運命の人となら
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蒼はなかなか笑ってくれない。
俺が楽しい話をしても、真顔で感想を述べてくれるだけ。
あのとき部室で笑ってくれたのが、今でも頭から離れない。
「だって、ちょーかわいいんだもんよ〜、なぁ、秋丸」
「何の話?」
「蒼だよ〜、あいつ全然笑わないじゃん」
「一ノ瀬さんか、確かに笑わないね。俺見た事ないかも。」
「俺は一度、俺の前で笑ってくれた!」
フフン!と自慢げに話す榛名だが、秋丸にはあまり響かなかった。
「一ノ瀬さん、かわいいから笑えばいいのにね」
「秋丸もそう思うだろ〜?!つか、かわいいって言っていいのは俺だけ!お前はダメ!」
「どういう理屈だよ〜。一ノ瀬さんのこと相当気に入ってるみたいだね」
「うん。ちょー気に入ってる。野球続けてて良かったって思った」
「そんな理由で野球を続けるなよ」
「蒼、教室行くと怒るんだよな〜」
秋丸が驚いた、というよりドン引きした顔で榛名を見る。
「え...昼休みいないと思ったら1年の教室行ってんの?」
「そうだけど?」
さらにドン引きする秋丸。
「いやいや、お前ただでさえ目立つんだから、一ノ瀬さんからしたらかなり迷惑だろ」
「俺ら、クラスのやつらにつきあってるって思われてるんだぜ!」
と、またも自慢げに話すが秋丸には響かない。
はぁ、これは重症だとため息をつく始末だ。
「榛名、一ノ瀬さんの立場にもなって考えてみろよなー。超迷惑だと思うぞ」
「それは言われた」
「それなのに通ってんの?もういっそ告白しちゃえば?」
「告白かー、でも今の蒼じゃ断られそうだからな」
「そうでもないかもよ?なんだかんだ一緒に弁当食ってるんでしょ?」
「それはそう!可能性あるかなー」
「当たって砕けろって言葉もあるくらいだし、いいと思うよ」
「あん?振られる前提じゃねぇか!もういい。蒼のとこ行きまくって俺の事意識してもらう。」
「でも教室行くのはやめなよ〜」
「...やっぱダメ?」
「いくら有名人の榛名とはいえ、ダメ」
「じゃあ気づかれないように見てくる...」
「もっとダメだよーーーー!」
仕方なく、今日からしばらくは蒼のところにいくの禁止令がでた。秋丸のくそっ!
蒼がまた、俺の前で笑ってくれるようになってほしいな。
あ〜部活でしか会えないなんて悲しすぎる。
教室行きてぇ〜。んで一緒に弁当食って、部活して、一緒に帰る!
今日も蒼を家まで送ろう。
他愛ない話をしながら、楽しんで貰えたらいいな。
五分で家つくけど。
俺が楽しい話をしても、真顔で感想を述べてくれるだけ。
あのとき部室で笑ってくれたのが、今でも頭から離れない。
「だって、ちょーかわいいんだもんよ〜、なぁ、秋丸」
「何の話?」
「蒼だよ〜、あいつ全然笑わないじゃん」
「一ノ瀬さんか、確かに笑わないね。俺見た事ないかも。」
「俺は一度、俺の前で笑ってくれた!」
フフン!と自慢げに話す榛名だが、秋丸にはあまり響かなかった。
「一ノ瀬さん、かわいいから笑えばいいのにね」
「秋丸もそう思うだろ〜?!つか、かわいいって言っていいのは俺だけ!お前はダメ!」
「どういう理屈だよ〜。一ノ瀬さんのこと相当気に入ってるみたいだね」
「うん。ちょー気に入ってる。野球続けてて良かったって思った」
「そんな理由で野球を続けるなよ」
「蒼、教室行くと怒るんだよな〜」
秋丸が驚いた、というよりドン引きした顔で榛名を見る。
「え...昼休みいないと思ったら1年の教室行ってんの?」
「そうだけど?」
さらにドン引きする秋丸。
「いやいや、お前ただでさえ目立つんだから、一ノ瀬さんからしたらかなり迷惑だろ」
「俺ら、クラスのやつらにつきあってるって思われてるんだぜ!」
と、またも自慢げに話すが秋丸には響かない。
はぁ、これは重症だとため息をつく始末だ。
「榛名、一ノ瀬さんの立場にもなって考えてみろよなー。超迷惑だと思うぞ」
「それは言われた」
「それなのに通ってんの?もういっそ告白しちゃえば?」
「告白かー、でも今の蒼じゃ断られそうだからな」
「そうでもないかもよ?なんだかんだ一緒に弁当食ってるんでしょ?」
「それはそう!可能性あるかなー」
「当たって砕けろって言葉もあるくらいだし、いいと思うよ」
「あん?振られる前提じゃねぇか!もういい。蒼のとこ行きまくって俺の事意識してもらう。」
「でも教室行くのはやめなよ〜」
「...やっぱダメ?」
「いくら有名人の榛名とはいえ、ダメ」
「じゃあ気づかれないように見てくる...」
「もっとダメだよーーーー!」
仕方なく、今日からしばらくは蒼のところにいくの禁止令がでた。秋丸のくそっ!
蒼がまた、俺の前で笑ってくれるようになってほしいな。
あ〜部活でしか会えないなんて悲しすぎる。
教室行きてぇ〜。んで一緒に弁当食って、部活して、一緒に帰る!
今日も蒼を家まで送ろう。
他愛ない話をしながら、楽しんで貰えたらいいな。
五分で家つくけど。