chuchu 短編
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...と言った感じで、休日過ごしました。
「だからか...蒼ちゃん」
カントクがぴっと指を向ける。
「あれ...藤森の上野さん?!」
それに志学館の藤谷さんや知らない人ももう1人!
「カントク!ちょっと抜けてもいいですか?」
「いってらっしゃい!貴重なスカウトなんだからね!」
「蒼がスカウトー!!?」
ユーイチローが大声で叫ぶので、部員全員に聞かれて決まった。
「え?マネージャーなのになんでバレたの?」
ショージが不思議そうにしている。
「大学偵察したときにあいつのボール見たんだよ」
「大学偵察?!タカヤと蒼が?!いつのまにだよ!俺も大学偵察いきてぇなー」
ユーイチロー超羨ましそうな眼差しをタカヤに向ける。
「お前ならどこの大学も大体推薦貰えるだろ」
「でもいちおー勉強はしとかないとって親がうるさいんだよ」
「勉強はしろよ。結局やりたいとこでやるには学力も必要だろ」
「ところでなんで2人で行ったの?」と、フミキ。
「おれら同じ大学行くつもりなんだよ。男子も女子も強い大学狙ってる」
「はえ〜もう大学のこと考えてるの。」
「まずは甲子園だろー!」
「わかってるよ。だから大学で見てきたものとか、俺らも共有しようぜって話なんだよ」
「タカヤ!」
「なんだー?」
「と、カントク!」
「あ、挨拶しなきゃだわね」
カントクがスカウトの人達に挨拶をする。
「蒼ちゃん、またボールを見てみたいらしいから、マウンド立って」
阿部くんは防具つけて準備して」
「うす!」
「では、いきます!」
「一球!」
スパァンッ
「二球!」
パァンッ
「次スクリュー!」
シュッ
クイッ
パシィ
「次チェンジアップ!」
ヒュッ
クンッ
パシッ
「ツーシーム!」
ヒュッ
クイッ
パァンッ
「パームボール!」
シュッ
パァンッ
「次、右手なげ行きます!!」
「え、両手投げなんて聞いたことないぞ?!だいたいグローブ替えたら球種もバレるだろう」
「はい、だから右左両方投げられる球種もあります」
「おいおいどういうことだよ...両手なんて...」
「じゃ、投げます
フォーク!」
シュッ
カクンッ
パシッ
「最後にシンカーです。ストレートとチェンジアップも投げられます。」
ヒュッ
クイッ
パシィッ
「こんな感じですね。一ノ瀬どうでした?というかみなさん一緒に来られたんですか?」
「志学館の藤谷さんの横にいるのがうちの監督の町下」
「なるほど、たまたまと。今日は来てくださってありがとうございます!」
「あざっす!」
「いやーやっぱり頭ひとつ抜けてるよ。君は絶対野球をするべきだ。社会人になっても。神様がそう告げてる」
「そう...ですか...」
ハハッと気まずそうにわらう蒼。
「今は甲子園で頭がいっぱいなので大学野球はおいおいですね!」
「そうだな、大学生はまず甲子園を超えてからだよな」
「今日は来てくださってありがとうございました!」
「いつでも待ってるぞ」
「待ってください藤森さん、一ノ瀬さん、志学館で待ってるからね」
「ははっ!まぁほかの大学も見に行きたいので時の運ということで!」
「そんなぁ...」
「じゃあまたいつか会えるのを楽しみにしてるよ」
「藤森さん!藤谷さん!町下さん!ありがとうございました!」
「ありがとうございました!」
カントクも深々と頭を下げてくれた。
「すみませんカントク、練習中に」
「ぜんぜん!私が言わなくてもみんなそれぞれ出来ることはあるしね!」
カントクは部員を信頼してるんだなぁ...
「さ!練習にもどりましょ!蒼ちゃんはちよちゃんのお手伝いに行ってちょーだい!」
「はい!行ってきマース!」
ガラッ
「うお、白米のいい匂い...」
「あ、蒼ちゃん、ちょうど炊けたとこだよー。」
「にぎりますか〜!」
あつあつのお米をおにぎりにしていく作業は熱さに慣れるまでなかなか至難の業だったが今ではりっぱなおにぎり職人である。
「よし!ラスト!」
「かんせーい」
ぱちーん
2人で作り終えた時はハイタッチをしている。
達成感ありありだからだ。
「今日知らない人達見かけたけど、誰だったのかな?」
「あれね、スカウト」
「えっ田島くん?!」
「んーん、わたし」
「蒼ちゃん?!大学の女子野球部からお声がかかったの?!すごい!」
「実は休みの日大学の偵察行っててさー、それで見込んでくれたみたい」
「偵察行ってたんだね!すごい!蒼ちゃん大学では野球復活するって言ってたもんね!大学でプレーする蒼ちゃん見てみたいなぁ。」
「見に来てくれたら嬉しい!俄然やる気がでるよ。ま、まずは甲子園の応援だけどね!」
「そうだね!みんなの応援がんばろう!」
また時間がある時に大学探しをしよう!
