chuchu 短編
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「タカヤってさー、わたしと付き合うまで初恋まだだったんでしょ?」
「は?誰から聞いた」
「そりゃ部員のみんなから」
「...締め上げてやる」
タカヤが燃えている。怖。
「なんで初めてがわたしだったのかなーって思って」
「...正直最初は見た目がタイプだった」
「ぷは!肌キレイな人タイプって言ってたらしいもんね!直球!それで?」
「お前の野球に対する執念みたいなものが、俺と似てるなと思ったから」
「そうなんだ。やっぱりタカヤは根っからの野球好きだね。わたしが野球やってなかったら見向きもしなかったんじゃない?クラス違ったし」
「いやでもお前目立つからな...どうなってたことか」
うーんとタカヤが唸る。
「言われてみればわたしもタカヤを好きになった理由は同じだな。野球に一生懸命なとことか。マネになってなかったら知りもしなかったんだなぁ」
「そうだよ。お前が西浦に来なかったら俺たちは知り合うこともできなかった...」
「運命よねー」
「なぁ、お前ら」
花井くんが顔を赤くして声をかけてきた
「どしたん?」
「そういう話は2人の時にやれな?」
ほかのメンバーもうんうんと頷いている。
「ごめんごめん、ふと気になったからさ」
練習の昼休憩中である。
「でもいいよなー。恋愛禁止前に付き合えて」
ユウイチローが不貞腐れている。
「恋愛は引退後でいっすよ」
タスクくんが間に入ってきた。
「部外もだめなんすか?!」
「要はしのおかさん守るためなんすよね」
1年生が次から次へと会話へ加わる。
「お前ら1年は自分らで決めろよ」
花井くんが決めるわけじゃないんだ。
「でもタカヤさん、蒼さんと付き合えたのはマジで神引きですよ」
「そうそう、俺ら1年のクラスで、2年に超美人のモデルがいるって噂がすごくて。俺らは黙りこみましたけど、そのうち1年で蒼さんのこと見に来るやつが出てくると思いますよ」
「あはは。サインと撮影はNGってこといってくれればいつでも見に来ていいよ」
「伝えとくっす!」
「3年になったらもっと知れ渡るんだろうなぁ」
「今のうちに宣伝しとけよ」
「珍しくポジティブタカヤだ」
「タカヤは嫉妬とかしねーの?」
フミキがいらんことを言う。
予想通りタカヤはキレ気味で
「ねーよ!」
って言うけど
「いや、嫉妬するよ」
と、わたしが否定するもんだからタカヤの怒りはわたしに向けられた。
「榛名さんと会話するだけですぐキレる」
周りがどっと湧く。
「ぎゃははは!ある意味一番のライバルだなぁ!」
フミキとユウイチローが爆笑してる。
「こいつ、男とホイホイ連絡先交換するんだよ。」
「人聞き悪いなー。ライバル校の人と連絡先交換するのはむしろいいことでしょ」
「お前はそーでも向こうは下心ありありなんだよ」
そーなの?と花井くんに聞くとしらねーよ!と返ってきた。はて、どーしたものか。
「相手に下心があってもわたしが距離をたもってれば大丈夫だとおもうけどなぁ」
「告白とかされるかもしれねーだろ」
「断れば済む話でしょ。タカヤはその辺心配しすぎ」
「はいはい、痴話喧嘩はそこまで。練習戻るぞー」
不完全燃焼したまま練習が再開してしまった。
わたしはタカヤにすごく心配させてることはわかった。
でもわたしがタカヤが1番なのはタカヤ自身が身に感じてることでしょう?
