chuchu 短編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「さぁ!今日は練習試合だよ!気合い入れて行くよ」
練習試合の日がやってきた。
「今日は1.2.3を蒼ちゃん、4.5.6堀井くん、そして7.8.9を三橋くんに投げてもらいます!」
わー上位と当たる。嬉しい!真剣勝負だよ!頑張れわたし!
「はえーほんとに女監督だし序盤は女が投げるんすね」
「失礼な言い方するな。それよりマウンド見とけ」
クイッ
ビュッ
パシッ
「...速くないすか?!」
「だから練習試合に起用してるんだろうな。あれ130はでてるぞ」
「ミットもいい音鳴ってるしコントロールもよさそうすね」
「コントロールといえばエースは9分割で投げてるらしい」
「9分割?都市伝説?ファンタジー?」
「よく分からんが、西浦と戦った奴ら全員がコントロールがいいと言っていた。そのなかで9分割説がでた」
「マジだったらカケヒキ勝負じゃないスか」
「正直なんでウチみたいな甲子園も出たことがない高校と試合してくれるのかわからん。うちも弱くは無いが、もーちとばかし強いとこでも受け入れてくれそうなのに」
「...もしかしてなんスけど、サイドスロー対策じゃないすか?」
「サイドスロー対策?」
「オレらんとこの大野、サイドスローじゃないすか。西浦にはきっとサイドスローはいないとしたら、いい練習になるんじゃないすかね?」
「なるほどな。その可能性はあるな」
1回表、後攻を選んだ西浦。
「ちよちゃん、データ活用、やってみて!わたしも裏ではやるから!」
「うん、わかった!」
まずは1番。小柄で軽そうだな。
足が早いんだろう。
「初回セーフティ警戒!」
「「?!」」
くくっ、悩め悩め、ピッチャーがあんな警告普通しないでしょ。
ほら、監督もサインしなおしてるぞ。初回と違うサインだぞ?
パパパ
タカヤのサインは外角高めにシュート。
バントされてもよく転がる感じか。
ブンッ
空振りした!
バントはないとみた!
カントクのサインも同じ!
次は中外に渾身のストレート!
カキン
「タカヤ!頼んだ!」
「オーライ」
キャッチャーフライとか久しぶりに見たな。
「ナイキャ!」
ワンナウトとった!
2番はちょっとひょろっとしてるな...レンみたいな
長打は無さそう...
タカヤの指示
相手が左打ちだから中左にストレート。
ビュンッ
カキン...
窮屈で大した球打てないでしょ!
「ナイスショート!」
「ナイピ!」
ツーアウトだ!
次は...大きいなぁ。3番なのにホームランが打てる体格だ。てことは4番はもっとおおきいのかな。当たれるの楽しみだな。
タカヤの指示は中にシュート。
相手が右打ちだから打ちづらくなるのかな。
ま、余程のことがない限り首は振らないけどっ!
ビュンッ
パシィッ
「ストライク!」
「外野、外広く!」
タカヤがホームランを懸念している。あるいは、フライか。
指示はインハイに全力投球!
ビュンッ
パシィッ
「ストライク!」
もしかしてこの選手は身体がデカいだけか?
いやでも3番だし...おっとタカヤが指示を出した。
真ん中にパームボール。
正直これで打たれる気がしない。
渾身の力を込めて投げる!
ビュンッ
ブンッ
「トラーイク!アウ!」
3人分投げて、わたしの仕事は一旦終わった。
練習試合の日がやってきた。
「今日は1.2.3を蒼ちゃん、4.5.6堀井くん、そして7.8.9を三橋くんに投げてもらいます!」
わー上位と当たる。嬉しい!真剣勝負だよ!頑張れわたし!
「はえーほんとに女監督だし序盤は女が投げるんすね」
「失礼な言い方するな。それよりマウンド見とけ」
クイッ
ビュッ
パシッ
「...速くないすか?!」
「だから練習試合に起用してるんだろうな。あれ130はでてるぞ」
「ミットもいい音鳴ってるしコントロールもよさそうすね」
「コントロールといえばエースは9分割で投げてるらしい」
「9分割?都市伝説?ファンタジー?」
「よく分からんが、西浦と戦った奴ら全員がコントロールがいいと言っていた。そのなかで9分割説がでた」
「マジだったらカケヒキ勝負じゃないスか」
「正直なんでウチみたいな甲子園も出たことがない高校と試合してくれるのかわからん。うちも弱くは無いが、もーちとばかし強いとこでも受け入れてくれそうなのに」
「...もしかしてなんスけど、サイドスロー対策じゃないすか?」
「サイドスロー対策?」
「オレらんとこの大野、サイドスローじゃないすか。西浦にはきっとサイドスローはいないとしたら、いい練習になるんじゃないすかね?」
「なるほどな。その可能性はあるな」
1回表、後攻を選んだ西浦。
「ちよちゃん、データ活用、やってみて!わたしも裏ではやるから!」
「うん、わかった!」
まずは1番。小柄で軽そうだな。
足が早いんだろう。
「初回セーフティ警戒!」
「「?!」」
くくっ、悩め悩め、ピッチャーがあんな警告普通しないでしょ。
ほら、監督もサインしなおしてるぞ。初回と違うサインだぞ?
パパパ
タカヤのサインは外角高めにシュート。
バントされてもよく転がる感じか。
ブンッ
空振りした!
バントはないとみた!
カントクのサインも同じ!
次は中外に渾身のストレート!
カキン
「タカヤ!頼んだ!」
「オーライ」
キャッチャーフライとか久しぶりに見たな。
「ナイキャ!」
ワンナウトとった!
2番はちょっとひょろっとしてるな...レンみたいな
長打は無さそう...
タカヤの指示
相手が左打ちだから中左にストレート。
ビュンッ
カキン...
窮屈で大した球打てないでしょ!
「ナイスショート!」
「ナイピ!」
ツーアウトだ!
次は...大きいなぁ。3番なのにホームランが打てる体格だ。てことは4番はもっとおおきいのかな。当たれるの楽しみだな。
タカヤの指示は中にシュート。
相手が右打ちだから打ちづらくなるのかな。
ま、余程のことがない限り首は振らないけどっ!
ビュンッ
パシィッ
「ストライク!」
「外野、外広く!」
タカヤがホームランを懸念している。あるいは、フライか。
指示はインハイに全力投球!
ビュンッ
パシィッ
「ストライク!」
もしかしてこの選手は身体がデカいだけか?
いやでも3番だし...おっとタカヤが指示を出した。
真ん中にパームボール。
正直これで打たれる気がしない。
渾身の力を込めて投げる!
ビュンッ
ブンッ
「トラーイク!アウ!」
3人分投げて、わたしの仕事は一旦終わった。