Chuchu
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「さて、10分会話のスタートです」
毎日恒例になったこの特訓。
初めはタカヤはイミフメーとか言ってたけど、
レンの方がかなり変わって来たと思う。
自分の意思を伝えられるようになったんだ。
レンにしてはかなり急成長したんじゃないかな?
「阿部く、んの弟は、西浦来るの?」
「あーまだわかんねぇな。悩んでるみたいだけど。...レンは西浦に来て良かったか?」
「ぅ、うん!オレ、西浦で野球やれて良かった!みんなに、ありがとうって言いたい!」
「(なにこれなにこれ、レンがしっかり話してるんじゃない?すごい成長ぶりじゃない?)」
蒼は聞くだけ、に徹しているので口を挟まない。
「だから、あ、阿部くん!オレをエースにしてくれて、ありがとう!」
「(出たなっ、褒め殺し!)」
タカヤは菩薩のような顔をしていた。怒りも嬉しさも顔に出したくないのだろう。
「タカヤもよくついてこれたね。レンと話してて実感ない?」
「おー、通じるときが増えたな」
「でしょ?レンはどう?話しやすくなった?」
「オレッは、阿部くんと、話せて楽しい!前より、もっと、阿部くんがわかる!」
「あははは!いいトレーニングになったね!
これからはお互いの考え方やクセなんかも見つけていって、しっかり共有していくんだよ。
わかった?」
「う、うん!」
「わかったよ」
「次回から追加で10分、練習試合の時の、タカヤが出したサイン、配球の紙を見ながらレンにも分析してもらいます。なぜこの球種で、このコースなのか?みっちりやるからねぇ〜」
ニヤニヤと不気味に笑う蒼にレンがびびっている。
「蒼、配球見ただけでオレの意図わかんの?」
「あったりまえでしょ!自慢になるけどね、私がエースやってたころの正捕手とは試合の後念入りに配球みてたよ。このコースがどうだった、もっとあのコースに的をしぼればよかった、とか。練習試合でもやってたよ。今はどう?タカヤ1人に任せてない?」
「うっ....」
「まぁーその辺はオレがやってるところあっけどよ、コイツの脳みそパンクするぞ」
「それは信用の意思疎通ができてないのよ!レンも本当はもっと頭使えるはずなの!それをタカヤが抑え込んでるのよ!」
もっと脳みそを解放さて!とテツガク的なことを言われたので、イミフメーのまんま「わかった」と答えた。やることは解っから何とかなるだろ。オレは。問題はコイツなんだよな...。
「おい、レン」
「ビク!!!!」
「一回目はオレから話すから、二回目からはお前も参加しろよ」
「う、うん...」
蒼は相変わらずオレらのやり取り見てニヤニヤしてるし、その不気味な笑顔やめろっての。
「じゃあ決まりだね!明日からね!今日は通常の練習にもどって!」
「は、はい...」
「おー」
それだけ言って蒼は別メニューの練習に戻っていった。
毎日恒例になったこの特訓。
初めはタカヤはイミフメーとか言ってたけど、
レンの方がかなり変わって来たと思う。
自分の意思を伝えられるようになったんだ。
レンにしてはかなり急成長したんじゃないかな?
「阿部く、んの弟は、西浦来るの?」
「あーまだわかんねぇな。悩んでるみたいだけど。...レンは西浦に来て良かったか?」
「ぅ、うん!オレ、西浦で野球やれて良かった!みんなに、ありがとうって言いたい!」
「(なにこれなにこれ、レンがしっかり話してるんじゃない?すごい成長ぶりじゃない?)」
蒼は聞くだけ、に徹しているので口を挟まない。
「だから、あ、阿部くん!オレをエースにしてくれて、ありがとう!」
「(出たなっ、褒め殺し!)」
タカヤは菩薩のような顔をしていた。怒りも嬉しさも顔に出したくないのだろう。
「タカヤもよくついてこれたね。レンと話してて実感ない?」
「おー、通じるときが増えたな」
「でしょ?レンはどう?話しやすくなった?」
「オレッは、阿部くんと、話せて楽しい!前より、もっと、阿部くんがわかる!」
「あははは!いいトレーニングになったね!
これからはお互いの考え方やクセなんかも見つけていって、しっかり共有していくんだよ。
わかった?」
「う、うん!」
「わかったよ」
「次回から追加で10分、練習試合の時の、タカヤが出したサイン、配球の紙を見ながらレンにも分析してもらいます。なぜこの球種で、このコースなのか?みっちりやるからねぇ〜」
ニヤニヤと不気味に笑う蒼にレンがびびっている。
「蒼、配球見ただけでオレの意図わかんの?」
「あったりまえでしょ!自慢になるけどね、私がエースやってたころの正捕手とは試合の後念入りに配球みてたよ。このコースがどうだった、もっとあのコースに的をしぼればよかった、とか。練習試合でもやってたよ。今はどう?タカヤ1人に任せてない?」
「うっ....」
「まぁーその辺はオレがやってるところあっけどよ、コイツの脳みそパンクするぞ」
「それは信用の意思疎通ができてないのよ!レンも本当はもっと頭使えるはずなの!それをタカヤが抑え込んでるのよ!」
もっと脳みそを解放さて!とテツガク的なことを言われたので、イミフメーのまんま「わかった」と答えた。やることは解っから何とかなるだろ。オレは。問題はコイツなんだよな...。
「おい、レン」
「ビク!!!!」
「一回目はオレから話すから、二回目からはお前も参加しろよ」
「う、うん...」
蒼は相変わらずオレらのやり取り見てニヤニヤしてるし、その不気味な笑顔やめろっての。
「じゃあ決まりだね!明日からね!今日は通常の練習にもどって!」
「は、はい...」
「おー」
それだけ言って蒼は別メニューの練習に戻っていった。