chuchu 短編
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「タカヤごめん、なるだけ近場で強い大学探したんだけどひとつしか今のところ見つけられなくて...」
「どこの大学だ?」
「志学館」
「めちゃくちゃ強豪じゃねーか」
「ここは女子も強いんだよ!アポもとれたし、丁度明日グラウンドの整備で練習ないし行ってみよ!」
「明日って急だなぁ...愛知までどれくらいだ?」
「新幹線で2時間くらいだね、そんなに遠くない」
「つーことは、向こうに9:00につくとして7:00出発で6:00起き...ま、いつものことか」
「楽しみだね!」
〜翌日〜
「タカヤ!間に合ったね」
「二度寝するところだった...」
「あはは!じゃあ指定席取ってるから行こー」
「またお前に金の借りをつくってしまった...」
「気にしてないよー」
「オレが気になんだよ」
「じゃあ出世払いで!」
「おーそれで頼む」
「新幹線来た!乗るよ!」
新幹線の中では眠りかけていだオレは他校対他校のデータ分析をしていた蒼を見てはっと目が覚めた。
「何ひとりでやってんだよ。起こしてでもオレにもやらせろ」
「いーよ別に、たいしたことじゃ...すみません一緒にやろうと誘います」
「ほれ、今はどこの大学のデータだ」
「明冶大学」
「ここも強豪じゃねーか」
「でも女子がクラブチームなんだよね」
「ほーん」
「というわけで男女共に強い志学館にいたしました!」
新幹線を降りて、電車に乗って、志学館についた。
「おはようございますー」
「はよっす!!」
監督の平松さんだ。アポを快く受け入れてくれて感謝ッ!
「監督ーー!!その人一ノ瀬蒼ですよ」
「一ノ瀬蒼が目の前にいるー!!」
「まじもうめっちゃファンです!」
「どういうことだ?」
「監督、その子モデルやってる子なんですよ!!あと、監督就任前は公式試合はピッチャーとしてほとんど全勝してました!」
「ほー、まぁその見た目じゃモデルに抜擢されるわな。そうだなぁ...1回投げてみる?」
「えっいいんですか!」
蒼の目がキラッキラになる。
「じゃ、まずはストレートから、一球!」
シュッ
パァンッ
「?!?!おい、スピードガンもってこい、スピードガン」
「監督どうぞ!」
「も1回なげてくれ!」
シュッ
パァンッ
「133km...女子で...」
「ほかの球種もみますか?」
「ぜひ投げてくれ!」
シュート
チェンジアップ
シンカー
フォーク
スクリュー
パームボール
カットボール
一通り投げ終わった。
「一ノ瀬さん、ぜひうちにきてくれ!改めてご挨拶にいくから住所教えて!あと高校の住所も!」
「あ、はい...」
「あの、普段どんな練習してるんですか?」
「毎日同じだよ、キャッチボール、走り込み、バントしてホームから一塁への走塁、これは足の速い奴が得意だね、んでおやつ食べてトス、T、走り込みやるから軽くランニング、ストレッチ、そんなもんかなぁ」
「ホームから一塁走塁は面白いですね。うちでもとりいれるかカントクに相談しよ」
あの、オレら同じ大学で野球してることをめざしてるんです。最近の男子はどうですか?」
「見に行ったらわかるよ。というか是非見て欲しい。今年は豊作だったからね」
「じゃ、男子見に行きます!ありがとうございました!」
「一ノ瀬さん!ぜひうちにきてくれな!」
「検討します!ありがとうございましたー!」
「とんでもない天才がいたもんだな。野球やるために生まれた子だ。女子なのが残念だけど。」
〜男子グラウンド〜
「おはようございます」
「はよっす!」
「おはよう、埼玉から来たんだって?えらい遠くから来たなあ」
「男子も女子も強い、自分たちにそれぞれ合った大学を探していて、それが志学館だったので」
「君、ポジションは?」
「キャッチャーです」
「で、君はマネジか何か?ていうか、えらい白いな、目なんて碧いし」
「アルビノという病気です。色素がうすいんです。で、埼玉に引っ越す前は福岡で女子野球やってました。引っ越すことになるまでたくさん勝てたし、マネジやってみようかなって思ってやったんです。あ、でも大学では野球やろって思ってました」
「へぇ、ちょっと投げてみる?」
