運命の人となら
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「みなさん今日も筋トレお疲れ様でした。しっかりストレッチして帰宅してください」
本当にお疲れ様なんて思ってんのか?ってくらい無表情の蒼。
本人に悪気は無いため部員のやつらもそういうやつなんだなと認識している。
つーか、可愛いからみんな許してる。
飴玉みたいなデッケー目、色白に合ったストレートの黒髪、たまに髪を耳にかけるしぐさが妙に色っぽい。
「蒼」
名前を呼べば来てくれる、かわいいヤツ。
「今日も送らせてくれよ」
「断ったってついてくるくせに...」
「あ、バレた?」
「モトキさんのことだから後ろからついてきそうですもん」
「俺はストーカーか!」
「そう認識してます」
こいつはよぉ、そこは笑うところだろー。
「ま、いーや。蒼の許可も貰ったし、ほら、帰るぞー」
「許可してない...」
「いいから!いくぞ!」
そういって、今日も5分間の道のりを2人でゆっくりと歩く。
「モトキさんは...その...わたしのどこが気に入ってるんですか?無愛想だし、笑わないし...」
「真面目に言わせてもらうけどよー、最初はお前が投球見るって言った時すげー生意気だなってむかついてたんだよ」
「あ...むかつかせてすみません...」
「いいんだ、これは俺の勘違いでさ、お前は選手に対して一生懸命で、真面目で超良い奴だってわかったんだよ」
「まぁ、一生懸命やってるつもりはあります」
「だろ?なんつーか、そこに惹かれたんだよ。
笑わねーくせに一生懸命で、部員のこと思って、俺らの世話までしてくれて」
ありがとなっ!というと、蒼の頬が緩んだ気がした。
「今笑ったか?!」
「笑ってません」
「確かにそう見えたのに...」
「でも私、モトキさんいてよかったです」
急に何を言い出すかと思えば。
「多分、モトキさんいなかったら他の部員とも仲良くなれてなかった」
ありがとうございます
そういった蒼は、外は真っ暗だけど太陽みたいに眩しい笑顔で、俺の脳内に焼き付くには充分なひと時だった。やっと見れた、とびきりの笑顔。
「お前...ほんとかわいいやつだな」
「私もモトキさん可愛いなって思いますよ」
「そこはかっこいいだろ!」
「ふっあはは!」
また笑った。こいつの笑いのツボはイマイチ分かんねーけど、笑ってくれた。俺の前だけで笑顔を見せてくれる。
他の奴には、見せたくねぇな...
「蒼さ、どうしたら俺と付き合ってくれる?」
突然の告白もどきに戸惑う蒼。
「私...恋愛とかよく分からなくて...恋って何?って感じです」
「なるほどなー」
うーんと榛名が唸る。
「特定のやつのこと考えちゃうとか、ない?」
「まぁ、あるっちゃありますけど...」
「ソイツといると楽しくない?」
「楽しいかどうかは分からないけど、居心地はいいかも」
「思い浮かんだやつ、誰だった?」
ハッとした顔をして、赤面する蒼
「それ、俺じゃね?」
自分の方を指さしてニヤリと笑う榛名。
こんな尋問ずるい。言わせてるもんじゃん。
「モトキさんは、わたしと付き合いたいですか?」
「当たり前だろ、じゃなきゃ昼休みの度にこないっつの」
「私...モトキさんを好きか自信がありません」
「そんなん、一緒にいればおいおいわかんだよ!おいおい!」
「そんなものですかね...」
意外としぶとく慎重な蒼に、魔法をかける。
「お前は俺から目が離せなくなって 、俺のことしか考えられなくて、俺なしじゃダメになる」
「あ、家ついたんで帰りますね。お疲れ様でした。」
「おまえー!いいとこだったのに邪魔しただろ!」
「果て?では。おやすみなさい」
そういって蒼は玄関を閉めて帰って行った。
「ちくしょー、まだ諦めねぇぞ、おれは」
アイツが俺にだけ毎日笑顔を向けてくれるまで、色んな手を使ってでも挑んでやる!
