chuchu 短編
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「タカヤくん...タカヤくん...」
「オレがどうしたんだよ」
「なんか、呼んでみただけ。何か思い出せないかなって」
「なんで俺なんだよ」
「タカヤくんはわたしの恋人だったんでしょ?家族の次に近い存在と思ってさ」
(こいつ...無意識に言ってんのか?)
(昨日とか、一昨日とかのご飯は覚えてられるんだ。覚えられる。でも昔のことを思い出すことが出来ない。)
「つーか呼び捨てでいいよ」
「でもよ、昔のことってそんなに必要か?」
コースケが聞いてきた。
「新しい自分を作るいい機会になると思うぜ」
「新しいわたし...」
「現に球速もあがったし、蒼は勉強も覚えてたみたいだし、困ってることないんじゃねぇの?」
だからあんまり落ち込む必要ねえよ。
なるほど〜レンとタカヤがうなずく。
「た、タカヤ!」
「おう」
「レン!」
「びくっ」
「コースケ!」
「おう!」
「新しいわたしか...いいね、なんか病んでたけどとても頼もしくなってきた!新しいわたしを生み出す!お母さんにも伝える!」
「お前は頼もしいなあ」
コースケは笑いながら蒼の腕を掴んだ。
「なっ...」
タカヤが驚いた様子を見せた。
「新しいお前は今まで以上に目立つんだぜ。モデル、マネ、んでついてに女優」
「女優?!」
みなが驚いた。ついでに蒼も
コースケが蒼の腕を上げる
「蒼?!女優になんのか?!」
「コースケなんで知ってるの?!バレちゃったじゃん」
「ツテがあんだよ。まぁ最初は脇役らしい」
「蒼...女優って...」
段々暗くなっていくタカヤ。
「タカヤ落ち着いて、私が専念するのはモデルだけだから」
「そーいうわけじゃないけどよ...学校中が大変なことになるぞ」
「それはもうしょうがないって思うことにした。サインと盗撮はNGだけど、応援してくれてる人もいるし、無下にはできないよ。」
「オレは反対だ、これ以上目立つと支障が出る」
「タカヤはいやなの?」
涙目で言うもんだから、多少躊躇してしまった。
「わたしは上まで昇りつめたいの。だから女優の仕事も受けたの。わたしがわたしであるために」
「...男とのベッドシーンは断れよ」
「うん!うん!そこは約束する!契約してもらう!」
「それにしてもお前演技とかできんの?」
少し煽った瞬間、蒼は片目に涙を零して瞳を濡らしていた。
「?!なんかしたかオレ?」
「演技でしたー」
「!!このやろー」
「あはは」
「蒼はいつかとんでもない存在になるかもな」
コースケが要チェックだな、と呟いているなか、レンはキョトンとしていた。
「そーいやお前の記憶については親にどう説明するんだよ」
「今みんなで話し合ったことを話す!新しい私として生きるよって!」
「マジでポジティブだな。ここはかわんねぇな」
これで蒼の記憶は戻ることはなく、新しい蒼として生きていくことを宣言した。
タカヤはちょっと不満げだったけど。
「オレがどうしたんだよ」
「なんか、呼んでみただけ。何か思い出せないかなって」
「なんで俺なんだよ」
「タカヤくんはわたしの恋人だったんでしょ?家族の次に近い存在と思ってさ」
(こいつ...無意識に言ってんのか?)
(昨日とか、一昨日とかのご飯は覚えてられるんだ。覚えられる。でも昔のことを思い出すことが出来ない。)
「つーか呼び捨てでいいよ」
「でもよ、昔のことってそんなに必要か?」
コースケが聞いてきた。
「新しい自分を作るいい機会になると思うぜ」
「新しいわたし...」
「現に球速もあがったし、蒼は勉強も覚えてたみたいだし、困ってることないんじゃねぇの?」
だからあんまり落ち込む必要ねえよ。
なるほど〜レンとタカヤがうなずく。
「た、タカヤ!」
「おう」
「レン!」
「びくっ」
「コースケ!」
「おう!」
「新しいわたしか...いいね、なんか病んでたけどとても頼もしくなってきた!新しいわたしを生み出す!お母さんにも伝える!」
「お前は頼もしいなあ」
コースケは笑いながら蒼の腕を掴んだ。
「なっ...」
タカヤが驚いた様子を見せた。
「新しいお前は今まで以上に目立つんだぜ。モデル、マネ、んでついてに女優」
「女優?!」
みなが驚いた。ついでに蒼も
コースケが蒼の腕を上げる
「蒼?!女優になんのか?!」
「コースケなんで知ってるの?!バレちゃったじゃん」
「ツテがあんだよ。まぁ最初は脇役らしい」
「蒼...女優って...」
段々暗くなっていくタカヤ。
「タカヤ落ち着いて、私が専念するのはモデルだけだから」
「そーいうわけじゃないけどよ...学校中が大変なことになるぞ」
「それはもうしょうがないって思うことにした。サインと盗撮はNGだけど、応援してくれてる人もいるし、無下にはできないよ。」
「オレは反対だ、これ以上目立つと支障が出る」
「タカヤはいやなの?」
涙目で言うもんだから、多少躊躇してしまった。
「わたしは上まで昇りつめたいの。だから女優の仕事も受けたの。わたしがわたしであるために」
「...男とのベッドシーンは断れよ」
「うん!うん!そこは約束する!契約してもらう!」
「それにしてもお前演技とかできんの?」
少し煽った瞬間、蒼は片目に涙を零して瞳を濡らしていた。
「?!なんかしたかオレ?」
「演技でしたー」
「!!このやろー」
「あはは」
「蒼はいつかとんでもない存在になるかもな」
コースケが要チェックだな、と呟いているなか、レンはキョトンとしていた。
「そーいやお前の記憶については親にどう説明するんだよ」
「今みんなで話し合ったことを話す!新しい私として生きるよって!」
「マジでポジティブだな。ここはかわんねぇな」
これで蒼の記憶は戻ることはなく、新しい蒼として生きていくことを宣言した。
タカヤはちょっと不満げだったけど。