chuchu 短編
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4.5.6回をゲンセーくんが投げて2失点
7.8.9回をレンが0点に抑え、
8-3で西浦の勝利となった。
「午後はもうひと試合やるよ!」
わたしとレンの目がキラッキラになる。
「三橋くん、蒼ちゃんごめんなさい、午後は1年生をメインに組んでるの。だから蒼ちゃんはマネの仕事に専念してちょーだい!」
ひーん
「わかりました...」
ガックリするわたしにタカヤが言う。
「お前の本来の仕事なんだからがっくりすんなよ。オレら2年も出番ないかもしれないからな」
「そうかぁ...そうかぁ!タカヤもでないのかぁ!」
じゃあいいや!と何がいいのか分からないがとりあえず機嫌が戻ったので良しとする。
「ゲンセーくん、1年だけってなって緊張してないといいけどな」
「キャッチャー、チハヤだしな。」
「チハヤくんの捕手としての力はどうよ?」
「組み立てはまだまだ読み不足があるな」
「まぁ始めたばっかりだしね。一応情報は伝えたけどなぁ」
「すぐには覚えらんねーだろ」
「タカヤは覚えるの早いよね、地頭がいいからかな」
「スタメンの情報くらい覚れられないと捕手には向いてねーよ」
「タカヤ様様だぁ」
「おめーら投手も覚えろっての。レンのやつときたら誰一人のデータも覚えてなくて『阿部くんの言う通りに投げるだけだ』とかいいだしてホント困ったやつだよ」
「そう言われて悪い気はしないでしょ?ぷぷ」
「お前なんか楽しそうだな?何かいいことでもあったのか?」
「なんでもなーい!ちよちゃんとデータ収集してくるー!」
そう言って阿部の元から離れていった蒼。
タカヤってば、照れ隠ししちゃって。レンにあんなこと言われたら絶対嬉しいに決まってるじゃん。
わたしだったら照れちゃうよ。タカヤも照れたりしたのかな?おもしろーい。
そう思いながらデータ収集に専念する。
「ちよちゃん細かく見てるね。すごい」
「こういうの好きだから、ついハマっちゃう。でもゆくゆくは1年生でデータ班作ってやってもらおって阿部くんと話してたんだ」
「タカヤが?ふーん、奴は面倒なことはやりたがらないタイプだからね。ちよちゃんも押し付けられないよーに気をつけてね」
「そうなの?いつもなにかと細かいなぁとは思ってたけど...」
「それは必要なことだけ。不要なことにはノータッチ。それが阿部隆也よ!」
「あははっ!蒼ちゃん面白い!」
「あとね、記憶力がいいのは野球のことだけ。ほかは誰ソイツ?ナニソレ?みたいな感じだからね!」
「あ、それはわかるかも。去年のクラスで絶対全員分の名前覚えてないだろうなって思ってたもん」
「でしょ?それがタカヤの本性よ!野球してるとこだけ切り取って見たらダメ!」
「じゃあ蒼ちゃんはなんで付き合ったの?」
「わからん。気づいたら目で追ってた。告白されて意識するようになったかな?」
「先に告白されてたんだ!」
「うん、オレのこと意識するのも時間の問題だとか言われてむかついたけど、まんまと罠にかかったかのように好きになってしまった」
「そんな流れが私たちの知らないところでいつのまにかあったんだ...」
「なんかわたしもタカヤも花井くんに相談してたんだよね。だから花井くんがキューピットみたいな感じだよ」
「花井くんが??あははっ、意外すぎて笑っちゃう」
「それが花井くんも結構面倒見が良くて感謝だよほんと...」
「ふふっ。蒼ちゃんはさ、見た目はキレイだから近寄り難いけど実際話すと恋する乙女なのがギャップ萌えだよね」
「ギャップ萌え?!それは褒められてるの??」
「褒めてるよ〜。カワイイなぁって女の私でも思っちゃう」
「ちよちゃんもカワイイよ。恋愛禁止になったのは多分ちよちゃんを守るためだと思った」
「そんな大袈裟な...」
「マジマジ。大マジ。わたしも遅かったらタカヤと付き合ってなかったんだろうな〜。好き同士なのに付き合えないってのも辛いものよね」
「確かに!ナイスタイミングだったんだね」
「そー、おっと、話に夢中で手が止まってしまってた」
「私メモとってるよ!最終的にまとめようかなと思ってた!」
「さすがマネジの鑑...いつもわたしの代わりにありがとう」
「気にしないで!私は投げることできないし、練習に参加できないし、練習試合にもでられないし、できることをやってるだけ!蒼ちゃんもできることをやってくれてる!それがチームのためになってると思うの!だから蒼ちゃんは蒼ちゃんにしかできないことをやってほしい!」
「心にグサっときたよぉ〜!とりあえず試合観戦に集中するよ。帝透大学直伝の方法!上手く活用できるといいな」
「そうだね!」
