chuchu 短編
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一巡して1番からに戻ってきた。
3回、これで最後の登板かぁ。
タカヤの指示は外角にシンカー、
持ち手を変えて思いっきり投げる。
ビュンッ
あ、やば
指滑った
カキーン!
しまった、内野抜けた
「タイム!」
タカヤが走ってやってくる。
「どうかしたか?」
「ごめん、指が滑っただけ」
「調子崩してねーならいいよ、次頼むぞ」
「うん、ありがとう」
気を取り直して2番
左手でストレートをインハイに全力投球!
ビュンッ
ブンッ
よし、空ぶった
チェンジアップを真ん中低めに...
ブンッ
いいねいいね、どんどん振っちゃって
最後はパームボール
「?!」
ブンッ
「ストライク!」
「蒼ナイピ!」
「ナイピー!」
「調子いいねー!」
「みんなありがとー」
「ワンナウトー!守備位置前進!セーフティ警戒!」
なるほど、飛ばせないならセーフティで来る可能性が充分ある。
タカヤの指示は...
外角高めにストレート
ビュンッ
カキーン
「!」
バッ
バシッ
ややマウンド寄りだったので思わず全体で飛び出してキャッチし、一回転してすぐにボールをショートへ投げた。
「アウッ!アウトー!」
「おお!蒼かっけー!ナイキャ!」
「ありがとうユウ!」
「ナイキャ!すごいかっこよかった!」
「ありがとうショージ!」
が、険しい顔をして寄ってくる人がひとり。
「危ねぇプレーはすんなよ。怪我したらどうすんだ」
「タカヤは私を甘く見すぎ」
「お前は自分を甘く見すぎなんだよ、ヨユーぶってるとけがすっぞ」
「はいはい、お母さんのポジションはここじゃないでしょ。行って行って」
「次危ねープレーしたらもう、登板させねぇからな」
釘を刺してタカヤはマウンドに戻って行った。
次は3番。これで最後の登板かぁ。
外角真ん中にパームボール。
ビュンッ
「?!」
もっかいパームボール。
ビュンッ
ブンッ
「最後かぁ...あ」
ビュッ
「?!」
「クイック?!」
バシィッ
「ストライク!スリーアウトチェンジ!」
「蒼ナイピ!最後のなんだったの?!」
「あれクイックだよな?!練習してたっけ?」
「初めて投げたらできたー」
「蒼!!」
「タカヤ、あれはタカヤが取れると思ってなげたんだよ」
「にしても事前に言うとかあるだろ!」
「まぁ思いつきだったから...」
「思いつきでエゴな野球すんな!」
「ごめんなさい...」
「蒼ちゃん、防具つけて準備して」
あ、そうだった。キャッチャーやらしてもらうんだった。
「レン、練習しよ!」
「う、うん!」
3回、これで最後の登板かぁ。
タカヤの指示は外角にシンカー、
持ち手を変えて思いっきり投げる。
ビュンッ
あ、やば
指滑った
カキーン!
しまった、内野抜けた
「タイム!」
タカヤが走ってやってくる。
「どうかしたか?」
「ごめん、指が滑っただけ」
「調子崩してねーならいいよ、次頼むぞ」
「うん、ありがとう」
気を取り直して2番
左手でストレートをインハイに全力投球!
ビュンッ
ブンッ
よし、空ぶった
チェンジアップを真ん中低めに...
ブンッ
いいねいいね、どんどん振っちゃって
最後はパームボール
「?!」
ブンッ
「ストライク!」
「蒼ナイピ!」
「ナイピー!」
「調子いいねー!」
「みんなありがとー」
「ワンナウトー!守備位置前進!セーフティ警戒!」
なるほど、飛ばせないならセーフティで来る可能性が充分ある。
タカヤの指示は...
外角高めにストレート
ビュンッ
カキーン
「!」
バッ
バシッ
ややマウンド寄りだったので思わず全体で飛び出してキャッチし、一回転してすぐにボールをショートへ投げた。
「アウッ!アウトー!」
「おお!蒼かっけー!ナイキャ!」
「ありがとうユウ!」
「ナイキャ!すごいかっこよかった!」
「ありがとうショージ!」
が、険しい顔をして寄ってくる人がひとり。
「危ねぇプレーはすんなよ。怪我したらどうすんだ」
「タカヤは私を甘く見すぎ」
「お前は自分を甘く見すぎなんだよ、ヨユーぶってるとけがすっぞ」
「はいはい、お母さんのポジションはここじゃないでしょ。行って行って」
「次危ねープレーしたらもう、登板させねぇからな」
釘を刺してタカヤはマウンドに戻って行った。
次は3番。これで最後の登板かぁ。
外角真ん中にパームボール。
ビュンッ
「?!」
もっかいパームボール。
ビュンッ
ブンッ
「最後かぁ...あ」
ビュッ
「?!」
「クイック?!」
バシィッ
「ストライク!スリーアウトチェンジ!」
「蒼ナイピ!最後のなんだったの?!」
「あれクイックだよな?!練習してたっけ?」
「初めて投げたらできたー」
「蒼!!」
「タカヤ、あれはタカヤが取れると思ってなげたんだよ」
「にしても事前に言うとかあるだろ!」
「まぁ思いつきだったから...」
「思いつきでエゴな野球すんな!」
「ごめんなさい...」
「蒼ちゃん、防具つけて準備して」
あ、そうだった。キャッチャーやらしてもらうんだった。
「レン、練習しよ!」
「う、うん!」