chuchu 短編
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「一ノ瀬、今大丈夫か、職員室にきてくれ」
「あ!いきます。はい!」
珍しく志賀先生から呼び出された。
「失礼します」
ガラッ
「昼休みなのにごめんね。実は一ノ瀬に、4校からスカウトがきてるんだ」
「4校?!スカウト?!」
「流石に西浦にいることがバレつつあるね。で、もしスカウトさんたちに話す機会をくれるなら日程なんだけどこっちで決めていいかな?」
「はぁ...」
「基本的に火曜日と水曜日になると思ってて」
「わかりました。よろしくお願いします」
「てことで、早速明日1校くるからよろしくね」
「はい!」
失礼します!と言って教室に戻った。
「志賀ぽと何話したんだ?」
タカヤとコースケが不思議そうにこちらを向いた。
「スカウトがくるんだって。4校」
「スカウトだぁ?!」
「しかも4校も?!」
「うん、明日早速1校くるって」
「どこの大学だ?!」
「確か東京の帝透大学だって」
「帝透?!私立の名門じゃねぇか。女子野球あったのか」
「男子野球強い?」
「強いも何も何度も公式戦優勝してるぞ」
「じゃあタカヤと行く大学の候補に入れられるね」
「おう、そうだな。明日来るのか。俺が楽しみになってきたな。明日に向けて調子整えとけよ」
「うん。今日はあまり投げないでおく。マネジの方に力入れるよ」
「あそこ偏差値いくつだったか?受験するとしたら俺の成績が心配だ」
「私立だからそんなにだと思うよ。勉強は私が教えるから安心して」
「まてまてまて、お前ら2人、同じ大学に行こうとしてるのか?」
コースケが間に入ってびっくりした顔をしている。
「「そーだけど?」」
「ハモってんじゃねーよ…同じ大学行って野球するってか?ちょっと軽率すぎねぇ?自分の将来かかってんだぞ?」
「わたしは大学卒業したらモデルに専念するって決めてるから大学までは好きにしていたいのよ」
「俺はまだ大卒のことなんて考えてねーけど野球はやめねぇよ」
「それにしたってなぁ...」
「一応条件を決めてるのよ。男女共に強い大学」
「お前らの野球に対する執念はすげぇなぁ」
「ま、まずは甲子園だけどな」
「そうそう。甲子園よ!でもあのユウでさえ、受験に向けて来年は文系にするかもって言ってたなぁ」
「「あのユーイチローが?!」」
「あの子、野球のことに関わると意外としっかり者なのよねぇ...」
「やべ、なんか俺も焦ってきたわ」
「コースケは大学いって野球しないの?」
「俺はまだなんも考えてねーな、親とも話さないといけないし」
「確かにまずは親って言う壁があるわね。ガンバレ!」
「はぁ〜お前は大卒のことまで決めててすげぇな〜。尊敬するわ」
「わたしはもう運命みたいなもんなのよ。コースケも2年の終わりになったらしっかり考えな!」
「はぁ〜考えたくねぇ〜」
「そういえば早速明日帝透がスカウトに来るって」
「話進むのがはえぇなぁ」
「志賀先生が日程決めてくれてる」
「そーか、スカウトとなると学校同士の話になるから志賀ぽが対応してんのか」
「そうなのよコースケ…大変な思いをさせてしまっている」
「そういうのが部長の仕事だろ」
「タカヤは厳しいなぁ」
「レンは一言もしゃべんないけど大丈夫?」
「オ、オレもまだ先のこと、考えてない…から、なにも言えない…でも、みんなと野球できなくなる日は絶対くるんだって...うっうう」
「あらら、泣いちゃった」
「そんなにオレらと離れるの嫌なら、社会人野球作ればいいだろ」
「しゃ…社会人野球?」
「おー、ま、草野球だよ。ガチならクラブチーム作るけどな」
「そしたらまた、みんなとやれる?」
「どんだけ人数集まるかわかんねぇけどな、何年も先の話だ」
「もし、もしそれが叶ったら、オレ、オレもチームに入る!」
「おー、歳食ってもマウンド譲らない精神が勃発するだろうな」
「あはは、でもいいね、そしたらわたしマスコットキャラつくって着ぐるみになるよ。日に当たらないし、バレないし」
「なんか面白くなってきたな!レン!タカヤも!」
「う、うん!」
「そーだな」
キーンコーンカーンコーン
「お昼終わっちゃった。みんな授業中寝ないようにね」
「言っとくけどな、蒼、お前授業中ぐーすか寝てる時あるんだぞ」
「自負しております!」
「人の心配より自分の管理しっかりしろ」
「眠気に勝てる人間がこの世にどれだけいるか...」
「そんな世界規模の話はしてねぇ」
「はーーーーーい、授業始めるぞーーーー」
そんなこんなで授業も終わり、月曜日なのでミーティングのみで部活も終わった。
明日はスカウトの人がくるのかぁ...
