chuchu 短編
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2回表、わたしの出番がやってきた。
「タカヤ、5番は打てないよ」
「なんでそう思った?」
「4番のが頭に残ってるから」
「なるほどな。ま、気は抜くなよ!」
頼んだぞ!と言ってホームに戻るタカヤ。
わたしはいつでも真面目だっての!
5番、初球は右手に持ち替えてシンカー。
相手ベンチがざわついている。
そりゃそーだ、見せたことない持ち手替え、球種、はじめてだらけ。
バッターは手も出ない。
次にフォークを真ん中低めに外す感じで。
ブンッ
「スイング!」
ラッキー!バット振ってくれた。
そのままチェンジアップをもう一振してくれれば
ブンッ
OK!
「ワンナウトー!!」
6番も慎重に...
左手に持ち替えてスクリュー!
「「?!?!?!」」
クスクス、相手ベンチは今頃わたしの球種の多さに驚いてるだろうなぁ。
笑っていたらタカヤからタイムを取られた。
「何笑ってんだよ」
「相手ベンチがそろそろ絶望しそうだなって」
「顔に出すなよ、バレバレだぞ」
「わかったよ!戻っていいよ!」
試合再開。
パームボール!
ヒュンッ
ブンッ
(なんだ今の球...?!)
パームボール2球目っ
パァンッ
「ストライク!」
ストレートで一球遊んで
カットボール!
「ストライク!ツーアウト!」
相手ベンチ
「知らない球種がありました!」
「最後のはカットボールだと思います。
ただ、最初2球は今まで見たことない球筋でした。
すみません、俺にはなんのボールかわかりませんでした」
「両利きで球種も多くまるで打者を弄ぶかのような器用っぷりだな」
「そんな感じです。これはおれの勘ですけど、他にも球種持ってる感じでした」
「まだ2回だってのに、なんでこんな...
一体彼女をどうしたいんだろうな。まぁ公式試合で当たることがありえないのが救いだな。あんなのギフテッドってやつだ。凡人にはかなわない」
「3回で降りるんですね...ホッとしました」
「ここで落ち着く場合じゃねーぞ。向こうもエースが控えてるんだ。夏体五回戦まで1人で投げた投手だぞ。気い抜くなよ!」
「「「はい!!!」」」
8番、初球中高めにストレート!
ヒュンッ
カキーン
「ファールボール!」
相手打者は緊張してるとみた!
真ん中外に行くようにスクリュー!
空振り!
「ツーストライク!」
9番は投手か...
タカヤの指示は真ん中左。打者側へのボールだ。
ビビらすにはちょうどいいわねっ。
ストレート!
パァンッ
(くっ...この人は女子とは思えないこの速度もあるんだった!)
最後はパームボールで楽に終わらそう。
ヒュンッ
パシィッ
(?!見たことないやつってこれか...?!)
「ストライク3アウト!チェンジ!」
「蒼ちゃん、流石ね!身震いがとまらなかったわ!」
「ありがとうございます!カントク!お願いがあるんですけど!」
そう言って蒼とカントクは何かのやりとりをしていた。
「阿部くん!」
「タカヤ!」
「1回だけ蒼ちゃんに「わたしに」取らせて!」
「はぁ...さっき言ってたのマジだったのかよ。サインとかどーすんだよ。時間ねーぞ」
「タカヤとレンのサインずっと見てきたからわたしわかるよ」
(((え?わかるの?なんで?)))
「いつの間に味方のサイン盗んでんだよ。絶対ケガだけはするなよ」
4回からは取る側になった!1回だけ!
「タカヤ、5番は打てないよ」
「なんでそう思った?」
「4番のが頭に残ってるから」
「なるほどな。ま、気は抜くなよ!」
頼んだぞ!と言ってホームに戻るタカヤ。
わたしはいつでも真面目だっての!
5番、初球は右手に持ち替えてシンカー。
相手ベンチがざわついている。
そりゃそーだ、見せたことない持ち手替え、球種、はじめてだらけ。
バッターは手も出ない。
次にフォークを真ん中低めに外す感じで。
ブンッ
「スイング!」
ラッキー!バット振ってくれた。
そのままチェンジアップをもう一振してくれれば
ブンッ
OK!
「ワンナウトー!!」
6番も慎重に...
左手に持ち替えてスクリュー!
「「?!?!?!」」
クスクス、相手ベンチは今頃わたしの球種の多さに驚いてるだろうなぁ。
笑っていたらタカヤからタイムを取られた。
「何笑ってんだよ」
「相手ベンチがそろそろ絶望しそうだなって」
「顔に出すなよ、バレバレだぞ」
「わかったよ!戻っていいよ!」
試合再開。
パームボール!
ヒュンッ
ブンッ
(なんだ今の球...?!)
パームボール2球目っ
パァンッ
「ストライク!」
ストレートで一球遊んで
カットボール!
「ストライク!ツーアウト!」
相手ベンチ
「知らない球種がありました!」
「最後のはカットボールだと思います。
ただ、最初2球は今まで見たことない球筋でした。
すみません、俺にはなんのボールかわかりませんでした」
「両利きで球種も多くまるで打者を弄ぶかのような器用っぷりだな」
「そんな感じです。これはおれの勘ですけど、他にも球種持ってる感じでした」
「まだ2回だってのに、なんでこんな...
一体彼女をどうしたいんだろうな。まぁ公式試合で当たることがありえないのが救いだな。あんなのギフテッドってやつだ。凡人にはかなわない」
「3回で降りるんですね...ホッとしました」
「ここで落ち着く場合じゃねーぞ。向こうもエースが控えてるんだ。夏体五回戦まで1人で投げた投手だぞ。気い抜くなよ!」
「「「はい!!!」」」
8番、初球中高めにストレート!
ヒュンッ
カキーン
「ファールボール!」
相手打者は緊張してるとみた!
真ん中外に行くようにスクリュー!
空振り!
「ツーストライク!」
9番は投手か...
タカヤの指示は真ん中左。打者側へのボールだ。
ビビらすにはちょうどいいわねっ。
ストレート!
パァンッ
(くっ...この人は女子とは思えないこの速度もあるんだった!)
最後はパームボールで楽に終わらそう。
ヒュンッ
パシィッ
(?!見たことないやつってこれか...?!)
「ストライク3アウト!チェンジ!」
「蒼ちゃん、流石ね!身震いがとまらなかったわ!」
「ありがとうございます!カントク!お願いがあるんですけど!」
そう言って蒼とカントクは何かのやりとりをしていた。
「阿部くん!」
「タカヤ!」
「1回だけ蒼ちゃんに「わたしに」取らせて!」
「はぁ...さっき言ってたのマジだったのかよ。サインとかどーすんだよ。時間ねーぞ」
「タカヤとレンのサインずっと見てきたからわたしわかるよ」
(((え?わかるの?なんで?)))
「いつの間に味方のサイン盗んでんだよ。絶対ケガだけはするなよ」
4回からは取る側になった!1回だけ!