chuchu 短編
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「花井くん」
珍しく蒼がこっちのクラスにやってきた。
「見て、あれ」
指さす方向は窓の向こう、タカヤと知らない女とふたりきり。
「あれ絶対告白だよねぇええええ」
「かも...な」
阿部もモテんだなーと関心していたら、蒼がタカヤ!怒る!と言って現地まで行こうとしたので止めた。
「クラスまできてから問いただせばいいだろーが」
「確かに。ていうか女の子泣いてない?タカヤのことだから心もとないことでも言ったんだろうな」
「お前もちっとタカヤに寄り添えよ」
「あ!タカヤ!」
「お前に花井...てことは見てたのか」
「バッチリ見てましたよ!告白されてるところを!」
「...告白?」
「え、違うの?」
中庭に呼び出すなんて告白以外にあるのだろうか。
「まず連絡先聞かれー、なんでだよって聞いて、気になるからって言われて俺はお前のこと知らないんだけど?って言ったら走って逃げて言った」
「タカヤ...それ告白だよ」
「告白だな」
「蒼も花井も...?でも好きって言われなかったぞ」
「フツーの人は気づくものなの!言われなくてもそんなこと聞かれたら!」
「そーだそーだ!」
「2人してなんだよ...ちゃんと断ったしいいだろ」
「中庭に呼び出されたら告白って言ったのはどこのどいつだ!」
「花井...助けて」
「今回ばかりはお前が悪いだろ」
「はぁ...すまん」
「許してやらんこともない!」
「でもオレはお前が校門前で他校のやつに声掛けられてるのを知っているぞ」
「なにぃ?!」と、花井くん。
「な、何故それを知っているんですか...」
「見たやつがいるんだよ」
「リークなんて、卑怯な...!」
でも他校の人がくるなんて予想だにしないしわたしは悪くないモーン、と開き直る蒼。
「確かにこの場合は蒼は悪かないな」
花井くんが味方してくれる。
「ちっ...わーったよ、今回はオレの不注意だった」
「わかればよろしい!」
「なんでこいつはこんなに上機嫌なんだ?」
花井もさぁ?としか答えない。
「私の気持ちを知って欲しかったのよ!なんで中庭に?っていう疑問!告白だなんて思いもしないこと!でも最近は断ってるからほんと行かなくなったよ」
「でもLINEでは告白されまくってるんだろ」
蒼からギクリ、 という擬音がした。
「お前のことだから連絡先聞かれても断れなくて数多の男にLINE教えて告られてるんだろ」
「ひぃい、助けて花井くん!」
「いや、それは蒼が悪いだろ。連絡先交換するなよ」
「こ、断れない性格でして...」
「オレがなんとも思わないと思ってるのか?」
「タカヤでも傷つく...?」
「きずつくっつーか、凹むんだよ」
タカヤが凹む!?花井くんと目を合わせてびっくりする2人。
「そーなんだ。ごめんね。でも他校の人のときは、ちゃんと断るから、安心して」
「おー、頼むわ」
なんだかんだ意気投合してんだよな、と思う花井だった。
珍しく蒼がこっちのクラスにやってきた。
「見て、あれ」
指さす方向は窓の向こう、タカヤと知らない女とふたりきり。
「あれ絶対告白だよねぇええええ」
「かも...な」
阿部もモテんだなーと関心していたら、蒼がタカヤ!怒る!と言って現地まで行こうとしたので止めた。
「クラスまできてから問いただせばいいだろーが」
「確かに。ていうか女の子泣いてない?タカヤのことだから心もとないことでも言ったんだろうな」
「お前もちっとタカヤに寄り添えよ」
「あ!タカヤ!」
「お前に花井...てことは見てたのか」
「バッチリ見てましたよ!告白されてるところを!」
「...告白?」
「え、違うの?」
中庭に呼び出すなんて告白以外にあるのだろうか。
「まず連絡先聞かれー、なんでだよって聞いて、気になるからって言われて俺はお前のこと知らないんだけど?って言ったら走って逃げて言った」
「タカヤ...それ告白だよ」
「告白だな」
「蒼も花井も...?でも好きって言われなかったぞ」
「フツーの人は気づくものなの!言われなくてもそんなこと聞かれたら!」
「そーだそーだ!」
「2人してなんだよ...ちゃんと断ったしいいだろ」
「中庭に呼び出されたら告白って言ったのはどこのどいつだ!」
「花井...助けて」
「今回ばかりはお前が悪いだろ」
「はぁ...すまん」
「許してやらんこともない!」
「でもオレはお前が校門前で他校のやつに声掛けられてるのを知っているぞ」
「なにぃ?!」と、花井くん。
「な、何故それを知っているんですか...」
「見たやつがいるんだよ」
「リークなんて、卑怯な...!」
でも他校の人がくるなんて予想だにしないしわたしは悪くないモーン、と開き直る蒼。
「確かにこの場合は蒼は悪かないな」
花井くんが味方してくれる。
「ちっ...わーったよ、今回はオレの不注意だった」
「わかればよろしい!」
「なんでこいつはこんなに上機嫌なんだ?」
花井もさぁ?としか答えない。
「私の気持ちを知って欲しかったのよ!なんで中庭に?っていう疑問!告白だなんて思いもしないこと!でも最近は断ってるからほんと行かなくなったよ」
「でもLINEでは告白されまくってるんだろ」
蒼からギクリ、 という擬音がした。
「お前のことだから連絡先聞かれても断れなくて数多の男にLINE教えて告られてるんだろ」
「ひぃい、助けて花井くん!」
「いや、それは蒼が悪いだろ。連絡先交換するなよ」
「こ、断れない性格でして...」
「オレがなんとも思わないと思ってるのか?」
「タカヤでも傷つく...?」
「きずつくっつーか、凹むんだよ」
タカヤが凹む!?花井くんと目を合わせてびっくりする2人。
「そーなんだ。ごめんね。でも他校の人のときは、ちゃんと断るから、安心して」
「おー、頼むわ」
なんだかんだ意気投合してんだよな、と思う花井だった。