タカヤと同じ大学に行けますように!
「だからか...蒼ちゃん」
カントクがぴっと指を向ける。
「あれ...藤森の上野さん?!」
それに志学館の藤谷さんや知らない人ももう1人!
「カントク!ちょっと抜けてもいいですか?」
「いってらっしゃい!貴重なスカウトなんだからね!」
「蒼がスカウトー!!?」
ユーイチローが大声で叫ぶので、部員全員に聞かれて決まった。
「え?マネージャーなのになんでバレたの?」
ショージが不思議そうにしている。
「大学偵察したときにあいつのボール見たんだよ」
「大学偵察?!タカヤと蒼が?!いつのまにだよ!俺も大学偵察いきてぇなー」
ユーイチロー超羨ましそうな眼差しをタカヤに向ける。
「お前ならどこの大学も大体推薦貰えるだろ」
「でもいちおー勉強はしとかないとって親がうるさいんだよ」
「勉強はしろよ。結局やりたいとこでやるには学力も必要だろ」
「ところでなんで2人で行ったの?」と、フミキ。
「おれら同じ大学行くつもりなんだよ。男子も女子も強い大学狙ってる」
「はえ〜もう大学のこと考えてるの。」
「まずは甲子園だろー!」
「わかってるよ。だから大学で見てきたものとか、俺らも共有しようぜって話なんだよ」
「タカヤ!」
「なんだー?」
「と、カントク!」
「あ、挨拶しなきゃだわね」
カントクがスカウトの人達に挨拶をする。
「蒼ちゃん、またボールを見てみたいらしいから、マウンド立って」
阿部くんは防具つけて準備して」
「うす!」
「では、いきます!」
「一球!」
スパァンッ
「二球!」
パァンッ
「次スクリュー!」
シュッ
クイッ
パシィ
「次チェンジアップ!」
ヒュッ
クンッ
パシッ
「ツーシーム!」
ヒュッ
クイッ
パァンッ
「パームボール!」
シュッ
パァンッ
「次、右手なげ行きます!!」
「え、両手投げなんて聞いたことないぞ?!だいたいグローブ替えたら球種もバレるだろう」
「はい、だから右左両方投げられる球種もあります」
「おいおいどういうことだよ...両手なんて...」
「じゃ、投げます
フォーク!」
シュッ
カクンッ
パシッ
「最後にシンカーです。ストレートとチェンジアップも投げられます。」
ヒュッ
クイッ
パシィッ
「こんな感じですね。一ノ瀬どうでした?というかみなさん一緒に来られたんですか?」
「志学館の藤谷さんの横にいるのがうちの監督の町下」
「なるほど、たまたまと。今日は来てくださってありがとうございます!」
「あざっす!」
「いやーやっぱり頭ひとつ抜けてるよ。君は絶対野球をするべきだ。社会人になっても。神様がそう告げてる」
「そう...ですか...」
ハハッと気まずそうにわらう蒼。
「今は甲子園で頭がいっぱいなので大学野球はおいおいですね!」
「そうだな、大学生はまず甲子園を超えてからだよな」
「今日は来てくださってありがとうございました!」
「いつでも待ってるぞ」
「待ってください藤森さん、一ノ瀬さん、志学館で待ってるからね」
「ははっ!まぁほかの大学も見に行きたいので時の運ということで!」
「そんなぁ...」
「じゃあまたいつか会えるのを楽しみにしてるよ」
「藤森さん!藤谷さん!町下さん!ありがとうございました!」
「ありがとうございました!」
カントクも深々と頭を下げてくれた。
「すみませんカントク、練習中に」
「ぜんぜん!私が言わなくてもみんなそれぞれ出来ることはあるしね!」
カントクは部員を信頼してるんだなぁ...
「さ!練習にもどりましょ!蒼ちゃんはちよちゃんのお手伝いに行ってちょーだい!」
「はい!行ってきマース!」
ガラッ
「うお、白米のいい匂い...」
「あ、蒼ちゃん、ちょうど炊けたとこだよー。」
「にぎりますか〜!」
あつあつのお米をおにぎりにしていく作業は熱さに慣れるまでなかなか至難の業だったが今ではりっぱなおにぎり職人である。
「よし!ラスト!」
「かんせーい」
ぱちーん
2人で作り終えた時はハイタッチをしている。
達成感ありありだからだ。
「今日知らない人達見かけたけど、誰だったのかな?」
「あれね、スカウト」
「えっ田島くん?!」
「んーん、わたし」
「蒼ちゃん?!大学の女子野球部からお声がかかったの?!すごい!」
「実は休みの日大学の偵察行っててさー、それで見込んでくれたみたい」
「偵察行ってたんだね!すごい!蒼ちゃん大学では野球復活するって言ってたもんね!大学でプレーする蒼ちゃん見てみたいなぁ。」
「見に来てくれたら嬉しい!俄然やる気がでるよ。ま、まずは甲子園の応援だけどね!」
「そうだね!みんなの応援がんばろう!」
また時間がある時に大学探しをしよう!
タカヤと同じ大学に行けますように!