「はは、平松監督も同じこといわれました。タカヤ、お願い!」
「わかってんよ!かかってこい!」
ヒュウ
シュッ
パァンッ
「あ?なんだ?誰がスピードガンもってこい」
「二球!」
ひゅっ
パァンッ
「三球!」
パァンッ
「132km...まぐれじゃないんだな」
「男子はどんな練習してるんですか?」
タカヤが監督に尋ねてみる。
「うちは女子と同じだよ。もう向こうからメニュー聞いてるだろ?あれと同じ。でも今年は豊作でね、良いピッチャーが入ったからバッピのとき全力でなげさせてる。変化球もいれたりして。」
「毎日同じメニューですか?」
「そうだね。変にメニュー変えて肘やられても困るし、同じメニューを繰り返してるよ」
「なるほど...」
「あのマウンドで投げてるのが正投手ですか?」
「そうだよ」
「150くらい投げてますよね」
「そ、あいつが入ってからうちの勝率はだいぶ上がったよ。後は正捕手もキレがいい。地頭がいいんだろう」
「近くで見てもいいですか?というかバッピ参加してみていいですか?」
「お前...はぁ...すみません、こういうやつなんです」
「いいよいいよ、やってみてごらん」
「失礼します!」
いきなり女性(しかも全身白)が現れたので選手たちはプチ騒ぎ。
「監督に許可もらいました!お願いします!」
「じゃ、じゃあ投げるね」
ヒュンッ
カキーーーーン
見事なジャストミート。しかし
「今手抜きましたよね?本気できてください」
(女の子には投げづらい...けど手抜いたらバレるし...ここはおとなしく本気で投げよう)
シュッ
カキーーーーーン
おおおおと周りがざわつく。
「あの、オレは捕手やってみてもいいですか」
「いいよ、まずはストレートね」
ヒュンッ
パァンッ
「次変化球、フォークね」
ヒュンッ
クンッ
パシィ
(これは、やばい)
「最後にシンカー」
シュッ
クイ
パジイっ
(楽しすぎる)
「このへんでどうかな」
「ありがとうございました!150kmをうけたのは初めてだったので鳥肌たちました」
「わたしも打てて良かったです!ありがとうございました!」
「今日はありがとうございました!お互い公式戦勝ち上がれるよう頑張りましょう!」
「ますますうちに来て欲しいなぁ」
「あ、平松監督。今日はありがとうございました」
「こっちこそ。来て貰えたら嬉しいよ。またいつでも来ていいからな」
「はい!わっ気づいたら新幹線の時間ギリギリだ!
今日はありがとうございました!」
「おう、ためになれたら嬉しいよ、気をつけて帰りな」
〜新幹線〜
「来てよかったな」
「うん!わたしは志学館を第1候補に置いとく」
「オレも同感。まぁ他の大学もあるだろうしゆっくり探そうぜ」
「そうだね!」
こうして埼玉に戻り各自家に帰ったら泥のように眠った。
「どこの大学だ?」
「志学館」
「めちゃくちゃ強豪じゃねーか」
「ここは女子も強いんだよ!アポもとれたし、丁度明日グラウンドの整備で練習ないし行ってみよ!」
「明日って急だなぁ...愛知までどれくらいだ?」
「新幹線で2時間くらいだね、そんなに遠くない」
「つーことは、向こうに9:00につくとして7:00出発で6:00起き...ま、いつものことか」
「楽しみだね!」
〜翌日〜
「タカヤ!間に合ったね」
「二度寝するところだった...」
「あはは!じゃあ指定席取ってるから行こー」
「またお前に金の借りをつくってしまった...」
「気にしてないよー」
「オレが気になんだよ」
「じゃあ出世払いで!」
「おーそれで頼む」
「新幹線来た!乗るよ!」
新幹線の中では眠りかけていだオレは他校対他校のデータ分析をしていた蒼を見てはっと目が覚めた。
「何ひとりでやってんだよ。起こしてでもオレにもやらせろ」
「いーよ別に、たいしたことじゃ...すみません一緒にやろうと誘います」
「ほれ、今はどこの大学のデータだ」
「明冶大学」
「ここも強豪じゃねーか」
「でも女子がクラブチームなんだよね」
「ほーん」
「というわけで男女共に強い志学館にいたしました!」
新幹線を降りて、電車に乗って、志学館についた。
「おはようございますー」
「はよっす!!」
監督の平松さんだ。アポを快く受け入れてくれて感謝ッ!