グローブ磨いて早めに寝よっ
そうして明日を迎えた。
「あ!いきます。はい!」
珍しく志賀先生から呼び出された。
「失礼します」
ガラッ
「昼休みなのにごめんね。実は一ノ瀬に、4校からスカウトがきてるんだ」
「4校?!スカウト?!」
「流石に西浦にいることがバレつつあるね。で、もしスカウトさんたちに話す機会をくれるなら日程なんだけどこっちで決めていいかな?」
「はぁ...」
「基本的に火曜日と水曜日になると思ってて」
「わかりました。よろしくお願いします」
「てことで、早速明日1校くるからよろしくね」
「はい!」
失礼します!と言って教室に戻った。
「志賀ぽと何話したんだ?」
タカヤとコースケが不思議そうにこちらを向いた。
「スカウトがくるんだって。4校」
「スカウトだぁ?!」
「しかも4校も?!」
「うん、明日早速1校くるって」
「どこの大学だ?!」
「確か東京の帝透大学だって」
「帝透?!私立の名門じゃねぇか。女子野球あったのか」
「男子野球強い?」
「強いも何も何度も公式戦優勝してるぞ」
「じゃあタカヤと行く大学の候補に入れられるね」
「おう、そうだな。明日来るのか。俺が楽しみになってきたな。明日に向けて調子整えとけよ」
「うん。今日はあまり投げないでおく。マネジの方に力入れるよ」
「あそこ偏差値いくつだったか?受験するとしたら俺の成績が心配だ」
「私立だからそんなにだと思うよ。勉強は私が教えるから安心して」
「まてまてまて、お前ら2人、同じ大学に行こうとしてるのか?」
コースケが間に入ってびっくりした顔をしている。
「「そーだけど?」」
「ハモってんじゃねーよ…同じ大学行って野球するってか?ちょっと軽率すぎねぇ?自分の将来かかってんだぞ?」
「わたしは大学卒業したらモデルに専念するって決めてるから大学までは好きにしていたいのよ」
「俺はまだ大卒のことなんて考えてねーけど野球はやめねぇよ」
「それにしたってなぁ...」
「一応条件を決めてるのよ。男女共に強い大学」
「お前らの野球に対する執念はすげぇなぁ」
「ま、まずは甲子園だけどな」
「そうそう。甲子園よ!でもあのユウでさえ、受験に向けて来年は文系にするかもって言ってたなぁ」
「「あのユーイチローが?!」」
「あの子、野球のことに関わると意外としっかり者なのよねぇ...」
「やべ、なんか俺も焦ってきたわ」
「コースケは大学いって野球しないの?」
「俺はまだなんも考えてねーな、親とも話さないといけないし」
「確かにまずは親って言う壁があるわね。ガンバレ!」
「はぁ〜お前は大卒のことまで決めててすげぇな〜。尊敬するわ」
「わたしはもう運命みたいなもんなのよ。コースケも2年の終わりになったらしっかり考えな!」
「はぁ〜考えたくねぇ〜」
「そういえば早速明日帝透がスカウトに来るって」
「話進むのがはえぇなぁ」
「志賀先生が日程決めてくれてる」
「そーか、スカウトとなると学校同士の話になるから志賀ぽが対応してんのか」
「そうなのよコースケ…大変な思いをさせてしまっている」
「そういうのが部長の仕事だろ」
「タカヤは厳しいなぁ」
「レンは一言もしゃべんないけど大丈夫?」
「オ、オレもまだ先のこと、考えてない…から、なにも言えない…でも、みんなと野球できなくなる日は絶対くるんだって...うっうう」
「あらら、泣いちゃった」
「そんなにオレらと離れるの嫌なら、社会人野球作ればいいだろ」
「しゃ…社会人野球?」
「おー、ま、草野球だよ。ガチならクラブチーム作るけどな」
「そしたらまた、みんなとやれる?」
「どんだけ人数集まるかわかんねぇけどな、何年も先の話だ」
「もし、もしそれが叶ったら、オレ、オレもチームに入る!」
「おー、歳食ってもマウンド譲らない精神が勃発するだろうな」
「あはは、でもいいね、そしたらわたしマスコットキャラつくって着ぐるみになるよ。日に当たらないし、バレないし」
「なんか面白くなってきたな!レン!タカヤも!」
「う、うん!」
「そーだな」
キーンコーンカーンコーン
「お昼終わっちゃった。みんな授業中寝ないようにね」
「言っとくけどな、蒼、お前授業中ぐーすか寝てる時あるんだぞ」
「自負しております!」
「人の心配より自分の管理しっかりしろ」
「眠気に勝てる人間がこの世にどれだけいるか...」
「そんな世界規模の話はしてねぇ」
「はーーーーーい、授業始めるぞーーーー」
そんなこんなで授業も終わり、月曜日なのでミーティングのみで部活も終わった。
明日はスカウトの人がくるのかぁ...
グローブ磨いて早めに寝よっ
そうして明日を迎えた。