chuchu 短編
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こんにちは。篠岡千代です。
2年生になっても、蒼ちゃんは相変わらず目立って新入生に羨望の眼差しを向けられています。
野球部が誰よりも蒼ちゃんと距離が近くて、自分が野球部ってだけで羨ましがられると1年ズは言ってました。
でもマネは入ってきません。
そして私はというと…
やっと気持ちの整理がついてきたみたいです。たぶん。
蒼ちゃんと阿部くんが仲良くしてると微笑ましいし、阿部くんと2人きりになっても前みたいにドキドキしなくなりました。…たぶん。
蒼ちゃんと阿部くんは同じ大学に行くために休みの日は偵察に行ってるそうです。
大学まで同じにするなんて、本当に相思相愛なんだな…。ていうか、野球しか頭になかった阿部くんが女の子を優先して大学選ぶって…蒼ちゃんほんとにすごい子だなぁ。二人は結婚するんじゃないかなぁ…なんてヒトゴトになりつつあります。
二人が結婚したら、結婚式には呼んで欲しいな。野球部みんな呼んでくれるかな。ドレス姿の蒼ちゃんすごく綺麗なんだろうな。そして、タキシード姿の阿部くん…はちょっとイメージつかないから、和装で式をあげたりするのかな。それならしっくりくるな。
「はは…」
練習中に何考えてるんだろ。
うわ、なんだろ、なんか、ベンチで一人…泣けてきた…。
「篠岡、大丈夫か?」
ここにきてまさかの阿部くん登場。
「だっ、大丈夫大丈夫!目にゴミが入っただけ!」
「ゴミ?見てやるよ」
「えっ…」
阿部くんとの距離が、今世紀最大に近くて、目が離せないーーーー。
「うーん、見当たらねぇなぁ…」
「っ…!取れたと思う!涙で!」
「あぁ、なるほどな」
「ありがとう!!!私ドリンク作ってくるね!!」
びっくりしたぁ…あんなことする人だっけ、阿部くん(←失礼)。
気持ちはなくなった、つもりだった。
あんな、あんな至近距離で見つめられたら誰だってドキドキするよ!!!!
うん!そう!このドキドキは驚いただけ!
お化け屋敷のドキドキと同じ!
ついこの間阿部くんの蒼ちゃんへの愛情を再確認できてやっと決心ついたーーーーそのつもりだった。
もうわかんなくなってきちゃった。
自分の気持ち。どうなってるのか、どうしたいのか。
わかんないや。
蒼ちゃんにも知られてるし、阿部くんには振られてるし、選択肢なんてないのに。
「はぁ…」
「ちよちゃん、ため息どした?」
今度は蒼ちゃんーーー!?
「なな、なんでもないよ!ちょっと疲れてるだけ!」
「んー?そうは見えないなー。さては、タカヤになんかされた?」
なんで言い当てるのこの人ーーー!!
「タカヤ、ノンデリなとこあるからなー。女の子に対しては特に」
蒼ちゃんを除いては、ね…。
「蒼ちゃん…私新しい恋がしたい」
何となくそんなことを言ってみた。本当は思ってないけど。
「恋?!いいねぇ、誰か紹介しようか?!モデルばっかりだけど!」
「モッ…モデルさんと付き合うだけの力量ないよ〜!!」
「なんでー、ちよちゃん可愛いからいけるよ。どんなタイプが好きかとかいたら教えてね。キューピットになるよ!」
あなたの恋人がタイプでした…なんて言えない。
「考えとくね。ありがとう!」
「うん!ドリンク手伝うよ!」
ほんとにこの二人は…天然すぎる、うん。
しばらくの間は二人に翻弄されると覚悟して、そう考えたらなんか気が楽になってきた…。
「蒼ちゃん、戻ろー」
「うん!」
そのうち親目線になってそう。あはは。
2年生になっても、蒼ちゃんは相変わらず目立って新入生に羨望の眼差しを向けられています。
野球部が誰よりも蒼ちゃんと距離が近くて、自分が野球部ってだけで羨ましがられると1年ズは言ってました。
でもマネは入ってきません。
そして私はというと…
やっと気持ちの整理がついてきたみたいです。たぶん。
蒼ちゃんと阿部くんが仲良くしてると微笑ましいし、阿部くんと2人きりになっても前みたいにドキドキしなくなりました。…たぶん。
蒼ちゃんと阿部くんは同じ大学に行くために休みの日は偵察に行ってるそうです。
大学まで同じにするなんて、本当に相思相愛なんだな…。ていうか、野球しか頭になかった阿部くんが女の子を優先して大学選ぶって…蒼ちゃんほんとにすごい子だなぁ。二人は結婚するんじゃないかなぁ…なんてヒトゴトになりつつあります。
二人が結婚したら、結婚式には呼んで欲しいな。野球部みんな呼んでくれるかな。ドレス姿の蒼ちゃんすごく綺麗なんだろうな。そして、タキシード姿の阿部くん…はちょっとイメージつかないから、和装で式をあげたりするのかな。それならしっくりくるな。
「はは…」
練習中に何考えてるんだろ。
うわ、なんだろ、なんか、ベンチで一人…泣けてきた…。
「篠岡、大丈夫か?」
ここにきてまさかの阿部くん登場。
「だっ、大丈夫大丈夫!目にゴミが入っただけ!」
「ゴミ?見てやるよ」
「えっ…」
阿部くんとの距離が、今世紀最大に近くて、目が離せないーーーー。
「うーん、見当たらねぇなぁ…」
「っ…!取れたと思う!涙で!」
「あぁ、なるほどな」
「ありがとう!!!私ドリンク作ってくるね!!」
びっくりしたぁ…あんなことする人だっけ、阿部くん(←失礼)。
気持ちはなくなった、つもりだった。
あんな、あんな至近距離で見つめられたら誰だってドキドキするよ!!!!
うん!そう!このドキドキは驚いただけ!
お化け屋敷のドキドキと同じ!
ついこの間阿部くんの蒼ちゃんへの愛情を再確認できてやっと決心ついたーーーーそのつもりだった。
もうわかんなくなってきちゃった。
自分の気持ち。どうなってるのか、どうしたいのか。
わかんないや。
蒼ちゃんにも知られてるし、阿部くんには振られてるし、選択肢なんてないのに。
「はぁ…」
「ちよちゃん、ため息どした?」
今度は蒼ちゃんーーー!?
「なな、なんでもないよ!ちょっと疲れてるだけ!」
「んー?そうは見えないなー。さては、タカヤになんかされた?」
なんで言い当てるのこの人ーーー!!
「タカヤ、ノンデリなとこあるからなー。女の子に対しては特に」
蒼ちゃんを除いては、ね…。
「蒼ちゃん…私新しい恋がしたい」
何となくそんなことを言ってみた。本当は思ってないけど。
「恋?!いいねぇ、誰か紹介しようか?!モデルばっかりだけど!」
「モッ…モデルさんと付き合うだけの力量ないよ〜!!」
「なんでー、ちよちゃん可愛いからいけるよ。どんなタイプが好きかとかいたら教えてね。キューピットになるよ!」
あなたの恋人がタイプでした…なんて言えない。
「考えとくね。ありがとう!」
「うん!ドリンク手伝うよ!」
ほんとにこの二人は…天然すぎる、うん。
しばらくの間は二人に翻弄されると覚悟して、そう考えたらなんか気が楽になってきた…。
「蒼ちゃん、戻ろー」
「うん!」
そのうち親目線になってそう。あはは。