こうして後半はデータ収集に集中してマネジの仕事を終えた。
やることはいっぱいだ。
7.8.9回をレンが0点に抑え、
8-3で西浦の勝利となった。
「午後はもうひと試合やるよ!」
わたしとレンの目がキラッキラになる。
「三橋くん、蒼ちゃんごめんなさい、午後は1年生をメインに組んでるの。だから蒼ちゃんはマネの仕事に専念してちょーだい!」
ひーん
「わかりました...」
ガックリするわたしにタカヤが言う。
「お前の本来の仕事なんだからがっくりすんなよ。オレら2年も出番ないかもしれないからな」
「そうかぁ...そうかぁ!タカヤもでないのかぁ!」
じゃあいいや!と何がいいのか分からないがとりあえず機嫌が戻ったので良しとする。
「ゲンセーくん、1年だけってなって緊張してないといいけどな」
「キャッチャー、チハヤだしな。」
「チハヤくんの捕手としての力はどうよ?」
「組み立てはまだまだ読み不足があるな」
「まぁ始めたばっかりだしね。一応情報は伝えたけどなぁ」
「すぐには覚えらんねーだろ」
「タカヤは覚えるの早いよね、地頭がいいからかな」
「スタメンの情報くらい覚れられないと捕手には向いてねーよ」
「タカヤ様様だぁ」
「おめーら投手も覚えろっての。レンのやつときたら誰一人のデータも覚えてなくて『阿部くんの言う通りに投げるだけだ』とかいいだしてホント困ったやつだよ」
「そう言われて悪い気はしないでしょ?ぷぷ」
「お前なんか楽しそうだな?何かいいことでもあったのか?」
「なんでもなーい!ちよちゃんとデータ収集してくるー!」
そう言って阿部の元から離れていった蒼。
タカヤってば、照れ隠ししちゃって。レンにあんなこと言われたら絶対嬉しいに決まってるじゃん。
わたしだったら照れちゃうよ。タカヤも照れたりしたのかな?おもしろーい。
そう思いながらデータ収集に専念する。
「ちよちゃん細かく見てるね。すごい」
「こういうの好きだから、ついハマっちゃう。でもゆくゆくは1年生でデータ班作ってやってもらおって阿部くんと話してたんだ」
「タカヤが?ふーん、奴は面倒なことはやりたがらないタイプだからね。ちよちゃんも押し付けられないよーに気をつけてね」
「そうなの?いつもなにかと細かいなぁとは思ってたけど...」
「それは必要なことだけ。不要なことにはノータッチ。それが阿部隆也よ!」
「あははっ!蒼ちゃん面白い!」
「あとね、記憶力がいいのは野球のことだけ。ほかは誰ソイツ?ナニソレ?みたいな感じだからね!」
「あ、それはわかるかも。去年のクラスで絶対全員分の名前覚えてないだろうなって思ってたもん」
「でしょ?それがタカヤの本性よ!野球してるとこだけ切り取って見たらダメ!」
「じゃあ蒼ちゃんはなんで付き合ったの?」
「わからん。気づいたら目で追ってた。告白されて意識するようになったかな?」
「先に告白されてたんだ!」
「うん、オレのこと意識するのも時間の問題だとか言われてむかついたけど、まんまと罠にかかったかのように好きになってしまった」
「そんな流れが私たちの知らないところでいつのまにかあったんだ...」
「なんかわたしもタカヤも花井くんに相談してたんだよね。だから花井くんがキューピットみたいな感じだよ」
「花井くんが??あははっ、意外すぎて笑っちゃう」
「それが花井くんも結構面倒見が良くて感謝だよほんと...」
「ふふっ。蒼ちゃんはさ、見た目はキレイだから近寄り難いけど実際話すと恋する乙女なのがギャップ萌えだよね」
「ギャップ萌え?!それは褒められてるの??」
「褒めてるよ〜。カワイイなぁって女の私でも思っちゃう」
「ちよちゃんもカワイイよ。恋愛禁止になったのは多分ちよちゃんを守るためだと思った」
「そんな大袈裟な...」
「マジマジ。大マジ。わたしも遅かったらタカヤと付き合ってなかったんだろうな〜。好き同士なのに付き合えないってのも辛いものよね」
「確かに!ナイスタイミングだったんだね」
「そー、おっと、話に夢中で手が止まってしまってた」
「私メモとってるよ!最終的にまとめようかなと思ってた!」
「さすがマネジの鑑...いつもわたしの代わりにありがとう」
「気にしないで!私は投げることできないし、練習に参加できないし、練習試合にもでられないし、できることをやってるだけ!蒼ちゃんもできることをやってくれてる!それがチームのためになってると思うの!だから蒼ちゃんは蒼ちゃんにしかできないことをやってほしい!」
「心にグサっときたよぉ〜!とりあえず試合観戦に集中するよ。帝透大学直伝の方法!上手く活用できるといいな」
「そうだね!」
こうして後半はデータ収集に集中してマネジの仕事を終えた。
やることはいっぱいだ。