chuchu 短編
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蒼が集まれと言った場所には行列ができていた。ひとまず全員揃ったから行列に混ざる。
「これ金とかいらねーの?」
コースケがそういえばという顔をして花井に聞く。
「なんか無料だっつってたぞ。今回はアマチュアがメインだからって」
「蒼はプロか?アマチュアか?」
「まだアマチュアだろ。学校行ってるし」
「でも雑誌の表紙かざってるぜ?」
「別にそこは重要じゃないんじゃない?」
ユウトが会話に入る。
「それもそーだな」
「座ろーぜー」
「席は抽選らしいな。しのおかはチビだから頑張って前の席とれよ」
コースケがちゃかす。
「チビじゃないから!標準だから!」
こうして全員決められた位置にすわった。
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ
EDMが流れ始める。
1人目が登場した。
絶対普段着では着られないヒラヒラ短冊のようなものを全身にまとった独特のデザインの格好だった。
2人目の登場。
カッパのような格好をしてどういう加工かオーロラのような色をしていた。
3.4.5と続いていく。
ついに10人目で蒼がでてきた。
圧巻だ。
キャットウォークというのだろうか、歩き方からいつもと全然違う。
服は色々な色のレースをランダムに重ねているのだろう。前から後ろにかけてレースは長くなっている。
まるでドレスを見ているかのような光景だった。
しかもこれが最後の登場者だった。蒼はトリか。
「みんな〜!待っててくれてありがとう〜!」
「蒼ちゃんすごい綺麗だったよ!妖精みたいだった!」
「あはは、ちよちゃんに褒められて嬉しい」
「蒼めっちゃ目立ってたぞー!」
「ありがとうユウ〜」
「き、きれいだったよ!」
「ショージもありがと!」
「きれいだったぞー」
「コースケありがと!」
「き、きれいだった!」
「カズトシもありがと!」
「さすが西浦の女神像だよ〜」
「フミキ、それは褒め言葉よね?」
「ほんとにお前にはおどろかされてばかりだよ」
「花井くんもありがと!」
「か、すご、きれいだった」
「あはは、レンありがとー」
「すごいカッコよかった!きれいだったのほうが合ってるかな?」
「どっちもうれしいよ、ありがとうシンタロー」
さて、感想のトリはやはりこの人しかいない。
「タカヤさーん、蒼のご活躍、いかがでしたかー?」
フミキがちゃかしにはいる。
「いかがもなにも、いつも通りの蒼だったよ。まあ、ほかのモデルと比べて圧巻だった」
「蒼〜タカヤがほめてるぞ〜!」
「タカヤがなんて?!」
「圧巻だったって!」
「ありがとうタカヤ〜」
「今からガストいくんじゃねぇのか」
「そうだった!行こー!」
ガストについてみんなで将来の話や勉強の話、他校の野球部の話などした。
帰ったらまた学校をさがしてみよう。
そしてみんなそれぞれ帰って行った。
タカヤはいつも通り送ってくれる。
「今日のお前も相変わらず目立ってたな」
「それがモデルの仕事だからね!」
「まあ、そうだな。あいつらがいたから言わなかったけど、すげー綺麗だったぞ」
蒼の顔が赤くなるのがわかる。
「蒼」
「ん...」
軽く唇を交わし、じゃあな、と言ってタカヤは帰って行った。
今日みんなを誘えてよかったな。
また誘ったら来てくれるかな。
タカヤがきてくれたら一番嬉しいな。
今日もいい日だったな。
「これ金とかいらねーの?」
コースケがそういえばという顔をして花井に聞く。
「なんか無料だっつってたぞ。今回はアマチュアがメインだからって」
「蒼はプロか?アマチュアか?」
「まだアマチュアだろ。学校行ってるし」
「でも雑誌の表紙かざってるぜ?」
「別にそこは重要じゃないんじゃない?」
ユウトが会話に入る。
「それもそーだな」
「座ろーぜー」
「席は抽選らしいな。しのおかはチビだから頑張って前の席とれよ」
コースケがちゃかす。
「チビじゃないから!標準だから!」
こうして全員決められた位置にすわった。
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ
EDMが流れ始める。
1人目が登場した。
絶対普段着では着られないヒラヒラ短冊のようなものを全身にまとった独特のデザインの格好だった。
2人目の登場。
カッパのような格好をしてどういう加工かオーロラのような色をしていた。
3.4.5と続いていく。
ついに10人目で蒼がでてきた。
圧巻だ。
キャットウォークというのだろうか、歩き方からいつもと全然違う。
服は色々な色のレースをランダムに重ねているのだろう。前から後ろにかけてレースは長くなっている。
まるでドレスを見ているかのような光景だった。
しかもこれが最後の登場者だった。蒼はトリか。
「みんな〜!待っててくれてありがとう〜!」
「蒼ちゃんすごい綺麗だったよ!妖精みたいだった!」
「あはは、ちよちゃんに褒められて嬉しい」
「蒼めっちゃ目立ってたぞー!」
「ありがとうユウ〜」
「き、きれいだったよ!」
「ショージもありがと!」
「きれいだったぞー」
「コースケありがと!」
「き、きれいだった!」
「カズトシもありがと!」
「さすが西浦の女神像だよ〜」
「フミキ、それは褒め言葉よね?」
「ほんとにお前にはおどろかされてばかりだよ」
「花井くんもありがと!」
「か、すご、きれいだった」
「あはは、レンありがとー」
「すごいカッコよかった!きれいだったのほうが合ってるかな?」
「どっちもうれしいよ、ありがとうシンタロー」
さて、感想のトリはやはりこの人しかいない。
「タカヤさーん、蒼のご活躍、いかがでしたかー?」
フミキがちゃかしにはいる。
「いかがもなにも、いつも通りの蒼だったよ。まあ、ほかのモデルと比べて圧巻だった」
「蒼〜タカヤがほめてるぞ〜!」
「タカヤがなんて?!」
「圧巻だったって!」
「ありがとうタカヤ〜」
「今からガストいくんじゃねぇのか」
「そうだった!行こー!」
ガストについてみんなで将来の話や勉強の話、他校の野球部の話などした。
帰ったらまた学校をさがしてみよう。
そしてみんなそれぞれ帰って行った。
タカヤはいつも通り送ってくれる。
「今日のお前も相変わらず目立ってたな」
「それがモデルの仕事だからね!」
「まあ、そうだな。あいつらがいたから言わなかったけど、すげー綺麗だったぞ」
蒼の顔が赤くなるのがわかる。
「蒼」
「ん...」
軽く唇を交わし、じゃあな、と言ってタカヤは帰って行った。
今日みんなを誘えてよかったな。
また誘ったら来てくれるかな。
タカヤがきてくれたら一番嬉しいな。
今日もいい日だったな。