信じて欲しいなぁ。
そう思いながらバッピが始まったので練習に集中することにした。
練習が終わった帰り道、タカヤが「ガキみてーなこと言ってごめん」と謝ってきた。
わたしはいいよ、と一言言って2人で一緒に帰った。
季節は春、もうすぐ県大だ。より一層練習に力をいれようねって2人で約束した。
「は?誰から聞いた」
「そりゃ部員のみんなから」
「...締め上げてやる」
タカヤが燃えている。怖。
「なんで初めてがわたしだったのかなーって思って」
「...正直最初は見た目がタイプだった」
「ぷは!肌キレイな人タイプって言ってたらしいもんね!直球!それで?」
「お前の野球に対する執念みたいなものが、俺と似てるなと思ったから」
「そうなんだ。やっぱりタカヤは根っからの野球好きだね。わたしが野球やってなかったら見向きもしなかったんじゃない?クラス違ったし」
「いやでもお前目立つからな...どうなってたことか」
うーんとタカヤが唸る。
「言われてみればわたしもタカヤを好きになった理由は同じだな。野球に一生懸命なとことか。マネになってなかったら知りもしなかったんだなぁ」
「そうだよ。お前が西浦に来なかったら俺たちは知り合うこともできなかった...」
「運命よねー」
「なぁ、お前ら」
花井くんが顔を赤くして声をかけてきた
「どしたん?」
「そういう話は2人の時にやれな?」
ほかのメンバーもうんうんと頷いている。
「ごめんごめん、ふと気になったからさ」
練習の昼休憩中である。
「でもいいよなー。恋愛禁止前に付き合えて」
ユウイチローが不貞腐れている。
「恋愛は引退後でいっすよ」
タスクくんが間に入ってきた。
「部外もだめなんすか?!」
「要はしのおかさん守るためなんすよね」
1年生が次から次へと会話へ加わる。
「お前ら1年は自分らで決めろよ」
花井くんが決めるわけじゃないんだ。
「でもタカヤさん、蒼さんと付き合えたのはマジで神引きですよ」
「そうそう、俺ら1年のクラスで、2年に超美人のモデルがいるって噂がすごくて。俺らは黙りこみましたけど、そのうち1年で蒼さんのこと見に来るやつが出てくると思いますよ」
「あはは。サインと撮影はNGってこといってくれればいつでも見に来ていいよ」
「伝えとくっす!」
「3年になったらもっと知れ渡るんだろうなぁ」
「今のうちに宣伝しとけよ」
「珍しくポジティブタカヤだ」
「タカヤは嫉妬とかしねーの?」
フミキがいらんことを言う。
予想通りタカヤはキレ気味で
「ねーよ!」
って言うけど
「いや、嫉妬するよ」
と、わたしが否定するもんだからタカヤの怒りはわたしに向けられた。
「榛名さんと会話するだけですぐキレる」
周りがどっと湧く。
「ぎゃははは!ある意味一番のライバルだなぁ!」
フミキとユウイチローが爆笑してる。
「こいつ、男とホイホイ連絡先交換するんだよ。」
「人聞き悪いなー。ライバル校の人と連絡先交換するのはむしろいいことでしょ」
「お前はそーでも向こうは下心ありありなんだよ」
そーなの?と花井くんに聞くとしらねーよ!と返ってきた。はて、どーしたものか。
「相手に下心があってもわたしが距離をたもってれば大丈夫だとおもうけどなぁ」
「告白とかされるかもしれねーだろ」
「断れば済む話でしょ。タカヤはその辺心配しすぎ」
「はいはい、痴話喧嘩はそこまで。練習戻るぞー」
不完全燃焼したまま練習が再開してしまった。
わたしはタカヤにすごく心配させてることはわかった。
でもわたしがタカヤが1番なのはタカヤ自身が身に感じてることでしょう?
信じて欲しいなぁ。
そう思いながらバッピが始まったので練習に集中することにした。
練習が終わった帰り道、タカヤが「ガキみてーなこと言ってごめん」と謝ってきた。
わたしはいいよ、と一言言って2人で一緒に帰った。
季節は春、もうすぐ県大だ。より一層練習に力をいれようねって2人で約束した。