運命の人となら
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「榛名さん、踏み込み幅元に戻ってますよ」
「...っと。お前はぬかりねぇなぁ。この踏み込み幅ってそんなに重要?」
「はい。マウンドで100球投げても疲れません」
「それ、80制限してる俺に対するイヤミかぁ?」
「そんなことはないですよ。ただ、榛名さんの負担が少しでも減るようにってだけです」
「秋丸はなんかドシッと構えちゃってるし。あれもお前?」
「はい。姿勢悪かったんで変えました。」
「親がお前を野球バカに仕立てたんだなぁ。お前、野球やりたいって思ったことないの?」
「ありますよ。投手やりたいなって願望が過去にありました」
「おっ、じゃあ今投げてみるか?」
「いいんですかね?」
「いいんじゃね?おーい秋丸、一ノ瀬の球受けてやれ!」
「はいよー!」
「じゃ、失礼します」
パァンッ
「ナイボ!」
パァンッ
「すごいね一ノ瀬さん!ストライクゾーン入ってるよ!」
パァンッ
「...これくらいにしときます」
「お前、投げれじゃん。女子ソフトでもやってたの?」
「父親ですね。野球選手にしたかったらしいです」
「なるほどな〜。野球選手にしたかったつもりが、今は立派なトレーナーか」
「これはこれで、楽しいですけどね」
一ノ瀬は野球選手になりたかったのか。確かに投手としての才能はありそうだが、トレーナーとしても充分才能がある。親父さんは迷ったんだろうなぁ。
「お前の父親にも投球指導うけてもらいてぇなぁ」
「だったら今度連れてきますよ」
「は?まじ?兼任してOKなの?」
「私の父親として来たら問題ないでしょう」
なるほどな、そんな逃げ道があったか。
こいつ...武蔵野に来たけど多分成績いいぞ。
「お前、期末の学年何位だ?」
「なんですか急に...3位くらいは維持してますけど」
やっぱり、ヘンサチが高い。
ヘンサチ高くて、器用で、顔も可愛くて、
って...男はほっとかないんじゃねーの?
「お前今まで告られたことある?」
「...なんですか急に、キモチワルイ」
「いや、お前は手先も器用だし、頭も顔もいいからさぞモテるんだろうなってさー」
「そんな余計なこと考えてると故障しますよ」
「脅された!こぇー。」
つか今こいつ、俺にキモチワルイっつったな。
サラッと悪口言われたんだが。
「お前なー、前も言ったけどもう少し愛想良くしろよ」
「榛名さんがお手本見せてくださいよ」
「はー?んなのこうだよ、ニカッと!」
「歯並びいいんですね...」
そーいうことじゃねぇ!軽く小突いてみたら、「セクハラです」って脅された。
真顔も真顔、ちょー真顔。なんかだんだん腹たってきた。
「俺はお前を絶対に笑わせてみせる」
「なんの宣言ですか。早く練習戻りますよ。」
「覚えとけよ!ぜってー笑かすからな!」
「はいはい、冗談はノーコンだけにしてください」
「てめー!」
一ノ瀬は笑わないけど、何となく、仲良くなった気がする。
「...っと。お前はぬかりねぇなぁ。この踏み込み幅ってそんなに重要?」
「はい。マウンドで100球投げても疲れません」
「それ、80制限してる俺に対するイヤミかぁ?」
「そんなことはないですよ。ただ、榛名さんの負担が少しでも減るようにってだけです」
「秋丸はなんかドシッと構えちゃってるし。あれもお前?」
「はい。姿勢悪かったんで変えました。」
「親がお前を野球バカに仕立てたんだなぁ。お前、野球やりたいって思ったことないの?」
「ありますよ。投手やりたいなって願望が過去にありました」
「おっ、じゃあ今投げてみるか?」
「いいんですかね?」
「いいんじゃね?おーい秋丸、一ノ瀬の球受けてやれ!」
「はいよー!」
「じゃ、失礼します」
パァンッ
「ナイボ!」
パァンッ
「すごいね一ノ瀬さん!ストライクゾーン入ってるよ!」
パァンッ
「...これくらいにしときます」
「お前、投げれじゃん。女子ソフトでもやってたの?」
「父親ですね。野球選手にしたかったらしいです」
「なるほどな〜。野球選手にしたかったつもりが、今は立派なトレーナーか」
「これはこれで、楽しいですけどね」
一ノ瀬は野球選手になりたかったのか。確かに投手としての才能はありそうだが、トレーナーとしても充分才能がある。親父さんは迷ったんだろうなぁ。
「お前の父親にも投球指導うけてもらいてぇなぁ」
「だったら今度連れてきますよ」
「は?まじ?兼任してOKなの?」
「私の父親として来たら問題ないでしょう」
なるほどな、そんな逃げ道があったか。
こいつ...武蔵野に来たけど多分成績いいぞ。
「お前、期末の学年何位だ?」
「なんですか急に...3位くらいは維持してますけど」
やっぱり、ヘンサチが高い。
ヘンサチ高くて、器用で、顔も可愛くて、
って...男はほっとかないんじゃねーの?
「お前今まで告られたことある?」
「...なんですか急に、キモチワルイ」
「いや、お前は手先も器用だし、頭も顔もいいからさぞモテるんだろうなってさー」
「そんな余計なこと考えてると故障しますよ」
「脅された!こぇー。」
つか今こいつ、俺にキモチワルイっつったな。
サラッと悪口言われたんだが。
「お前なー、前も言ったけどもう少し愛想良くしろよ」
「榛名さんがお手本見せてくださいよ」
「はー?んなのこうだよ、ニカッと!」
「歯並びいいんですね...」
そーいうことじゃねぇ!軽く小突いてみたら、「セクハラです」って脅された。
真顔も真顔、ちょー真顔。なんかだんだん腹たってきた。
「俺はお前を絶対に笑わせてみせる」
「なんの宣言ですか。早く練習戻りますよ。」
「覚えとけよ!ぜってー笑かすからな!」
「はいはい、冗談はノーコンだけにしてください」
「てめー!」
一ノ瀬は笑わないけど、何となく、仲良くなった気がする。