運命の人となら 榛名落ち長編
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昨日、練習試合のあと蒼にガチ怒りされて蒼はひとりで帰って行った。俺は引き止めることもできず、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
翌日、蒼のクラスに行った。
「蒼!」
名前を呼ぶと、蒼は振り向いてゆっくりと扉の近くまでやってきた。
「何ですか。榛 名 先 輩」
「え...」
いつもモトキって呼んでくれてたじゃねーか...。
「あのさ、俺たちさ、別れたわけじゃねーよな?」
「さぁ?どうでしょう?」
「!!!」
蒼の様子が明らかにおかしい。
「俺は!別れねーからな!」
蒼の両肩に手を置いて力いっぱい宣言する。
「はぁ...榛名先輩がそうしたいならそうでいいんじゃないですか」
俺の両腕を外しパンパンと肩を払う蒼。
そうだ。
笑わない、
怒らない、
哀しまない、
楽しまない、
蒼は、俺と初めて会った頃に戻っちまったんだ。
「蒼...なんで昔みたいになったんだよ...」
「検証した結果、そっちの方がストレスにもならないし余計な力を使わないと思ったからです」
「ストレスってお前...じゃあなんで急に敬語なんだよ」
「ほどほどの距離感が重要だと気づいたからです」
「......俺は、つい最近まで笑ってた頃の蒼に戻って欲しい」
「はぁ...メリットがないですから」
「っ...わかんねぇ...どうしたらそこまで割り切れるのか全然わかんねぇよ」
「それじゃあ...」
蒼の一言で、俺の頭は真っ白になった。
「別れた方が賢明じゃないでしょうか?」
「は...」
「私たち、きっと合わないんですよ。根本的に」
「何言って...」
「お互いのことを考えて、ここは別れるのが得策かと」
「蒼...」
「いかがでしょうか?」
もう、全てがどーでもよくなりかけた。でも俺は言ったんだ。 記憶喪失になる前の蒼もなったあとの蒼も好きだって。この気持ちは変わらねぇ。だから、めげねぇ。
「別れねーよ。俺らは絶対、ずっと一緒にいた方がいいんだ」
「頑固ですねぇ。でも、意味ないと思いますよ、もう」
「は?」
「記憶喪失になってもならなくても私が好きだとか、愛してるだとか、もう意味ないって言ってるんですよ」
「意味ないってどういう...」
「私お昼まだなんで戻りますね?では」
「あ、おい」
蒼は駆け足で去っていった。
「意味ないって、どういうことだよ...」
翌日、蒼のクラスに行った。
「蒼!」
名前を呼ぶと、蒼は振り向いてゆっくりと扉の近くまでやってきた。
「何ですか。榛 名 先 輩」
「え...」
いつもモトキって呼んでくれてたじゃねーか...。
「あのさ、俺たちさ、別れたわけじゃねーよな?」
「さぁ?どうでしょう?」
「!!!」
蒼の様子が明らかにおかしい。
「俺は!別れねーからな!」
蒼の両肩に手を置いて力いっぱい宣言する。
「はぁ...榛名先輩がそうしたいならそうでいいんじゃないですか」
俺の両腕を外しパンパンと肩を払う蒼。
そうだ。
笑わない、
怒らない、
哀しまない、
楽しまない、
蒼は、俺と初めて会った頃に戻っちまったんだ。
「蒼...なんで昔みたいになったんだよ...」
「検証した結果、そっちの方がストレスにもならないし余計な力を使わないと思ったからです」
「ストレスってお前...じゃあなんで急に敬語なんだよ」
「ほどほどの距離感が重要だと気づいたからです」
「......俺は、つい最近まで笑ってた頃の蒼に戻って欲しい」
「はぁ...メリットがないですから」
「っ...わかんねぇ...どうしたらそこまで割り切れるのか全然わかんねぇよ」
「それじゃあ...」
蒼の一言で、俺の頭は真っ白になった。
「別れた方が賢明じゃないでしょうか?」
「は...」
「私たち、きっと合わないんですよ。根本的に」
「何言って...」
「お互いのことを考えて、ここは別れるのが得策かと」
「蒼...」
「いかがでしょうか?」
もう、全てがどーでもよくなりかけた。でも俺は言ったんだ。 記憶喪失になる前の蒼もなったあとの蒼も好きだって。この気持ちは変わらねぇ。だから、めげねぇ。
「別れねーよ。俺らは絶対、ずっと一緒にいた方がいいんだ」
「頑固ですねぇ。でも、意味ないと思いますよ、もう」
「は?」
「記憶喪失になってもならなくても私が好きだとか、愛してるだとか、もう意味ないって言ってるんですよ」
「意味ないってどういう...」
「私お昼まだなんで戻りますね?では」
「あ、おい」
蒼は駆け足で去っていった。
「意味ないって、どういうことだよ...」