアが置かれたカフェに着いた。
「私はAランチとオレンジジュースで」
「俺はBランチとジンジャーエールで」
食事が届くのを待つ間、映画の感想会が始まった。
「正直ちょっと泣けた」
蒼はどうやら涙脆いらしい。
「構成も尺のとりかたも良かったな。」
「話の内容もベタっちゃベタだけど見やすかったね」
「やっぱドラゴンとか出てくる話は夢があっていいな。男ウケ良さそうだった」
「私もファンタジーものは好きだな。特に映画館で観たいなって思える」
「そうだよな、アクションとかファンタジー系は映画館で見て正解だな」
「音響がやっぱり凄いからね。臨場感もある。」
「テレビで見るのとは全然違うな」
「逆に邦画はテレビで見る方が好きかも。」
「お、俺もそう思ってた」
「お食事お待たせしました〜どうぞ〜」
食事が届いた。
蒼はナポリタンで、俺はカツカレー。
「お腹すいたね、いただきます」
「いただきまーす」
お、これはおそらく自家製のカレーだ。
レトルトっぽくない。
「蒼、これうまいからひとくち食べてみ」
「いいの...?おいしいね。手作りかな。」
「だよな?俺も自家製かと思った。」
「私のもおいしいよ、食べてみて」
念願の、あーんというシチュエーションに感激する。生きててよかった。
「濃厚でうまいな」
「ここに来て正解だったね。雰囲気が好きで気になってたんだ」
「蒼に任せっきりでごめんな」
「そんなことないよ、お店選ぶのも楽しいよ」
なんていい子だよ。惚れるわ、余計に。
「蒼、高校入って何回告白されてきた?」
ゴホッとむせる蒼。
「急に、何」
「いや、蒼みたいに可愛くて性格もいいなら男はほっとかないだろ?」
「されないよ、告白なんて。私無愛想だから男ウケ悪いんだよ」
「はぁ?許せん。蒼の笑顔を知らんなんて500年くらい人生損してるな」
「ふっ」
「あっまた笑った。2回目!」
「数えないでよ。恥ずかしい」
今日はよく笑ってくれる。俺も嬉しくて笑顔になる。なんていい日なんだろう。
「ふぅ、お腹いっぱい」
「俺はデザートもいきたいな」
「いいね、デザートは別腹だよね」
という訳で、追加注文。
蒼はカスタードプリンで、俺はティラミス。
これも手作りっぽくて、2人でシェアして食べた。
もちろんうまかった。
「あー、うまかったなー!」
「けっこう充実したね」
「蒼、急だけどこのまま俺ん家行かねぇ?」
「えっ、ほんと急だね」
「彼女紹介しろって親がうるせーんだよ」
「なるほど...じゃあちょっとお邪魔しようかな」
「おう、じゃ行こうぜ」
というわけで、
手を繋いで、いざ、榛名家へ。
俺の私服はダサくないだろうか
髪型は整っているだろうか
そんな事を考えてソワソワしていたら
目の前に蒼がやってきた。
白いオーバーサイズのシャツワンピ。
モコモコのアウター。
「私服...かわいい!蒼!」
あまりにもかわいい彼女をぎゅっと抱きしめる。
「はいはい。モトキもかっこいいよ」
「ほんとか?センターパートが流行ってるらしくてやってみた!」
「よく似合ってるよ」
「嬉しい!会ったばっかなのにもう満足!」
「ふふっ」
「あ、笑った!」
「モトキが面白いから」
「もっと笑え!」
今日は蒼もご機嫌そうだ。
俺も嬉しくなる。
「手、つなぐ?」
蒼から言ってくれるなんて。
もちろんつなぐに決まっている。
「モトキは見たい映画ある?」
今日は映画を見てカフェに行く予定だ。
「うーん、あんま詳しくねぇけど、ファンタジーものがいいなぁ」
「あ、そんな感じのがちょうどやってるね。」