「監督ーー!!その人一ノ瀬蒼ですよ」
「一ノ瀬蒼が目の前にいるー!!」
「まじもうめっちゃファンです!」
「どういうことだ?」
「監督、その子モデルやってる子なんですよ!!あと、監督就任前は公式試合はピッチャーとしてほとんど全勝してました!」
「ほー、まぁその見た目じゃモデルに抜擢されるわな。そうだなぁ...1回投げてみる?」
「えっいいんですか!」
蒼の目がキラッキラになる。
「じゃ、まずはストレートから、一球!」
シュッ
パァンッ
「?!?!おい、スピードガンもってこい、スピードガン」
「監督どうぞ!」
「も1回なげてくれ!」
シュッ
パァンッ
「133km...女子で...」
「ほかの球種もみますか?」
「ぜひ投げてくれ!」
シュート
チェンジアップ
シンカー
フォーク
スクリュー
パームボール
カットボール
一通り投げ終わった。
「一ノ瀬さん、ぜひうちにきてくれ!改めてご挨拶にいくから住所教えて!あと高校の住所も!」
「あ、はい...」
「あの、普段どんな練習してるんですか?」
「毎日同じだよ、キャッチボール、走り込み、バントしてホームから一塁への走塁、これは足の速い奴が得意だね、んでおやつ食べてトス、T、走り込みやるから軽くランニング、ストレッチ、そんなもんかなぁ」
「ホームから一塁走塁は面白いですね。うちでもとりいれるかカントクに相談しよ」
あの、オレら同じ大学で野球してることをめざしてるんです。最近の男子はどうですか?」
「見に行ったらわかるよ。というか是非見て欲しい。今年は豊作だったからね」
「じゃ、男子見に行きます!ありがとうございました!」
「一ノ瀬さん!ぜひうちにきてくれな!」
「検討します!ありがとうございましたー!」
「とんでもない天才がいたもんだな。野球やるために生まれた子だ。女子なのが残念だけど。」
〜男子グラウンド〜
「おはようございます」
「はよっす!」
「おはよう、埼玉から来たんだって?えらい遠くから来たなあ」
「男子も女子も強い、自分たちにそれぞれ合った大学を探していて、それが志学館だったので」
「君、ポジションは?」
「キャッチャーです」
「で、君はマネジか何か?ていうか、えらい白いな、目なんて碧いし」
「アルビノという病気です。色素がうすいんです。で、埼玉に引っ越す前は福岡で女子野球やってました。引っ越すことになるまでたくさん勝てたし、マネジやってみようかなって思ってやったんです。あ、でも大学では野球やろって思ってました」
「へぇ、ちょっと投げてみる?」
「はは、平松監督も同じこといわれました。タカヤ、お願い!」
「わかってんよ!かかってこい!」
ヒュウ
シュッ
パァンッ
「あ?なんだ?誰がスピードガンもってこい」
「二球!」
ひゅっ
パァンッ
「三球!」
パァンッ
「132km...まぐれじゃないんだな」
「男子はどんな練習してるんですか?」
タカヤが監督に尋ねてみる。
「うちは女子と同じだよ。もう向こうからメニュー聞いてるだろ?あれと同じ。でも今年は豊作でね、良いピッチャーが入ったからバッピのとき全力でなげさせてる。変化球もいれたりして。」
「毎日同じメニューですか?」
「そうだね。変にメニュー変えて肘やられても困るし、同じメニューを繰り返してるよ」
「なるほど...」
「あのマウンドで投げてるのが正投手ですか?」
「そうだよ」
「150くらい投げてますよね」
「そ、あいつが入ってからうちの勝率はだいぶ上がったよ。後は正捕手もキレがいい。地頭がいいんだろう」
「近くで見てもいいですか?というかバッピ参加してみていいですか?」
「お前...はぁ...すみません、こういうやつなんです」
「いいよいいよ、やってみてごらん」
「失礼します!」
いきなり女性(しかも全身白)が現れたので選手たちはプチ騒ぎ。
「監督に許可もらいました!お願いします!」
「じゃ、じゃあ投げるね」
ヒュンッ
カキーーーーン
見事なジャストミート。しかし
「今手抜きましたよね?本気できてください」
(女の子には投げづらい...けど手抜いたらバレるし...ここはおとなしく本気で投げよう)
シュッ
カキーーーーーン
おおおおと周りがざわつく。
「あの、オレは捕手やってみてもいいですか」
「いいよ、まずはストレートね」
ヒュンッ
パァンッ
「次変化球、フォークね」
ヒュンッ
クンッ
パシィ
(これは、やばい)
「最後にシンカー」
シュッ
クイ
パジイっ
(楽しすぎる)
「このへんでどうかな」
「ありがとうございました!150kmをうけたのは初めてだったので鳥肌たちました」
「わたしも打てて良かったです!ありがとうございました!」
「今日はありがとうございました!お互い公式戦勝ち上がれるよう頑張りましょう!」
「ますますうちに来て欲しいなぁ」
「あ、平松監督。今日はありがとうございました」
「こっちこそ。来て貰えたら嬉しいよ。またいつでも来ていいからな」
「はい!わっ気づいたら新幹線の時間ギリギリだ!
今日はありがとうございました!」
「おう、ためになれたら嬉しいよ、気をつけて帰りな」
〜新幹線〜
「来てよかったな」
「うん!わたしは志学館を第1候補に置いとく」
「オレも同感。まぁ他の大学もあるだろうしゆっくり探そうぜ」
「そうだね!」
こうして埼玉に戻り各自家に帰ったら泥のように眠った。