待ってろよ!
本当にお疲れ様なんて思ってんのか?ってくらい無表情の蒼。
本人に悪気は無いため部員のやつらもそういうやつなんだなと認識している。
つーか、可愛いからみんな許してる。
飴玉みたいなデッケー目、色白に合ったストレートの黒髪、たまに髪を耳にかけるしぐさが妙に色っぽい。
「蒼」
名前を呼べば来てくれる、かわいいヤツ。
「今日も送らせてくれよ」
「断ったってついてくるくせに...」
「あ、バレた?」
「モトキさんのことだから後ろからついてきそうですもん」
「俺はストーカーか!」
「そう認識してます」
こいつはよぉ、そこは笑うところだろー。
「ま、いーや。蒼の許可も貰ったし、ほら、帰るぞー」
「許可してない...」
「いいから!いくぞ!」
そういって、今日も5分間の道のりを2人でゆっくりと歩く。
「モトキさんは...その...わたしのどこが気に入ってるんですか?無愛想だし、笑わないし...」
「真面目に言わせてもらうけどよー、最初はお前が投球見るって言った時すげー生意気だなってむかついてたんだよ」
「あ...むかつかせてすみません...」
「いいんだ、これは俺の勘違いでさ、お前は選手に対して一生懸命で、真面目で超良い奴だってわかったんだよ」
「まぁ、一生懸命やってるつもりはあります」
「だろ?なんつーか、そこに惹かれたんだよ。
笑わねーくせに一生懸命で、部員のこと思って、俺らの世話までしてくれて」
ありがとなっ!というと、蒼の頬が緩んだ気がした。
「今笑ったか?!」
「笑ってません」
「確かにそう見えたのに...」
「でも私、モトキさんいてよかったです」
急に何を言い出すかと思えば。
「多分、モトキさんいなかったら他の部員とも仲良くなれてなかった」
ありがとうございます
そういった蒼は、外は真っ暗だけど太陽みたいに眩しい笑顔で、俺の脳内に焼き付くには充分なひと時だった。やっと見れた、とびきりの笑顔。
「お前...ほんとかわいいやつだな」
「私もモトキさん可愛いなって思いますよ」
「そこはかっこいいだろ!」
「ふっあはは!」
また笑った。こいつの笑いのツボはイマイチ分かんねーけど、笑ってくれた。俺の前だけで笑顔を見せてくれる。
他の奴には、見せたくねぇな...
「蒼さ、どうしたら俺と付き合ってくれる?」
突然の告白もどきに戸惑う蒼。
「私...恋愛とかよく分からなくて...恋って何?って感じです」
「なるほどなー」
うーんと榛名が唸る。
「特定のやつのこと考えちゃうとか、ない?」
「まぁ、あるっちゃありますけど...」
「ソイツといると楽しくない?」
「楽しいかどうかは分からないけど、居心地はいいかも」
「思い浮かんだやつ、誰だった?」
ハッとした顔をして、赤面する蒼
「それ、俺じゃね?」
自分の方を指さしてニヤリと笑う榛名。
こんな尋問ずるい。言わせてるもんじゃん。
「モトキさんは、わたしと付き合いたいですか?」
「当たり前だろ、じゃなきゃ昼休みの度にこないっつの」
「私...モトキさんを好きか自信がありません」
「そんなん、一緒にいればおいおいわかんだよ!おいおい!」
「そんなものですかね...」
意外としぶとく慎重な蒼に、魔法をかける。
「お前は俺から目が離せなくなって 、俺のことしか考えられなくて、俺なしじゃダメになる」
「あ、家ついたんで帰りますね。お疲れ様でした。」
「おまえー!いいとこだったのに邪魔しただろ!」
「果て?では。おやすみなさい」
そういって蒼は玄関を閉めて帰って行った。
「ちくしょー、まだ諦めねぇぞ、おれは」
アイツが俺にだけ毎日笑顔を向けてくれるまで、色んな手を使ってでも挑んでやる!
待ってろよ!