スマホを見ながら2人でどの映画にするか決める。
「俺は1番最初にみたやつがいいな」
「そっか、じゃあそれにしよう。スマホで席予約するね」
なんか今日の蒼は妙にスマートだ。
デート慣れしているというか。
まぁ、元カレがいたなら当たり前か...。
なんだかちょっと残念な気持ちになる。
いやでも、今は俺が彼氏だし、
亡くなった人に対して嫉妬するのも
失礼な話だ。
「おー映画館着いた。」
「私久しぶりかも」
「俺も何年ぶりってレベル」
「楽しみだね」
定番のキャラメルポップコーンとドリンクを買って劇場へ入る。
色々なCMが流れて、ついに始まった。
小さな子供がドラゴンに育てられ、
人間の存在を知った時に自分が何者なのか
混乱し、葛藤し、最後は人として生きることを決めドラゴンに別れを告げる話だった。
「終わったね。感想カフェで話そ」
そう言って次はアンティーク調のテーブルや椅子、インテリアが置かれたカフェに着いた。
「私はAランチとオレンジジュースで」
「俺はBランチとジンジャーエールで」
食事が届くのを待つ間、映画の感想会が始まった。
「正直ちょっと泣けた」
蒼はどうやら涙脆いらしい。
「構成も尺のとりかたも良かったな。」
「話の内容もベタっちゃベタだけど見やすかったね」
「やっぱドラゴンとか出てくる話は夢があっていいな。男ウケ良さそうだった」
「私もファンタジーものは好きだな。特に映画館で観たいなって思える」
「そうだよな、アクションとかファンタジー系は映画館で見て正解だな」
「音響がやっぱり凄いからね。臨場感もある。」
「テレビで見るのとは全然違うな」
「逆に邦画はテレビで見る方が好きかも。」
「お、俺もそう思ってた」
「お食事お待たせしました〜どうぞ〜」
食事が届いた。
蒼はナポリタンで、俺はカツカレー。
「お腹すいたね、いただきます」
「いただきまーす」
お、これはおそらく自家製のカレーだ。
レトルトっぽくない。
「蒼、これうまいからひとくち食べてみ」
「いいの...?おいしいね。手作りかな。」
「だよな?俺も自家製かと思った。」
「私のもおいしいよ、食べてみて」
念願の、あーんというシチュエーションに感激する。生きててよかった。
「濃厚でうまいな」
「ここに来て正解だったね。雰囲気が好きで気になってたんだ」
「蒼に任せっきりでごめんな」
「そんなことないよ、お店選ぶのも楽しいよ」
なんていい子だよ。惚れるわ、余計に。
「蒼、高校入って何回告白されてきた?」
ゴホッとむせる蒼。
「急に、何」
「いや、蒼みたいに可愛くて性格もいいなら男はほっとかないだろ?」
「されないよ、告白なんて。私無愛想だから男ウケ悪いんだよ」
「はぁ?許せん。蒼の笑顔を知らんなんて500年くらい人生損してるな」
「ふっ」
「あっまた笑った。2回目!」
「数えないでよ。恥ずかしい」
今日はよく笑ってくれる。俺も嬉しくて笑顔になる。なんていい日なんだろう。
「ふぅ、お腹いっぱい」
「俺はデザートもいきたいな」
「いいね、デザートは別腹だよね」
という訳で、追加注文。
蒼はカスタードプリンで、俺はティラミス。
これも手作りっぽくて、2人でシェアして食べた。
もちろんうまかった。
「あー、うまかったなー!」
「けっこう充実したね」
「蒼、急だけどこのまま俺ん家行かねぇ?」
「えっ、ほんと急だね」
「彼女紹介しろって親がうるせーんだよ」
「なるほど...じゃあちょっとお邪魔しようかな」
「おう、じゃ行こうぜ」
というわけで、
手を繋いで、いざ、榛名家へ。