Chuchu
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栄口に本を貸すために1組へ向かう阿部。
そーいや2組には一ノ瀬が居たな...あいつ野球部以外で話せるやついなさそうだしちゃんとやれてっか見てみっか。
1組に行く手前で足を止める。
探さなくても圧倒的な存在感だな...
すぐ見つけられた。
前の席の男子と話している。
「えーー、ジュンヤ、それはないよ!あはは」
ズキン
「あはははは!ジュンヤさすが!!」
モヤ...
なんだこれ。今まで感じたことない感覚。
アイツがジュンヤジュンヤと連呼する度に違和感を感じる。気持ちわりぃ。
まさか、オレが一番仲良いと思ってた(花井が言ったから)ら、
あの男には名前呼びで、
でもオレにはまだ苗字呼びで...
嫉...妬?
いやいや、そんなことで嫉妬なんかするか?
そもそも嫉妬する理由がねぇ。
なんかの勘違いだ。
「わぁ〜ありがとうジュンヤ!」
一ノ瀬が「ジュンヤ」の手を握る。
オレのクラスに来てオレの手を握ったときみたいに。
イラッ
今度は怒りのような感覚。
「おい!一ノ瀬!」
思わず呼びかけてしまった。
「あ!阿部くん!」
走ってオレのところまで来た一ノ瀬。
「1組に寄るついでにお前のこと見に来たんだよ」
「そうなの?!ありがとう!」
さっき「ジュンヤ」の手を握った手でオレの手を握る。
「...お前さ、人に感謝すんのはいいと思うけど、そーやって誰かれの手まで握ってっと勘違いするやつ出てくるからやめたほうがいいぞ」
「えっ....なるほど...?それは気をつけます」
イマイチよく分かってないが了承する一ノ瀬。
とりあえずはこれでよし、か?
「それにさ、クラスのやつ名前で呼ぶならオレら野球部員も名前で呼んでやれよ」
「えっ!いいの?」
「あいつらきっと喜ぶぞ」
「ありがとう!...タカヤ!」
いきなりかよ...
「じゃあオレも、蒼」
ボッと蒼の顔が赤くなる。なんだこれ、
どういう状態なんだこいつは。
「〜〜〜ッ!あ、ありがとう!覚えててくれて!」
「おう」
「なんか照れるね!」
そうか、照れてたのか。人の手を握るのには躊躇しないのに名前で呼ばれるだけで照れるとか変なやつ。
「タカヤ!」
「おう」
「へへ...仲良くしてくれてありがとう!」
またドキッとすることを...
笑顔がいちいち眩しすぎんだよ。
一体どれだけの男たちをこの笑顔で瞬殺してきたんだろうかと考えたが、自分が瞬殺されてることに気づいてない阿部だった。
そーいや2組には一ノ瀬が居たな...あいつ野球部以外で話せるやついなさそうだしちゃんとやれてっか見てみっか。
1組に行く手前で足を止める。
探さなくても圧倒的な存在感だな...
すぐ見つけられた。
前の席の男子と話している。
「えーー、ジュンヤ、それはないよ!あはは」
ズキン
「あはははは!ジュンヤさすが!!」
モヤ...
なんだこれ。今まで感じたことない感覚。
アイツがジュンヤジュンヤと連呼する度に違和感を感じる。気持ちわりぃ。
まさか、オレが一番仲良いと思ってた(花井が言ったから)ら、
あの男には名前呼びで、
でもオレにはまだ苗字呼びで...
嫉...妬?
いやいや、そんなことで嫉妬なんかするか?
そもそも嫉妬する理由がねぇ。
なんかの勘違いだ。
「わぁ〜ありがとうジュンヤ!」
一ノ瀬が「ジュンヤ」の手を握る。
オレのクラスに来てオレの手を握ったときみたいに。
イラッ
今度は怒りのような感覚。
「おい!一ノ瀬!」
思わず呼びかけてしまった。
「あ!阿部くん!」
走ってオレのところまで来た一ノ瀬。
「1組に寄るついでにお前のこと見に来たんだよ」
「そうなの?!ありがとう!」
さっき「ジュンヤ」の手を握った手でオレの手を握る。
「...お前さ、人に感謝すんのはいいと思うけど、そーやって誰かれの手まで握ってっと勘違いするやつ出てくるからやめたほうがいいぞ」
「えっ....なるほど...?それは気をつけます」
イマイチよく分かってないが了承する一ノ瀬。
とりあえずはこれでよし、か?
「それにさ、クラスのやつ名前で呼ぶならオレら野球部員も名前で呼んでやれよ」
「えっ!いいの?」
「あいつらきっと喜ぶぞ」
「ありがとう!...タカヤ!」
いきなりかよ...
「じゃあオレも、蒼」
ボッと蒼の顔が赤くなる。なんだこれ、
どういう状態なんだこいつは。
「〜〜〜ッ!あ、ありがとう!覚えててくれて!」
「おう」
「なんか照れるね!」
そうか、照れてたのか。人の手を握るのには躊躇しないのに名前で呼ばれるだけで照れるとか変なやつ。
「タカヤ!」
「おう」
「へへ...仲良くしてくれてありがとう!」
またドキッとすることを...
笑顔がいちいち眩しすぎんだよ。
一体どれだけの男たちをこの笑顔で瞬殺してきたんだろうかと考えたが、自分が瞬殺されてることに気づいてない阿部だった。